耕作放棄地を「幻の蜂蜜」の生産拠点へ!八幡高原「赤そば蜂蜜」採取プロジェクト

カテゴリー:まちづくり 

寄付金額 274,000円

13.7%

目標金額:2,000,000円

達成率
13.7%
支援人数
4人
終了まで
44日
/ 90日

広島県北広島町(ひろしまけん きたひろしまちょう)

寄付募集期間:2026年8月17日~2026年11月14日(90日間)

赤そばの里 八幡高原

プロジェクトオーナー

過疎高齢化の進む広島県北広島町の八幡高原。危機感を募らせた地域住民たちが、自らの手で負の連鎖からの脱却を図ろうと、新たな産品の開発に挑んでいます。
耕作放棄地に「赤そば」を栽培し、開花による新たな観光資源の創出と、そこから生み出す高付加価値の産品開発。
「赤そば蜂蜜」は地域の誇りを取り戻すための、地域の新たな一歩です。どうぞご支援をよろしくお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-円

過疎に歯止めをかける地域復興プロジェクト

耕作放棄地を『赤そばの里」へ!
幻の「赤そば蜂蜜」採取プロジェクト

西中国山地国定公園に指定されている北広島町の八幡高原は、1,000メートル級の山々に囲まれた標高800メートルの盆地で、中国地方屈指の多雨地帯です。この豊かな水により、日本の湿原分布のほぼ南限にあたる「八幡湿原」や多様な生態系が広がっています。季節ごとに美しい自然や生き物観察を楽しむ観光客も多いものの、年々減少傾向にあり、地域住民の高齢化や担い手不足も進み、耕作放棄地が増加する課題を抱えています。

2015年、地域住民による「赤そばの里 八幡高原」が発足し、「八幡高原を真っ赤に染めよう!」を合言葉に、赤そばの栽培を開始しました。今では、9月の開花期に赤い花を目当てに多くの観光客・写真家が訪れるようになりました。収穫した赤そばは地元「かりお茶屋」で提供しています。
そして次なる挑戦に掲げたのが、希少な「赤そば蜂蜜」の商品化です。

「幻の蜂蜜」の採取に挑む!

一般的な白いそばに比べ、収穫量が約3分の1といわれる赤そば。その生産性の低さから作付面積が圧倒的に少ないため、必然的にその花の蜂蜜も希少なことから「幻の蜂蜜」と呼ばれています。
その味わいは、独特の風味と上品な甘さ、さらに一般的な蜂蜜に比べてそばに含まれるポリフェノールや鉄分も多く含んでおり、健康志向の方にもおすすめできます。

観光資源と新たなふるさと産品を創出します

【寄付金の使い道】
・圃場管理
・巣箱、電気柵等設置
・採蜜後の商品加工
・瓶、ラベル等のパッケージ製作

皆様のご支援を大切に活用させていただきます。

観光資源と新たなふるさと産品を創出します

耕作放棄地を希望の地に!
観光資源&高付加価値商品の創出

赤そばの畑は、耕作放棄地となってしまっていた畑を中心に、現在約4ヘクタール。地域の農家さんの協力を得ながら広がりを見せています。

今回赤そばの栽培は、ミツバチの活動時期に合わせて春まき栽培に挑戦。初夏に種をまくと、6〜7月には一面が赤い絨毯を敷き詰めたような赤そばの花で彩られます。
この時期は、従来は観光資源となる花が少なく、観光客が減少する時期でもありました。しかし、赤そばの開花時期がその空白を埋めることで、美しい里山の景観が新たな魅力となり、多くの来訪者を呼び込むことが期待できます。そして開花に合わせてミツバチの巣箱を設置し、採蜜、商品化を目指します。

「赤そば蜂蜜」の商品化が実現すれば、耕作放棄地が美しい観光資源となり、さらに高付加価値商品の産地として地域の新たな経済的基盤となる好循環が期待されています。

このプロジェクトを通して、八幡高原は地域の活性化と誇りの回復を目指しています。
この地域の新たな一歩となる取り組みへのご支援をよろしくお願いいたします。

寄付者のみなさまへ

北広島町長からのメッセージ

左から 養蜂家 平井氏、北広島町長、赤そばの里八幡高原 高木氏

北広島町では、人口減少や高齢化、耕作放棄地の増加など、中山間地域が抱えるさまざまな課題に向き合っています。
そうした中、地域の皆さんが主体となり、赤そばを活用した景観づくりや地域資源の創出に挑戦されることは、大変意義深い取り組みであると感じています。
赤そばの花が彩る風景は、北広島町の新たな魅力として、多くの方にこの地域を知っていただくきっかけになることを期待しています。また、養蜂と組み合わせることで、新たな特産品である蜂蜜の開発につながるなど、地域経済の活性化や新たな価値の創出にも大きな可能性を感じています。

この取り組みを通じて、北広島町の魅力が全国へ発信され、多くの人との新たなつながりが生まれ、地域ににぎわいと活力が広がっていくことを心から期待しています。

北広島町長
箕野博司

  • 2026年09月25日 12:00

    赤そばの里への軌跡:第15話

    これまでの赤そばの里プロジェクトの経緯と活動報告をご紹介します!

    【赤そばの里への軌跡:第15話】
    私たちがミツバチたちの「家(蜂場)」を選ぶとき、譲れない厳格な条件があります。

    ・上に民家がないこと
    ・近くに田畑がないこと(除草剤の影響を防ぐため)
    ・軽トラが横付けできること
    ・近くに綺麗な水の流れがあること

    農薬や除草剤が一切撒かれない環境を徹底して選んだ結果、先日届いた正式な食品検査結果報告書で見事「グリホサート(除草剤成分)不検出」が証明されました!
    徹底したこだわりと安心・安全が証明された純粋な赤そばハチミツを、こうして手作業で一瓶ずつ丁寧に充填しています。

    大自然の恵みと私たちの情熱が詰まった最高の一滴。
    北広島町のふるさと納税返礼品にも登録するよう準備を進めています。乞うご期待!


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  • 2026年09月24日 12:00

    赤そばの里への軌跡:第14話

    これまでの赤そばの里プロジェクトの経緯と活動報告をご紹介します!

    【赤そばの里への軌跡:第14話】
    2026年8月15日。
    ついに楽しみにしていた本番の採蜜を行いました!

    結果は目標の100kgにはわずかに届かず「65kg」でしたが、糖度を測ってみるとなんと驚異の【80.5】(80.6)を記録!
    一般的なそばハチミツのような強いクセがなく、透明度が高くてとっても上品な味わいに仕上がりました。

    写真右側が今回の赤そばハチミツです。
    左:肝木、中央:モニター品と比べても美しく輝いています!

    連日の晴天と朝の涼しさ(20℃前後)のおかげで、ミツバチたちも元気に集蜜に飛び回ってくれました。

    ハチたちの体力は今月で限界に近いため無理はさせられませんが、今後の貴重なデータ取りのためにも、2回目のチャンスを目指してもう少し観察を続けてみます!


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  • 2026年09月23日 12:00

    赤そばの里への軌跡:第13話

    これまでの赤そばの里プロジェクトの経緯と活動報告をご紹介します!

    【赤そばの里への軌跡:第13話】
    2026年8月9日。
    5月に種をまいた赤そばが満開を迎える中で、次の種まき作業を「同時期」に行う——これまでになかった珍しくも感慨深い出来事です。

    咲き誇るきれいなピンクの花を横目に、秋の収穫に向けた新たな種まき(播種作業)を進めました。
    7月下旬には、また新しい芽が顔を出してくれる予定です。

    あの生い茂る雑草と泥に挑み始めてから、早いもので丸一年。
    こうして命が巡っていく光景を目の前にすると、胸に込み上げるものがあり、本当に感慨深いです。

    おじいちゃんたちの泥臭い挑戦は、まだまだ続いていきます!


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  • 2026年09月22日 12:00

    赤そばの里への軌跡:第12話

    これまでの赤そばの里プロジェクトの経緯と活動報告をご紹介します!

    【赤そばの里への軌跡:第12話】
    2026年8月8日。
    広島市内は朝6時で既に30℃近い猛暑ですが、八幡高原は24℃ととても爽やかです。

    ワクワクしながら巣箱をチェックしてみると、赤そばのハチミツがバッチリ溜まっていました!
    現在の時点ですでに約80kg!

    今週末の土曜日、「赤そばの里八幡高原」の高木さんと二人でいよいよ採蜜作業を行います。
    うまくいけば、100kg前後という大収穫になりそうです。

    荒れ地の草刈りから始まった私たちの泥臭い挑戦が、ついに黄金色の成果となって実を結びます。


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  • 2026年09月21日 12:00

    赤そばの里への軌跡:第11話

    これまでの赤そばの里プロジェクトの経緯と活動報告をご紹介します!

    【赤そばの里への軌跡:第11話】
    満開の赤そばが広がる畑の周りを、きれいに草刈りしました。

    2026年7月5日。
    実は来週、NHKとRCCラジオの取材が控えているんです!

    私たちの初めての挑戦を多くの方に知ってもらう、大切な晴れ舞台。
    ここを訪れる記者の方にも、そしてこれから来てくださる皆さんにも、最高の景色をお届けできるよう、ピシッと「化粧直し」をしてお待ちしています。


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  • 2026年09月20日 12:00

    赤そばの里への軌跡:第10話

    これまでの赤そばの里プロジェクトの経緯と活動報告をご紹介します!

    【赤そばの里への軌跡:第10話】
    ピンク色の赤そばが咲き誇る中、水路の溝上げ作業を行いました。

    実はここ、皆さんが写真撮影で一番よく歩く、大切な通路なんです。
    せっかく来てくれた皆さんの足元が泥だらけにならないよう、手作業でしっかりとお手入れをしています。

    ここを訪れる全ての人が、笑顔で最高の写真を撮れますように。


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  • 2026年09月19日 12:00

    赤そばの里への軌跡:第9話

    これまでの赤そばの里プロジェクトの経緯と活動報告をご紹介します!

    【赤そばの里への軌跡:第9話】
    そば畑のすぐ横に、ミツバチの巣箱を設置しました。

    しかし、大自然での養蜂には「熊」という大きな壁があります。
    熊はとても賢く、電気柵の下を掘って侵入してきます。
    そのため、私たちは柵を「二重」にしてハチたちを命がけで守っています。

    一滴の本物のハチミツの裏にある、私たちの泥臭い闘い。

    お寄せいただいたご支援は、こうした電気柵などの資材に大切に使わせていただいています。


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  • 2026年09月18日 12:00

    赤そばの里への軌跡:第8話

    これまでの赤そばの里プロジェクトの経緯と活動報告をご紹介します!

    【赤そばの里への軌跡:第8話】
    「植えてみて初めて、ここが遮られていることに気づいたんです」

    2026年6月10日~12日、そして23日~24日。
    前回の激しい大雨を乗り越え、畑には赤そばの可愛らしい緑の芽が、綺麗に列をなして育ち始めました。

    ホッと胸をなでおろしたのも束の間、私たちは新たな問題に直面しました。
    それが、「川土手の木々」です。

    長年放置されていたこの場所で、当たり前のように生い茂っていた川土手の木々。
    ですが、こうして赤そばが育ち始めて初めて、「この木々が、せっかくの美しい畑の視界を遮って邪魔をしている」ということに気づきました。

    これまで草刈りや管理を怠ってきたツケが回ってきたのです。
    大きく成長した木々には、びっしりとツタが絡みついており、伐採作業は想像以上の悪戦苦闘となりました。

    そこで再び重機(ユンボ)を稼働させ、数日間にわたって一本ずつ丁寧に取り除いていきました。
    残った木は、秋の刈り取り後にすべて撤去する予定です。

    私たちがやりたいのは、ただハチミツを作って売ることではありません。
    この場所を訪れてくれた人が、一目見て「なんて綺麗なんだろう」と心から感動できる、最高の「赤そばの里」の景観をここに蘇らせることです。

    おもてなしの心を込めて、今日も泥臭い作業を続けています。


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  • 2026年09月17日 12:00

    赤そばの里への軌跡:第7話

    これまでの赤そばの里プロジェクトの経緯と活動報告をご紹介します!

    【赤そばの里への軌跡:第7話】
    「やっと種をまけた安心感から、一気に絶望へ突き落とされました」

    2026年5月19日。
    何ヶ月もかけて土を耕し、無数の石を拾い上げて準備してきた畑に、ついに赤そばの種をまく「播種(はしゅ)作業」を行いました。

    トラクターの後ろに機械をつけ、綺麗に真っ直ぐな畝ができていく様子を見て、「これで秋には美しいピンクの絨毯が見られるぞ」と二人で手を取り合って喜んだんです。
    ところが、自然の試練は本当に容赦がありませんでした。

    無事に種まきを終えた、まさにその翌日。地域を激しい大雨が襲ったのです。
    長年耕作放棄地だったこの場所は、元々あったはずの古い排水口が土砂で完全に埋まってしまっていました。

    行き場を失った大量の雨水が畑にどんどん溜まり、あっという間に水浸しの冠水状態に……。

    前にもお話しした通り、蕎麦は水に最も弱い植物です。
    「これでは、せっかくまいた種が窒息して発芽しないかもしれない……」と、目の前が真っ暗になりました。


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  • 2026年09月16日 12:00

    赤そばの里への軌跡:第6話

    これまでの赤そばの里プロジェクトの経緯と活動報告をご紹介します!

    【赤そばの里への軌跡:第6話】
    「ようやく春が来たと思ったら、また新しい壁ですわ(笑)」

    2026年4月21日。
    過酷な雪の冬をじっと耐え抜き、私たちの北広島町の畑にも、ようやく爽やかな春の季節がやってきました。

    土をさらに細かく整えるため、トラクターを走らせて「第二回目の荒起し(耕運)」を行っている最中、予想だにしない「大敵」が立ちはだかりました。
    なんと、土の奥深くから30cm近くもある巨大な石が、ゴロゴロと次から次へ飛び出してきたんです。

    長年使われていなかった土地だからこそ、地中に大きな石が埋まっていたようです。
    このまま無理に突っ込んでしまうと、大切なトラクターの刃がへし折れて壊れてしまいます。

    「おい、また石じゃ!ストップ!」
    作業中、何度も何度も機械を止めては運転席を降り、大きな石を手作業で拾い上げて一箇所に集める。
    その繰り返しです。本当に、石拾いだけでも気が遠くなるほど大変な作業です。

    赤そばの種たちが心地よく根を張れるように。
    近道はありませんが、今日も腰を痛めながら一歩ずつ泥臭く進んでいます。


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  • 2026年09月15日 12:00

    赤そばの里への軌跡:第5話

    これまでの赤そばの里プロジェクトの経緯と活動報告をご紹介します!

    【赤そばの里への軌跡:第5話】
    「やっと、土を耕すところまで来れました」

    2025年11月21日から22日にかけて。
    水路を通して畑に溜まった水をしっかりと抜いた私たちは、いよいよトラクターを入れて「第一回目の荒起し(あらおこし)」を行いました。

    実に、30年以上もの間、誰にも耕されずに眠り続けていた土です。
    重たいトラクターの刃が土深くに入り、ゴロゴロと大きくて黒い土の塊がひっくり返るたび、なんとも言えない力強い大地の香りがふわっと広がりました。

    これまでただの「荒れ地」だった場所が、初めて「農作物を育てるための大地」として息を吹き返した、私たちの挑戦の大きな節目となる2日間です。
    まだまだゴロゴロとかたい土ですが、これから何度も耕して、赤そばの種がすくすくと育つフカフカの土に仕上げていきます。

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  • 2026年09月14日 12:00

    赤そばの里への軌跡:第4話

    これまでの赤そばの里プロジェクトの経緯と活動報告をご紹介します!

    【赤そばの里への軌跡:第4話】
    「蕎麦っちゅうのはね、本当に水に弱い生き物なんですよ」

    2025年11月17日。
    水路を綺麗にした勢いのまま、私たちはもう一枚の畑の開墾へと乗り出しました。

    実は、蕎麦という植物は湿気にものすごく弱く、水はけが悪いとすぐに根腐れしてしまいます。
    ただ周りの水路を掃除しただけでは、この水分をたっぷり含んだジクジクの軟弱地盤を乾かすことはできません。

    そこで私たちは、足元がズブズブと沈む畑の中に、無理やり重機(ユンボ)を投入することにしました。
    狙いは「明渠(めいきょ)」と呼ばれる、地表の水分を逃がすための深い排水溝を掘ること。
    キャタピラが泥に取られそうになりながらも、一掘りずつ慎重に土を跳ね上げていきました。

    まっすぐに通った明渠から、土の中の水がジワジワと滲み出て流れていくのを見て、これでやっと赤そばの種を迎えるための「最高のベッド」が作れるとホッと一安心です。

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  • 2026年09月13日 12:00

    赤そばの里への軌跡:第3話

    これまでの赤そばの里プロジェクトの経緯と活動報告をご紹介します!

    【赤そばの里への軌跡:第3話】
    「さすがに、これ以上は手作業じゃ無理じゃのう……」

    2025年11月14日。
    前回、泥だらけになりながら手作業で少しだけ水路を通しましたが、広大な畑のすべての泥をのぞくには、どうしても限界がありました。

    そこで私たちは、小さな「重機(ユンボ)」を借りてくることにしました。
    数日間水が抜けたとはいえ、地面はまだまだ水分を含んでブヨブヨ。重い機体が泥に沈んでしまわないかヒヤヒヤしながらの作業です。

    それでも、機械の力は本当に凄まじいものでした。
    バリバリと音を立てて、30年間この場所を塞いでいた頑固な泥や土を一気にかき出していきます。

    夕方、キャタピラの跡が刻まれた畑の横に、深々と通った美しい水路が出来上がりました。
    これで、やっと土を乾かして次のステップへ進むことができます。


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  • 2026年09月12日 12:00

    赤そばの里への軌跡:第2話

    これまでの赤そばの里プロジェクトの経緯と活動報告をご紹介します!

    【赤そばの里への軌跡:第2話】
    草刈りを終えて一安心したのも束の間、次の大きな壁が立ちはだかりました。

    2025年11月10日。30年以上も耕作されていなかったこの場所は、水路が完全に土や泥で埋まってしまっていたんです。
    本来なら排水路へ流れるはずの水がすべて畑の中に流れ込んでしまい、地面は底なし沼のように軟弱な状態に……。
    これでは大きなトラクターや機械を入れることができません。

    「やるしかないのう」
    二人で鍬とスコップを手に持ち、冷たい泥の中に足を踏み入れました。
    泥だらけになりながら、一掘りずつ、ただ手作業で溝を掘り進めるしかありません。腰が痛むのをこらえながら、二人で一日中泥と格闘した夕方。

    ついに、サラサラと綺麗な水が音を立てて流れ出しました。30年ぶりに、この場所に水路がよみがえった瞬間でした。一歩ずつですが、確実に前へ進んでいます。


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  • 2026年09月11日 14:41

    赤そばの里への軌跡:第1話

    これまでの赤そばの里プロジェクトの経緯と活動報告をご紹介します!

    【赤そばの里への軌跡:第1話】
    「本当に、ここにピンク色の花が一面に咲くんだろうか……」
    2025年11月7日。
    秋晴れの少し肌寒い風が吹く中、私たちの挑戦は、この背丈ほどある雑草を刈り取ることから始まりました。

    ここは、誰も使わなくなって久しい「耕作放棄地」です。
    先祖代々の土地が荒れ果てていくのをただ見ているのが寂しくて、70代の私たちが「もう一度、この場所に美しい命を吹き込もう」と決意した日でもあります。

    まずは土作りの前段階。相棒の赤い草刈り機を走らせて、一歩一歩、泥臭く草を刈り進めました。
    刈り終えたあとに広がった土の匂いを嗅いだとき、なんだか少し、胸が熱くなりました。

    ここから2026年7月のプロジェクト公開まで、私たちが歩んだ「240日間の泥臭い全記録」を、少しずつここでご紹介します。


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広島県北広島町

広島県の西北部、西中国山地の標高300メートルから800メートルの盆地、高原に広がる芸北地域のほぼ中央に位置し、北は島根県と接しています。また、広島都市圏から瀬戸内海の島々の水源地域で、太田川と江の川の源流域でもあります。
春の新緑、夏の清流、秋の紅葉、冬のウインタースポーツを求めて、大勢の観光客で賑わいます。
古くから山陽と山陰を結ぶ中継地として栄え、中世には砂鉄の産地でもありました。
戦国武将・毛利氏、吉川氏の貴重な遺跡群も数多く残るほか、世界無形文化遺産である壬生の花田植、神楽や田楽などの民俗芸能、ブナの森、湿原、動植物などの貴重で雄大な自然と田園文化が息づく町です。