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農家主導型産学連携プロジェクトでフードロスを解決したい!

カテゴリー:新産業・地域創生 

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寄付金額 326,000

32.6%

目標金額:1,000,000

達成率
32.6%
支援人数
18
終了まで
受付終了

佐賀県 (さがけん)

寄付募集期間:2020年12月11日~2021年3月10日(90日間)

佐賀県×ROC IA SAGA合同会社

プロジェクトオーナー

佐賀大学で農学を学んだ後、ブドウ農家(野菜ソムリエ)を営んでいた井手さん。日々ブドウ栽培に懸命に取り組んでいる中で、巨峰の色づきが悪いだけで規格外となり、廃棄される現状を目の当たりにしました。

井手さんはこのフードロスという現実を、未来を担うであろう若者・学生に伝えたい、そして共に考え、共に策を練り、佐賀県内の企業と共に解決したいという決意のもとこの度起業されました。

これから井手さんは、ROC IA SAGA合同会社のCEOとして、佐賀から全国、そして世界のフードロスを解消する事業に取り組んでいかれます。
井手さんへのご支援をよろしくお願いいたします。

※頂きました個人情報は、佐賀県より寄附先の起業家へ提供し、お礼の品の発送へ活用させていただきます。
※本プロジェクトのお礼の品の送付は、佐賀県外の方が対象で、佐賀県内の方は対象外となります。

佐賀県

佐賀県は、北は玄界灘、南は有明海にはさまれ、中央には佐賀平野が広がります。

自然豊かで食材に恵まれ、本物のごちそうがあります。透き通るほど新鮮な「呼子のイカ」、美しいサシが魅力のブランド牛「佐賀牛」、日本三大美肌の湯「嬉野温泉」でつくるまろやかな温泉湯豆腐、潮の香とクリーミーな旨味が口いっぱいにひろがる「カキ」、日本一の生産を誇る「佐賀海苔」などがいただけます。また発祥400年の歴史を誇る世界のうつわ「有田焼」が、料理を引き立てます。

五感を刺激する”ごちそう”を味わいに佐賀へお越しください。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

  • プロジェクト実施のご報告

    2021年09月16日 14:43

    寄付をしてくださった皆さま、この度は誠にありがとうございました。
    拙い文章にもかかわらず、私たちの想いに共感いただき、ご支援いただいたことは生涯忘れることはありません。
    また、応援メッセージもしっかり受け取りました。
    現在、商品開発を通した農業教育を民間企業・農家の視点から進めるため日々行動しております。

    いただきました寄付金は、情報配信用の機材購入費に当てさせていただきました。
    商品開発はストーリーが重要であると言われます。
    学生さんが課題意識を持った瞬間や悩んだり、喜んだり、その一瞬一瞬を多くの方に届けることで、共感を生みだし、私たちの活動を広げていきたいと考えています。
    昨今、コロナ禍で人と会う機会が極端に減り、学生さんが主体的に学ぶ機会が減ったように思います。

    現在、私たちはフードロスの視点から商品開発を継続的に行うべく、オンライン上で活動できる場(私塾)を作っています。
    また産学連携事業として佐賀市内の高校と連携し、水耕栽培の実証研究も推進しています。
    厳しい時代になった今こそ、学生さんの主体的な思考・行動を後押しし、それを実社会につなげる橋渡しが私たちの役割であるとも考えています。

フードロスの解決を目指して

農業の可能性を開拓したい!

みなさん、はじめまして!ROC IA SAGA代表の井手一郎です。私はブドウ(巨峰)農家として農業に従事する中で数多くの課題に直面しました。その中で「農業界の課題は農業サイドから解決されるべきだ!」という信念のもと、2020年7月に起業しました。

起業のきっかけは、私が感じた「フードロス」の問題意識です。栽培する中で必ず出る規格外農産物をどのように活用するか。私の役割は農産加工品の開発を通して、オール佐賀としてこのフードロスの解決にあたることです。

「共創」を通して農産加工品を開発する

1人で作り1人で売る難しさ!

以前、専門家の方から「農産加工品を作ることは簡単だが、売れないよ。在庫を抱え赤字になるだけだ。止めておいた方が良い」と言われた経験があります。

実際、私はその後、安易な気持ちで、野菜ペーストの加工品を小ロット作り販売しました(2018年)。試食宣伝販売などを通じて販売するも、案の定、売れ残り、在庫を抱えることになりました。自分では精一杯頑張って作って売っていると信じていたのです。
私なりに売れなかった理由を考えると、商品の製作から販売の全てを1人でおこなっていたことに気づきました。

「なぜ、お客様はこの商品を買うのだろう?」。この「なぜ?」の問いかけが重要でした。多くのお客様は商品の開発ストーリーを聞いてから購入に結びついていたのです。
たくさんのストーリーが生まれる農業の現場を農業教育の一環として若者目線で伝えられないだろうか。そこに、共に創るという「共創」の重要性が生まれます。多くの方が参画すればするほど、商品にストーリーが生まれ、世界に1つだけの商品が生まれます。

巨峰ドレッシング「藤ざくら」の開発秘話

産学連携による商品開発

私は、2019年6月~2020年3月にかけて、規格外巨峰を使った巨峰ドレッシングの商品開発を実施しました。母校である佐賀大学様との連携に加え、SGH指定校であり、フードロスをテーマに持続可能な農業について取り組んでいる佐賀県立佐賀農業高校様に出向き、私の想いをお伝えし、商品開発にご協力いただきました。また、佐賀県でおいしい醤油を作っていらっしゃる丸秀醤油株式会社様に製造委託しました。

佐賀大学教育学部の食物学研究室様との共同研究を実施し、科学的なデータの裏付けを依頼。佐賀農業高校様には、4名の農校生に授業時間を使った商品開発を実施しました。学生の創造性を開発に活かしたいとの想いからドレッシングの試作、試食、ロゴ文字の製作を実施。その後、佐賀大学訪問(分析機器の見学、味覚審査)、ドレッシング製造工場の工場見学を実施しました。

このように、農家の立場から大学、高校にアプローチし、互いの得意分野(Win-Winになる部分)をあわせることで商品開発を行いました。

佐賀県は百年桜という有名な桜があります。私の地元の“大藤”の”藤”と”百年桜”の“ざくら”をとり「藤ざくら」と命名しました。

この「藤ざくら」というパッケージの文字は農業高校の学生4名に1文字づつ書いてもらったものです。“ざ”の点々が♡になっているのも学生のアイデアです。規格外の巨峰を使用しているため色味はピンク色を帯びています。安心安全にもこだわり、食品添加物無添加としました。

共同研究の成果として、味覚センサーを利用した「美味しさ」の数値化を行い、「塩分控えめ」「さわやかな食味」「あっさりとした味わい」といった特徴付けがなされました。
またこの一連の活動を、多くの報道機関に取り上げていただきました。

商品開発を通じて学ぶ農業教育の必要性

農業とは最良の教育である

農業は、本来「百の仕事をする」と言われるように、社会の経済活動の縮図とも言えます。フードロスという現実を農家の立場から次世代を担う学生に伝えたい。そして、自発的な問題意識をもち、学生が考えた策を試せるフィールドを提供したいと考えています。

具体的には、今後、さらに佐賀県内の高校、大学との連携を強化し、総合学習の授業や課外活動を利用した商品開発、共同研究などを実施予定です。また、コロナ禍のように教育機関に立ち入れない状況も考慮し、学外での活動としてZoomなどを利用したオンライン上での商品開発を実施し、農業教育プログラムとして提供する予定です。

また、農家個人のブランディング化の支援のため、商品開発のプロセス、農家さんの生産物に対するこだわり、想いを学生目線で情報配信するウェブメディアを作ります。
新規商品開発に加え、既存の優れた加工品に対し、産学連携、ウェブメディア運営による付加価値付けを行います。

佐賀から世界のフードロス解決へ

ROC IA SAGAのこれから

2020年~2021年 
新商品開発、販売力強化、ウェブメディアの構築、農業教育プログラムの提供

2021年~2022年 
輸出を目指した海外戦略

2022年~2023年!
佐賀から世界へ! 貿易体制の確立

いただいた寄附金はこの目標を実現するために、加工品の製造費や、フードロスの現実を伝え、その解消を発信していくたものウェブメディア製作費、広告費として活用させていただきます!

プロジェクトに携わる方の思い

佐賀県産業労働部 部長 寺島 克敏

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ROC IA SAGA合同会社のCEOである井手さんは、佐賀大学で農業を学ばれた後、ブドウ農家を営んでおられました。日々懸命にブドウ栽培に取り組む中で、少しでも色づきが悪いと規格外として廃棄の対象となってしまうことに大きな衝撃を受け、フードロスを生まない社会システムの構築を目指して令和2年7月に起業されました。

もちろん、フードロスの解決といっても、様々な取組が考えられますが、井手さんはまず手始めに、自分が衝撃を受けた規格外のブドウを使って加工品開発に取り組みます。その際、次の世代を担う若い人たちに問題への理解を深めてもらうために、あえて大学や高校との共同開発を行いました。こうした、フードロス解決への熱い想いと行動力が高く評価され佐賀県と佐賀県ベンチャー交流ネットワークが開催した2020年度の「さがラボ・チャレンジカップ」(ビジネスプランコンテスト)においては優秀賞に選定したところです。

井手さんのように社会課題を真摯にとらえ、粘り強く事業化に向けて取り組むその姿は多くの人の心を打ち、広く社会に受け入れられていくと確信しています。ぜひ皆さまの温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。

プロジェクトを応援する声

丸秀醤油株式会社 取締役統括 千手 一真 さん

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ROC IA SAGA合同会社の井手様とは2019年の夏にお会いし、巨峰を使った「藤ざくら」ドレッシングの開発、商品は農業高校とのコラボになることのお話をさせていただきました。
 
試作を進めていく中で佐賀県杵島郡白石町の玉葱を使う、佐賀県内の企業と共同でレシピ開発をする、農業高校の学生さんにもレシピ開発を行ってもらい工場内の見学をしてもらうことなど学校や企業を巻き込んで進めていくことが決まっていきました。

商品のラベルデザインも学生さんが進めていくなど、どこか一部のみを体験してもらうのではなく、開発・デザイン・販売といった全体を通して体験できたことは今後の人生にも良い影響があると思っています。

今後も井手様や佐賀県内の企業様や学校と共に佐賀県を盛り上げていけたらと思います。

立命館アジア太平洋大学3年 古川 光 さん

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井手さんと初めてお会いした時の印象は、「とても行動力がある人」です。
農業の傍ら食品ロスという課題を解決するため一生懸命取り組んでいらっしゃる姿に、とてもエネルギーを感じた記憶があります。

私は別府市で、あまいろ商店(食品ロスと食の貧困を同時に解決する無料のスーパーマーケット)の運営をとおして、フードロスと食の貧困の問題を同時に解決することを目指して活動しています。たまたま私の活動が掲載された新聞記事を井手さんが読んでくださったのがきっかけで、情報交換をするようになりました。

農家の視点でのフードロスについてお話をお聞きする中で、日常生活の中では知ることのなかったであろうフードロスの実態を知りとても衝撃を受けたのを覚えています。
でも、その実態はもっと多くの人が知るべきではないか、そしたらもっと多くの「もったいない」を救えるのではないかと感じました。

それを実現するため、農業教育を通じて佐賀県内の学生、農家さんと共に食品ロスを解決を目指していらっしゃる井手さんの活動をサポートしてみませんか?

マンガ家・現代アーティスト 黒沼 Reia さん

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こんにちは!漫画家の黒沼と申します。
この度ご縁があり、「ROC IA SAGA」さんのマンガを担当致します。

井手さんと一番最初にミーティングをした時、彼が描く「農家」の形というものがまるでディズニーランドにいるかのようにワクワクしたのを覚えています。
その想いを少しでも皆さんに、「ストーリー」を通してお伝えすべく筆を取らせて頂きます。

生活の基盤となる「農家」さんの仕事って本当に尊い。
そんな気持ちを、ぜひ作品や、商品を通して、感じて頂ければとても嬉しいです。

井手さんの事業は、佐賀県から世界を変えていくと思っています。
是非、その担い手として、皆様とご縁が結ばれることを楽しみにしております。

秋田の米農家 丹野ファーム 丹野 圭功 さん

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野菜ソムリエの資格を持つブドウ農家の井手さん。共に同じ農家として、約1年前から月3回のMTGを重ねてきました。MTGでの井手さんの発言は、常に農業界のこと、同世代そして次世代の農家の悩みになるであろうことの予測など、大きいスケールでの切り口から行動力も抜群です。

この1年間、フードロス問題に対し、今までの常識では考えられない切り口で問題解決を目標に行動をされています。

MTGでもよく出る世界規模で話を進めて行く中で、フードロス解決のため産学連携を通じてドレッシングを開発、佐賀の活性化を目指しながら、東京などでも販売を経験され、その後、合同会社を設立、あっという間に行動し結果を出してしまう男です。これからもどんどん面白く、互いのWinWinを考えたプロジェクトを立ち上げ動かしていくことでしょう!彼が言った世界戦略ももうすぐそこまで来ています!

これからも一緒に世界を見据えた仕事を一緒にできることを楽しみにしてます。佐賀から世界へ!日本の農業を一緒に元気にしていきましょう。
井手さんへのご支援宜しくお願い致します。

情熱と行動力は佐賀県No.1です!

私は、くじけない!事業を投げ出さない!

私がブドウ農家だからこそ分かる農家の痛みがあります。農業界の不=3Kを経験し、悩み、泣いたからこそ今の私があります。

農家の立場から起業することに否定的な意見もあります。しかし農業の衰退を目の当たりにしたとき、「農家が解決しなくて誰がやるんだ」という想いが沸いてきました。規格外の巨峰が捨てられる現状を目の当たりにしたとき、私個人の課題が解決されても意味はない。きっと同じ課題を持った農家もいらっしゃる。そして、その現実を学生・若者に伝えなければならない。そして、オール佐賀として一緒に手を取ってその解決にあたりたい。その先頭に立たせていただきたいのです。

この私の想いを事業計画にまとめ、2020年さがラボチャレンジカップに応募し、この度、優秀賞を頂きました。私の唯一の取り柄は、「情熱と行動力」です。この活動を通じて一番、感動しているのはこの私です。この感動を多くの方と共有させてください。

何卒、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。