国の重要文化財で開催する「第30回飯高檀林コンサート」を盛り上げたい!

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 64,000

6.4%

目標金額:1,000,000

達成率
6.4%
支援人数
5
終了まで
8
/ 90

千葉県匝瑳市(ちばけん そうさし)

寄付募集期間:2025年6月13日~2025年9月10日(90日間)

千葉県匝瑳市

プロジェクトオーナー

「飯高檀林コンサート」は、国の重要文化財「飯高寺(飯高檀林跡)」を舞台として開催され、今年で第30回目を迎えます。
この間、台風やコロナ禍での中止もありましたが、第1回目から地元住民による実行委員会で企画・運営されてきました。
小さな田舎で質の高い演奏を聴き、地元の誇りである文化財「飯高寺(飯高檀林跡)」を大切に思う心を育んで欲しいとの思いで始まったこのコンサートを、これからも皆様に愛され続けていけるよう、応援、ご協力、ご支援をいただければ幸いです。

飯高寺(飯高檀林跡)とは

飯高寺(飯高檀林跡)

飯高寺(飯高檀林跡)は、匝瑳市の中心部から北方へ約8kmの舌状台地上に造られた、日蓮宗の学問所です。敷地は67,667平方メートルを有し、うっそうとした杉林が歴史の重みを感じさせてくれます。
天正元年(1573年)、要行院日統が匝瑳市飯塚の光福寺に学室を開いたことが檀林の前身とされています。後に京都から教蔵院日生を招いて、同7年(1579年)、土地の有力者平山刑部の後援を得て、学室を当地の妙福寺に移しました。これが飯高檀林の発祥で、僧侶の教育と宗学を研究し、極めることを目的として開設され、翌年には現在の土地に移っています。その後、全国に諸檀林ができはじめ、関東八大檀林、関西六大檀林へと発展します。
檀林とは「栴檀林」の略語で、僧侶の集まりを栴檀の林に例えた、つまり寺院の尊称であるとともに仏教の学問所を意味します。
このように学問所として開かれた飯高檀林も、明治5年の「学制」発布により同7年に廃檀となり、294年間の歴史を閉じることになりました。その後、いくつかの建物は、売却や取り壊されたものの廃檀当時のままの状態で、よく保存されています。中でも、講堂・鐘楼・鼓楼・総門は、昭和55年に国の重要文化財に指定されています。国指定の4棟は、平成の2度の修理で当時の姿に復元されています。また、檀林跡として境内全体が県指定史跡(昭和50年指定)となっています。

芸術文化の普及と文化財の保護

飯高檀林は、歴史とともに、長きに渡り地域の方々が大切に守ってきました。
そして、飯高檀林の歴史を後世に伝え守るため、「質の高い演奏により芸術文化の普及と文化財(飯高寺)保護の啓発」を目的に、1989年からコンサートを開催しています。地域の方々が中心となって、何度も会議を重ね、企画から運営までを行っています。
毎年10月に、深い森に包まれ凛とした空気が漂う中、荘厳な講堂を舞台に行われる檀林コンサートは圧巻です。

《2025年飯高檀林コンサート》
日時:10月12日(日) 午後1時開演(終了予定時間 午後3時30分)
場所:飯高寺(飯高檀林跡) 千葉県匝瑳市飯高1789

寄付金の使い道

クラウドファンディングを通じて皆さまからいただきました大切なご寄附は、目標金額に到達した場合、しなかった場合も、すべて飯高檀林コンサートのために使わせていただきます。

【注意事項】

※寄附金額は2,000円以上でお願いしております。

お礼の品をご紹介

現在進捗情報はありません。

千葉県匝瑳市

平成18年1月23日、八日市場市と野栄町が合併して「匝瑳市」が誕生しました。

匝瑳市は、千葉県の北東部に位置し、みどり豊かな恵まれた自然と歴史のある街です。
市の北部は、谷津田が入り組んだ複雑な地形の台地部となっており、里山の自然が多く残されています。
南部は、平坦地で市街地を除いてほとんどが田園地帯となっており、白砂青松の続く九十九里海岸に面しています。