「ふるさと」の景色を未来に残す 漁師と二人三脚の20年を、次の20年へ。

カテゴリー:食・農林水産業・商工業 

寄付金額 30,000円

0.6%

目標金額:5,000,000円

達成率
0.6%
支援人数
1人
終了まで
90日
/ 90日

島根県海士町(しまねけん あまちょう)

寄付募集期間:2026年11月6日~2027年2月3日(90日間)

株式会社ふるさと海士

プロジェクトオーナー

私たち「ふるさと海士」は、離島のハンデを乗り越えるために、海士町の漁師と役場がともに手を組み、生まれた水産加工会社です。「CAS(Cell Alive Systemの略)」という細胞を壊さずに冷凍できる技術を用いて島で獲れた最高の「白いか(ケンサキイカ)」や「岩がき」に付加価値をのせ、全国の食卓へ届けてきました。

私たちが今回のガバメントクラウドファンディングで達成したいこと。
それは、海士町の漁師が安心して戻ってきて、海士町に漁業を残し続けること。」そして、海士町の海の恵みをこれまでも変わらずに全国に届け続けることです。

はじめに:私たちが本当に実現したいこと

私たち「ふるさと海士」は、離島のハンデを乗り越えるために、海士町の漁師と役場がともに手を組み、生まれた水産加工会社です。「CAS(Cell Alive Systemの略)」という細胞を壊さずに冷凍できる技術を用いて島で獲れた最高の「白いか(ケンサキイカ)」や「岩がき」に付加価値をのせ、全国の食卓へ届けてきました。

私たちが今回のガバメントクラウドファンディングで達成したいこと。
それは、「海士町の漁師が安心して戻ってきて、海士町に漁業を残し続けること。」そして、海士町の海の恵みをこれまでも変わらずに全国に届け続けることです。

この島で何世代にもわたって受け継がれてきた「ふるさと」の可能性をひらき、未来に向けて残し続けることが、私たちふるさと海士の存在意義です。

海とともに生きてきた島

今回の舞台となる場所は日本海の沖合に浮かぶ、小さな離島、海士町。ここには、海とともにある昔ながらの暮らしが息づいています。

夕方になると、漁師たちの船が一斉に港を飛び出し、漆黒の海を煌々と照らします。朝、カモメとともに港へ戻ってきた船には、たくさんの白いか(ケンサキイカの地方呼称)。
「白いかがあっばかん取れたど(白いかがたくさん取れたよ)」

そう話す漁師の顔には、安堵の表情が浮かびます。海へ出て、魚やイカを獲り、港へ帰る。海士町は、こうした日々の営みとともに生きてきました。

島の漁師さんと二人三脚で歩み続けるために続けてきたこと

「漁師の手取りを増やす。」

この言葉を掲げ、約20年前に生まれたのが、私たち「ふるさと海士」です。
この土地で生きる人、その人たちの仕事、そして豊かな海の恵み。「ふるさと」の価値を余すことなく届けること。それが、創業の思いでした。
私たちは凍結技術「CAS」を導入し、島で獲れた新鮮な白いかや岩がきを鮮度そのままに全国へ届ける仕組みをつくりました。財政破綻の危機にあった海士町にとって、これは“攻めの施策”であり、離島のハンデを強みに変える挑戦でした。

漁師は長年、魚が獲れなければ収入が減り、たくさん獲れても市場の供給が増えれば価格が下がるという「大漁貧乏」の課題を抱えてきました。海士町の漁師さんも例外ではなく、創業前はこの構造に苦しめられていました。
そこでふるさと海士は、創業時から毎日変動する市場価格ではなく、一定の価格で買い取る買取方式を採用しました。

この仕組みにより、漁師さんは

・市場価格が高い日は本土へ
・価格が安い日はふるさと海士へ

と出荷先を選べるようになり、収入の安定、向上につながりました。
島で獲れたものに価値を加え、全国へ届ける。その仕事を通じて漁師さんの手取りを増やし、漁師さんがこの島で生業を続けられる未来をつくること。

「島の漁師さんと二人三脚で歩み続ける。」

それが、ふるさと海士が20年間守り続けてきた役割です。

変わっていく海の環境、厳しさを増す漁師の暮らし

しかし近年、漁師を取り巻く環境は厳しさを増しています。
・水産資源の減少
・燃料費の高騰
・担い手不足

海へ出続けることは、決して当たり前ではなくなっています。
さらに近年は、イカの不漁が続き、仕入れ価格も上昇しました。ふるさと海士でも、これまでのように十分な量を仕入れることが難しくなっています。
厳しい状況の中でも、日々、海へ出てくださる漁師さんたち。私たちふるさと海士も、海士町の漁師さんと同じように、この苦しい現状と向き合ってきました。

「買いたくても買えない」を乗り越えるために

創業から約20年。漁師さんを支えてきたふるさと海士自身も、厳しい経営環境に置かれています。
白いかが獲れなければ、加工・販売するための原材料が入ってこない。離島にある私たちは、本土のように近隣の漁港を回って不足分を補うことも容易ではありません。島での不漁が、そのまま加工・販売できる量の減少につながってしまいます。

数年にわたる不漁の影響で経営は厳しくなり、いまは地元の漁師さんから水産物を仕入れるための資金も不足しています。
漁師さんが獲ってきてくれても、十分に買い取ることができない。「買いたくても買えない」。漁師の手取りを増やすために生まれた会社として、この状況を何とか乗り越えたいと考えています。

「ふるさと」の景色を未来に残すための挑戦

「帰ったどー。」
港に、いつまでも漁師さんの声と笑顔が残り続ける島にしたい。私たちふるさと海士は、その思いを胸に、約20年間歩み続けてきました。そして、これから先の20年も、進化し続けながら漁師さんとともに一緒に歩んでいきたいです。


海へ出ても、思うように獲れない。そんな時期を何年も過ごしてきた漁師さん。今年はようやく白いかが獲れ始めてきました。

だからこそ海士町の漁師が獲ってきた白いかを仕入れたい。
鮮度が高く、海士町漁師の思いがたくさん詰まった海の恵みをみなさんに届けていきたいのです。

いただいた寄付の使い道

いただいたご寄付は、海士町の海や漁師さんを守っていくために短期と中長期の両面で活用します。
【短期:今すぐ必要な「買い支える力」を取り戻すために】
ふるさと海士が地元漁師から水産物を安定して買い取るための資金として使います。
・白いかや岩ガキなど、島で水揚げされた水産物の仕入れ
漁師さんが獲ってきた海の恵みを適正価格で買い取り、確かな収入につなげます。 仕入れた水産物は、ふるさと納税や飲食店を通して全国の方に食べていただくほか、学校給食にも活用し、子どもたちが島の魚を味わい、身近な海の豊かさに触れる機会を守ります。

【長期:海士町の漁業が次の世代へ続いていくために】
漁師さんと一緒に二人三脚で取り組むからこそ、新しい挑戦を行っていきます。
・魚種変化に対応するための新しい漁法の模索・漁具導入支援
海の環境変化に合わせ、新しい魚種に対応できるように、共に話し合い、共に悩みながら白いか・岩がきだけではない取り組みを一緒に創っていきます。今回のご寄付を活用し、漁師さんと一緒に未来の漁業に向けた挑戦を考え、実践します。装備を整え、漁師さんの挑戦を支えます。
・新しい取り組みが新しい漁業従事者を増やす
若い世代が「海士町で漁師として生きていく」ことを選べるよう、就業支援を強化します。海士町だけではなく、日本を支える漁師さんが一人でも多く活躍できる環境を創り続けます。

海士町を知り、応援してくださるみなさんと、この「ふるさと」の未来をつないでいきたい。「帰ったどー。」と、漁師が笑顔で戻ってくる港を、これからも。どうか、みなさんの力を貸してください。

現在進捗情報はありません。

島根県海士町

海士町は、日本海の隠岐諸島に位置する人口約2,300人の島です。
ユネスコ世界ジオパークに認定され、豊かな海、豊富な湧水など自然環境に恵まれ、自給自足のできる半農半漁の町で、鎌倉時代に後鳥羽上皇が島流しにされた場所でもあります。
「ないものはない」をスローガンに掲げ、近年は人口減少を食い止めるための多様な教育・交流施策の挑戦により、離島・過疎地でありながらも若者の賑わいが創出されています。