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処分するしかなかったエゾシカが、地域をめぐる恵みに。ジビエ処理施設に3つの設備を

カテゴリー:食・農林水産業・商工業 

寄付金額 39,000円

0.6%

目標金額:6,000,000円

達成率
0.6%
支援人数
4人
終了まで
90日
/ 90日

北海道喜茂別町(ほっかいどう きもべつちょう)

寄付募集期間:2026年11月7日~2027年2月5日(90日間)

北海道喜茂別町

プロジェクトオーナー

喜茂別町では、畑の作物を守るため、毎年400〜500頭のエゾシカを捕獲しています。しかし町内には処理施設がなく、令和7年度は約300頭を処分するしかありませんでした。

いま町では、捕獲したシカを食肉に加工する「ジビエ処理施設」(正式名称:有害鳥獣食肉加工処理施設)を建設しています。令和9年4月に稼働すれば、年400頭以上をジビエとして活かせる見込みです。駆除したシカが町の食卓や返礼品となり、地域をめぐる恵みに変わります。

ただ、稼働時の設備は必要最低限です。安全でおいしいジビエを届ける3つの設備をそろえるため、皆さまのご支援をお願いいたします。

畑を守るために駆除したシカは、処分するしかありませんでした

年500頭を捕獲。食肉にできたのは200頭だけ

畑のすぐ横まで、エゾシカが現れます

喜茂別町は、エゾシカが胆振・日高方面から後志地方へ移ってくる「入り口」にあたり、シカは今後も増えると見込まれています。シカによる農業被害は、町内だけで毎年約800万〜1,000万円にのぼります。

令和7年度には、ガバメントクラウドファンディング「北海道喜茂別の未来を守る!鳥獣対策と資源活用」で、全国の107人の皆さまから209万5千円のご寄附をいただき、わなや電気柵の整備、捕獲の奨励などに役立てています。改めて御礼申し上げます。今回のプロジェクトは、捕獲したシカを地域の恵みに変える、その次の一歩です。

被害を減らすため、町では猟友会と地域おこし協力隊の皆さんが捕獲にあたり、令和7年度は500頭を捕獲しました。仕留めたシカは、冬は雪の中でも軽トラックに積んで運びます。

喜茂別産の鹿肉は、臭みを抑えるため「捕獲後2時間以内の処理」を大切にしています。しかし町内には処理施設がなく、町外の加工施設までは片道80〜90分。この時間に間に合い、食肉にできたのは200頭にとどまりました。

残りの約300頭は、片道40分かけて倶知安町の処分場へ運び、埋めて処分しています。費用は人件費を含めて年間約330万円。すべてを処分すれば、550万〜600万円かかります。その一方で、加工する側からは「原料のシカが足りない」という声が届いています。

仕留めたシカは、そりに載せて運び出します

町内に、ジビエ処理施設ができます

この状況を変えるため、町はいま、町内にジビエ処理施設を建設しています。令和8年12月に完成し、令和9年4月に稼働する予定です。運営は、公募で選ぶ事業者(指定管理者)に任せます。
・捕獲場所から片道20分程度で運び込めます(これまでは80〜90分)
・捕獲した方が、自分で直接持ち込めます
・「捕獲後2時間以内」に間に合うシカが増え、食肉にできるのは年400頭以上と、これまでの2倍を見込んでいます
・処分するシカは年100頭程度に減り、処分費用は約330万円から約120万円に下がる見込みです

ただ、稼働時の設備は「必要最低限」です

安全とおいしさを守る3つの設備を、皆さまのご寄附で

令和8年度の完成をめざして建設中です

施設には、解体と加工に欠かせない設備をそろえます。ただ、ニセコやルスツのホテル・レストランなど、品質に厳しい取引先へ販路を広げるには、安全と品質を示せる設備がもう一歩必要です。
・金属探知機:銃弾の破片などの異物が混じっていないか、一つひとつ確かめます
・液体急速冷凍機:短時間で凍らせることで、解凍したときも旨みや風味を保ちやすくなります
・真空包装機:空気に触れないよう密封し、鮮度を保ったまま遠くまで届けます

3つの設備がそろえば、新たな取引先への道が開けます。ふるさと納税でも、鹿肉の返礼品への寄附額を、令和7年度の約400万円から800万円へ伸ばすことを目指します。

いまの鹿肉の返礼品には、寄附者の方から「臭みなどは本当に全くなく」「常にストックしておきたい一品」という声をいただいています。町内で食肉にできるシカが増えれば、この味をもっと多くの方に届けられます。

寄付金の使い道

いただいた寄附金で、次の3つの機器を町の備品として購入し、ジビエ処理施設に備え付けます。

【内訳】
・金属探知機:250万円
・液体急速冷凍機:200万円
・真空包装機:150万円
(合計:600万円)

【目標金額に達しなかった場合の寄付金の取扱い】
寄附金は、金属探知機、液体急速冷凍機、真空包装機の順に充てます。目標金額に達しなかった場合も、不足分は町の予算で補い、3台すべてをそろえます。
また、寄附金が3台分を上回った場合や、ほかの財源を確保できた場合は、追加の備品整備や、ジビエを知ってもらう試食会・販路づくり、施設管理に充てます。

事業実施スケジュール

令和8年11月:寄附募集開始/運営事業者(指定管理者)の公募
令和8年12月:ジビエ処理施設 完成
令和9年1月30日:寄附募集終了
令和9年2月:銘板に刻むお名前を確定
令和9年3月末まで:お礼状(羊蹄山の絵はがき)をお送りします
令和9年4月:ジビエ処理施設 稼働
令和9年6月頃:寄附者銘板を施設入口に設置し、設置写真をメールで、支援感謝状を郵送でお送りします
令和9年12月頃:活動レポート(PDF)を寄附者の皆さまへメールでお送りします
令和10年3月まで:3つの設備を導入(導入の様子は進捗情報でもお知らせします)

地域をめぐる恵みに

駆除したシカが、町の食卓へ、全国へ

捕獲から食卓まで、町の中でめぐる流れ

畑を守るために駆除したシカが、町の食卓に並び、返礼品として全国へ届く。ジビエ処理施設は、そんな循環の起点になります。

まずは町内商店などのを得て、地元で食べられるところから始めます。猟友会と地域おこし協力隊が中心となって、町民向けの試食会も準備しています。稼働後は、運営事業者と調整のうえ、児童・生徒や町民の見学も受け入れたいと考えています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-円

町長からのメッセージ

喜茂別の新しい名物を、一緒に育ててください

手間をかけて育てた作物を、シカに荒らされる。この悔しさを、町の農家の皆さんは毎年味わってきました。被害を減らすため、猟友会や地域おこし協力隊の皆さんは、冬の雪の中でも捕獲と運搬を続けてくださっています。心から感謝しています。

これまで、駆除したシカの多くは処分するしかありませんでした。町内にジビエ処理施設ができれば、そのシカがおいしいジビエになります。喜茂別の新しい名物として、町の内外で喜ばれるように育てていきたい。その第一歩を、どうか一緒に支えてください。

喜茂別町長 林 己人

施設の入口に、お名前を残します

10万円の方は「設立支援者」として最上段に

ご寄附いただいた皆さまのお名前を銘板に刻み、ジビエ処理施設の入口に掲示します。町の恵みを生む場所に、この施設を支えてくださった証を長く残します。

令和9年6月頃に設置する予定です。施設の近くにお越しの際は、ぜひご自身のお名前を探してみてください。現地に行けない方にも、設置した銘板の写真をメールでお送りします。

・3万円:木製・印字の銘板(小)を掲示します。設置写真をメールでお送りします
・5万円:木製・彫刻の銘板(中)を掲示します。設置写真をメールでお送りし、支援感謝状を郵送します
・10万円:金属製・彫刻の銘板(大)を、最上段の「設立支援者」エリアに掲示します。お名前と応援メッセージ(15字以内)を刻みます。設置写真をメールでお送りし、町長名入りの支援感謝状(お名前は毛筆で手書き)を郵送します

■お名前・メッセージの書き方
・銘板に刻むお名前は、お申込み時の備考欄にご記入ください(全角12文字以内・ニックネーム可)。10万円の方は、応援メッセージも備考欄にご記入ください。
・備考欄にご記入がない場合は、お申込み者のお名前で掲示します。
・公序良俗に反する内容など、掲示できないと町が判断した場合は、表記を変更していただくことがあります。

※支援感謝状は記念としてお送りするもので、税金の控除の手続きに使う「寄附金受領証明書」は、これとは別にお送りします。
※喜茂別町にお住まいの方は、このお礼の品をお選びいただけません(お礼の品なしでのご寄附は可能です)。

また、お礼の品の有無にかかわらず、ご寄附いただいた皆さまには、募集終了後2か月以内(令和9年3月末まで)に羊蹄山の絵はがきでお礼状をお送りし、令和9年12月頃に活動レポート(PDF)をメールでお届けします。寄附金で整えた設備と、施設の稼働の様子を、写真とともにご報告します。

喜茂別町では同じ期間に、羊蹄山の安全登山を守るガバメントクラウドファンディングも実施しています。あわせてご覧ください。

現在進捗情報はありません。

北海道喜茂別町

喜茂別町は、北海道の南西部、羊蹄山のふもとにある人口約1,900人の町です。町名はアイヌ語の「キム・オ・ベツ(山の多い川)」に由来し、その名のとおり羊蹄山や尻別岳などの山々に囲まれ、大小41の川が流れています。羊蹄山の伏流水と、寒暖差が育む良質な土に恵まれ、アスパラガス栽培発祥の地としても知られています。町の面積の約8割を森林が占め、札幌など道央の主要都市からは車で約90分。自然と暮らしが近い町です。