全国に動物避難所を!災害時にすべての命を守るための、動物避難所マップ作成プロジェクト
カテゴリー:動物
寄付金額 5,003,000円
目標金額:4,240,000円
- 達成率
- 117.9%
- 支援人数
- 307人
- 終了まで
- 受付終了
岐阜県岐阜市(ぎふけん ぎふし)
寄付募集期間:2020年10月1日~2020年12月31日(92日間)
岐阜県岐阜市 & 認定NPO法人 人と動物の共生センター
日本各地で、次々に発生している災害。
近年頻発する豪雨災害では「ペットがいるから…」と避難をためらった飼い主が氾濫に巻き込まれ亡くなる事例が報告されています。
ペットを連れた避難では、吠え・臭い・アレルギーなど、トラブルに発展するケースもあり、避難所に入ることを断られるケースも少なくありません。
人だけでなく、ペットもかけがえのない命。
そして、ペットを連れていても安心して避難できるようにすることが、飼い主の適切な避難行動を促し、人の命も守ります。
私たちは、ペットも飼い主も安心して避難できる、動物避難所を全国に作るために、クラウドファンディングに挑戦します。
ペットがいても、安心して避難できる社会に・・・
人の命も、動物の命も、共に守る
災害が頻発する日本列島。その中では、人だけでなく動物も被災します。
東日本大震災以降、同行避難の重要性が叫ばれていますが、現実はなかなか厳しく、ペットを連れた避難を断られたという報告も少なくありません。
そんな中、昨年、今年の豪雨災害では、「ペットがいるから…」と避難をためらったり、ペットの様子を見に家に戻った飼い主が氾濫に巻き込まれ死亡する事例が発生しました。
助かるはずの命が、「ペットがいる」という理由で失われた。
人もペットも共に命を奪われたことは、悔やんでも悔やみきれません。
「一緒に避難できないなら、危険かもしれないけど家にいよう…」
そう思わせてしまう社会では、人の命も、動物の命も守る事はできません。
誰もが安心して避難できる社会にすることが、人と動物の命を守る事に繋がります。
そのために必要な対策は以下の3つです。
① 『ペットと同伴・同行できる』避難所の整備を進める
② 『ペットだけ預かる』動物避難所の整備を進める
③ 飼い主が実際に使えるように情報をまとめる
本プロジェクトでは、この中でも、先行して取り組みを進めることのできる、②「動物避難所の設置」、③「全国動物避難所マップ(WEBサイト)の作製」に取り組んでいきます!
実現しつつある動物避難所
動物避難所は実現できる、足りないのは『仕組み』だ
私共、認定NPO法人人と動物の共生センターは、岐阜県岐阜市に拠点を置くNPO法人です。2012年に設立し、2020年には認定NPO法人になる事ができました。
全国で9人しかいない獣医行動診療科認定医である獣医師の代表・奥田を中心に、飼い主が学ぶ犬のしつけ教室ONELife、問題行動の治療を専門に行うぎふ動物行動クリニックの運営、動物福祉・共生に関するセミナー運営などの活動を行っています。
ペット防災に関する活動は2016年ごろから開始し、2018年には清流の国ぎふ防災減災センターの高木朗義教授の監修の元、飼い主向け減災力向上ワークシート「減災教室ペット編」の開発、行政機関やペットショップと連携した配布活動を行ってきました。
そして、東海東南海地震や、頻発する豪雨災害に対し、まずは地元でできることをと考え、法人事務所でもある、しつけ教室のスペースを活用し、動物避難所を開設する準備として、夏・冬の年2回、動物避難所開設訓練を実施してきました。
そして、2020年7月4日、岐阜でも被害の出た豪雨災害の際、事務所の隣の学区に避難準備情報が出されたことを受けて、動物避難所の初開設を行いました。幸いにして避難勧告が出ることはなく、動物の預かりに関する相談はなかったものの、動物避難所開設に関するお知らせは、facebookやtwitterで瞬く間に拡散し、1000件以上のシェア・リツイートがあり、関心の高さを感じました。
リプライを拝見すると、「うちの地域でも欲しい」「この地域でもやりたい!」という声が多くありました。
反響を受け、動物避難所の全国的なニーズを感じ、一刻も早く、動物避難所を全国に設置すべきということを確信しました。
そして、8月17日には、全国のペット防災に関心のある事業者、研究者、専門家の皆さまとともに、動物避難所を全国に!うちトコ避難所マッププロジェクトキックオフミーティングを開催し、40名を超える皆様とディスカッションをすることができました。
「動物避難所なんて、なかなか難しいのでは・・・?」
そう感じる方も少なくないと思います。
でも、実は特別な事をしているわけではありません。動物避難所は、安全な場所で動物を預かる避難所ですから、ペットホテルにとっては、普段の業務の延長線上にある取り組みです。
もし、各ペットホテルが、ライフラインの寸断にも備えた動物避難所の計画を作ることができれば、より確実な動物の避難が実現します。
動物避難所は、やろうと思えばできる取り組みです。今足りないのは「動物避難所」というコンセプトの認知と、ペットホテルを営む事業者らが「動物避難所」に取り組むための仕組みです。
私たちは、その仕組みとして、今回のクラウドファンディングを通じ、全国の動物避難所を網羅したWEBサイト「全国動物避難所マップ(うちトコ避難所マップ)」の開発を行いたいと考えています。
寄付金の使い道
一般的なふるさと納税と異なり、返礼品のご用意はありません。ご寄付いただいたふるさと納税は全て、うちトコ避難所マップのWEBサイト開発費用および運営費用に充てさせていただきます。
【内訳】
①うちトコ避難所マップサイト開発費用(2021年1月~2021年6月):220万円
②うちトコ避難所マップサイト運営費用(2021年4月~2022年3月):60万円
③うちトコ避難所マップサイト事務局委託費用(2021年4月~2022年3月):60万円
④動物避難所モデルケース作りのための費用:60万円
【目標金額に達しなかった場合の寄付金の取り扱い】
目標金額に達しなかった場合、①開発費用を最優先し、②サイト運営費用、③事務局委託費用、④モデルケース作りの順に活用します。
【目標金額以上に寄付金が集まった場合】
目標金額を超えて寄付金をいただけた場合、広報面を強化し、より多くの事業者に本プロジェクトに参画いただけるようにしてまいります。
災害時、人も動物もあらゆる命を守る社会に
飼い主に命を守る行動を促す
動物避難所マップがあれば、多くの事業者が互いに連携し、事例を共有しながら、動物避難所を開設することができます。動物避難のノウハウを蓄積し、より確実な支援に結び付けることができます。
動物避難所マップに参加する事業所は、平時は、飼い主に対する啓発の拠点になります。
飼い主が日ごろから災害への意識を持ち、避難行動を計画していれば、人も動物も守る事ができます。
課題はキャパシティです。動物避難所だけでは、被災する動物すべてを預かれません。だからこそ、平時からの啓発により飼い主自身が、災害に備え準備することを促す必要があります。動物避難所が平時は啓発の拠点となる意味はココにあります。
このような動物避難所は、全国各地に設置されることが必要です。
そこで私たちはその第一段階として、2022年3月までに100カ所を目標に登録を増やしていきたいと考えています。その後は、1年ごとに2倍になるイメージで増やしていきたいと考えています。
全国動物避難所マップを基軸に、備えと啓発の両面を整えていくことで、災害時あらゆる命を守るための避難行動ができる社会になると私たちは考えています。
2021年春、動物避難所マップ開設へ
来年の豪雨災害には、動物避難所を間に合わせる!
2021年の雨の時期には、動物避難所マップが開設されている状態を目指したいと考えています。それに向けて、以下のスケジュールで進んでいきます。
2020年10月~12月 動物避難所マップサイト設計図づくり
2021年 1月~ 6月 WEB会社による、動物避難所マップサイトの開発
2021年 5月~ 6月 動物避難所マップ登録者募集・説明会
2021年 6月~ 7月 動物避難所マップサイトオープン→稼働
以後、継続的に広報・改善
既に全国のメンバーとともにミーティングを重ねており、この10月からは積極的なセミナーの展開も行っています。
岐阜市のNPO支援
岐阜市 市民協働推進部 市民活動交流センター
協働のまちづくり
岐阜市では、「協働のまちづくり」を推進しており、共に地域社会の課題解決を目指すNPO等の事業を
応援しています。この事業を皆様にも応援していただくために、ふるさと納税を活用しています。
この事業によって、市民の皆様が誇りを持てる個性豊かな地域社会の実現を目指します。
自治体の方からの思い
岐阜市 健康部生活衛生課 獣医師 桜井彰二さん
いざという時にそなえ、二重三重の準備を
犬猫等のペットに関する防災は、日頃から飼い主が責任をもって対応する、いわゆる「自助」が基本となります。
いつ発生するか分からない災害に対し、いざという時に適切な対応ができるよう、備え・心構えが必要です。
自宅が安全であれば必ずしも避難所への同行避難は必要ではありませんが、避難が必要な場合には、原則としてペットを同行して避難することが重要です。
しかし、最寄りの避難所での受入れが難しい場合もありますので、万が一の時の預かり先を確保しておくことが重要となります。
災害発生時に困らないように、近隣の方々、友人、親戚等の方に相談しておくことが大切です。
それでも避難先を探すことが困難な場合には、災害発生時の犬猫等の避難所として予め準備されている専用避難所を利用することも選択肢の一つであると思います。
事前に最寄りの専用避難所を探しておき、計画的に犬猫等を連れて行くなどして人と場所に馴らしておくことがストレス軽減にもなり、帰宅するまでの間、犬猫にとってもスムーズな避難に繋がると思います。
災害発生時に人と犬猫等が共生できるかどうかが動物愛護行政にも大きな課題となっており、今後の取り組みに期待しております。
事業に携わる方の思い
九州保健福祉大学 准教授 加藤謙介さん
飼い主とペットが安心できる居場所が必要!
ペットとの家族的関係が深まる中、「人とペットの災害対策」への社会的関心が高まっています。
様々な備えや支援のあり方が検討されつつも、未だ多くの課題が残されています。
私は、社会心理学を専攻する大学教員であり、かつ災害ボランティアでもある立場から、平成28年熊本地震や令和2年7月豪雨の被災地で、飼い主とペットの支援に関わってきました。
その中で、特に、長期にわたる被災生活の中で、飼い主とペットが安心して生きていける「居場所」の確保が課題であることを痛感しています。
そのために、避難所環境の改善や地域防災力の向上など様々なアプローチが求められますが、「ペットを安心して託すことができる場所の確保」もまた、必要な備え・支援のひとつとなるでしょう。
飼い主とペットの「家族としての絆」を守り、災害があっても共に生き抜けるような備えを築く際、「ペットを安心して預けられる場所」のネットワークを全国に構築することは、人とペットの減災の大切な手段の一つとなると、私は考えています。
本プロジェクトが進展し、ペット・飼い主・非飼い主を含む全ての市民が、災害に遭ってもなお安心して生きていける地域社会が築かれることを、切に願っています。
わんにゃん緊急災害ネットワーク熊本 動物看護師 増子元美さん
飼い主を「一人ぼっちにしない」社会に
熊本に拠点を置く私は、九州北部豪雨(2012) 熊本地震(2016)令和2年7月豪雨(2020)の被災地の真ん中で支援活動にあたってきました。先の豪雨災害では、ペットの為に自宅に帰り被災し、亡くなった方がいると、支援先でお話を伺い、胸を締め付けられました。緊急災害時は、飼い主さんも動物も混乱する中、適切な行動や頼れる先をナビできるような仕組みがあれば、災害死、生き別れ、関連死から人と動物の命を守れると思います。
人も動物も守るために、動物避難所マップを作るということは、これからの災害に備えるために、絶対に必要な取り組みです。そして同時に、一人一人が、「自分ごと」として「命を守る覚悟と準備」を持つ必要があります。飼い主と動物を支援する方にも、飼い主さん自身にも、是非参加していただきたいプロジェクトです。私もその一員として参画させていただいています。
災害を経験し、一番大切なことは、「一人ぼっちじゃない」「一人ぼっちにしない」ということです。「ペットがいるから避難しない」という判断は、飼い主が一人ぼっちになっているということではないでしょうか。社会の中に受け入れてもらえる場所があるという安心感が必要だと思います。そして、飼い主自身の自助、動物避難所を通じた共助(ネットワーク)が揃えば、「最善の選択」に繋がるのです。
どこへ避難するのか?指定避難所・福祉避難所・民間避難所・軒下避難・車中泊避難…。どこがベストなのか?
「命を守るため」、「生活再建のため」、考えられる事前の準備が必要です。
事前の「覚悟と準備」と「希望を持てる心」で「復幸」というゴールを目指して欲しいのです。
災害は突然おこります。容赦なく生活にも心にも爪痕を残します。ペットを支える飼い主さんの防災力こそがペットの命と生活を守れます。どうか・・今日から真剣にペットのための備えを進めていただきたいと思います。
ペット防災サポート協会 三浦律子さん
一人一人の為のペット防災・減災
ペットを飼っている飼い主さんはペットを連れての避難はリスクが高いと思っている方は多いのではないでしょうか?
過去の災害においても指定避難所に連れて行くことをためらい、命を落とした方や、取り残された方も多くいらっしゃいました。私は数々の避難所を見てきましたが、環境省が作ったガイドラインを基に、行政できちんと取り組んでいる所もあれば、ガイドラインが活かされていない又は周知されていない所も多々あると感じました。
今まで私は、ペットの防災イベントを各地で行なって参りましたが、参加者の方からは「避難所に連れて行っていいと知らなかった」とか「うちは避難所には連れて行けない」というお声を多く聞きました。また、昨今の新型コロナウィルス感染症の心配から、「避難所に行くのが怖い」などの声も上がってきています。このような声を聞く機会が増えるにつれ、「指定の避難所と分散避難の両方を考えるようにしましょう」とセミナーで飼い主さんにお伝えする機会が増えました。
避難の形が一つではなく個々が助かる自分なりの避難の形を自助として考えておくことを推奨しています。その為には飼い主さんだけの自助ではなく、我々のようなペット業界や飼い主さん同士のネットワークが全国的に必要だと思います。自分の住んでいる地域で助け合う枠組みが最初に必要ですが、災害の規模が大きいと近県での情報が必要ですし、移動先では今いる場所での避難先を考えなくてはいけません。そのような時にこのペットの避難所マップは大いに役立つ事と思います。様々な立場の人の命を守ること、ペットを守る事、飼い主さんへの安心、自治体が抱える問題、そしてペット業界やペットに関する人たちが協力し合える体制を作っていけるのではないかと期待しています。
このペット避難所マップを私は是非とも推薦したいと思いますし、私にできることで精一杯お手伝いをさせて頂きたいと思っています。
寄付者のみなさまへ
プロジェクト代表者 獣医師 奥田順之
本プロジェクトが実現すれば、救える命があります。飼い主とペットの命を守る事ができます。
今後も災害は必ず繰り返されます。積極的に備えを進め、被災しても希望を持って復興できる社会を目指していきたいと考えています。動物たちは人の心に幸せをもたらしてくれます。その動物たちを守る事は、人の心を守る事に繋がります。
全国に広がる仕組みにしていきます。
是非、あなたのご支援をお待ち申し上げております。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
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2022年07月02日 11:17
活動報告
●うちトコ動物避難所マップの公開
2021年11月22日に、うちトコ動物避難所マップを公開しました。
家(うち)からトコトコ歩いて行ける近くの場所に、動物避難所が当たり前のようにある社会を目指して、全国の事業者と共に動物避難所をマッピングすることで、実際の災害時に機能する動物避難所を紹介するサイトです。
WEBサイト:https://uchitoko.jp/
●動物避難所開設訓練の実施
人と動物の共生センターでは、年に2回、夏と冬に動物避難所開設訓練を行っています。
2021年8月5日、2022年1月11日に動物避難所開設訓練を実施し、マニュアルの改善、スタッフの訓練、備蓄品の拡充を行いました。2022年1月の訓練では、外部からの視察を受け入れ、滋賀、鳥取、徳島、福岡からの視察があり、災害時の連携関係についての相談を行うことができました。(写真は2022年1月の訓練の様子)
次回は、2022年7月26日に実施を予定しており、新しい試みとして、普段当法人のしつけ教室に通っていない、初めてのわんちゃんの預かりや、より地域と協力した避難所開設訓練を行っていきたいと考えています。
●NPO法人全国動物避難所協会の設立
これらの事業を持続可能で継続的な物とするために、事業基盤強化を図る目的で、2021年9月13日に、新たにNPO法人全国動物避難所協会を設立しました。今後は、当法人拠点を用いた動物避難所の開設については、引き続き当法人が責任を持って行い、うちトコ動物避難所マップの運営については、当法人とNPO法人全国動物避難所協会が協力して、動物避難所・ペット防災啓発窓口の募集と掲載を行っていきます。
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2021年12月04日 10:17
うちトコ動物避難所マップオープンしました
2021年11月22日に、いよいようちトコ動物避難所マップがオープンいたしました。
全国で民間動物避難所を作りたいと思っている、ペット関連事業者の皆さまと共に、動物避難所を広げていきたいと思います。まだ、登録はありませんが、12月20日には第1回目となる活動説明会を実施いたします。是非、動物避難所に興味のある皆様に積極的にご参加いただきたいと考えております。
去る、2021年9月13日には、本事業を担う、NPO法人全国動物避難所協会も設立いたしました。NPO法人人と動物の共生センターも、NPO法人全国動物避難所協会と連携し、動物避難所の取り組みをバックアップしていきます。
皆様のご寄付から生まれた、うちトコ動物避難所マップ。
多くの人に役立てるように、仲間を増やしていきたいと思います。
今後とも、応援の程、よろしくお願いいたします。もっと見るまだコメントはありません
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2021年03月30日 13:55
2021年1月28日にペット避難所開設訓練を行いました
前日の27日の20時に大規模地震が発生という想定で行いました。ONELifeの防災マニュアルに従って、スタッフの安否確認を行い、その後の行動が変わったら(避難所に移動するなど)その都度報告することから始めました。
今回で4回目になる動物避難所開設訓練ですが、毎回電気、ガス、水道が使えないという想定で行い、随時マニュアルのバージョンアップを行っています。
今回はさらに、実際にONELifeに通う飼い主さんに犬を連れてきてもらい、かなり本番に近い状況で行うことができました。本番では『避難所を開設している』ということを困っている方達にお伝えする必要があるので、その状況をパソコンからHPやYouTubeで報告しようと、携帯電源を使い試みましたが、携帯のデザリングに手間取ったり、YouTubeでのリアルタイム配信ができないなど、中々スムーズにいかないこともありました。また、預かる犬がいるとそのお世話に人員が割かれるため、スタッフそれぞれがやらなければならないことを判断し、行動できるようにしておくことが必要だと感じました。
犬を預けた飼い主さんの中には、訓練参加後に愛犬のために、フード、水、トイレシートなどの避難グッズを早速準備してくださった方もいらっしゃいました。
また、東海テレビで訓練の様子を紹介していただいた後に、「自分の犬もONELifeに預けることができるか」とのお問い合わせがありました。もちろんレッスンに通っていない方でも預かることはできますが、「ここに預ければいい」ではなく、できるだけ預けなくても大丈夫になるように耐震性を上げる、避難所、避難手段の確保など事前の準備は大切です。預け先で愛犬が落ち着いていられるように、ハウスの練習、お散歩の練習など日頃の愛犬との関りも一度見直していただく機会になればと思います。
次回の開催は2021年7月29日です。今回のご支援で購入させていただいた、エネポ、井戸水のポンプ用の発電機などを活用し、ライフラインの確保を充実させます。
全国動物避難所マップについては連携する事業者と協議を進め、2021年度中にWebサイトおよびクラウドシステムを開設します。もっと見るまだコメントはありません
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2021年01月13日 11:00
全国動物避難所マップ‐ふるさと納税GCF-500万円達成しました!
10月1日より、ふるさとチョイスにて募集してまいりました、全国動物避難所マップふるさと納税ガバメントクラウドファンディング(GCF)が、12月31日で締め切りとなり、最終的に、307人の皆様から、5,003,000円のご支援をいただくことができました。ご協力いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。
・とても大切な活動だと賛同いたします。どうぞ全国にひろめて頂けますよう頑張ってください!
・このような取り組みはとっても意義があり、必要だと思います。返礼品なんていらない。自分たちの税金を自ら選んで投資出来ることが嬉しいです。
・この取り組みには心から賛同します。全国にペットを連れた避難所の仕組みが確立され、それが標準化される社会になってほしいと願います。
寄付者の皆様から、こうした応援のメッセージもいただくことができました。身の引き締まる思いで、しっかりと本プロジェクトを進めていき、期待に応える責任を痛感しています。
5,003,000円のうち、手数料等を引いた、4,727,835円をプロジェクトに活用することができます。当初の目標額(募集総額4,240,000円、プロジェクト経費4,000,000円)よりも、約70万円多く活用できる状態になりました。
追加の寄付の部分につきましては、募集ページで告知させていただいたように、プロジェクト広報に積極的に活用してまいります。特に本プロジェクトは社会的な注目度の高いプロジェクトです。マスメディアに対するPRを積極的に行うことで、プロジェクトに参加する方や、支援したいという方のエネルギーをより多く集め、プロジェクトを加速できると考えています。そのため、プレスリリース配信サイトを活用するなどによって、広報を強化していくことを検討しています。
2020年度は、残り3か月と期間が少ないため、プロジェクトの中でも、動物避難所モデルケース作りとして、人と動物の共生センターが直接運営する、犬のしつけ教室ONELifeを活用した、動物避難所の基盤強化を行ってまいります。具体的には、動物避難所開設マニュアル‐人と動物の共生センターの整備を進めます。2021年1月28日には、動物避難所開設訓練を実施し、マニュアルの実効性を確認します。また、人・動物の飲料水を確保するために、ライフライン寸断時に、井戸を汲み上げられる改修を行いいます。
2021年度は、本資金を本格的に活用し、全国動物避難所マップWEBサイトの作成・公開、協力事業者の募集、サポーターの募集、動物避難所ガイドラインの整備を行っていきます。
また、本資金だけでなく、他の助成金等の資金を活用し、より積極的なプロジェクト推進を行っていくことも計画しています。
今後とも、本プロジェクトの進捗を、お見守りいただき、ご支援いただけましたら幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。
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2020年11月11日 13:00
募集期間延長のお知らせ
プロジェクトをご支援いただきましたみなさま、これからご支援いただくみなさまへ
10月1日から実施中のプロジェクト【全国に動物避難所を!災害時にすべての命を守るための、動物避難所マップ作成プロジェクト】につきまして、たくさんのみなさまよりご賛同をいただき、誠にありがとうございます。
本プロジェクトは、現在の動物避難所のキャパシティでは地域のすべての動物を預かることはほとんど不可能という課題を早期に解決したいという思いから、募集期間を11月15日で設定しておりましたが、本プロジェクトを応援したいただいている多くのみなさまから、このようなプロジェクトを立ち上げたことに対する賛同と、しっかりと避難できる場所の確保を熱望する声が寄せられていることを受けて、12月31日まで募集期間を延長させていただくこととなりました。
みなさまの熱い思いとともに、プロジェクト達成に向け、温かいご支援をよろしくお願いいたします。
岐阜市市民協働推進部市民活動交流センターもっと見るまだコメントはありません
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岐阜県岐阜市
ガタン、ゴトンと、名古屋から電車で約20分揺られた先に、岐阜市はあります。
岐阜県の県庁所在地である岐阜市には、魅力が満載。
玄関口であるJR岐阜駅周辺に並ぶ高層ビル。
昭和の面影を残しながら新たな活気がみなぎる柳ケ瀬商店街。
1,300年以上の歴史を持つ鵜飼が行われる清流長良川。
そして、岐阜城を冠する自然豊かな金華山があり、斎藤道三公・織田信長公・明智光秀公をはじめとする戦国武将ゆかりのまち。
そんな、まちと自然がバランスよく共存する岐阜市には、
暮らしやすさと豊かさがあります。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。