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桑名の刀工・村正の「槍」を次代へ。桑名が生んだ伝説の輝きを取り戻すプロジェクト

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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目標金額:1,000,000円

達成率
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支援人数
0人
終了まで
90日
/ 90日

三重県桑名市(みえけん くわなし)

寄付募集期間:2026年10月3日~2026年12月31日(90日間)

桑名市ブランド推進課

プロジェクトオーナー

【桑名の刀工・村正の「槍」を次代へ。桑名が生んだ伝説の輝きを取り戻すプロジェクト】
三重県桑名市は、古来より東海道の要衝として、また伊勢湾に臨む「十楽の津」として繁栄してきました。その桑名を語る上で欠かせない存在が、16世紀頃より活躍した刀工「村正」です。
桑名市博物館では、令和4年(2022)に寄贈された桑名ゆかりの《槍 銘 村正》を収蔵しています。しかし、寄贈時点ですでに経年による錆びや鞘の劣化が進んでおり、適切に保存し、後世へ継承していくためには、専門的な修理が必要な状態となっています。
村正の真価は、単なる伝承や噂にとどまらず、実戦を想定した「切れ味」にあります。その作品には、相州や美濃など他地域の技術が巧みに取り入れられており、物流と技術交流の要衝であった桑名の魅力が表れています。
本プロジェクトでは、《槍 銘 村正》の本格的な研磨と鞘の修理を行い、鈍った刃文に再び光を宿し、本来の姿を取り戻すことを目指します。また、当館が収蔵する《脇指 銘 源安重》と《脇指 無銘》の2口についても修理を予定しています。
皆様からいただいたご支援は、刀剣研磨の専門家による研磨費用や、槍の保存に適した鞘・拵の製作・整備に必要な材料費などに大切に活用させていただきます。ご支援くださった皆様には、感謝の気持ちを込めて、桑名市ならではの特別な返礼品をご用意します。
この取組は、単に刀剣を修理するだけではありません。桑名が積み上げてきた技術の歴史と、桑名や村正を大切に思う皆様の心を未来へつなぐプロジェクトです。《槍 銘 村正》を「過去の遺物」として眠らせるのではなく、本来の輝きを取り戻した姿で再び皆様の前に展示し、その魅力を広く伝えていきたいと考えています。
皆様一人ひとりの「村正を大切にしたい」という思いが、この槍に再び光を灯す原動力となります。伝説の輝きを未来へつなぐため、ぜひ私たちの挑戦を応援してください。

はじめに:ご挨拶

皆様、いつも桑名市の文化行政を温かく見守ってくださり、誠にありがとうございます。三重県桑名市にございます桑名市博物館でございます。
桑名は古来より、東海道の要衝として、また伊勢湾に臨む「十楽の津」として繁栄してきました。そして、この地を語る上で欠かせないのが、16世紀後半より活躍した刀工・「村正(むらまさ)」です。
この度、桑名ゆかりの「槍 銘 村正」が、長年の時を経て修理を必要としております。この歴史的財産を後世に継承し、皆様と共に蘇らせるため、クラウドファンディングに挑戦いたします。

2)村正の魅力:切れ味という「機能美」の系譜

村正の評価は、単なる伝承や噂に留まりません。その真価は、実戦を想定した「切れ味」にあります。
桑名は中世、物流と技術交流が盛んな要衝でした。村正が遺した作品には、相州や美濃といった他地域の技術が巧みに取り入れられており、多様な文化の混在地である「桑名」そのものの魅力にあふれる刀剣ともいえましょう。

3)なぜ今、修理が必要なのか:刀剣の正しい保存のために

今回修理を目指す槍は、令和4年(2022)に寄贈されたものです。すでに寄贈時点では、経年による錆びや鞘の劣化が進行しておりました。
「刀剣」は単なる鉄の塊ではなく、適切な保存を行うことで数百年、数千年の時を越えて輝き続ける生きた文化財です。しかし、一度深刻なダメージを負えば、その修復には高度な専門技術を要します。
私たちは、この槍を「過去の遺物」として静かに眠らせるのではなく、本来の輝きを取り戻し、皆様の前に堂々と展示することで、村正の魅力をまた広く伝えたいと考えています。今ここで専門的な処置を施すことが、私たちの世代の責務であると信じています。

4)プロジェクトで実現したいこと:村正の槍の「再誕生」

本プロジェクトの目的は、村正の槍の本格的な研磨と、それに合わせた鞘の修理です。
研師の手によって、鈍った刃文に再び光を宿し、当時の武士が目にしたであろう鋭利な姿を取り戻します。この槍が再び「生きた姿」を取り戻す瞬間を、皆様と一緒に目撃したいと願っております。また、《槍 銘 村正》以外にも当館収蔵刀剣の2口《脇指 銘 源安重》、《脇指 無銘》の修理も予定しています。

【ご担当いただく予定の研師】
各務弦太氏
中学校卒業後、加藤万豊氏(永山美術刀剣研磨研修所卒)に師事。
四年間夜間高校に通いつつ七年の修行の後に独立。
日本美術刀剣保存協会 現代刀職展(研磨の部)にて文部科学大臣賞を受賞するなど豊富な実績と鋭い感性を持つ各務氏の手により、《槍 銘 村正》の輝きが甦ります。

5)支援金の使い道

いただいたご支援は、以下の修理費用に大切に使わせていただきます。

研磨費用:刀剣研磨の専門家に依頼し、一振り一振りの個性を理解し、最善の工程で仕上げていただきます。
鞘・拵の製作・整備:槍の保存に適した木材による鞘の製作および、修復にかかる材料費。

6)リターン:桑名と村正をより身近に

ご支援くださった皆様には、感謝の気持ちを込めて、桑名市博物館ならではの特別な返礼品をご用意します。

7)最後に:皆様の気持ちとともに

村正の槍を修理することは、単なる物の修理ではありません。桑名が積み上げてきた技術の歴史、そしてその地を愛する皆様の心をつなぐプロジェクトです。
皆様一人ひとりの「村正を大切にしたい」という気持ちこそが、この槍に再び光を灯す最大の原動力です。ぜひ、私たちの挑戦を応援してください。皆様と共に、伝説の輝きを未来へつなげることを心より願っております。

現在進捗情報はありません。

三重県桑名市

桑名市(くわなし)は、木曽三川の河口にあり、北西部は養老山地に、また南東部は伊勢湾に面しています。
古くから東海道五十三次の42番目の宿場町として栄え、熱田の宮宿と桑名宿間は東海道で唯一の海路で結ばれていました。
舟の発着場所である「七里の渡跡」には伊勢神宮の「伊勢国一の鳥居」が設置されるなど、伊勢国の東の玄関として位置づけられてきました。
また、豊かな観光資源に恵まれており、2016年ユネスコ無形文化遺産に登録された桑名の石取祭の祭車行事などの伝統文化や、年間の入込客数が約1500万人を誇るナガシマリゾート、ジョサイア・コンドルが設計した六華苑、上げ馬神事で有名な多度大社などがあり見所が満載です。
2016年には「ジュニア・サミット」が桑名市内で開催され、桑名の国際化も着実に進んでいます。さらに食文化も有名で「その手はくわなの焼き蛤」のしゃれ言葉で有名な蛤は、同年開催された「伊勢志摩サミット」でも提供されました。