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近代化産業遺産「はたや記念館ゆめおーれ勝山」をイルミネーションで銀世界へ

カテゴリー:観光・PR 

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寄付金額 621,000

62.1%

目標金額:1,000,000

達成率
62.1%
支援人数
21
終了まで
受付終了

福井県勝山市(ふくいけん かつやまし)

寄付募集期間:2019年11月15日~2020年1月31日(78日間)

福井県勝山市

プロジェクトオーナー

近代化産業遺産として、その歴史的価値を守り継ぐ「はたや記念館ゆめおーれ勝山」は、勝山の織物業の歴史を伝え、これを未来に引き継ぐ施設です。

織物業は、現在も地域の重要な産業のひとつですが、先人たちが常に新しいことに取り組み、苦難を乗り越えてきた歴史やそれを彷彿させる建物などは、徐々に失われ、記憶も薄れつつあります。

そのような現状において、当館の広場を中心にイルミネーションを装飾し、織物に関わるまちであることを市民の皆さまに再認識してもらうとともに、市外へのPRを行って、勝山の魅力発信につなげたいと考えます。

近代化産業遺産「はたや記念館ゆめおーれ勝山」をイルミネーションで銀世界へ

雪を光で彩り、人々の心を温かく

湿潤な気候と寒暖のある気温が絹織物の生産に適することから、勝山市は明治から昭和にかけて日本の繊維産業をリードする地域へと発展してきました。

高度経済成長の終焉とともに国内の繊維産業は海外に生産拠点が移り、市内の機業場は縮小を余儀なくされます。街の風景の一部となっていた多くの機業場も老朽化により少しずつ姿を消し、現在は「はたや記念館ゆめおーれ勝山」としてその一部を残します。

当館では資料の展示や体験を通して、繊維産業の歴史や市民の皆さまに織物のまちである勝山を再認識していただくことを狙いとしています。

はたや記念館ゆめおーれ勝山では、開館から毎年、冬のイベントとしてイルミネーションで来館者をお迎えしてきました。雪の多い北陸の冬に映えるイルミネーションは、見る楽しみだけでなく、地域の皆さまがお互いの情報を交換しコミュニケーションする機会も提供してきました。

10回目となる今回のイルミネーションでは、オリジナルキャラクター「織姫ゆめちゃん」のオブジェをはじめ、前回よりパワーアップしたイルミネーションを計画しています。

取り壊しの危機を乗り越えてきた「はたや記念館ゆめおーれ勝山」がこの先も地域の皆さまに愛される施設として活用されるよう、記念館を盛り上げるイルミネーションイベントへのご支援をお願いいたします。

勝山市の冬の夜を光の国に

「織姫ゆめちゃん」を中心に幻想世界を表現!

豪雪地帯である勝山に冬のイルミネーションの設置は難しい一方で、澄み切った夜空に輝く雪と光のコントラストは普段とは異なる幻想的な風景を演出します。

10回目となる今季のテーマは光の国。オリジナルキャラクター「織姫ゆめちゃん」のオブジェを中心に、光のトンネルと輪の装飾と、施設内の樹木の全体をシャンパンゴールドとホワイトのイルミネーションで華やかに包んで、勝山の冬を幻想的・ロマンチックに彩りたいと考えています。

オープン以来毎年実施しているイルミネーションですが、節目となる今季は、長い冬の夜に地域の人が集い勝山に思いを巡らせる場所へ、また、勝山の織物と冬の魅力を来訪者に伝える情報発信の場へと、施設の役割を次のステージへ高める最初の一歩の位置づけです。

貴重な遺産を未来に引き継ぐために、皆さまのご協力をよろしくお願い致します。

寄附金の使い道

イルミネーションの企画・デザイン、装飾、期間中の保守・管理:100万円

※目標金額に達しなかった場合、市の財源を活用して事業費を賄います。
また、目標金額以上のご寄付をいただいた場合は、同類の事業に充てさせていただきます。

寄附金の使い道

人が集うきっかけ作り

雪に包まれた幻想的なイルミネーションで魅力を引き出す

「ゆめおーれ勝山」に併設される交流広場では、子どもたちが遊んだり、大人が語らう風景が日常的にみられる場所となっています。

しかし、残念ながら、冬がくると広場は雪に覆われ、「ゆめおーれ勝山」の客足が遠のきます。

冬の「ゆめおーれ勝山」のすばらしさを別の角度から提案する雪のイルミネーション。

市民だけでなく、市外からのお客様にも楽しんでいただき、この寒い季節に人が集う機会の提供を目標にしています。

イルミネーション開催の詳細

開催期間:
2019年12月1日(日)~2020年3月1日(日)

点灯時間:
16:00~22:00
12月23日~令和2年1月3日、2月22日・23日(左義長まつり)は、深夜0時まで延長点灯

費用:
無料
※一部施設のご利用に有料の場合がございます。

【開催場所】
はたや記念館 ゆめおーれ勝山 交流広場
福井県勝山市昭和町1丁目7-40
電話番号:0779-87-1200
※コミュニティーバス「ぐるりん」又は恐竜バス「ダイナゴン」をご利用の場合、はたや記念館前が便利です。

事業に携わる方の思い

勝山市 市長 山岸 正裕

■歴史を脈々と受け継ぐまちづくり

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勝山市は、悠久の歴史がつくりだした自然の中にあって歴史と伝統に裏打ちされた誇りあるまちです。

経済の成長とともに生活は豊かに便利になりましたが、本来、人はそこに裏打ちされた歴史の延長で生きています。「ゆめおーれ勝山」も勝山市の自然風土に育まれて勝山市発展の原動力となった織物産業の歴史を今に伝える施設となっています。

そしてこの施設を核に、中心市街地へと足を運び、人が集うことで、また新たな文化の芽が出てくると考えています。冬になると勝山には雪が積もります。雪国の暗いイメージを変えようと「ゆめおーれ勝山」ではオープン以来、イルミネーションで冬を彩ってきました。今回、ゆめおーれ勝山のオリジナルキャラクター「ゆめちゃん」のオブジェを中心としたイルミネーションで光の国を表現し、市民の方々が集い語り合う、そんなあかりを灯したいと考えています。

どうか皆様のご協力をよろしくお願いします。

ゆめおーれ勝山 山本支配人

■中心市街地に立ち寄るきっかけに

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「ゆめおーれ勝山」は、勝山市の市街地の位置しています。これまでも、冬のイルミネーションを見に来るお客さんが、近隣の商店にも立ち寄る姿を見てきました。

公共施設に集まった人が、近隣の商店にも立ち寄ることで、地域全体が盛り上がります。

冬はどうしても出不精になりがちですが、こういったプロジェクトが、きっと地域の活性化に役立つものと期待しています。

ゆめおーれ勝山職員 斉藤 ケサミさん

■産業遺産を後世に引き継ぎたい

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私は若いころ、この「ゆめおーれ勝山」が機業場として機織りをしていたころにここで働いていました。毎日の労働は非常にハードでしたが、同年代の子たちと働く時間は充実していたものでした。

いま、体験コーナーで子どもたちに機織りの説明やコースター作りの手助けをしています。

織物は縦の糸と横の糸を組み合わせて織っていきます。もちろん、産業としては海外に拠点を移す企業も多くなっている産業ですが、今でも特殊な織物を中心に、ここ勝山でも織物が織られています。

私たちの昔話に耳を傾けてくださる世代ももちろんいますが、それにもまして、真剣にコースターを作る子どもたちの顔を見ていると、この子たちにも、こういった産業の一コマを受け継いでいくことの大切さを実感します。

織物のようにまっすぐ伸びようとする子どもたちの力を私たちが横糸として補強していく。そういう仕事ができればと思っています。

冬場の来客の増加は、私たちにとっても課題です。素晴らしいイルミネーションをきっかけに来客者が「ゆめおーれ勝山」に立ち寄ってもらって、織物を知ってもらう。そういうきっかけになればうれしく思います。

住民の声

多田 寛さん

■市街地を彩るきっかけになる

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勝山市には、外で気軽に立ち寄れて、友達同士や家族で話ができる場所があまりありません。その中で、ゆめおーれはふらっと立ち寄れる場所なので大変貴重です。

また、イルミネーションを市内で見ることができるのも、ゆめおーれしかなく、冬の風物詩となっていて、期待している市民は意外に多いです。

今年は皆様のご協力をいただき、そのイルミネーションもパワーアップするということを聞き、また若い人が集まってくれたらいいなぁと思っています。

勝山の中心部にもこんな場所があるんだ!と感じていただけるような仕掛けに期待しています。

寄附者の皆様へ

ゆめおーれ勝山職員の思い

冬の勝山市は、積雪のためになにかとネガティブな言葉が飛び交います。

そんな中でも雪と光が織りなすイルミネーションで明るい気持ちでお越しくださった皆様に、明るい気持ちを持って帰っていただきたい、そんなことを思っています。

このプロジェクトに共感いただける方は、まちづくりそのものの支援者だと思っております。本当にお礼申しあげます。

どうかご寄附に合わせまして、完成した折には一度お越しいただき、ご覧いただければと思います。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

お礼の品をご紹介

勝山産の繭を原料にした絹石鹸とゆめおーれ勝山オリジナルタオルとをお送りします!

1万円以上のご寄付をいただいた方に、ゆめおーれ勝山のロゴ入りオリジナルタオルと、勝山産の繭を原料にした絹石鹸(ミニサイズ12g×3個)をお送りします!

現在進捗情報はありません。

福井県勝山市

周辺を1,000m級の山々に囲まれ、優雅で時に荒々しい一級河川九頭竜川が流れる水と緑の豊かな田園都市、勝山市。勝山のまちに到着した瞬間、体も心もすっぽりと自然の一部になるような清々しい体験をしていただけます。なにより四季がはっきりしており、雪解けを待って一気に芽吹く春、さんさんと降り注ぐ太陽と清流を飛び跳ねる鮎が美味しい夏、周囲の山々が一斉に色づく秋、凛とした寒さに包まれる冬。この四季の中で育った農作物はどれもがしっかりとした味わいを抱えその恩恵を惜しみなく与えてくれます。素朴な中にも息づく自然豊かなまち、勝山市へどうぞお越しください。