南アルプス三伏峠のお花畑を復活させたい!~静岡県防鹿柵再整備プロジェクト~
カテゴリー:自然・環境
寄付金額 55,388円
目標金額:3,000,000円
- 達成率
- 1.8%
- 支援人数
- 8人
- 終了まで
-
155日
/ 158日
静岡県(しずおかけん)
寄付募集期間:2026年6月12日~2026年11月16日(158日間)
静岡県×YAMAP

日本百名山、南アルプスの塩見岳に向かう拠点として、多くの登山者を迎える三伏峠(さんぷくとうげ)。
かつては、峠周辺に高山植物のお花畑が広がり、峠からの塩見岳の眺めは「天下一品」とうたわれていました。
そのお花畑が、近年増加しているニホンジカの食害により消失する事態となったことから、静岡県は、2002年からボランティアの皆様との協働により、防鹿柵(計5地区)の設置と維持管理に取り組み、一部のお花畑を回復させることができました。
ところが、世界を襲ったコロナ禍により、南アルプスでのボランティア活動の自粛を強いられ、この間、十分な維持管理が実施できなかったため、防鹿柵が積雪により大きく損傷し、撤去せざるを得ない状況となりました。この結果、三伏峠の東側のお花畑は、再びほとんど食べられてしまい、このまま放置すると地面が剥き出しとなり、お花畑が将来に渡って失われてしまうおそれが指摘される事態となっています。
このため、静岡県は、お花畑の再復活に向けて、手遅れになる前に防鹿柵を再整備すべく、登山アプリを運営する株式会社ヤマップの協力の下、ふるさと納税によるクラウドファンディングに取り組みます。
【第1弾(2026~2027)】
損傷した防鹿柵の処分、再整備する柵の線形や資材の検討、一次復旧
【第2弾(2027以降)】
第1弾の進捗に応じて、資材調達や柵設置のため御寄附を募り、二次復旧
かつてのお花畑に囲まれた三伏峠を取り戻し、ユネスコエコパークに認定された「世界の宝」である南アルプスを未来に引き継ぐため、皆様の御協力をお願いいたします。
※居住地を問わず、本プロジェクトへの御寄附(お礼の品なし)は「ふるさと納税」として税控除の対象となります(自己負担2,000円を除く)。
※静岡県内にお住まいの方も対象となります。
※寄附ページを進むと「ログイン」とでますが、ページの下部から「会員登録しないで寄付する」も選択できます。
御寄附いただく皆様へ、感謝を込めて寄附者名を三伏峠小屋に掲示いたします
本プロジェクトへの御寄附に対して、お礼の品はお送りしていませんが、南アルプスへの想いに感謝し、御寄附いただいた方のお名前等をプロジェクトの報告書に掲載し、三伏峠小屋で掲示いたします。プロジェクトの趣旨に賛同いただける方の温かい御支援、御協力をお待ちしています。
「天下一品」の絶景とうたわれた三伏峠のお花畑を未来へ引き継ぐために
日本百名山・塩見岳の登山拠点、三伏峠の魅力と現状
広大な南アルプスのほぼ中間に位置する日本百名山・塩見岳の登山拠点である三伏峠(さんぷくとうげ)(標高2,580m)は、静岡県と長野県をまたぐ日本で最も高い峠として、古くから多くの旅人や登山者を迎えてきました。
峠周辺では、亜高山帯の森の中に突如として現われる高山植物のお花畑が知られており、お花畑越しに望む塩見岳の絶景は、深田久弥氏の著書「日本百名山」において「天下一品」と賞されるなど、訪れた方を魅了してきました。
しかしながら、現在、三伏峠のお花畑は2度目の危機に瀕しています。
南アルプスでは1990年代末頃から、ニホンジカの食害によるお花畑の衰退が激しくなり、三伏峠においても、2000年代前半には、シカの好まないバイケイソウなどだけがわずかに残る、芝生のような景観に変貌してしまいました。
お花畑が失われると、高山植物を餌とするライチョウや蝶などの生息環境が脅かされるほか、食害の進行により表土が流出し、植物が生育できなくなるといった不可逆的な影響が生じる可能性が指摘されています。
当時、お花畑の減少の原因がまだ特定されていなかったころ、静岡県ではシカの食害に着目して、2002年からボランティアの皆様との協働により防鹿柵の設置に着手しました。三伏峠では、登山道の西側(2007年)と東側(2008年)にそれぞれ防鹿柵を設置した結果、ミヤマシシウド、シナノキンバイ、ムカゴトラノオなどのお花畑を回復させることができました。
このことから、シカの食害が原因だったことや、ほとんどなくなったかと思われた高山植物も、柵で保護すれば10年ほどで食害を受ける以前の状態に回復することがわかりました。
コロナ禍後の柵の損傷と課題
防鹿柵は、風雪の影響による損傷が避けられないため、毎年の維持管理が欠かせません。これまで、ボランティアの皆様と協力し、補修等を継続して行ってきましたが、コロナ禍で活動を自粛せざるを得なくなったことで、十分な維持管理ができませんでした。
その結果、東側の柵は簡単には補修できないほどに倒壊が進行し、復活を果たしたお花畑が再びシカの食害を受けるようになってしまいました。
東側の柵については、倒壊した柵を起こし、簡単な補修を行って経過を観察してきましたが、シカの侵入は止められず、柵内の植生に改善が見られません。このため、シカの侵入を確実に防ぐには、倒壊した柵を撤去し、早急に新たな柵を設置する再整備(復旧)が必要となっています。
【一次復旧】まずは柵の撤去により生じた開口部を閉じるための柵を設置
【二次復旧】さらに広範囲に柵を設置
総事業費は700万円以上(想定)であり、その費用に不足が生じている状況です。
プロジェクトの取組
「クラウドファンディング防鹿柵」として、三伏峠の防鹿柵(東側)の再整備を目指します。
2026~2027年度は、プロジェクト第1弾として、撤去した防鹿柵の処分に加え、再整備する柵の線形、資材の検討、一次復旧を行います。
2027年度以降、プロジェクト第2弾の御寄附を募り、資材の購入とヘリコプターによる荷揚げ、柵の二次復旧を行う予定です。
寄附金の使い道
クラウドファンディング型防鹿柵の再整備費用
皆様からの御寄附は、以下の取組に活用します。
・撤去した防鹿柵の処分、一次復旧に要する費用
・再整備する防鹿柵の資材の購入やヘリコプターによる荷揚げに要する費用
・作業に携わるボランティアの活動費用
※目標金額以上の寄附をいただいた場合は、本プロジェクトに関わる事業費として使用させていただきます。
目標金額に達しなかった場合においても、本プロジェクトの事業費として活用させていただきます。
寄附者名の掲載
プロジェクトの経過を記録した報告書に、御寄附いただいた方のお名前等を掲載します。
報告書は、三伏峠小屋の営業期間中、小屋で掲示する予定です。
報告書には、お名前等を金額順、五十音順で掲載いたします。
表記方法は、寄附額に応じた文字の大きさといたします。
1円以上 …小サイズでの表記(シルバーサポーター)
1万円以上…中サイズでの表記(ゴールドサポーター)
5万円以上…大サイズでの表記(プラチナサポーター)
また、静岡県自然保護課が事務局を担う「南アルプス友の会」の会報誌「みんなの南アルプス」や、県ホームページ等にも報告書の内容を掲載する予定です。
【注意事項】
・皆様から収集した個人情報は、このプロジェクトに係る目的以外には使用しません。
・報告書へのお名前の掲載を希望しない方、イニシャルほか別称を希望する方は、申込み画
面の備考欄にその旨※を記載してください。
※名前掲載希望しない、名前掲載 N.N など。
特殊文字ほか、都合により掲載できない場合があります。
プロジェクトを応援する声
南アルプス高山植物保護ボランティアネットワーク 鵜飼一博
私は平成15年から南アルプスのお花畑の保全に携わっています。約20年たっても、いまだに初めてみた三伏峠の景色は忘れることがありません。事前学習として百花繚乱の三伏峠のお花畑の写真を見ていたのですが、現場に着くとゴルフ場のグリーンと思えるような景色が広がっていました。
その後、関係機関に現状報告し、植生保護柵(防鹿柵)の設置を訴えたところ、翌年から防鹿柵の設置を始めることができました。防鹿柵を設置したところで「果たしてお花畑は回復するのか?」という問いに対して、その当時は誰もが「不可逆的であって、元々あった植生には戻らないのでないか」と考えていました。
しかし、約20年、三伏峠の防鹿柵の維持に努め、ニホンジカの侵入を防いできた結果、現在では昭和50年代の頃のお花畑と同等まで回復してきました。
数万年の歴史の結果が凝縮された南アルプスのお花畑を次の世代に引き継ぐためにも、防鹿柵の維持管理が必要です。
※応援メッセージは、随時追加していきます。
応援してくださる皆様へ
静岡県自然保護課からのメッセージ
私たち静岡県自然保護課は、2002年から防鹿柵の設置に取り組み始め、三伏峠においては2007年に防鹿柵を設置し、お花畑の保全に取り組んできました。保全活動を約20年間継続できている背景には、南アルプスを愛する皆様の想いと、現場で活動していただいた、数え切れないほど多くのボランティアの皆様の御協力があります。この活動に関わる一人として、三伏峠のお花畑を未来に引き継ぐ取組を続けていくことの意義を感じています。
ニホンジカの脅威からお花畑を守るには、皆様の応援と行動が「力」になります。ぜひ、一緒に取り組みましょう。
皆様の温かい御支援をよろしくお願いします。
※寄附ページを進むと「ログイン」とでますが、ページの下部から「会員登録しないで寄付する」も選択できます。
ご寄附の方法
個人の皆様へ
緑色の「ふるさと納税で応援」ボタンをクリックし、御寄附にお進みください。
居住地を問わず、ふるさと納税による税額控除を受けられます。
(静岡県内にお住まいの方も税額控除の対象となります)
※寄附ページを進むと「ログイン」とでますが、ページの下部から「会員登録しないで寄付する」も選択できます。
■インターネットでのお振込みが困難な方
ご連絡をいただけましたら郵便局の払込取扱票を郵送いたします。
(静岡県自然保護課 054-221-2963 shizenhogo@pref.shizuoka.lg.jp)
法人・団体の皆様へ
本プロジェクトへの御寄附を希望される法人・団体の皆様は、静岡県自然保護課富士山・南アルプス保全班まで御連絡ください。
(電話番号:054-221-2963 Email:shizenhogo@pref.shizuoka.lg.jp)
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
現在進捗情報はありません。
静岡県
静岡県の地勢
静岡県は日本のほぼ中央に位置し、海や山、川や湖などバラエティに富んだ自然は、日本の豊かな風土の縮図ともいえます。
南側は太平洋に面し、遠州灘、駿河湾、相模灘に沿った約500キロメートルの海岸線が、北側は富士山や3,000m級の山々が連なる南アルプスが、県の東西に長い地形を囲んでいます。南アルプスに蓄えられた雨水は、大井川、天竜川、富士川となって県土を潤し、海岸に注ぐ河口部に肥沃な土地を形成しています。
静岡県の目指す姿
静岡県では、環境と経済を両立させながら自然の恵みを将来世代へ継承するため、自然共生社会の構築を目指しています。自然共生社会とは、「人間活動と自然環境が調和し、生物多様性が保全されながら自然の恵みを将来へ引き継ぐ持続可能な社会」を指します。豊かな生態系を守り、持続可能な地域社会を構築するため、2030年までに陸と海の30%以上を保全する国際目標「30by30」の達成を目標に掲げています。
静岡県内でも特に特徴的な自然環境を有する南アルプスは、多くが国立公園の特別保護地域等の環境保全を図る地域となっており、本プロジェクトを推進することが30by30の充実につながります。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。