2019/05/31 (金) 17:32

旬を迎えた産地~『至高のそば』大分県豊後高田市~

 収穫されたばかりの"新そば"は、綺麗な薄緑色で今しか味わえない特有の香りと風味を楽しめます。
 「豊後高田そば」の特徴は、年2回(春・秋)の新そばが味わること!”春そば”は、さわやかな風味で、”秋そば”は、奥深い風味を醸し出すのが最大の魅力です!!

地域で循環~そば産地となった大分県豊後高田市~

 もともと、そばの産地ではなかった豊後高田市。
 平成14年に新たな特産として始まった「そば」産地化への挑戦。手探りで始まった取り組みは、多くの困難を乗り越え、今では西日本有数の「そば産地・豊後高田市」が生まれました。

◆生産から加工まで、品質にこだわり徹底管理

 新そばの解禁3週間ほど前、市内各所で”真っ白なそばの花のじゅうたん”が楽しめます。
 播種から約70日で収穫。収穫・乾燥された実は、加工までを一手に手掛ける「豊後高田そば株式会社」に集められます。
 その後、1粒1粒の大きさにあわせて8選別され、昔から伝わる石臼製法で、そば粉となります。少量ずつ投入される実は、回転する石臼にゆっくりと挽かれることで、香り、風味を保ったまま新鮮な「そば粉」へとなります。
 徹底した管理のもと、受注にあわせ、挽きたての新鮮な「そば粉」が、市内の各店舗へ提供されます。

#畑一面そばの花#石うすでゆっくりと挽かれるそば粉

 挽きたての「そば粉」が職人の手により、「そば」へと生まれ変わります。
 気温や湿度に敏感なそば粉。その日の天気や室温にあわせて、「手ざわり」だけを頼りに、水を調整します。
 水回し、練り上げ、地(じ)のし、丸だし、四つ出し、本延(ほんの)し…
 一つ一つの工程が、すばやく、正確に進められます。
 限られたスペースで、職人は「延(の)し棒」と「巻き棒」を巧みに使い、そば生地を寸分のくるいもなく、均一した厚みに広げます。
 打ち粉をふって・・・たたむ・・・。
 無駄のない卓越した手さばきで、仕上げの包丁が入ります。
 一定のリズムで、正確に切りそろえられ、木船(きぶね)に並べられたそば。
 その技は、見るものを惹きつけ、なんとも美しい輝きを放ちます。

 長年の作り手たちの奮闘で生まれた「豊後高田そば」。この小さなまちの中だけで、生産、収穫、加工、そして食すまで、すべてが「このまち」で循環しています。

 訪れる人に安心して美味しいそばを楽しんでいただくために、認定店制度を創設。認定されるには・・・
①豊後高田産のそば粉を使用②そばの三たて(挽きたて、打ちたて、茹でたて)を基本。③手打ち職人は、一定水準以上の技術を有する。ことが条件。
 認定は「豊後高田市観光まちづくり㈱」と「豊後高田そば㈱」の2社で厳正に審査されます。
 現在、市内には「手打ちそば認定店」が12店舗※あり、挽きたて、打ちたて、茹でたての「三たて」にこだわり、渾身の一杯を提供しています。

豊後高田そばのラインナップ

下の画像をクリックするとふるさとチョイスの豊後高田そば返礼品へ移動します。

お礼の品は、食物繊維やビタミンが豊富な”そばの実”を使用したお茶や麺、菓子などを幅広く取り揃えています。
あなたの好みにあった返礼品が見つかりますように・・・。

応援ありがとうございます!

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