児童養護施設の卒園者の暮らしを支援し、進学できる環境を整えたい!
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 6,152,262円
目標金額:5,400,000円
- 達成率
- 113.9%
- 支援人数
- 252人
- 終了まで
- 受付終了
東京都板橋区(とうきょうと いたばしく)
寄付募集期間:2019年6月4日~2019年9月25日(114日間)
東京都板橋区

児童養護施設出身者の高校卒業後の進路は、進学割合が低く、就職割合が高くなっています。その一因に、多くの子どもが高校卒業とともに施設を出なければならず、進学するための生活環境が整わないことが挙げられます。そこで、皆さまからの寄附をもとに、進学する児童養護施設卒園者の住居費用を助成し、子どもたちの巣立ちを支援します。
このプロジェクトは、寄附を通じて、子どもたちの夢をみんなで支援するとともに、子どもたちの生活サポート体制の充実を図ろうとするものです。皆さまのご支援をお待ちしています。
児童養護施設出身者の高校卒業後の進路は、進学割合が低く、就職割合が高くなっています。その一因に、多くの子どもが高校卒業とともに施設を出なければならず、進学するための生活環境が整わないことが挙げられます。そこで、皆さまからの寄附をもとに、進学する児童養護施設卒園者の住居費用を助成し、子どもたちの巣立ちを支援します。
このプロジェクトは、寄附を通じて、子どもたちの夢をみんなで支援するとともに、子どもたちの生活サポート体制の充実を図ろうとするものです。皆さまのご支援をお待ちしています。
卒園者支援プロジェクト【第2弾】実施中!
児童養護施設の卒園者の暮らしを支援し、進学できる環境を整えたい!
保護者に代わり、公的責任で社会的に養護される子どもがいます。児童養護施設は、彼ら・彼女らの社会的養護を行う施設の一つです。
保護者がいない、虐待を受けたなど、子どもたちが児童養護施設に入園する理由は様々です。

高校卒業後の進路が、進学割合が低く、就職割合が高い傾向にある児童養護施設の出身者。その一因に、多くの子どもが高校卒業とともに施設を出なければならず、進学するための生活環境が整わないことが挙げられます。
そこで、皆さまの寄附から、進学する児童養護施設卒園者の住居費用を助成し、子どもたちの生活サポート体制の充実を図ることで、子どもたちの巣立ち・夢を支援するプロジェクトを立ち上げました。
夢をあきらめたくない-卒園者の自立を阻む18歳の壁-
子どもたちにとっての家-児童養護施設とは-

板橋区内には、「まつば園」「西台こども館」「マハヤナ学園撫子園」という3つの児童養護施設があり、子どもたちがより家庭に近い環境で過ごせるよう取り組んでいます。
各園では、園の職員が力を合わせて、地域の方々の協力も得ながら、生活環境を整え、安心した生活、子どもたちが自分自身を肯定していく取組みをしています。
特に戻る家のない子どもに対しては、普段からの関わりや生活支援援助の充実を心がけています。

園の子どもたちからは「何だかんだいってもここが家なんだよな」という言葉を聞きます。
子どもたちは、児童養護施設という安心できる住まいを得て、美容師、保育士、デザイナー、プログラマー、システムエンジニア…等々、将来に向けて、様々な夢を育んでいきます。
「彼らの夢を応援することはできないか」
板橋区はこのような思いから、3つの施設の職員の皆さんによる座談会を開催し、お話をうかがいました。

進学に立ちはだかる高いハードル
児童養護施設の子どもたちは、基本的に、18歳までに施設を卒園しなければなりません。子どもたちは、卒園に備えて並々ならぬ努力をしています。

まつば園
「社会生活を送るには、家賃、食費など様々な費用がかかるので、これに備えて貯めておかなければなりません。高校生は、大体アルバイトをしています。」

西台こども館
「普通なら、高校で部活をするのも当たり前だと思うのですが、それをぐっと我慢して、とにかくアルバイトをして、アパート暮らしでもやっていけるよう備えている子どももいます。」

それだけ頑張っていても、高校卒業後に進学するには、相当高いハードルがあるようです。
マハヤナ学園撫子園
「進学しているお子さんを見ると、アルバイトで目一杯なのです。月10万円くらい稼がないとなりません。子どもたちを社会からドロップアウトさせないためにも、学力的な面だけでなく、苦しくても耐えられる力がついているか、稼働能力があるかなど、進学に耐える力があると様々な側面から評価することが必要になります。」

まつば園
「学力だけではなくて、生活力とか、メンタル的なところも踏まえて、どういった学校に行けるのか、何年間の学校に行くのがよいのかを一緒に考えないとなりません。金銭面や精神面などをトータルすると、特に4年制大学に進学するのは壁があります。」
進学の機会が制約されていることを裏付けるデータがあります。国の調査によれば、全高等学校等卒業生の進学率は7割を超えていますが、児童養護施設出身者の進学率は3割弱にとどまっています。

ひとりは辛い
また、児童養護施設卒園に伴う生活環境の急変は、精神的にも辛いようです。
まつば園
「一般家庭でさえ、18歳は精神面で必ずしも十分に成熟しているわけではありません。施設の子どもは色々な事情があって入園しているのですから、18歳という年齢で卒園するにはかなりフォローが必要です。園ではたくさんの人がいて、話もできて、食事もあって…、という環境から、いきなり一人になることはすごく辛いことです。」
東京都の調査では、児童養護施設卒園者がまず困ったこととして、「孤独感・孤立感」の割合が最も高くなっています。
このため、区内児童養護施設では、子どもたちが卒園した後も相談にのり、一緒に解決方法を考えていくなどのフォローを行っています(アフターケア)。

しかし、そこにも課題はあるようです。
西台こども館
「とにかく困ったときには相談する、と話しているのですが、失敗すると怒られるのではないかと二の足を踏んでしまうお子さんもいます。どういうふうにしていけば生活していけるのかを具体的に伝えて、お子さんに寄り添い、相談しやすい環境を作るようにしています。」
まつば園
「卒園後もできるだけ近くに住んでもらってフォローしてあげたいなと思うのですが、園の周辺の家賃は高いので、難しいです。」
卒園者が夢を追い続けるために
進学するための生活環境を整え、すべての子どもたちに夢と希望を
子どもたちは、児童養護施設在園中に将来に関する夢を抱いても、卒園とともに生活を維持することで精一杯となってしまい、経済的にも精神的にも疲弊し、夢を追い続けることが大変な状態になってしまっています。
子どもは家庭を選べません。児童養護施設の卒園者が抱えるハンディキャップの克服を支援することは、生まれ育った家庭によって将来が左右されない公正な社会を実現する上でも重要といえます。
そこで、板橋区では、区内児童養護施設の卒園者のうち、大学等に在学する者を対象に、社会生活を送る上で土台となる住まいに掛かる費用(家賃等)の一部を助成することで、子どもたちが学生生活を送ることができる環境を整え、引き続き夢を追い続けることができる仕組みを導入することにしました。

2019年度は、近年の区内児童養護施設の卒園者数や進路の現状、板橋区の平均家賃の情勢等も踏まえ、助成希望者を3名募集し、最大で月3万円の助成を行います。そのための資金について、皆さまのご支援をお願いすることにしました。
いただいた寄附を最大限に支援に活用するため、返礼品はありませんが、趣旨をご理解いただきますとともに、皆さまの支援をお待ちしています。
寄附の使い道
いただいた寄附は、大学等に在学する児童養護施設卒園者の住居費用(家賃等)の一部を助成するために活用します。
【2019年度助成概要】
・募集人数:3名
・助成額:家賃等相当額の1/2。ただし、3万円(月当たり)が上限
・助成期間:修業年限。ただし、4年間が上限
2019年度の助成を継続するために必要な額は108万円(=3名×月3万円×12か月)です。これを上回って集まった寄附額は、後年度の助成のために活用します。
集まった寄附は、「いたばし応援基金」で管理します。仮に寄附額が目標額に到達しなかった場合、いたばし応援基金で経費を賄います。
※やむを得ない理由により、このプロジェクトが終了することになった場合、他の子育て施策等に活用されることがあります。ご容赦ください。
みんなで子どもたちの自立を支える
■ みんなで子どもたちの夢を支援
児童養護施設を卒園する子どもにとって、大学等に進学することは、在学中の学費や生活費のことを考えると、高いハードルです。
皆さまのご支援により、生活費の中でも大きな割合を占める住まいに掛かる費用(家賃等)が助成され、子どもたちの抱える課題・負担が軽くなり、夢をあきらめずにすむことにつながります。

■生活サポート体制の充実

児童養護施設では、子どもたちが施設を卒園した後も、引き続き子どもたちのアフターケアを行っています。このため、施設の近くに住まいのあることが望ましいとも言えますが、家賃相場を考えると厳しい現状があります。
このプロジェクトの実施により、板橋区内で住まいを探すことが視野に入るようになり、児童養護施設による、よりきめ細やかなアフターケアの実施が期待できるようになります。
加えて、板橋区にも、生活や仕事に困りごとを抱えた方に対し、一緒に考え、支援プランを作り、寄り添いながら自立に向けた支援を行う体制があります。
関係機関が一丸となることで、児童養護施設卒園者の生活をサポートできる体制の充実が図られます。
■18歳の壁の打破を目指して
速やかに取り組んでいきます
このプロジェクトの実施スケジュールは、概ね次のとおりです。
2019年4月:家賃等助成希望者募集
2019年5月:審査、助成対象者決定
2019年6月:家賃等助成開始
プロジェクト関係者の思い
卒園生から後輩へのメッセージ
各園を既に卒園し、自立を果たした皆さんから、これから園を卒園する子どもたちに向けて、自立に向けたアドバイスをいただきました。
「高校在学中に貯金はできるだけしておいたほうがいいと思います。困ることは沢山あるけれど、一人で抱え込まないで相談できる人がいると心強いと思います。」
「どれだけ目標に向かって努力が出来るか。どれだけ意識を高く持っていられるか。精神力が必要です」
「小さなことでも、職員に相談すること。」
「将来やりたいことが決まっているなら、(具体的ではなく大まかにでも)周りの人に言う。出来るだけたくさんの大人に言っておくと何かのつながりで将来の夢に一歩近づき、卒園後にやりたい職に就けるよ。」
「卒園してすぐにあまり園から遠い場所に引っ越さない方がいいと思います。手続などを職員と一緒にやった方が確実です。相談もしやすいです。」
板橋区内児童養護施設より
■子どもの育ちをみんなで支える仕組みづくり

核家族化の進展の中で、なかなか表には出てこないのだけれども、色々な課題を抱えている家庭を地域の中でどのように支えていくのかが大きな課題になっています。行政だけではなくて、地域全体で一緒に考えていく必要があると思います。
児童養護の子どもたちの社会生活を支えるために寄附を集めることは、子どもの育ちをみんなで支えるための仕組みの一つといえます。これを契機として、児童養護の分野だけでなく支え合いの仕組みが広がっていくことが、とても大切なことではないかと思います。
このプロジェクトのような仕組みがあることで、子どもたちの未来が開ける可能性があります。このプロジェクトで支援を受けた子どもたちがいずれ自立したときに、寄附をしてもらった立場から、寄附をする大人になって欲しいと思っています。
モデル 田中れいかさん
田中れいかさんは、7歳で都内の児童養護施設に入園し、18歳まで施設で過ごしました。
現在は、モデルとして活躍するとともに、講演など児童養護施設の理解の輪を広げる活動をされています。
このたび、田中さんから、このプロジェクトのサポートを受ける卒園者に向けて応援メッセージをいただきました。
■誰でも好きな"じぶん"になれる!

わたしは20歳のとき、じぶんの暮らしていた地域で板橋区と同じような取組が始まり、そこで初めて「住宅支援」というものを受けました。「家賃が安くなるならサポートを受けたほうがいいじゃん!」...最初はそんな動機でした。
わたしの地域では施設を巣立った人が利用できるシェアハウスを用意していて、入居するための契約書や顔合わせ、決められた住居利用のルールに「めんどくさいな~」と思ったこともありましたが、約1年半、家を利用しながら地域のサポートを受けてみて、大きく変わったことが3つあります。
1つ目は「じぶんのことを応援している大人がたくさんいる」ことを知ったこと。
2つ目は「施設で育たなくても、苦労して生きている人」に出会ったこと。
3つ目は「じぶんの住んでいる地域に恩返しがしたい」と思うようになったこと。
いま、利用しているみなさんは思い当たるところがありますか?
きっとこれを読んでいるあなたも、いろんな理由で施設に入ることになったと思います。そのせいで人生の選択肢が狭まれた人もいると思います。逆に、施設にいることで救われた人もいると思います。
わたしはどちらかというと、「施設にいたことで人生の選択肢が狭まれた」と思っていたけど、2周3周くらいして「施設にいてよかった」っていまは思います。それがわたしの「個性」になっているし、そうしてできた繋がりがあって、いまのわたしがいるから。(ここで文章を書けるのも繋がりのおかげ!)
20歳のときだったかな…「じぶんの納得のいく人生を歩もう」って決めたときから、じぶんの個性も愛せるようになりました。かっこいい生き方じゃなくていいから、【じぶんの納得のいく人生】を歩んでください。わたしはその人生、全力で応援するから!
そしてここで受け取ったバトンを施設で暮らす後輩へつなげてください。「生い立ち関係なく、誰でも好きな“じぶん“になれる」って!!!
板橋区長 坂本 健
■すべての子ども・若者が自立・活躍できる社会に

子どもや若者は、かけがえのない「今」を生きる存在であり、板橋区をつくり支える「未来を担う」存在です。
板橋区では、子どもや若者が社会の一員として、様々な人との関わりの中で心身ともに成長するよう、子ども・若者育成支援に関する幅広い施策を実施してきました。
すべての子ども・若者が健やかに逞しく成長し、持てる能力を活かし自立・活躍できるよう、行政はもとより、家庭・地域・学校等が協力し、地域全体で子ども・若者の成長を応援してまいります。
皆さまのご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。
寄附者の皆さまへ
板橋区からのメッセージ

児童養護施設の子どもたちは、夢に向かって並々ならぬ努力をしています。しかし、生活環境が整わないまま18歳で施設を卒園しなければならないことが、夢をあきらめ、自己実現を妨げるリスクとなっています。
皆さまのご支援が、子どもたちが夢をあきらめないですむことにつながります。寄附を通じて、子どもたちの無限の可能性を引き出してみませんか?
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2019年10月01日 16:00
目標額達成のご報告
板橋区では、児童養護施設卒園者に対する家賃助成を通じて進学を支援するため、ふるさと納税型クラウドファンディングを活用し、目標額を540万円に設定して、助成費用に係る寄附を募ってきました。
このほど、この目標額を達成しましたので、ここにご報告いたします。このプロジェクトにご賛同いただきご寄附いただいた皆さま、ご寄附に際し心温まる応援メッセージをお寄せいただいた皆さまに、改めて御礼申し上げます。
皆さまからのご寄付をもとに、既に施設卒園者に対するサポートを開始しています。サポートを受ける卒園生からは、「助成金のおかげでアルバイトを詰め込む代わりに授業の予習復習ができ、本を読んで新しい知識を得ることができる」、「生活に少し余裕ができ、これまであきらめていたことも少しずつできるようになった」などの感謝の声が寄せられています。
板橋区では、今後も、児童養護施設卒園者の自立支援の充実を図ってまいります。皆さまの引き続きのご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。もっと見るまだコメントはありません
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2019年09月06日 13:00
児童養護施設出身のモデル「田中れいかさん」から卒園者に向けて応援メッセージをいただきました。
田中れいかさんは、7歳で都内の児童養護施設に入園し、18歳まで施設で過ごし、現在は、モデルとして活躍するとともに、講演など児童養護施設の理解の輪を広げる活動をされています。
このたび、田中さんから、このプロジェクトのサポートを受ける卒園者に向けて応援メッセージをいただきました。
見出し「プロジェクト関係者の思い」より是非ご覧ください。もっと見るまだコメントはありません
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2019年08月20日 16:00
生活サポートの充実に向け、板橋区と区内児童養護施設との間で協定を締結!
児童養護施設の卒園者の暮らしを支援し、進学の機会を保障するため、広く寄附を募り、進学した卒園者の家賃の一部を助成する「児童養護施設卒園者住まい応援プロジェクト」。
高校卒業とともに自立を求められることの多い児童養護施設の子どもたちは、まだ自活能力が十分でないことも多く、卒園後の自立に向けた支援(アフターケア)が大きな課題となっています。
このたび、このサポート体制の充実を図るべく、板橋区と区内児童養護施設との間で、アフターケアに係る協定を締結しました。
児童養護施設では、子どもたちが卒園した後も引き続き生活を支援し、区では家賃助成をはじめ自立に役立つ情報提供などを行うことで、卒園者の自立を支援していきます。
このプロジェクトは、地域社会が一体となり、子どもの育ちをみんなで支える仕組みづくりをしようというものです。
皆さまのお力添えで、子どもたちが夢をあきらめないですむようになります。夢に向かって頑張る若者たちを、ぜひ応援してください!もっと見るまだコメントはありません
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2019年07月17日 16:00
サポートを受ける卒園者から、お礼のメッセージが届きました。
本プロジェクトでサポートを受ける卒園者から、お礼のメッセージが届きました。
---以下、お礼のメッセージ---
この度は本当にありがとうございます。このプロジェクトを立ち上げてくださった方々、ご寄附をしてくださった方々、その他大勢の関係者の皆様に心から感謝をしています。
私は中学生のころから大学に行きたくて、お小遣いをこつこつ貯金してきました。十何年も施設で生活をしていたので卒園したら一人暮らしをしなければならないと分かっていました。ですので、卒園して施設を出る覚悟はしていたつもりですが、経済的、精神的負担が思っていたよりもあって苦しかったです。そんな折のこの助成金は本当にうれしい知らせでした。バイトを詰め込もうとした時間に授業の予習復習ができ、本を読み、新しい知識を得ることができます。これはとても幸せなことだと実感しています。
私はこの助成金を含め、たくさんの方々の支援を受け、今の生活が成り立っています。支援をしてくださっている皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。残りの大学生活、この支援に恥じないよう精一杯学び、将来恩返しができたらと思っています。本当にありがとうございました。もっと見るまだコメントはありません
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2019年07月11日 16:00
家賃の助成対象者の決定と引き続きのご支援のお願い
児童養護施設の卒園者の暮らしを支援し、進学の機会を保障するため、広く寄附を募り、進学した卒園者の家賃の一部を助成する「児童養護施設卒園者住まい応援プロジェクト」。
このたび、このプロジェクトによる助成を受ける卒園者(3名)が決定し、区から、助成決定通知書が交付されました。
あわせて、既に卒園して社会生活を送っている先輩らからのメッセージカードを添えました。これには「夢をあきらめないで欲しい」「小さなことでも相談すること」など、励まし・アドバイスなどが書かれています。
通知書の交付を受けた卒園者は、
「この取組みがなければもっとたくさんアルバイトをしなければならないと思っていたのでありがたい」
「支援者の方の期待に応えられるよう努力して、将来的には第一線で活躍できるようになりたい」
「今後は自分が働いて後輩たちの支援をできるようになりたい」
などと語り、寄附者への感謝とともに、将来や後輩への想いをにじませていました。
このプロジェクトは、「みんなで」子どもたちの夢を支援しようというものです。
これまで、このプロジェクトに共感いただいた皆さまに感謝いたしますとともに、引き続きご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。もっと見るまだコメントはありません
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東京都板橋区
板橋区は、東京23 区の北西部に位置し、人口が56 万人を擁する生活都市です。 区内には、旧中山道「板橋宿」周辺の名所・史跡をはじめ、千年の昔から受け継がれる徳丸・赤塚地域の神事「田遊び」など、有形・無形の文化財が今も数多く息づいています。
また、近隣商店街を中心とする商業、赤塚地域における都市農業、荒川沿岸部などの工業が併存しており、都内有数の産業都市としての顔も持つなど長い歴史と伝統、新しい時代の息吹が調和する魅力あるまちです。 今後も、板橋区基本構想に掲げる将来像「未来をはぐくむ緑と文化のかがやくまち“板橋”」を実現し、「東京で一番住みたくなるまち」と評価されるまちをめざし、取り組んでまいります。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。