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磯根資源(サザエ、アワビ)回復プロジェクト -ふるさと寄付金で再生させた藻場で資源回復-

カテゴリー:食・農林水産業・商工業 

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寄付金額 360,000

36%

目標金額:1,000,000

達成率
36%
支援人数
21
終了まで
78
/ 90

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2025年12月19日~2026年3月18日(90日間)

NPO法人 浜-街交流ネット唐津

プロジェクトオーナー

近年、唐津沿岸域では藻場が消滅する「磯焼け」(ガンガゼ等の食害により海藻がなくなる現象)が拡大しており、藻場を棲息場や餌場としているサザエ、アワビ、アカウニ等の磯根(いそね)資源が激減し、漁業者や地元及び都市圏の飲食店が困っています。
私たち唐津市肥前町駄竹の藻場再生グループは、藻場が魚介類の産卵場、稚魚育成場、餌場等の保全に重要な役割を果たしていることや、光合成による二酸化炭素吸収・炭素固定(ブルーカーボン)、酸素供給等の地球環境保全にとっても重要な役割を果たしていることから、全国の皆様からいただいたふるさと寄附金で2022年から藻場再生事業に取り組んでいます。その結果、2025年までに0.78haの藻場再生に成功し、2024年に試験的にアカウニ種苗を放流し翌年の生残率が92%と高い結果を得ることができました。
今回のプロジェクトでは、再生した藻場の資源保護区にサザエ、アワビ種苗を放流し、周りへの資源拡大を図り、唐津の豊かな海と漁業そして水産基地としての役割を後世まで残したいと考えています。

磯焼けによりサザエ、アワビ等の磯根資源が激減

磯根資源を回復させて漁業と水産都市唐津の存続を

近年、唐津沿岸域で拡大している磯焼けにより、サザエ、アワビ、ウニ類等の磯根資源が激減しており、漁業者のみならず飲食店や旅館、ホテル、観光業にも影響を及ぼしています。

私たちは、この4年間で0.78haの藻場再生に成功したことから、2024年に試験的に禁漁区内にアカウニの大型種苗を放流し、1年後の調査で生残率が92%と高い放流効果を確認することができました。今後はこのアカウニ母集団から資源回復へ向かうと思っています。

再生した藻場
放流1年後のアカウニ

今回は、サザエとアワビの禁漁区内への種苗放流を行い、資源回復へつなげたいと考えています。

サザエ、アワビ種苗放流による資源回復

1.サザエ、アワビ種苗放流と資源回復

再生させた藻場の禁漁区内にサザエ種苗3,000個、アワビ種苗1,000個を放流し、母集団としてその後の資源回復を図ります。

2.追跡調査

放流後の定期的な成長、再残率等の調査を実施します。

※SDG's 14.海の豊かさを守ろう
(海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する)

寄附金の使い道

◆目標金額 1,000,000円

〇アワビ種苗購入費 100,000円
〇サザエ種苗購入費 132,000円
〇追跡調査費 68,000円
〇返礼品代、送料 350,000円
〇事業事務費  200,000円
〇県手数料等  150,000円

・目標金額に達しなかった場合は、規模を縮小して実施します。
・目標金額以上の寄附が集まった場合は、規模を拡大して実施します。

磯根資源回復による水産基地機能回復

歴史ある唐津の漁業の存続

再生した藻場でのサザエやアワビ資源回復が実現すれば漁家経営安定、後継者確保につながり、なによりも水産基地機能回復による地域経済も向上することになります。

事業実施によって達成したい目標値や成果

・サザエ、アワビ放流1年後の生残率 各90%

アカウニ種苗放流と追跡調査スケジュール

・種苗放流
 アワビ 2026年6月、サザエ 2026年12月

・追跡調査 
 放流から1年後(成長、生残率等)

唐津のサザエ、アワビ資源を復活させたい

藻場再生グループ代表 十日丸 井上勝海

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私たちは磯焼けが進んでいた唐津市肥前町駄竹浦で、4年間で0.78haの再生藻場に成功し、試験的に禁漁区に放流したアカウニ種苗も順調に生残しており、再生産に期待が膨らんでいます。
今回はサザエ、アワビの種苗放流を行い、激減している資源を回復させ、唐津を訪れる観光客の皆様に十分に提供できるよう我々漁師としての役割を果たしていきたいと考えています。ご支援よろしくお願いします。

魚の町”唐津”の水産資源の回復に期待しています

活魚料理 潮路乃 田中義弘氏

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私は、唐津で活魚料理潮路乃を経営しており、地元産の魚介類をお客様に楽しんでいただいております。
最近は、水産資源の中でも特にサザエやアワビの入手が難しくなっています。藻場再生グループの取組が順調に成果を出しており、サザエやアワビの水揚げが増えることを期待しています。

唐津の自然豊かな海と漁業を後世に残すための活動へのご支援をお願いします

NPO法人 浜-街交流ネット唐津 代表理事 千々波行典

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漁業と観光で栄えてきた唐津市では、磯焼けによりアカウニ、サザエ、アワビ等の水揚げ量が減少しており、漁業のみではなく飲食業や観光業等へも影響が見られています。
唐津の漁師グループが取り組む藻場再生や種苗放流などは、全国のモデルとなり得る事業です。ご支援よろしくお願い申し上げます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品のご紹介

現在進捗情報はありません。

佐賀県NPO支援

私たちが活動する佐賀県玄海地区(唐津市、伊万里市、玄海町)は、好漁場である玄界灘に面しており、古くから漁業が盛んな地域です。玄海国定公園にも指定され、多くの松原や自然景勝地に恵まれ、また朝鮮半島 などとの交流に関係する文化史跡も多く残っています。