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国内生産量日本一!喜界島産ゴマ

日本のゴマの自給率をご存知ですか? 国内自給率はわずか0.1%。私たちが食べるゴ マの99.9%は海外産です。 そんな貴重な国産ゴマ、そして「美味しい」と 評価の高い黒糖の一大産地が「喜界島」です。

日本のゴマの自給率をご存知ですか?
国内自給率はわずか0.1%。私たちが食べるゴマの99.9%は海外産です。
そんな貴重な国産ゴマ、そして「美味しい」と 評価の高い黒糖の一大産地が「喜界島」です。

日本は世界のゴマ貿易量の約3割をも輸入する世界第1位のゴマ輸入国。
ゴマの国内流通量のうち99%が海外産のため、国産自給率は0.1%ほどしかなく、国産ゴマは大変貴重です。
喜界島はサンゴ礁が隆起してできた島。
貴重な国産ゴマの中でも、海のミネラルが豊富に含まれる喜界島のアルカリ性土壌で育ったゴマは、味が濃く香りが豊かなため、名高い評価を得ています。

▲ゴマができるまで

ゴマの播種(種まき)作業

ゴマの種まきは条まき方法とバラまき方法の2種類があります。
掲載しているのは条まき方法です。
種まき時期は【5月上旬~7月上旬】で、ゴマをペットボトルに入れ、キャップ部分に穴を開け逆さまにして上下に揺さぶりながら種をまいていきます。

種まきは、天候が重要になります。
なぜかというと、種まき後に大雨が降ると種が流され芽が出なくなるからです。
その場合、種のまきなおしとなります。(中には何度もまきなおしを行う方もいます)
ベストなタイミングは、晴れの日で翌日がシトシト雨。そして晴天!!
まさにゴマ農家にとっては最高のタイミングとなります。しかし、喜界島は5月上旬から6月下旬まで梅雨時期です。数少ない貴重な晴れ間を見計らって種まきを行っているのです。

発芽後の間引き作業

播種後10日前後で発芽します。その後、間引き(新芽同士の根の衝突や密集を防ぐため)を行います。
また、ゴマは除草剤や農薬を使用しないため、雑草除去は手で行います。夏にかけては、雑草の生育が早いため大変苦労します。

ゴマの花は極薄紫色(白に近い)

収穫作業(手作業編)

収穫作業は、鎌で手作業によって収穫する方もいらっしゃいます。
親子でゴマの収穫体験をしている風景です。喜界島では、栽培体験を通じて食べ物の『大切さ』を知ってもらいます。

収穫作業(バインダー編)

ゴマ収穫機を使っての収穫風景です!
機械は『米』を収穫する際に使う、『バインダー』を使用します。刈り取った時に一定数量ずつ束ねられ機械の横に排出されます。

夏の喜界島名物『セサミストリート』

7月から10月ごろの収穫時期になると、収穫したゴマを束ね穂を上にして立て、鞘が茶色になるまで10日ほど乾燥させます。
島じゅうあちこちの道沿いに天日干しする様子がこの時期の喜界島の風物詩。通称「セサミストリート」と呼ばれる、この時期、この島でしか見られない風景です。

島のいたるところで、セサミストリートが7月中旬~10月まで見られます!

ゴマをよく見ると、鞘の中に白いゴマが綺麗に並んでいます。喜界島産の白ごまは、島に古くから伝わる在来種。
輸入品の白ごまより粒が小さく、香りが強くて濃厚。一口食べただけで口の中に広がる香りが全然違います。手間暇かけて生産しているので輸入品より値段も高いですが、この香りの違いはぜひ体験してみてください。

脱穀

脱穀は棒などで、結束したゴマの茎を叩きます。
その際、ゴマが地面に落ちないよう下にネットを引いて行います。喜界島では、この作業を手作業で行っています。
叩く量が多いため、非常に過酷な作業です。

棒で叩いて脱穀したゴマになります。まだ初期段階なのでゴミがたくさん入っています。次の作業で殻やゴミを取り除いていきます。
この作業を完全にゴミがなくなるまで何度も繰り返し行います。

異物除去!選別作業!

これは唐箕という機械です。穀粒に交じっている異物を除去する優秀な機械です。
風を送り比重の重いゴマと軽い不完全な未熟なゴマ等のゴミを分別します。

軽い不完全の未熟なゴマ、殻などのゴミ等です。

不完全なゴマと比べたら一目瞭然ですよね。今後商品になっていくゴマです。このように綺麗に分けてくれます。綺麗なゴマをあと2回ほど機械に入れて繰り返します!しかし、、、商品になるにはまだまだ作業があるのです!大変ですが、この工程を経て皆様に満足していただける『生産量日本一の喜界島産のゴマ』が出来上がるのです。

味、香りは別格です