若い世代の「こころ」をとらえる ドローンプロジェクト 北海道遠別農業高校の挑戦
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 5,497,000円
目標金額:30,000,000円
- 達成率
- 18.3%
- 支援人数
- 161人
- 終了まで
- 受付終了
北海道遠別町(ほっかいどう えんべつちょう)
寄付募集期間:2015年11月13日~2016年1月20日(69日間)
北海道遠別町

北海道遠別農業高校は遠別町にある農業高校で、北海道において農業の未来を担う大切な高校の一つです。平成13年に完成した綺麗な校舎と充実した設備のもと、様々な特色ある教育活動を展開し、地域に根ざした魅力ある学校づくりに努めています。
これまで地域に根ざした学校づくりに取り組んできた遠別農業高校は「地域の応援団長」とともに積極的な活動を展開してきました。
地域FMのラジオで農業高校の紹介、黄色の愛車には遠別町の農産物や遠別農業高校などのPRを行い、誰もが認める「町の顔」としての活動していました。
しかし、応援団長が平成24年に不慮の死を遂げ、高校をはじめ、町にとって大きな財産を失いました。少子化の流れも重なり、入学者の減少も加速し今年度の新入学生は14人となり、今後もこのような状況が続いてしまうと、高校の存続が難しくなります。遠別町では、応援団長の想いを大切に農業高校の再生を目指すため、これまで以上に全力で取り組むこととしました。
地方創生・人口減少時代への大きな挑戦として、農業高校の魅力発信や活発な取り組みを通じ、「地域を築き上げるため」、町・農業高校とともに歩んでいます。
ふるさと納税を通じ、全国のみなさまにも「応援団」として大きな大きな力で背中を押していただけることを願っております。
ドローンを使う、農業高校!?
北海道遠別農業高校は遠別町にある日本最北の農業高校で、北海道において農業の未来を担う大切な高校の一つです。
この遠別農業高校で今秋から新たにはじまった取り組みが「ドローンの調査研究」。先導的な農業をめざすきっかけとして、学校、農業法人とともにスタートさせました。
農業に活用する方法を探る一環として放課後や休日を利用し、高校敷地内でドローンを飛ばします。遠隔操作で空撮できるドローンを使うことで、田んぼや畑での状態観測、生育状況の観測などに活用できるのではないかと考えています。
実際に学生たちにも操作してもらいながら、今後の農業への利活用の方法を模索していきます。

ドローンの調査研究では、フライト技術指導や撮影映像の編集、タブレット端末との連携など様々な費用が必要となります。新たな挑戦をはじめる遠別農業高校をぜひ応援してください!
シンボルは羊。北海道遠別農業高校
こうした新しい取り組みを行なっている遠別農業高校では、平成13年に完成した綺麗な校舎と充実した設備のもと、様々な特色ある教育活動を展開し、地域に根ざした魅力ある学校づくりに努めています。

遠別農業高校のシンボルは羊。授業のなかで羊の飼育を行い、食品加工や農業生産に取り組んでいます。他にも、「地産地消」をキーワードにラムシチューやホタテカレーなどのレトルト食品やソーセージなどの加工品も数多く生産しています。遠別産にこだわってひとつひとつ手作りした加工品は、味も絶品と人気の商品です。

地域に根ざした学校づくり
遠別農業高校では、これまで地域の厚い信頼とご支援をいただき、地域に根ざした学校づくりに取り組んできました。
■遠農高マルシェ
遠農高マルシェは、学生たちが実習で製造した加工品や農作物、花の苗などを販売し、地域の人たちに遠別農業高校の味と魅力を堪能してもらうことを目指し、4月から12月までの期間で月1~2回程度実施しています。ここでは、製造から販売、接客まで全て学生たちの手で行います。
学生たちにとって貴重な実習となるこのイベントは、遠別町の人にとっても楽しみのひとつ。人気の手作りパンや加工品を目当てに、開店前から列ができるほどで、大花畑のなかのアンテナショップにはいつもたくさんの笑顔があふれています。

■交流学習
また、地元の小学生や幼稚園児との農作物の収穫といった交流学習も積極的に行なっています。
遠別町は日本最北の米どころ。今年も特産品のもち米「はくちょうもち」の稲刈り交流学習会を遠別小学校の児童たちと行いました。いつも授業で学んでいる学生たちが、この日は先生となって稲刈りの仕方などをやさしく教えました。

その他にも、町内の花壇造成、各イベントへの出店など地域の人々との交流に積極的に取り組んでいます。
応援団長の意志を受け継ぎ、
遠別農業高校を盛り上げる!
こうした地域に根ざした学校づくりの大きな力となっていたのは、「地域の応援団長」の南山さんの活動です。
南山さんは、毎週土曜日に地域のラジオ局「FMもえる」のラジオパーソナリティーとして出演し、農業のこと、教育、人生観など幅広い話題を話す中で、遠別農業高校の紹介も行なってきました。また、車体に遠別町の農産物や遠別農業高校のPRをのせた黄色の愛車で北海道内を走るなど、誰もが認める「町の顔」としての活動を展開していました。

しかし、平成24年に南山さんが不慮の死を遂げてしまい、高校をはじめ町にとってはたいへん大きな財産を失うこととなりました。さらに少子化の流れも重なり、入学者の減少も加速し今年度の新入学生は14人と、現在飼育している羊16頭よりも少ない数になってしまいました。今後もこのような状況が続いてしまうと、高校の存続が難しくなります。
遠別町は、「地域の応援団長」南山さんの想いを大切に遠別農業高校の再生を目指すため、これまで以上に全力で取り組むこととしました。私たちにできることは、南山さんの意志を受け継ぎ、遠別農業高校を盛り上げ、その魅力ある取り組み・活動を多くの人に伝えていくことだと考えています。
魅力ある学校づくりの取り組み
具体的には、魅力ある学校づくりにむけて、学生が安心して学べる環境として「在学中の医療費無料化」、将来につながるきっかけづくりとして「各種資格取得試験等の受験費用の助成」、過ごしやすい環境として「月の寮費が月2万8千円(日3食込)」、そしてグローバルな人材育成を目指し「オーストラリア農業交流(海外研修)の実施」など、様々な取り組みに遠別町が積極的に支援を行なっています。

さらに、南山さんに続く「第2の応援団」をNPO法人えんべつ地域おこし協力隊に担ってもらい、遠別農業高校の魅力ある取り組み・活動を応援webサイト「遠農物語」として、たくさんの方に知ってもらうため、がんばっています。
このような盛り上がりの中、学生たちも、北北海道学校農業クラブ連盟技術競技大会の全国大会出場や全国フラワーアレンジメントコンテストへの出場など様々な分野で活躍しています。
また、遠農高羊のブランド化にむけた商品開発や、ふるさと納税のお礼の品としてオリジナル商品の提供など、より多くの人に遠別農業高校を知ってもらう取り組みを行なっています。

みなさまからの寄附は大切に使わせていただきます
今後も引き続き、遠別農業高校への支援を行い、さらに新たな取り組みのドローン調査研究を充実したものにさせるために、今回のプロジェクトをスタートさせました。みなさまにいただいた寄附は、平成28年度に次のような用途に使わせていただく予定です。
(1)ドローンの調査研究に要する経費 約1,800万円
・ドローンのフライト技術指導に要する経費
・撮影映像の編集(動画、中継など)に要する経費
・タブレット端末と連携したドローン活用研究
(2)農業高校生徒支援に要する経費 約1,200万円
・寮費の運営及び助成に要する経費
・各種資格取得に要する経費
・作業服・白衣などの助成に要する経費
これからも、地方創生・人口減少時代への大きな挑戦として、遠別農業高校の魅力発信や活発な取り組みを通じ、「地域を築き上げるため」、町・高校とともに歩んでいきます。このプロジェクトを通じ、全国のみなさまに「応援団」として、大きな大きな力で背中を押していただけることを願っております。
ご支援いただいた方へのお礼の品
北の山海おこわセット
日本最北の米どころの遠別町。特にもち米は遠別町を代表する特産品です。遠別農業高等学校の生徒が収穫した「もち米」を使って「おこわ」を作りました。
農業高校「第2の応援団 NPO法人えんべつ地域おこし協力隊(コメドコロ)」からお届けします!

容量:2セット(6~8人分/1セット3~4人分)
材料に「もち米、うるち米、レンコン、たけのこ、えだ豆、大豆、にんじん、ひじき、たこ」などを予定しております。
配送:12月下旬から1月上旬にかけて(冷蔵配送)
※写真はイメージです

ゆるきゃら「モモちん」タンブラー・ステンレスボトル

遠別町ゆるきゃら「モモちん」タンブラーとステンレスボトルがリニューアルしました!
本体に「モモちん」のイラストをいれた遠別町オリジナルグッズです。タンブラー又はステンレスボトルをピンクとブラックの2本セットでお届けします。
・ゆるきゃら「モモちん」タンブラー 2本
保温・保冷対応/ピンク、ブラック
容量:300ml
・ゆるきゃら「モモちん」ステンレスボトル 2本
保温・保冷対応/ピンク、ブラック
容量:340ml

銘菓遠別の「たわら最中」

特選したもち米を独自の製法によって柔らかく加工し、アズキを包んで米俵をかたどった最中でくるみました。
今までに全国菓子大博覧会をはじめとした数々の大会で名誉ある賞を受賞した「たわら最中」。いつまでもやわらかい餅の感触をぜひご堪能ください。
容量:12ケ入り(つぶあん8ケ、白あん4ケ)
現在進捗情報はありません。
北海道遠別町
北海道遠別町(えんべつちょう)は北海道日本海海岸の北部に位置し、北西の沖合に浮ぶ利尻島を背景に、日本海に沈む夕日が美しい町です。<br />
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「日本最北の米どころ」として、良質なもち米が生産されるほか、「ひらめのまち遠別町」というほど、漁業も盛んです。また、土・水・太陽の自然いっぱいの中、愛情込めて育てられた野菜たちはどれも絶品です。
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