荻須高徳の貴重な絵画を顕彰美術館へ ~郷土の画家作品を未来へ繋ぐために~

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

寄付金額 0円

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目標金額:1,000,000円

達成率
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支援人数
0人
終了まで
86日
/ 88日

愛知県稲沢市(あいちけん いなざわし)

寄付募集期間:2026年10月5日~2026年12月31日(88日間)

愛知県稲沢市

プロジェクトオーナー

稲沢市には、世界的に評価された洋画家、荻須高徳の画業を記念する公立美術館があります。当館は世界で唯一、荻須の名を冠した美術館ですが、画業を語る上で充分な作品が揃っておらず、絵画購入に充てられる予算は年々厳しさを増し、継続的な作品購入が難しくなっています。貴重な荻須作品の散逸を防ぎ、美術館が所蔵するにふさわしい作品の収集、保存、展示を行い、未来へ引き継ぐため、また荻須の没後40年を迎えるにあたり、新しい作品を購入できるよう、去年に引き続き、クラウドファンディングを行います。
将来を担う子どもたちが、稲沢市で生まれ世界で活躍した画家の作品に触れ、文化芸術により親しめるように、荻須を顕彰する美術館として全国の美術愛好家の方に荻須の新たな魅力を発信し全国から足を運ぶ価値のある美術館となるように、充実したコレクションの形成を目指します。

荻須高徳の貴重な絵画を顕彰美術館へ ~郷土の画家作品を未来へ繋ぐために~

重要作品の散逸を防ぎコレクションの充実を

荻須高徳 28歳の頃、パリのアトリエにて

荻須記念美術館は、稲沢市に生まれ、パリの街角を生涯描き続けた近代洋画家・荻須高徳を記念する美術館です。日本とフランスの両国で勲章を受章するなど高い評価を受けた荻須の画業を少しでも多くの方々に伝え、親しみを持っていただけるよう活動しています。
荻須の画業を体系立てて紹介するために常設展示をしていますが、現在、当館の油彩画所蔵数は50点にも満たず、画業を語る上で十分な作品が揃っていません。
所蔵品数が増えれば、年1回しか行えない荻須作品の展示替えを、四季ごとに行え、様々な視点での展示が可能となります。また、作品を長期にわたり良好な状態で保つため作品を休ませる期間をとることができるようになります。
他の美術館へ荻須作品を貸し出すことも可能になり、他地域で展示し、より多くの方に作品の魅力を伝えることができます。
さらに、展示のバラエティを増やすことで教育活動を充実させ、地域の子どもたちにふるさとの偉人を知って誇りを持つきっかけにすることもできます。
美術館が所蔵するにふさわしい貴重な作品を購入し、荻須高徳の功績を末永く伝え、地域文化の拠点としての美術館であり続けるために、作品を良い状態で、次世代へと引き継ぐために、皆さまのお力添えが必要です。作品の購入へのご支援(寄付金)をお願いします。

充実したコレクションを形成するために

寄付金の使い道

社会構造が変化し、当市を取り巻く課題が多様化する中、絵画購入に充てられる予算の確保は年々厳しさを増しています。しかし、貴重な作品の散逸を防ぎ、後世へ大切に引き継ぐことは、世界唯一の顕彰館としての重要な使命です。今後も主体的な収集活動を推進するため、芸術を愛する皆様からの温かいご支援をお願い申し上げます。

【購入作品《コタン小路》(1935-36年作 油彩・カンヴァス 92.0×60.0cm)について】
荻須が独自の画風を確立した1930年代という重要な時期の作品であり、街並みの生活感が色濃く表れた初期の代表作です。同時代のパリを描いたモーリス・ユトリロ(1883-1955)も同じ場所・同じ構図の作品を残しています(※)が、ユトリロが漆喰の白が映える優美な姿を描いたのに対し、荻須は人々の生活が息づく飾らない姿をリアルに捉えました。こうした描写力こそが、彼がパリ画壇で高く評価された理由を物語っています。また、フランス国外初の個展となったスイス・ジュネーヴでの展覧会では、本作がカタログの表紙を飾り大成功を収めました。海外での評価を高めるきっかけとなった、荻須にとっても自信の一作です。
※モーリス・ユトリロ《コタン小路》1911年頃、パリ国立近代美術館(ポンピドゥー・センター)蔵

【寄付金の取り扱い】
目標金額に達しなかった場合、美術品購入基金に積み立てし、本プロジェクトへ活用させていただきます。また、目標金額以上の寄附をいただいた場合、本プロジェクトの継続的に実施するための来年度以降の絵画購入基金として活用させていただきます。

荻須高徳《コタン小路》
モーリス・ユトリロ 《コタン小路》 1911年頃 、パリ

荻須高徳(1901-1986)について

愛知県稲沢市生まれ。東京美術学校(現、東京藝術大学)西洋画科卒。26歳で「芸術の都」パリへ渡りました。第二次世界大戦中に帰国したものの、1948年に日本人画家として最初にフランス再入国が許され、戦前・戦後をとおして50年以上にわたりパリを制作の拠点としました。パリやヴェネツィアなど、ヨーロッパの街角風景を好み、生涯にわたり描き続けました。
1956年フランス政府からレジオン・ドヌール勲章を、1986年日本政府から文化勲章を受章。1978年パリ市主催で荻須の在住50年記念回顧展が開催されるなど日仏両国で高く評価され、その作品は今も世界で愛されています。

稲沢市荻須記念美術館について

昭和58年開館の公立美術館です。荻須高徳の油彩画や水彩画、リトグラフ、素描などを常設展示するとともに、市民ギャラリーとして展示室を貸し出し、文化芸術活動の拠点となっています。「地域とともにある美術館」を目指し講座や鑑賞会を開催するほか、昨年度始めた体験型イベント「青空アートの日」も好評で、今後も継続予定です。

青空アート

郷土の画家作品を未来へ繋ぐために

美術作品は心を育てる

小学6年生の鑑賞授業

稲沢市では、毎年、市内の市立小学校23校の全小学6年生が美術館に鑑賞の授業のため来館します。郷土の誇りとして荻須の人生や画家としての信念、その作風を知るとともに、実際の荻須作品をじっくりと見て、感想を書き、発表し合います。そのなかで、本物の作品に向き合って気づきを得たり、他の人の感想から新たな発見を知ったりすることで、子どもたちは自身の内面を深め、感性を育てていくことができます。
コレクションを充実させ、未来ある子どもたちにとっての郷土の自慢の美術館になるよう、また、画家が何を思い、作品を描いたのか、顕彰館として画業をしっかりと紹介し、長期的に良好な状態で作品を保存していくことができるよう、ご支援をよろしくお願いいたします。

市民からのメッセージ

多くの方々に良い作品を見てもらうために

荻須記念美術館は地域にとって憧れの美術館です。この素敵な美術館に荻須作品を1点でも多く増やして荻須画伯の画業を広く伝えてほしいです。また、欧米の子どもたちは無料の美術館を訪れたり、街に残る古く美しい建物を見たりすることで芸術的感性が磨かれます。荻須美術館でも子どもたちがより多くの荻須作品に触れることで感性が磨かれるような場所になったらと思います。(深江先生)

荻須画伯は、戦前、戦後に活躍した稲沢出身の画家で、郷土の誇りです。荻須記念美術館に荻須画伯の作品が増えたら、常設展示の展示替えの回数も多くなり、色々な観点から荻須画伯の魅力をより知ってもらうことができると思います。また、稲沢市の誇る荻須画伯の作品を市外にも貸し出すことで、より多くの方に荻須作品や、稲沢の魅力にも触れて興味を持ってもらえる機会になったら良いなと思います。(大橋ひろみさん)

稲沢市長からのメッセージ

収蔵作品の充実を

稲沢市荻須記念美術館が昭和58年に開館して以来、世界で唯一の荻須高徳画伯の顕彰館として、荻須画伯のご遺族や個人、法人からのご寄付を受け、また購入のため美術品購入基金を設置して、作品の購入を進めてきました。文化庁の定める美術館の意義・役割は、「展示」や「普及」「研究」など複数ありますが、重要な作品を収集、保管し、次世代へつなげていくことで、顕彰館としての責務を果たすことが出来ます。
さらに今年は荻須画伯の没後40年にあたります。この記念すべき年に、美術館にふさわしい貴重な荻須作品を購入したいと考えます。所蔵作品を充実させ、美術館の展示替えを四季にあわせて行えるよう、また貴重な作品が散逸してしまわないよう、絵画購入のために皆様にご協力いただけますと幸いです。

寄付者の皆様へ

稲沢市荻須記念美術館からメッセージ

稲沢市出身で、パリを中心に活躍した荻須高徳の画業を顕彰するため、そして市民の芸術文化振興を目的に、昭和58(1983)年に稲沢市が建設した稲沢市荻須記念美術館、その開館記念式典の際に荻須は「小さくとも日本の一流の美術館になるように」とメッセージを送りました。その願いを胸に、これからも貴重な作品を収集し、展示し、将来へ向け大切に保存していきたいと思います。皆様に親しまれる美術館を目指して、これからも活動を続けていきます。皆様のご支援に心よりお礼申し上げます。

特典

●令和9年度特別展へのご招待 ※ご招待の連絡は令和9年9月頃になります
10,000円以上30,000円未満 特別展へのペアご招待
30,000円 以上  特別展開会式ペアご招待+学芸員による作品解説(開会式のみ実施)

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-円

現在進捗情報はありません。

愛知県稲沢市

稲沢市は愛知県西部、名古屋から電車で約10分の交通至便な地に位置し、植木・苗木の産地として発展してきました。天下の奇祭「国府宮はだか祭」や日本有数の生産量を誇るぎんなんなど、歴史と自然の恵みに彩られたまちです。春の桜や初夏のあじさい、晩秋の黄金色のイチョウなど、四季折々の美しい景観を楽しめます。「子育て・教育は稲沢で!」を掲げ、ご当地グルメのカレーを通じ「華麗なるまち稲沢」としてもPRし、活気あるまちづくりを進めています。