ユネスコ無形文化遺産「でか山」を制作し、2020年開館の「和倉温泉お祭り会館」に常設したい
カテゴリー:伝統・文化・歴史
寄付金額 7,915,000円
目標金額:10,000,000円
- 達成率
- 79.1%
- 支援人数
- 76人
- 終了まで
- 受付終了
石川県七尾市(いしかわけん ななおし)
寄付募集期間:2018年12月17日~2019年3月16日(90日間)
石川県七尾市

七尾市には、時代を越えて受け継いできた多種多様な祭りがあり、地域の宝として大切に守られています。
祭りの中でも、ユネスコ無形文化遺産として世界的にも認められた「青柏祭(せいはくさい)の曳山行事」では、高さ12メートル、重さ20トンもの日本一大きな山車(だし)が狭い街中をゆっくりと引き廻されます。能登に訪れる人々に体感してもらいたい祭りです。
祭りを体感していただくために、能登の観光拠点、和倉温泉にある和倉温泉観光会館を大改修し、「でか山」を含む「七尾を代表する4つの祭り」を実物展示する祭テーマパーク「和倉温泉お祭り会館(仮称)」として整備します。
世界が認めた伝統の祭を次世代に残したい
このまちの誇り「祭」が持つ力を一つに
七尾市には、開湯1200年もの歴史をもつ「和倉温泉」があり、国内外から多くの観光客が訪れています。和倉温泉街には、昭和56年(1981年)に建設された約1,000人が収容できるホールを有する「和倉温泉観光会館」があり、観光客や地元住民を対象にした演芸などの催しやイベント等で利用されてきました。

しかし、時代の流れとともに和倉温泉に訪れる旅行客の形態が団体から個人へと変化し、それに伴って、観光客向けの催しの開催が減るなどし、観光会館の年間利用者数が徐々に減少してきました。さらに、施設の耐震化や老朽化等のハード面での問題も加わって、観光会館の存続が深刻な問題となってきました。

そんな中、平成27年(2015年)北陸新幹線金沢開業により、この年の和倉温泉への観光客が一時的に増加しました。この好機を継続させるため、能登・七尾の魅力である「祭」をテーマに、老朽化した観光会館を大規模改修し、地域の人々が守り受け継いできた本物の「祭」を常設した、「和倉温泉お祭り会館(仮称)」として再生します。
圧巻の展示空間で、七尾を代表する「4大祭り」を体感
本物の祭りだからこそ得られる感動がある
七尾市を含む「能登の里山里海」は、世界農業遺産として2011年に認定されました。これは、農林水産業に関わる営みとそれに関連した人々の暮らしそのものが世界的に評価されたものです。
市内の各集落では、農林漁業と結びついた大小様々な祭りが四季の節目に行われています。祭りは能登七尾人の生活に深く結びつき、無くてはならないものなのです。

七尾市を代表する祭りに、「青柏祭(せいはくさい)/5月開催」「能登島向田の火祭(のとじまこうだのひまつり)/7月開催」「石崎奉燈祭(いっさきほうとうまつり)/8月開催」「お熊甲祭(おくまかぶとまつり)/9月開催」があり、「七尾4大祭り」と言われ、親しまれています。どの祭りも開催の数か月前から準備が行われ、祭り当日は地元住民だけでなく国内外から多くの方が訪れています。
この4つの祭りを一堂に集め、本物の山車(だし)や祭りの情熱を体感できる「和倉温泉お祭り会館(仮称)」を能登の観光の要である和倉温泉街に、能登の新しい魅力発信拠点として2020年春に創設します。
今回のクラウドファンディングのプロジェクトでいただいた寄附はユネスコ無形文化遺産に登録の「青柏祭」の山車「でか山」の制作費用に充てさせていただきます。
常設展示する祭りの山車等の制作にあたっては、祭りにかかわる地元の人々の意見を取り入れ、祭りの文化的価値や祭りに対する想いを取り入れながら制作します。
【「でか山」制作費用】約2,000万円
【「和倉温泉お祭り会館(仮称)」費用総額】約6.5億円
特徴ある七尾4大祭りの魅力を発信
祭りにかかわる人々の情熱にこそ本物の感動がある
「七尾4大祭り」は、その背景や歴史など様々であり、それぞれに特徴があります。
2020年完成の「和倉温泉お祭り会館(仮称)」では、それぞれの祭りに使われる実物の山車などを展示することで、来館者に祭りの迫力や地元の祭りに対する情熱をも感じていただけるような施設を目指します。

地元で祭りに携わる人々は、祭りの歴史文化を次世代に繋いでいく責任と誇りを強く持っています。「お祭り会館」の建設は、人口減少に伴って祭りにかかわる人々が減少する中、地元の子どもたちがこれまで以上に祭りに対して関心を持ち、祭りに対しての誇りや郷土を思う心を持つことにつながるはずです。

■ふるさと納税の寄附でユネスコ無形文化遺産「でか山」を作ります
住民の声をしっかり聞いて整備を進めます
【事業実施スケジュール】
2020年の春のオープンを予定しています。
2018年:基本実施設計
2019年:施設改修・耐震補強工事、展示物(祭りの山車等)制作
2020年春:施設改修完了/「和倉温泉お祭り会館(仮称)」オープン

寄附者の皆様へ
七尾市からのメッセージ

能登観光の中心、和倉温泉には年間約90万人もの観光客が訪れます。ここ七尾市和倉温泉から能登の祭り文化を観光客や訪日外国人、地元の子どもから大人まで、祭りの魅力を通じて七尾のファン・能登のファンづくりを進めていきます。
また、「4大祭り」を通じて地元の子どもたちが、これまで以上にふるさと七尾を愛し、誇りを持ち未来に祭りを受け継いでいってもらいたいと思います。
本プロジェクトにご支援をお願いいたします。
「和倉温泉お祭り会館(仮称)」が完成時には、ぜひ七尾市・和倉温泉に足を運んでいただきますようお待ちしております。
※目標金額に達成しなかった場合であっても、市予算をもって本事業を実施いたします。
お礼の品をご紹介
お祭り会館 サポーター①
【個人】 1口 1万円
・施設内に寄附者名(個人名)を1年間掲載します。
・施設のオープニング式典へ招待します。
お祭り会館 サポーター②
【個人】 1口 5万円
・施設内に寄附者名(個人名)を1年間掲載します。
・施設入館チケット(発行から1年間有効)1枚を贈ります。(※市外の方のみ)
・施設のオープニング式典へ招待します。
【法人様向け】お祭り会館
■サポーター
【法人】 1口 1万円
【法人】 1口 5万円
・施設内に寄附者名(法人名)を1年間掲載します。
・施設のオープニング式典へ招待します。
■オフィシャルサポーター
【法人】 1口 50万円
・施設内に寄附者名(法人名又は、法人ロゴ)を3年間掲載します。
・施設パンフレットに寄附者名(法人名又は、法人ロゴ)を3年間掲載します。
・施設ホームページに寄附者名(法人名又は、法人ロゴ)を3年間掲載します。
・施設のオープニング式典へ招待します。
※こちらのご寄附は別途下記リンクからご参照ください。
▶【法人】お祭り会館 オフィシャルサポーターご希望の方はこちらから
お礼の品一覧
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2019年03月28日 18:00
寄附募集期間終了と寄附の御礼
本プロジェクトは3月16日をもちまして、寄附募集期間を終了いたしました。
たくさんのご寄附を頂戴し、誠にありがとうございました。
今回、目標金額の達成は惜しくも叶いませんでしたが、寄附者の皆様からの応援メッセージに、とても勇気づけられました。
皆様からの寄附金は責任を持って、本プロジェクト事業、「和倉温泉お祭り会館(仮称)」に青柏祭(せいはくさい)「でか山」の制作費に活用させていただきます。
今後とも石川県七尾市を応援いただけますと幸いです。
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石川県七尾市

七尾市は石川県の北部、能登半島の中央部に位置しています。
七尾湾には能登島があることで波が少なく、天然の良港として港を中心に発展してきました。
能登立国1300年の歴史のもと、七尾城跡などの史跡、文化価値のある祭礼、高い技術力を誇る伝統産業が現代に受け継がれています。
そして、豊かな自然や食・文化・祭礼などの地域資源が評価され「能登の里山里海」が先進国で初めて「世界農業遺産」に認定されています。
また、能登観光の拠点「和倉温泉」では、四季折々の味覚と心のこもった最上級のおもてなしで国内外から多くのお客様が訪れています。
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