経済的事情で塾へ通えないこどもたちに学習機会と居場所を提供したい！

江東区のこどもの状況

2020年度策定の江東区こども・子育て支援事業計画によると、低所得や家計ひっ迫、こどもの体験や所有物の欠如といった要素で分類される「生活困難層」の児童は小学5年生で17.8％、中学3年生で23.5％となっています。また中学3年生を世帯類型で見ると、ふたり親で18.7％、ひとり親の場合は半数近くが生活困難層となっています。

無料学習支援教室「まなび塾」

区内４か所で、週１回開催しています

経済的事情や家庭環境により塾へ通えないこどもたちに向けて、少人数単位の学習指導を行う「まなび塾」を開催しています。
まなび塾では、学習習慣の定着や、高校・大学への進学意欲を喚起するため、一人ひとりの状態に合わせて、寄り添った学習指導を行っています。

こどもたちにとっての居場所のひとつ

新しい体験の場であり、居場所でもある「まなび塾」

まなび塾は、サードプレイスでもあります。
家や学校とは違う場所で、違う人と、違う時間を過ごすことは、家庭や経済的な事情で様々な体験の機会が少なくなりがちなこどもにとって、新しい体験の場であり、居場所にもなります。その体験が、こどもの視野を広げ、自分にはいろいろな選択肢があるということを気づかせてくれます。

こどもたちの明るい未来のために

こどもたちに安心と自信を

学習習慣を身につけ、勉強がわかるようになることで、こどもたちに自信がつき、将来のことを考える余裕が生まれます。
高校や大学に進学し、自身の人生の選択肢を増やすことで、こどもたちが自立して社会で暮らしていく力を身につけることができます。
こどもたちの明日を生きる力をはぐくむため、無料学習支援教室を通して子供の学ぶ力を育てます。
全国のみなさまからの温かいご支援、ご協力を心よりお待ちしています。

寄付金の使い道

ご寄付いただいた費用は、無料学習支援教室「まなび塾」運営にかかる費用として使わせていただきます。
※目標金額を超えた場合や達成しなかった場合でも、寄付金は原則全て本プロジェクトに活用させていただきます。

寄付者のみなさまへ

江東区長　大久保　朋果

こどもが健やかに育っていける社会、子育てに喜びや楽しみを持ち安心してこどもを生み育てることができる社会を構築していくことは、国や地方公共団体はもとより、区民・企業など地域社会全体の使命でもあります。
江東区では、「こどもが輝く、子育てが楽しいまち」を目指し、教育の場や地域の子育て支援などの充実を図ってきました。
しかし一方で、家庭の貧困や児童虐待など、解決すべき課題はたくさんあります。
無料学習支援教室では、経済的事情や家庭環境により塾に行くことが難しい、安定した学習環境・学習習慣を持ちにくいこどもたちへ、学習の場と機会を提供します。またそれぞれのこどもに大人がしっかり向き合うことで、学力の向上だけでなく、人や社会とのかかわりを知るきっかけを作ります。
この教室で得られる体験は、こどもの安心と自信を生み、明日を生きる力を身に付けることでしょう。それはやがて自立へとつながり、貧困の連鎖を断ち切ることにもつながります。

ぜひとも本趣旨をご理解・ご賛同の上、皆様からの寄付のご協力をいただければ幸甚に存じます。