まちの生活を支えるローカル線「養老鉄道」の存続を目指す!
カテゴリー:まちづくり
寄付金額 10,689,377円
目標金額:24,000,000円
- 達成率
- 44.5%
- 支援人数
- 615人
- 終了まで
- 受付終了
岐阜県池田町(ぎふけん いけだちょう)
寄付募集期間:2016年5月16日~2016年12月31日(230日間)
岐阜県池田町

◆養老鉄道は、約100年前から住民の足となり地域を支えている、小さな田舎まちを結ぶローカル線。◆この鉄道がいま、人口減少などにより毎年約10億円もの赤字が発生し、存続の危機に瀕しています。◆養老鉄道がなくなるとまちの住民たちは生活ができなくなります。特に通学の子供達は隣町の高校に通えなくなり、未来の選択肢が狭まります。◆住民の生活の足を守るため、子供達の未来を守るため、「養老鉄道」の存続にご協力をお願いいたします。
「養老線存続プロジェクト」
こちらのページで継続挑戦中です!

このクラウドファンディングは『ふるさと納税』対象事業です!
ふるさと納税とは、自治体への寄附金のことです。個人が2,000円を超える寄附を行ったときに住民税のおよそ2割程度が還付、控除される制度です。
⇒ふるさと納税をもっと知る
⇒私はふるさと納税をいくらできる?(寄附金控除額のめやす)
まちの生活を支えるローカル鉄道
養老鉄道は、小さな田舎まちを結ぶローカル線。岐阜県揖斐川町から池田町を通り、三重県桑名市までの27駅、全長57.5キロを結びます。揖斐川(いびがわ)や養老山地の麓を走り、沿線には多度大社や養老の滝があります。この田舎の小さなローカル鉄道は、約100年前から住民の足となり地域を支えています。


その利用客は、学生を中心に地元のおじいさんやおばあさん、お父さんやお母さん、そして子供達。通勤や通学、通院や買物など、日々の生活には欠かすことのできない地域の足。
その養老鉄道がいま、存続の危機に瀕しています。人口減少やマイカーの利用により年間利用客が、最高時の約1330万人から600万人に落ち込み、毎年約10億円もの赤字が発生しています。この鉄道がなくなるとまちの住民たちは生活ができなくなります。特に通学の子供達は隣町の高校に通えなくなり、未来の選択肢が狭まります。
池田町は、住民の生活の足を守るため、子供達の未来を守るため、「養老鉄道」の存続を目指します!
わたしたちの町の養老鉄道
普段から通学で養老鉄道を使っている、地元高校生のインタビュー動画です。
養老鉄道がまちに観光客を呼び込む
このローカル鉄道は、地域住民の足としてだけではなく、小さな田舎まちに観光客を呼ぶ大きな役割も担っています。
薬膳列車


養老鉄道は、平成21年3月から美味しく食べて元気になる「薬膳列車」を運行しています。窓の外に広がる里山風景を眺め電車にゆられながら、地元で採れたチカラのある食材を使った四季折々の本格的な薬膳ランチを楽しめます。
また、食事とともに趣向を凝らした楽しい寸劇もみられ、首都圏からも多くの利用客が訪れます。観光客が増えることによって、周辺地域の活性化も進み、まちが元気になります。
サイクルトレイン

また、サイクリング愛好者や地域の利用者のため、電車内に自転車をそのまま持ち込める「サイクルトレイン」を運行しています。多度駅、駒野駅、養老駅、西大垣駅、揖斐駅の5つの駅で自転車のレンタルもしています。多度大社や養老の滝など沿線の名所旧跡を巡り、のどかな里山風景を堪能できる自転車旅行が楽しめ、県内外から多くの利用客が訪れます。
池田町ではこの夏より、電動アシスト付きレンタサイクルを始める予定です。
まちの人々の協力

左:池田町「美濃本郷駅」の清掃活動 右:池野駅イルミネーション
長い間地元住民に愛され大切に守られてきた養老鉄道。乗客が気持ち良く鉄道を利用できるように、まちの有志が駅やホーム、駅前広場の清掃や花壇を管理し、いつもとてもきれいな状態です。また、駅を彩るイルミネーションで飾り付けを施し、毎年12月に点灯式も行われます。
「養老鉄道」存続の危機
鉄道施設は近鉄が保有のまま、運行は近鉄子会社へ

1913年に初代養老鉄道が養老・池野間を開通。1919年に全線開通し、その後運営主体の変更を数回経て、1944年に「近鉄養老線」となりました。赤字ですが地域のためにこの路線を存続させたい。しかし大企業で黒字の近鉄運営のままでは国や自治体からの支援を受けるのは難しい。
そのため近鉄は2007年に鉄道設備を継続保有したまま、列車の運行は新たに設立した100%子会社の「養老鉄道」に任せる「上下分離方式」に移行。路線の存続を望む沿線自治体は、赤字の養老鉄道に金銭的支援を毎年行ってきました。
そして運行は近鉄子会社のまま、鉄道施設は自治体保有に
運行ダイヤの見直しなどの経営努力の結果、養老鉄道は初年度の赤字を9億円に抑えましたが、毎年10億円前後の赤字が続いています。その赤字補填を続けてきた親会社である近鉄は、沿線自治体が鉄道施設の保有と管理を行う「公有民営方式」への移行を提案。
2017年をめどに、沿線7市町などが出資する新法人を立ち上げ、車両や鉄道施設を近鉄から無償で譲り受ける。そして養老鉄道はこの新法人から鉄道施設などを借り、引き続き列車の運行を担当する。今後近鉄は養老鉄道の赤字補填は実施せず、毎年赤字は池田町を含む沿線自治体がすべて補填することとなりました。
小さなまちの大きなチャレンジ


池田町は、まちの生活を支えるこのローカル鉄道の存続を目指します!
平成28年度の養老鉄道の赤字のうち、沿線自治体の負担額は約3億8千万円。そのうち池田町は約4,700万円を補填します。今後近鉄からの赤字補填がなくなることから、平成29年度以降の池田町の補填額は1億円を超えることが予想されます。池田町は人口約2万4千人の小さなまち。元々税収の少ない池田町が毎年この金額すべてを町費で賄うことはとても難しいのが現状です。
そこで今回クラウドファンディングで皆様からのご協力をお願いすることになりました。地域住民の足となり、まちの生活を支えるローカル線。そして田舎の小さなまちに観光客を呼んでくれるローカル線。この「養老鉄道」の存続のため、温かいご支援をお願いいたします。皆様からの寄附金は、養老鉄道の運営のために大切につかわせていただきます。
お礼の品
ご支援いただいた皆様にお礼の品をお送りいたします。池田町自慢の特産品をぜひご家庭でお楽しみください。

現在進捗情報はありません。
岐阜県池田町

池田町は、岐阜県南西部に位置する人口約2万4千人のまち。このまちには1万年以上前から人が生活していた歴史があります。桜の名所、たくさんの古墳、城跡や戦国武将のお墓、仏像、民俗行事など、町のなりたちを今に伝える文化財の宝庫です。特産品は、まろやかで深い味わく香り高い高級茶「美濃いび茶」をはじめ、飛騨牛、茶っプリン、肉桂餅、梅干し、地酒などが有名です。
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