石川県 加賀市
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この自治体のポイントについてチョイス公式ポイント交換対象 山中塗 7.0くつわオードブル 黒 はるか タッパ付 2段 器 中子 おせち料理 お弁当 運動会 ピクニック お花見 贈り物 ギフト 伝統工芸 工芸品 ABS樹脂 日本製 F6P-1316
お正月・お花見にはもちろん、ピクニックや運動会など
大人数にぴったりな、たっぷりサイズの2段オードブル。
4個の中子が付いているので、おかずが混ざりません。
タッパ付なので汁漏れしにくくなっています。
夜桜が舞うように、黒朱溜色に艶やかな桜の花びらが流れるように浮かびます。
少しかしこまった大切な日、お正月、桃の節句にも使え、
祝いの席を華やかに彩ります。

みずみずしい自然に抱かれた山中温泉

今回訪れたのは、山中塗の産地である山中温泉地区。石川県加賀市の山あいにある、旅情豊かな温泉地です。鶴仙渓(かくせんけい)とよばれる渓谷に沿って宿が立ち並び、春の新緑、秋の紅葉など四季折々の風景はまるで絵巻物のよう。メインストリートのゆげ街道には土産物屋が軒を連ね、そぞろ歩きが楽しい通りです。
開湯から1300年の歴史を紡ぐ山中温泉。今も昔も変わることなく遠来の人々を温かく迎えてくれる、懐の深い街でもあります。
山中塗の技術を生かした近代漆器の魅力とは

今回の返礼品を企画製造している天保元年(1830)創業の有限会社ミタニを訪ねました。有限会社ミタニは、江戸天保元年より山中漆器の歴史とともに歩んできた老舗の漆器メーカーとして、主に近代漆器の企画デザインや、製造卸を手がけています。同社が取り扱う「山中塗」は高度な木地ろくろ挽き技術で知られ、「木地の山中」とも称されるほど。7代目の三谷洋史さんは「木製漆器に比べ、あまり注目されることのない近代漆器ですが、実はこちらもすごいんです」と話します。
山中塗が生まれたのは、およそ400年前の安土桃山時代。挽物の器を作って生活していた木地師が山中温泉上流の真砂に定住し、木地を挽いたことが始まりだといわれています。当初は温泉客への土産物として販売していましたが、江戸時代に入り漆塗りや蒔絵の技術を会津や京都・金沢から三代目三谷屋伝次郎らが取り入れて発展してきました。

昭和33年頃からは木製漆器に加え、プラスチック樹脂の素地にウレタン塗装を施すという近代漆器の生産にいち早く取り組みました。近代漆器を中心に、伝統に技術で培われた高度な塗装・蒔絵技術を生かしながら、食器やインテリア用品など今の時代に見合った商品開発を行っています。軽くて割れにくく、価格は手ごろ。素材によっては家庭用電子レンジや食器洗浄機が使えるものもあり、デザインだけでなく機能もハイレベルです。
同社の展示室に並ぶ近代漆器は、華やかな蒔絵を施した重箱から、ホーロー風の器までさまざま。木目が美しいPET樹脂の汁椀は、木製漆器と見分けがつきません。「下塗り、研ぎ、上塗りと塗装を重ねています。山中塗の伝統技術の応用ですね。陶器の風合いも表現できますよ」
近代漆器の生産で、日本一の漆器産地を支える

山中で近代漆器の生産が始まったのは昭和30年代。高度成長期の需要の高まりに木製漆器の生産が追い付かず、樹脂製の近代漆器が開発されました。さらに技術を生かし、食器だけでなく電話台や時計、照明器具といったインテリア雑貨も手がけるようになると、引き出物や記念品として大ヒット。近代漆器の一大生産地としての地位を築き上げました。

現在、山中塗の生産額の約75%は近代漆器が占めています。「木製漆器と近代漆器を合わせた生産額は日本一なんですよ」と三谷さん。木製漆器の技術と伝統を大切に守り継ぎながら、近代漆器で産地を支える。伝統と革新の両輪があるからこそ、現在の山中塗があるというわけです。
職人の手仕事が、高品質で美しい製品を生み出す

樹脂製というと、工場で大量生産される工業製品というイメージが浮かぶかもしれません。実は私もそうでした。けれども今回特別に工程を見せてもらい、作り手の皆さんの話を聞くと、近代漆器は手仕事を生かした工芸品そのものだということを実感しました。皆さんも製造工程の一端を、ぜひご覧ください。
山中塗の生産は完全分業制。近代漆器でも成型・塗装・蒔絵の各工程を、専門の職人が分業で手がけます。まず最初に訪ねたのは成型の工場。大小さまざまな金型が並ぶ工場内では、木粉入りフェノール樹脂を使って成型が行われていました。「金型の形や大きさによって、成型の方法や仕上がり時間が違います。そのあたりの見極めは、職人の熟練度がものを言いますね」。

完成した素地は、塗装の工程へ。素地を塗装台にセットし、エアスプレーで均一にウレタン塗料を吹き付けていきます。「素地の形はさまざまですからね。複雑な形のものや、木目を生かしたものなどは技術が必要です」。手作業でひとつずつ、美しい塗装が施されていました。

山中塗にはスクリーン印刷という蒔絵技法があります。これは絵柄をデザインした版を用いて漆や塗料を刷り込む技法。「実はスクリーン印刷の技術を蒔絵に導入したのは、全国でも山中塗が最初なんです」とのこと。版画のように色ごとに版を作って重ね刷りをし、仕上げに金粉を蒔いたり、立体的な盛絵をほどこします。
「印刷」と聞けば簡単に刷り上がるように思いますが、職人の緻密な仕事は手工芸そのもの。ひとつひとつの作品に、作り手の思いが宿ります。

品物によっては、手描き蒔絵がほどこされるものも。蒔絵工房を訪れると、職人が制作の真っ最中でした。漆で文様を描き、金粉や銀粉を蒔いて加飾する蒔絵の技術は、当然ながら一朝一夕に習得できるものではありません。熟練の技が描き出すのは、雅やかな日本の伝統美。桜の花びらを描く繊細な筆づかいに、見ている私まで息を止めてしまいます。

伝統ある山中塗だからこそ、できることがある
樹脂を使った近代漆器は気軽に使えるうえ、メンテナンスも楽。近年は抗菌素材の漆器も開発され、時節柄人気を集めているそうです。「現代の暮らしやニーズに合わせて、日々試作を重ねています」と三谷さんは話します。
木製漆器と素材は違えど、職人たちは山中塗の伝統技術を生かし、新たな価値を生み出し、「どこよりも良いものを作る」というプライドをかけてものづくりに挑んでいます。木製漆器と近代漆器が共存する産地ならではの品質。ぜひ手に取ってみてください。
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- 自治体での管理番号
- F6P-1316
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寄附金額に応じて、お好きなお礼の品をお選びいただけます。
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●お届けの日付指定はお受けしておりません。(時間指定は承りますので、時間指定での確実なお受け取りをお勧めしております。)
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(ただし、発送期日が予め決まっているものに関してはその限りではございません)
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■加賀市ふるさと納税・ワンストップ特例申請に関するお問い合わせ先
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受付時間:平日8:30~17:15(土日祝日、12/29~1/ 3を除く)
メールアドレス:furusato@city.kaga.lg.jp
ポイント制について
【ポイント制とは】
ポイントは年内に慌てて寄附する必要がなく、大変便利なふるさと納税の仕組みです。
ポイント自治体に寄附する際は、以下の寄附条件を満たしていることをご確認の上、お申し込みください。
・ポイント付与される最低寄附金額:3,000円
・ポイント付与される最高寄附金額:上限なし
・ポイントが付与される寄附金額の単位:100円単位
※加賀市のポイントの有効期限は【2年間】です。
先に寄附してポイントをゲットしよう!
ポイント自治体では、寄附の時点で急いでお礼の品を決める必要がありません。
ほしい時、必要な時に合わせ、お好きなタイミングでお礼の品を交換することができます。
年をまたいでの寄附によるポイントの積立ても可能ですので、年末の駆け込み時に何を選んでいいか分からない場合も安心です。
また、期間限定や、品切れになってしまった人気のお礼の品、次シーズンのお礼の品など、寄附した時に手に入らなかったお礼の品を、ゆったり待つ事で手に入れることが可能なのもポイント制のメリットです。
寄附のたびごとに有効期限が延長されますので、複数年かけてポイントを積立て、より高価なお礼の品と交換することもできます。(自治体ごとに異なる有効期限についてはご確認ください)
ポイントのメリットをご理解いただき、ぜひふるさと納税を上手くご活用ください。
加賀市のポイント付与ルール
- ・3,000円以上の寄付に付与されます。
- ・100円毎に30ポイントを付与されます。
加賀市について
加賀市は、石川県の最南端、金沢市と福井市の中間に位置しています。「加賀温泉郷」と言われる山代、山中、片山津の3つの温泉地、九谷焼・山中漆器などの伝統工芸、日本遺産に登録されている北前船など観光資源が豊富な市です。
●アクセス
本州のほぼ中心に位置する北陸。さらに加賀市は北陸のほぼ中間に位置しています。陸路、空路と多様な交通手段で東京・大阪・名古屋といった都市圏からのアクセスは良好です。
※空路にて
羽田空港から1時間30分
羽田空港から小松空港までわずか1時間、小松空港から加賀市までは車で約30分です
※陸路にて
東京から北陸新幹線で3時間
関西・名古屋から鉄道で2時間、車で3時間
北陸新幹線金沢開業により、関東方面からのアクセスが便利になりました。2024年には、福井県の敦賀まで延伸され、金沢で乗り継ぎすることなく加賀市まで来ることができます。
また、関西・中京方面からは、鉄道、自動車ともに便利です。市内には、北陸自動車道のインターチェンジが2か所あります。

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