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一匹一匹を、地域の家族に。行方市の動物愛護プロジェクト

一匹一匹を、地域の家族に。行方市の動物愛護プロジェクト

カテゴリー：動物

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寄付金額 51,000円

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目標金額：1,000,000円

達成率: 5.1%

支援人数: 2人

終了まで: 90日
/ 90日

茨城県行方市（いばらきけんなめがたし）

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寄付募集期間：2025年12月1日～2026年2月28日（90日間）

タグ：

SDGs：

行方市役所環境課

こんにちは！行方市役所環境課です。街角で出会うネコの愛らしい姿に、つい足を止めることはありませんか？
「かわいそうだから放っておけなかった」——街で暮らすネコや犬に餌を与える理由として、こうした声をよく耳にします。
行方市では、避妊・去勢手術を通じて命を守り、一つひとつの存在に寄り添い、より多くのネコ・犬が穏やかに暮らせる環境づくりを行っています。

ネコや犬は私たちにやさしい時間を運んでくれますが、人と共に心地よく暮らすにはちょっとした工夫も必要です。
街で暮らすネコたちをケアしないと、保健所での保護や医療を受けられない状況も生まれます。動物に優しい方々がより気兼ねなく、ネコ・犬と触れ合えるまちづくりを行方市は目指しています。
どうぞ皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。

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はじめに

「小さな命に寄り添い、一緒に暮らす」
行方市では、街で出会うネコや犬たちが幸せになれるよう、地域のみなさんと一緒に取り組んでいます。
現在は、3つのボランティア団体のみなさんが愛情を込めて地域のネコをケアし、毎月2回の譲渡会では年間60匹もの子たちが新しい家族と出会い、年間150件のTNR活動も行っています。

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TNR活動って何？

街で暮らすネコを保護し、避妊・去勢手術をした後に、元の場所で安心して過ごせるようにする活動です。
ネコと人がより健康で安心して暮らせるお手伝いをしています。

子猫の多くは里親に譲渡されます。

また、行方市では飼い主さんのためのサポートも充実しています。
大切な家族である犬・ネコの避妊・去勢手術費用の補助を20年以上続けており、年間170件ものご家庭でご利用いただいています。
もっと多くの犬・ネコに安心できる暮らしを届けるために、この活動の維持・拡大に取り組んでまいります。

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実現したいこと

私たちが目指すのは、「人と動物が共生できる、住みやすい街づくり」です。
現在、行方市では野良猫・野良犬の繁殖や多頭飼育により、不幸な命が生まれる状況が続いています。その背景には、避妊、去勢手術の費用負担や、動物愛護に関する理解不足があります。

ボランティアたちが、捕獲器を仕掛け、根気強く活動していますが、野良猫の数をゼロに近づけていくことは時間がかかり、容易ではありません。

保護された猫たち

この課題に対し、私たちは包括的な取り組みを進めています。
まず、地域のボランティア団体による地域猫活動を支援し、年間150件の避妊、去勢手術を実施しています。手術後の猫は地域に戻します。

また、月2回開催される譲渡会を通じて新しい家族との出会いを作っています。
年間60匹の猫たちが新しい飼い主と出会えており、着実に成果を上げています。

保護された子猫

また、飼い猫からの新たな野良猫の発生防止も重要な課題となっています。ペットの無計画な繁殖は、飼い主の負担を増大させ、最悪の場合、遺棄や多頭飼育崩壊につながる可能性があります。
実際に、市内でも多頭飼育崩壊の事例が確認されており、これは新たな野良猫や野良犬を生み出す大きな原因となっています。

一度このような事態が発生してしまうと、対応には多大な労力と時間が必要となるため、未然に防ぐことが重要です。避妊、去勢手術補助制度では、飼い主の経済的負担を軽減しています。
避妊手術には4,000円、去勢手術には3,000円を補助することで、責任ある飼育を支援しています。

避妊、去勢手術補助制度は犬と猫が対象です

このように、既存の野良猫への対応と、新たな野良猫を生まない取り組み、この両輪で活動を進めています。
私たちの目標は、すべての猫が愛情を持って大切にされ、地域の人々に愛される存在となること。

一朝一夕には解決できない課題ですが、一つひとつの命を大切にする思いを持って、確かな歩みを進めていきたいと考えています。

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