四国遍路の地・徳島で、お遍路さんが安全・安心に巡礼できる遍路道を守りたい!

徳島県 徳島県

main_img

寄附募集期間:2018年8月1日~2018年10月26日(87日間)

寄附金額
1,609,690
支援人数
47
達成率
161.0%
目標金額
1,000,000円
終了まで
11日 / 87日

徳島県

プロジェクトオーナー

四国遍路は、弘法大師・空海ゆかりの八十八箇所の霊場を巡る巡礼です。この巡礼は1200年を超える歴史があり、霊場を結ぶ遍路道(へんろみち)の一部は、文化財的価値を有することから国の史跡に指定されており、地元住民の手によって大切に守り継がれています。しかし、国史跡指定の遍路道の大部分は山道であり、長年の風雨などによる浸食で、遍路道の文化財的価値が損なわれかねない状況です。このため、四国で初めて国史跡の遍路道として指定された太龍寺道(四国霊場第21番札所太龍寺へ向かう急峻な山道)の修繕にチャレンジします。

※本プロジェクトにおけるお礼の品 送付は、県外の方が対象で、県内の方は対象外となります。ご承知おきのほど、よろしくお願いいたします。

徳島県

徳島県は、「鳴門の渦潮」や霊峰「剣山」、四国三郎の異名を持つ「吉野川」など豊かな自然にあふれ、これらの自然が育む、「なると金時」や「にんじん」、「すだち」などの食材の宝庫です。また、「阿波藍」がもたらす富により育まれてきた「阿波人形浄瑠璃」や「阿波おどり」等、多彩な文化が息づく地であり、また「四国遍路」では巡礼出発の地であることから「発心の道場」とも呼ばれており、巡礼者であるお遍路さんを「お接待」で温かく迎えています。是非、「お接待文化」が体感できる徳島県へお越しください。

西の高野「太龍寺」に続く「癒やしの道」

歴史と自然の息づかいを体感

弘法大師・空海ゆかりの八十八箇所の霊場を巡る四国遍路。
四国を全周する1400kmにも及ぶ巡礼の道である「遍路道(へんろみち)」は、1200年を超え、現代に継承されてきました。中でも、西の高野とも称される太龍寺(徳島県阿南市)は、古文書に記された数少ない「弘法大師・空海の修行の地」として知られています。

また、太龍寺道(太龍寺へ続く巡礼の道)付近は、古代の赤色顔料の水銀朱を含む辰砂(しんしゃ)の発掘跡をはじめ、この地域でしか確認できないカタツムリの固有種「アナンムシオイガイ」が生息しているなど、古代のロマンと自然の豊かさを体感できる道としても地元住民に親しまれ、守り継がれてきました。

平成22年8月には、「四国八十八箇所霊場と遍路道」を世界遺産として登録推進する動きもあり、太龍寺道の一部(約2.6km)が、平成29年2月には、太龍寺境内(約6ha)が国の史跡として指定されました。

しかし、難所として有名な太龍寺道は、長年の風雨などで、急峻な山道が浸食され、巡礼者である「お遍路さん」の歩行に支障を来している箇所が見受けられるようになり、文化財的価値が損なわれかねない状況です。

これまで、地元住民が大切に守ってきた遍路道は、国籍や宗教・宗派に関わりなく、誰もが救いや癒やしを求め、自分自身と向き合える「心の旅」を紡ぐ道であります。是非ともこの道を修繕し、世界に誇れる遍路道を保全する活動にご協力ください。

 

想定される危険性

お遍路さんの体力を削ぐ段差

太龍寺道は、それ自体、急峻な山道であることに加え、太龍寺道へたどり着く前にも難所の道を越えなくてはならず、難所の道として昔から語り継がれています。

現在、太龍寺道は、擬木による階段状の歩道が整備されていますが、土砂が長年の風雨で浸食され、段差の幅が大きくなっている箇所が見受けられます。

巡礼するお遍路さんにとっては、行程上、体力的にも厳しい状況下で歩行するため、大きな段差は、徐々に膝や腰に疲労を蓄積することになります。

このため、お遍路さんが、段差の高い歩道を敬遠し、足腰に負担の少ない、段差の低い歩道脇の土道を歩行することで、土砂がさらに浸食され、このことで、歩道と土道の段差がさらに拡がり、歩道自体が障害物になるといった悪循環となっています。

崩れやすい歩道脇の土道の歩行は、急峻な山道であることから、滑落すると大事故に繋がる可能性があります。

 

難所の道だからこそ安心して歩いてもらいたい!

遍路道をリフレッシュします。

太龍寺道は、地元住民団体である「加茂谷へんろ道の会」などが中心に、日常的な管理(枝打ち、下草刈り、危険箇所の見回りなど)のほか、台風通過直後には、倒木・落石の除去のため、遍路道の点検を行っています。また、近隣の子どもたちの遠足や新入社員の研修、ウォーキングイベントにも活用しており、地元住民により大切に守られています。

今回のご支援により、日常的な管理ではできない、作業に取り組むこととしており、具体的には、遍路道の現況に適した歩行しやすい「擬木の取り外し・再設置」、「遍路道が浸食されない水路(水切り)の設置」を予定しております。

実際の作業にあたっては、地元住民団体等に参画いただくことで、ご支援いただいた方々の絆を感じていただく機会を確保します。また、太龍寺道の管理のほか、県内の遍路道において、日常的な管理に携わっている住民団体に対しても、管理に必要な小道具類を配布し、持続可能な維持管理を応援したいと考えています。

 

みんなを元気にする「かもだに」

地域の再生へ

美しい山と川、自然が豊かな阿南市加茂谷地区は、太龍寺道の他にも、「かも道」と呼ばれている遍路道などもあり、昔から地域の要衝でした。そして昔から遍路道を巡礼するお遍路さんが困らないよう「お接待の精神」で温かく受け入れてきた歴史があります。

また、「人口減少と高齢化」といった全国の中山間地域に共通する課題も抱えておりますが、積極的にチャレンジしている元気な地域です。

例えば、地域の住民団体や地域おこし協力隊などの活躍により、生産農家へのインターンシップとして都内の大学生を毎年受け入れており、大学の学園祭にも直売店を出展するなどの交流をはじめ、移住者への空き家や空き農地の紹介など地域ならではの温かいフォローアップにより、比較的若い世帯の移住者が増えています。

さらには、移住者の企画により、休校の小学校を活用したイベントを地域の協力で開催したほか、テレワークの場としてサテライトオフィスを構えたIT企業で映画会を開催するなど、移住者が地域に安心して溶け込める新たな交流がどんどん生まれています。

みんなを元気にする「かもだに」には、昔から来訪者であるお遍路さんを、温かく迎えてきた風土が根付いているからこそ、このような取り組みが可能なのかもしれません。

だからこそ、地域のシンボルの一つである「遍路道」を修繕することで、お遍路さんが安心して巡礼できる環境が整備できるとともに、地域の住民がさらに元気になる後押しができればと思います。
是非、地域再生の好循環に繋がるよう皆様にもご支援いただきたく思います。

■春のお遍路シーズンを目指す

地域住民のちからで整備します

事業実施のスケジュール
【2018年11月】
・遍路道の修繕実施計画

【2018年12月】
・遍路道の修繕活動開始
・日常的な維持管理に必要な小道具類の購入

【2019年3月】
・修繕完了

地域住民のちからで整備します

 

事業に携わる方の声

徳島県 広域行政課 課長 加藤 幸一

■四国遍路文化を未来へ継承

写真
四国遍路は、国籍や宗教・宗派に関わりなく誰もが、「お遍路さん」となり巡礼を受け入れてきた風土があります。

そして、険しい山道や太平洋の荒波が波打つ海辺などの1400kmに及ぶ遍路道の巡礼を可能としているのは、お遍路さんに、癒やしや喜びを届けている地域住民の温かい「お接待」の存在があります。

この「お接待の精神」こそが、地域の方々が遍路道を守ってきた原動力と言えます。

私たちは、遍路道の保全に取り組んでいる地域の方々の思いをみなさんと共有し、遍路道の整備に取り組みながら、四国遍路文化を未来に継承し、将来的には「四国八十八箇所霊場と遍路道」を世界遺産に登録したいと考えております。

是非、この取組にご協力をいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。

加茂谷へんろ道の会 会長 横井 知昭

■遍路古道の歴史にはせる

写真
皆さんに、気持ちよく歩いていただけるよう整備を続けたいと思います。

皆さんが癒やしを求め、時には修行として、この遍路道を安心して歩いていただくことは、私たちのやりがいや生きがいに繋がっています。

そして、道もまた、皆さんに使っていただくことで、その役目を果たすことができます。つまり、「歩くからこそ、道は、生きている。」と言えます。

私たちは、この遍路道とともに生き、一人でも多くの方々に遍路文化の歴史を感じていただけるよう、温かくお迎えしたいと考えています。是非とも遍路道の修繕にご支援をお願いいたします。

阿南市 文化振興課 事務主任 向井 公紀

■地域の「宝」を文化財として守る

写真
阿南市では、県教育委員会と連携し、遍路道を国の史跡として指定されるよう、約10年前から整備に取り組んできました。

この結果、太龍寺道のほか、かも道、いわや道、平等寺道といった、往時を偲ぶことができる遍路道のうち、約6.3 kmが国の史跡に指定されました。

このことは、地域住民の方々が、遍路道を地域の宝として代々、守り継いできたからこそ、可能であったと思っています。

これからも地域住民の手で築かれ守れてきた、遍路文化を未来に引き継ぐお手伝いができればと思います。
皆様のご支援をよろしくお願いします。

徳島大学 教養教育院 准教授 モートン 常慈

■世界へ四国遍路を発信

写真
約100年前から四国遍路を巡礼していた外国人がいたことを皆さんはご存知でしょうか?

私は、もともと日本の歴史や文化に興味があり、四国遍路を研究する中で、彼らの存在を知ることとなり、彼らのように、四国遍路の魅力に、しっかりとはまってしまいました。

四国遍路に関する論文やレポートを通じて、国内外へその魅力を発信していますが、「古き良き日本の姿」を求め、私の元には、様々な外国人から、四国遍路についてのお問い合わせが、たくさん寄せられています。

そして、豊かな自然にはぐくまれ、実際に歩きながらスピリチュアルな体験ができるこの遍路道を、私はいつもお薦めしています。

是非、皆さんの応援で、世界から注目されている遍路道を守ってもらえればと思います。

 

四国初の取り組み!

徳島県からのメッセージ

今回のプロジェクトが「四国初」の取り組みということもあって、企画段階から既に、県内外の関係者から、「是非実施するべきだ。」「応援したい」と温かいエールをいただいております。

まさに「『四国全体の思い』として取り組んでいかなければ。」と身が引き締まる思いです。

そして、このプロジェクトを進めることで、財政難などに悩む他の自治体へに対し、遍路道の修繕モデルとして、情報発信ができればと思います。

遍路道を歩いた方をはじめ、遍路道の修繕に興味のある方々のご支援をお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。

※本プロジェクトにおけるお礼の品 送付は、県外の方が対象で、県内の方は対象外となります。ご承知おきのほど、よろしくお願いいたします。


  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 太龍寺道,今年の夏,お遍路で歩かせていただきました。いわや道,平等寺道も利用させていただきました。お遍路の歴史を感じることができましたが,いわや道,平等寺道の復活のためにたくさんの作業が必要だったのだろうと,皆さんのご苦労に感謝しながら歩かせていただきました。

    2018年9月24日 14:25

  • 故郷徳島を応援しています。

    2018年9月23日 21:32

  • 巡礼される方々と整備される方々の安全のために、わずかですが、寄付させていただきます。私もいつか四国巡礼をしたいです。

    2018年9月22日 16:39

  • 11年前に歩き遍路を結願させていただきました。
    徳島の皆さまには心温まるお接待をしていただきました。
    県がこのような企画をされることは意義のあることと思います。
    少額ですが応援をさせていただきます。

    2018年9月22日 13:10

  • 遍路道を歩いたことはありませんが、海外から訪れる方も増える中、道の整備にはぜひとも力を入れて頂きたいです。少額ですがよろしくお願いします。

    2018年9月15日 13:42

  • 私もかつて歩き遍路として四国を一周し、地元の皆さんから様々なご接待や触れ合いを受けました。今回はささやかながらその恩返しをしたいと思います。

    2018年9月12日 19:42

  • 徳島が大好きです!
    お遍路のみなさんが、過ごしやすい遍路道になることを心から祈っております。

    2018年9月4日 9:32

  • 地元の方が少しでも元気になっていただけますように。

    2018年8月27日 10:41

  • 少ないですが、遍路道の修繕に活用してください。

    2018年8月27日 10:32

  • 久しぶりに徳島に帰省して、徳島の良さを再発見しました。

    2018年8月27日 10:23

  • お遍路で始めて徳島県を訪れました。あたたかい皆さんのお接待文化に感動。阿波踊りや人形浄瑠璃、阿波藍染などもっと多くの方に知ってほしい。

    2018年8月6日 0:17

  • プロジェクトの成功を応援します。

    2018年8月3日 15:01

  • 遍路道を支えている住民の方を応援したいと思います。

    2018年8月3日 12:36

  • お遍路さんへの「お接待」として役立ててください。

    2018年8月2日 11:22

はじめての方へ