”留学支援”で、基地跡地でグローバルに活躍する若者を育てたい!~普天間基地返還後の未来~
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 1,345,000円
目標金額:2,000,000円
- 達成率
- 67.2%
- 支援人数
- 61人
- 終了まで
- 受付終了
沖縄県宜野湾市(おきなわけん ぎのわんし)
寄付募集期間:2018年10月15日~2019年1月15日(93日間)
沖縄県宜野湾市

宜野湾市は、まちの中心に普天間基地(正式名称:普天間飛行場)を抱え、市内の小中学生は、日々騒音などの基地負担に悩まされています。その一方で、普天間基地の返還を見据え、大きな可能性を秘めた基地跡地というフィールドにおいて活躍できる、世界に目を向けた人材を育成していくことが求められています。そこで、基地跡地の未来を担う国際的な視野を持った人材を育成する第一歩として、宜野湾市内の中学生に海外留学を経験させる事業を行います。 皆様からの支援により、留学のための自己負担ゼロを実現し、日々の基地負担に悩まされている市内全ての中学生に平等に海外留学のチャンスを与えることができます。 皆様からの温かいご支援をよろしくお願い致します。
市の真ん中に東京ドーム約100個分の普天間基地
今、基地負担に苦しんでいる中学生に夢を!!

宜野湾市は、市の真ん中に東京ドーム約100個分の広さの「世界一危険な飛行場」と呼ばれている普天間基地があります。普天間基地が市の真ん中にあるゆえに、市内にある15の小中学校は、基地の周辺に隣接することとなり、子供たちは航空機からの騒音や事故の危険性と常に隣り合わせの状況での学習環境を強いられています。
返還合意から20年以上経過した今なお普天間基地は存在し続け、航空機騒音や事故などが続いており、2017年12月には、小学校のグラウンドへ米軍ヘリの窓が落下するというあってはならない事故が発生しました。自由にグラウンドを駆け回ることが出来ないなど、安心して学校生活を過ごせない状況となっており、基地負担に苦しむ子供たちの不安や苦悩は限界に達しています。
世界に誇れる優れた環境の創造
国際性豊かなまちで活躍する人材を育成

このような過剰な基地負担がある中で、宜野湾市では、基地負担の軽減や普天間基地の一日も早い返還に向け取組むと共に、基地返還後の跡地利用に向けた取組みを推進しています。
普天間基地では、70年以上基地として接収されているが故に、戦前からの重要植生や緑、地下水、文化財など多くの自然・歴史文化資源が残されています。返還後を見据えた跡地利用計画では、基地跡地や周辺市街地を含めた自然・歴史資源を活かした、緑豊かなまちづくりや持続可能な世界に誇れる環境づくりを目指しています。
東京ドーム約100個分の広大な空間を活かした「緑の中のまちづくり」を目標としており、基地跡地や周辺市街における緑地整備水準の確保や緑の豊かさを見せる演出により、観光リゾートや知的生産の場にふさわしい優れた環境を創造し、国際性豊かなまちづくりを目指しています。
大きな可能性を秘めた普天間飛行場跡地は、日本本土だけでなく東アジアや世界に目を向けた国際性あふれる中心地として生まれ変わっていく事が期待されるとともに、そのフィールドで活躍できる国際性豊かな人材を育成していくことが必要となっています。
基地返還後の跡地で活躍できる人材を育成するための第一歩
基地負担に苦しむ子供たちに国際的な視野を広げるチャンスを

そこで、宜野湾市では、基地返還後の跡地で活躍できる人材を育成するための第一歩として、現に基地負担に苦しむ中学生に海外留学を通じて国際的な視野を広げるチャンスを与え、未来に向けた夢や希望を膨らませてあげたいと考えています。

また、これまで宜野湾市が実施した留学事業において、本人が留学を希望しているにも関わらず、経済的な理由で留学をあきらめるケースがありました。

今回、基地返還後の跡地で活躍できる人材を育成するためにクラウドファンディングを実施させて頂くことを通じて、ご支援を頂くことにより、現に基地負担に苦しむ市内全ての中学生に経済的な負担なく平等に国際的な視野を広げるための留学のチャンスを与えることができます。10名の中学生の約1ヵ月間の米国への留学の実現のため、ご支援をよろしくお願いいたします。
■夏休み期間中1ヶ月間の短期海外留学を目指して
市内中学生10名をアメリカ合衆国への留学に派遣します
事業実施のスケジュール(予定)
2018年10月:
宜野湾市中学生英語ストーリーコンテスト(上位入賞者4名が留学候補者となります)
2019年3月:
学校推薦による留学者の選考
2019年7月~8月:
短期海外留学派遣事業実施
2019年9月:
短期海外留学帰国報告会実施
2019年12月:
短期海外留学派遣事業報告書作成・寄附者へ発送(予定)

事業に携わる方の思い
宜野湾市長 松川 正則
■~普天間基地跡地に未来を~

宜野湾市の中心に位置する普天間飛行場は、その危険性ゆえに日米両政府において返還合意がなされましたが、合意後20年以上経った今なお返還は実現されておらず、宜野湾市内の小中学校は、「世界一危険な飛行場」と呼ばれる普天間飛行場の周辺に位置しており、子供たちは騒音や事故の危険性と常に隣り合わせの状況で基地負担に強いられています。市民は航空機事故の危険性や騒音等の被害を強いられております。
基地負担を強いられている子供たちに明るい未来と可能性を与えるため本事業を基地跡地の未来を担う人材育成に係る事業として位置付け、ガバメントクラウドファンディングによる寄付を募ることとしました。宜野湾市が置かれた現状をご理解いただくとともに、「基地跡地が日本の宝」となるよう取り組んで参りますので、宜野湾市の応援団として全国の皆様のお力添えをお願いいたします。
嘉数中学校3年 鎌田 結乃さん

ワシントンDCでは大使館やホワイトハウスでいろいろな人の話を聞けて、世界が広がりました。ホームステイでは日に日に英語が上達していくのを感じる事が出来てとてもうれしかったし、ホストファミリーとも仲良くなれて一生の思い出になりました。
この留学をとおして英語の楽しさや必要性を改めて感じ、これからも英語を学び続けようと思いました。そして、この経験をとおして将来は国際的に活躍できる人になりたいと思いました。
今回寄附をしてくださった人のおかげで人生に一度の貴重な経験をすることができました。本当にありがとうございました。
琉大附属中学校3年 北城 ひかるさん

2018年はシアトルでのホームステイに加え、ワシントンDCへの訪問もありました。
ワシントンDCでの日本大使館訪問で杉山大使の貴重な話を聞くことができ、私も将来は世界で活躍できるような人になりたいと改めて思いました。ホームステイでは素敵なホストファミリーに恵まれ、毎日楽しい日々を過ごすことが出来ました。
ふるさと納税に寄付をしていただいた方のおかげで私の人生に大きな1ページを刻むことができました。この経験を糧にもっともっと英語を勉強して将来は世界を舞台に活動していきたいと思います。
2017年度GCF寄附者からの応援メッセージ
・基地負担を強いられている宜野湾市の子どもたちが、留学での経験を通じて成長し、基地跡地の未来で夢を実現することを期待します。
・地域発展の根幹は人材育成にあり、本事業が今後とも充実・発展継続しますよう期待しております。
・埼玉に住んでいます。沖縄の方々には多大な基地負担を押し付けていて、申し訳ないと思いながらも、なかなか具体的な行動には移せませんでした。今回、沖縄の若い人たちの応援が出来ると知り、わずかですが寄附させていただくことにしました。沖縄の未来のために、羽ばたく若者が増えますように!
・自己負担ゼロで留学のチャンスを与えるこのプロジェクト、とても素晴らしいと思いました。微力ですが寄附させていただきます。アメリカ留学では、語学だけではなく、日本ではできない色々な体験をしてください。宜野湾市の子ども達が、将来、基地が返還されたあとのまちづくりで活躍することを期待しております。
・オスプレイなど、基地からの騒音に耐えて勉学に励む宜野湾市の中学生に一人でも多く海外留学を経験し世界で活躍する人材に育っていただきたいとの思いで寄附します。
寄附者のみなさまへ
~今、基地負担に苦しんでいる中学生に夢を!!~
現在、宜野湾市はまちの中心に「普天間基地」を抱えており、そこで学ぶ子どもたちは、日々、事故の危険性や騒音などの問題に耐えながら学校生活を送っています。
しかし、普天間基地が返還されれば、その跡地は宜野湾市ひいては沖縄県が発展する重要な拠点となり、跡地で活躍できる人材の育成が必要となります。
そこで、基地跡地の未来を担う国際的な視野を持った人材育成のための本プロジェクトへのご支援のほどよろしくお願いします。
本プロジェクトでもらえるお礼の品の紹介
本プロジェクトに賛同して頂き、10,000円以上のご寄附を頂いた皆様には、宜野湾市を代表する特産品として、以下のお礼の品をお届けします。なお留学報告書については、留学終了後の2019年9月以降に送付しますので、ご了承下さい。
お礼の品一覧
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2019年01月23日 18:26
寄附募集期間終了と寄附の御礼
基地跡地の未来を担う国際的な視野を持った人材を育成することを目的とした海外留学派遣事業を実施するにあたり、平成30年10月15日から平成31年1月15日までの3か月間、ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディングにより寄附を募りましたところ、134万5千円ものご寄附をいただきました。
皆さまのご支援ご協力に感謝申し上げます。
皆さまから頂きました寄附金は、海外留学派遣事業の一部として、活用させていただきます。
今後とも宜野湾市を応援して頂けますと幸いでございます!もっと見るまだコメントはありません
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沖縄県宜野湾市
宜野湾市は、古琉球の時代から物事の中心を意味する「ねたて(根っこ)」の地域と称され、政治・経済・文化の中心でした。現在は沖縄コンベンションセンター、トロピカルビーチなどが立地し、県内でも屈指のコンベンションリゾートエリアとなっています。はごろも祭りや日本一早い花火大会など多彩なイベント会場としても利用され、大勢の観光客で賑わいます。その一方、世界一危険といわれる普天間基地が市の中心部に位置し、その面積は市の約25%を占めています。この基地の返還が実現されれば、まさに沖縄の経済・教育・文化の中心として発展し、可能性のある国際性豊かな世界に開かれた「ねたて」の都市となるでしょう。
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