茂木の宝・弁天山の石段を修復し、山頂を誰もが憩え、津波がきたら避難できる広場にするプロジェクト(茂木校区連合自治会)
カテゴリー:自然・環境
寄付金額 1,171,000円
目標金額:2,000,000円
- 達成率
- 58.5%
- 支援人数
- 38人
- 終了まで
-
31日
/ 90日
長崎県長崎市(ながさきけん ながさきし)
寄付募集期間:2024年10月9日~2025年1月7日(90日間)
長崎県長崎市 ✖ 茂木校区連合自治会
長崎市・茂木港に臨み茂木町の中心部に位置する弁天山は、古くより茂木の豊かな漁場を育む魚つき保安林として地域住民に大切にされてきました。茂木地域の総鎮守社である裳着(もぎ)神社の創建の地といわれ、山頂には古い祠が残っています。近年まで春と秋にはお祭りがあり、こども相撲が開催されるなど、地域住民の憩いの場でもありました。
しかしながら、入口の石段が崩壊したことや山林の荒廃により倒木や土砂崩れが頻発するようになったことなどから、最近では地域住民も足を踏み入れなくなってしまいました。
そこで茂木校区連合自治会では、茂木コミュニティ連絡協議会や茂木若人の会など地域の団体と連携し、地域の皆さんや茂木を訪れる方が茂木の美しい景色を眺めながら憩い、イベントなどを楽しむことができ、津波発生時には避難場所にもなる広場をつくるプロジェクトに取り組みます。
ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
港町として栄えてきた茂木
茂木は、長崎市の南東部、橘湾に面する風光明媚な港町です。鎖国の時代、長崎と共に天領であり、島原、天草、肥後、薩摩と長崎を結ぶ交通の要衝として栄えました。明治以降、陸上交通が発達するにつれ茂木航路の利用は減りましたが、現在は茂木港から天草・富岡港へ高速船が就航しています。
いにしえより漁業が盛んで、新鮮な海の幸が味わえる料亭が点在し、「長崎の奥座敷」とも呼ばれています。
弁天山は地域の宝
茂木地域の総鎮守社である裳着(もぎ)神社創建の地だったといわれ、山頂には古い祠が残っています。近年まで春や秋にはお祭りが開催され、祠の周辺でこども相撲が開催されたり、地域住民の憩いの場でもありました。
また、茂木は古くから漁業が盛んで、弁天山は豊かな漁場を育む魚つき保安林にも指定されており、地域で大切にされてきました。
弁天山が抱える課題
増加する土砂災害
令和3年8月の大雨により山の斜面が崩壊し、倉庫や茂木保育園のフェンス、街路灯に被害がありました。通学路でもある前面道路は一時通行止めとなりました。
長崎県に応急措置として防護柵を設置し、危険な樹木を伐採していただきましたが、今年4月の大雨でも同じ場所で倒木による土砂崩れが発生しています。
今後、土砂災害の危険性が高い斜面部分で長崎県による治山工事が予定されています。
弁天山入口の石段の崩壊
弁天山入口の石段のコンクリートが劣化し、階段部分が崩れ、表面も苔で覆われ滑りやすくなっています。危険で階段を利用できないため、地域の方々も祠のある山頂付近に近づくことができない状態です。
私たちがこの事業で取り組みたいこと
弁天山山頂付近の里山整備
地域内のコミュニティ団体などを通じて有志を募り、山頂付近に生い茂る雑草木を除伐するなどの必要な里山整備を行います。
長崎県が行う治山工事のスケジュールに合わせ、地域住民や茂木を訪れる方が茂木の美しい景色を眺めながら憩い、イベントなどを楽しむことができる広場にすることを目指して、継続的に取り組んでいきます。
弁天山入口の石段の修繕
地域の土木事業者の協力を得て、石段を修繕し、高齢者や子どもでも利用しやすいように手すりを設置し、誰もが安全に山へ入れるようにします。
安全で、訪れる人が憩える山に
以前のようにお祭りをしたり、子どもたちが夏休みに虫取りをして遊んだり、茂木を訪れる人が茂木の美しい景色を望めるスポットをつくったり・・・地域のみんなでさまざまな活用を考えていきます。
そして、長期的視点では津波の避難場所に
今年7月に開催された茂木コミュニティ連絡協議会主催の地震対策セミナーで、私たちは次のことを学びました。
・橘湾には雲仙断層群があり、震度6弱の地震が発生する可能性がある。
・津波が発生したら、揺れから20分以内に茂木へ到達する可能性が高い。
・強い揺れを感じたら、津波警報を待たずに高い場所へ垂直避難
しかしながら、茂木には高いビルや土砂災害特別警戒区域に指定されていない避難可能な高台がありません。茂木の中心部の多くは埋立地であるため、液状化で車での避難が不可能となる可能性も・・・。
想定を超える災害に備え、徒歩でも逃げられるこの場所を避難場所として整備していきたいと考えています。
寄附金の使い道
皆様からのご支援は、地域の宝である「弁天山」の整備に活用させていただきます。
※目標金額に達しない場合も、財源に活用させていただきます。
※目標金額を大きく超えるご寄附をいただいた場合は、今後の活動にも活用させていただくことがあります。
寄附者の皆さまへ
茂木校区連合自治会長 池山 耕治
私は、このプロジェクトを企画した茂木校区連合自治会長の池山耕治と申します。
昭和45年、私が茂木中学校を卒業した時の卒業アルバムには、このプロジェクトの主人公である弁天山の山頂付近で撮った、クラスの集合写真が収められています。懐かしい同窓生の周りには赤松の林があり、背景には北浦の遠浅の浜が見渡せます。その頃は山頂付近にある祠では春と秋に例祭があり、特に秋には祠の前の広場で子ども相撲が催されるなど、弁天山は地域住民の憩いの場でした。
しかしながら、近年は登り口の石段が崩壊したことや土砂崩れが頻発することなどにより、地域住民も足を踏み入れなくなり、弁天山の荒廃は目を覆うばかりです。
そこで、茂木校区連合自治会では地域の諸団体と連携し、今回の企画に挑戦することとしました。茂木の宝である弁天山を子どもたちもお年寄りも安心して入れる場所に再生したい思いでいっぱいです。皆様のお力添え、どうぞよろしくお願いいたします。
長崎市長 鈴木史朗
「ながさき元気づくり応援助成事業」へのご支援をよろしくお願いします!
長崎市では、地域団体等が行う「まちづくり活動」に対し、資金調達を支援して、地域を元気にするプロジェクトを応援する「ながさき元気づくり応援助成事業」を実施しています。
この助成事業は、長崎市よかまちづくり基本条例の趣旨にのっとり、地域力の向上及び地域の芸術文化活動等の振興に資するため、市内の地域団体又は市民活動団体等が市内で実施する自主的かつ主体的なまちづくり活動に対し、クラウドファンディング型ふるさと納税により当該活動に対して集まった寄附額に応じて助成金を交付して、ながさきの元気づくりにつなげるものです。
皆さまの温かいご支援とご協力をお願いするとともに、この「元気づくり」の取組みを通じて「ながさき」の地域の活性化につながることを期待しています。
【注意事項】
※市民の方もこのプロジェクト(長崎市)にふるさと納税ができ、控除も受けられますが、返礼品の設定されているプロジェクトにおいて、返礼品はお選びいただけません。
※お礼の品は変更・追加される可能性があります。
※寄附に対するお礼を目的として寄附者の個人情報を事業実施団体へ提供する場合がございますのでご了承ください。
現在進捗情報はありません。
長崎県長崎市
長崎県は、魚種は全国トップクラスと言われるほど魚に恵まれた土地だとご存じでしたか。
その秘密は、日本の最西端に位置し、三方を海で囲まれる長崎県の立地にあります。世界最大級の海流である黒潮は、九州南西部で分岐して長崎沿岸を通ります。
この対馬海流に乗って、様々な魚が回遊。全国屈指の魚種の豊富さにつながるというわけです。
また、東シナ海には、世界有数の大陸棚が広がっており、魚のエサとなるプランクトンも豊富。絶好の漁場を形成する環境が整っていることも、長崎の水産文化を大きく後押ししています。
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