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働く女性が多いまちで、安心して子どもを産みたい!

カテゴリー:健康・福祉 

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寄付金額 1,737,000

34.7%

目標金額:5,000,000

達成率
34.7%
支援人数
56
終了まで
受付終了

福井県勝山市(ふくいけん かつやまし)

寄付募集期間:2018年5月1日~2018年6月15日(46日間)

福井県勝山市

プロジェクトオーナー

少子高齢化が進む勝山市では、市内唯一の福井勝山総合病院産婦人科医の確保が難しくなり、現在は地元での出産はできない状況にあります。一時は産婦人科の閉鎖も危ぶまれる状況でしたが、様々な取り組みの結果、この度、待望の産婦人科常勤医の赴任が決定しました。この機を逃さず、産婦人科医療の環境整備等で産婦人科医療を応援したいと今回クラウドファンディングに挑戦します。
【6/12】勝山市役所へ直接寄附された方の寄附金額も表示金額に反映させていただきました

プロジェクト進捗状況のご報告

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【6/6】プロジェクト終了まであと10日!

おかげさまで100万円を超えるご寄附をいただいており、 本当に感謝いたしております。ありがとうございます。 プロジェクト終了まで残り10日をきりましたが、 引き続き皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

働く女性が多いまちで、安心して子どもを産みたい!

将来、地元で分娩できる環境をつくりたい

勝山市は、年々人口が減り、高齢化率30%を超え、出生数は年間150人前後の少子高齢化のまちです。産婦人科は福井勝山総合病院1ヶ所で、2007年4月、その産婦人科医の確保が困難となり、分娩が休止となりました。

産婦人科の閉鎖も危ぶまれる中、福井大学医学部の全面的なサポートを受け外来診療は継続となりました。福井勝山総合病院や福井大学附属病院の努力と行政の支援の結果、産婦人科の利用者が増え、今年2018年4月からは、待望の産婦人科常勤医の配置が決定されました。

■少子高齢化のまちの産婦人科医療を応援

少子高齢化が進むまちで、福井勝山総合病院の産婦人科常勤医が配置されることは画期的であり、常勤医がいることで入院や手術、時間外の対応が可能となります。この機会を逃さず、産婦人科医療をさらに応援し常勤医の定着と将来の分娩再開を目指していきます。

少子高齢化と医師不足という日本の大きな課題に立ち向かい、力強く診療を続けている病院を皆さまのご支援で盛り上げ、安心して出産・子育てできるまちにしていきたいと思います。ご協力をお願いいたします。

安心して出産できる勝山をよみがえらせる

■子育て環境が整ったまちをさらに魅力あるまちに

平成19年4月、福井勝山総合病院の産婦人科医の確保が困難となり、やむなく分娩の取り扱いを休止しました。産婦人科の閉鎖も危ぶまれる中、福井大学医学部の全面的なサポートを受け、妊婦健診は福井勝山総合病院で受診し、分娩は大学附属病院をはじめとする市外の病院で行う出産支援連携体制を構築し、福井勝山総合病院の産婦人科の診療を維持してきました。

市では、その出産支援連携体制を後押しするため、「にこにこ妊婦奨励金」として10万円の奨励金を交付したり、福井勝山総合病院の受診を推奨するための母乳相談、産婦健診等を実施してきました。

■安心して出産、子育てができるまちを目指して

そのような関係機関の理解と努力があり、勝山市の妊婦の4割~5割が福井勝山総合病院で定期健診を受け、産婦人科受診者数も年々増えていきました。平成29年は、福井大学医学部附属病院から4人の医師の派遣を受け、週4回の診療を確保し、今年(2018年)年4月から常勤医が赴任することが決定しました。

一時閉鎖を危ぶまれた産婦人科が、常勤医が配置されるまでに復活したことは画期的な事です。今後は、産婦人科医療の充実に必要な医療機器を購入するなど環境を整え、安心して出産、子育てができるまち勝山市を目指していきます。そのためにも、このガバメントクラウドファンディングを応援していただければ幸いです。

 

少子高齢化のまちだからこそ、
安心して出産、子育てできるまちにしたい

女性の健康を守る産婦人科を応援したい

勝山市は、共働き率が高く、働きながら子育てできる環境が整ったまちです。家庭や地域の産業を担う女性の健康を守るために、産婦人科は必要な診療科です。

2018年度より福井勝山総合病院に常勤医が赴任され、これまで外来診療のみであったものが一部の手術や入院、緊急時の対応が可能となります。今回の寄付はその産婦人科医療の環境整備に使用し、産婦人科医療の充実を図り、その結果産婦人科利用者の増加と常勤医の定着を目的としています。

常勤医が定着し、魅力的な産婦人科医療となれば、将来的に分娩再開を目指せるかもしれません。

■今後の事業実施スケジュール

少子高齢化のまちの産婦人科医療を応援

2018年6月下旬 市から福井勝山総合病院に寄付
2019年3月末までに 福井勝山総合病院が産婦人科医療機器購入など環境整備

勝山市から一番近い産婦人科は、約25キロ離れた福井大学附属病院や福井市内の産婦人科で、勝山市から車で約30分かかります。

勝山市は県内でも有数の豪雪地帯で、冬場や夜間の車走行には危険が伴います。また、共働き率が高い勝山市では、毎月職場を休んで妊婦健診に通うには負担がかかる状況にあります。

そのような中、福井大学附属病院から医師が派遣され、外来診療が継続されました。妊娠初期から妊娠中期・後期までは福井勝山総合病院で妊婦健診を受け妊婦健診の状況を分娩する医療機関と情報共有できる体制(出産支援連携体制)が確立され、分娩はできなくても安心して福井勝山総合病院にかかれる体制がつくられました。

特に、福井大学附属病院では、福井勝山総合病院との出産支援連携体制を整えるために分娩機能を強化するなど等、分娩場所は変わっても安心して出産できる体制となりました。

携わっている方の声

■勝山市長 山岸正裕

子育て環境日本一のまちを目指して

勝山市では、子育て環境日本一を目指しており、保育料の軽減率と第3子以上の出生率が県内トップとなっています。勝山市の豊かな自然と歴史、文化に育まれた環境を生かし、誰もが夢と希望を持って子供を産み育むことができるまちづくりを進め、出産から切れ目ない支援を行っています。

そのような中、福井勝山総合病院の産婦人科医療の分娩再開は市民の大きな願いであり、この度の常勤医配置は分娩再開への道のりの第一歩ととらえ機運を高めていきたいと考えています。誰もが安心して出産、子育てできるまち、子育て環境日本一を目指していきます。

子育て環境日本一のまちを目指して

■福井勝山総合病院長 兜 正則先生

地元と共に地域医療を守り貢献していきたい

平成24年1月より当院の常勤産婦人科医師が不在となって以来、勝山市と共に常勤医師復活への努力を重ねてまいりましたが、この度、大学・県のご理解とご協力を賜り、実現する運びとなりました。地元の皆さんの熱い情熱に感謝いたします。妊婦検診や婦人科検診の機会が増えることのみならず当院で行える処置や手術も増えることと思います。また、先のような豪雪時に遠方まで受診に出かけずとも、奥越医療圏域にて対応できることが増えると確信し、これからも、地元と共に地域医療を守り、更なる貢献をして参る所存です。

地元と共に地域医療を守り貢献していきたい

■福井勝山総合病院 産婦人科常勤医 倉田和巳先生

安心して病院へお越しください

4月から赴任いたします倉田と申します。なるべくお待たせしないように心掛けます。他の病院にかかっていても症状が落ち着いており、福井方面への通院や待ち時間が負担に思われている方がおられましたら、当院にご紹介していただくことも検討ください。

4月からは手術・入院・時間外の対応が可能となります。分娩に関しては、申し訳ありませんが再開のめどは立っていません。分娩は、雪下ろしや雪かきと同様で、一人でするのではなく、みんなで声かけし合いながら行うものです。

微力ではありますが、少しでも安心してお産や子育てに望んでいただけるよう努力いたしますので、よろしくお願いいたします。

安心して病院へお越しください

産婦人科利用者の声

■産婦人科利用者 松山奈央さん

安心して受診することができました。

福井勝山総合病院では出産ができないので、途中で担当の先生が変わる不安はありましたが、実際に健診を受けてみると先生や助産師さんがとても優しく、不安に思っていることなどを相談するとじっくりと時間をかけて相談に乗ってくださいました。また、他の病院では予約していても待ち時間があると聞いたことがありますが、福井勝山総合病院は待ち時間がなく、予約の時間に見てもらえました。家から近くて、待ち時間もなく体への負担が少なかったです。

産後は母乳相談利用券を使って、福井勝山総合病院の母乳相談を利用しました。担当してくださったのは健診中に顔を合わせていた助産師さんだったので、気軽に相談できました。

安心して受診することができました。

寄付者の皆さまへ

■勝山市からのメッセージ

ご寄附いただいた皆様に、産婦人科の様子や利用者の声などをまとめたニュースレターをお送りさせていただきます。

今回の趣旨にご賛同いただきありがとうございます。少子高齢化のまちでは、産婦人科医療を維持することが難しいのが現状ですが、少子高齢化のまちだからこそ安心して出産、子育てできる環境づくりは必須です。常勤医配置は分娩再開への道のりの第1歩ととらえ、地域全体で産婦人科医療を支え発展していくモデルを勝山市から発信できるよう頑張っていきます。これからも応援をよろしくお願いします。

※本事業への寄附金は目標金額に達しなかった場合でも、事業費として大切に使わせていただきます。

現在進捗情報はありません。

福井県勝山市

 国内で発掘される恐竜化石の大部分が発見される福井県勝山市には、世界3大恐竜博物館のひとつに数えられる福井県立恐竜博物館があり、年間90万人の方が訪れています。また白山信仰の拠点である国史跡白山平泉寺旧境内、西日本最大級のスキー場スキージャム勝山、近代化産業遺産に認定されたはたや記念館ゆめおーれ勝山などの魅力ある観光施設と、300年を超える勝山左義長まつりなど歴史、伝統、文化が根付いたまちです。
 自然豊かなまちでのびのびと子育てができ、保育園やこども園、児童センターをはじめとする子育て施策が充実しており、子育て環境の整ったまちです。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 福井県武生生まれです。昭和20年代後半父が一時勝山で高校教師をしていた数年間勝山で過ごしました。弟は勝山で生まれました。雪の深い冬のそりや竹スキー遊び、夏の九頭竜川での水遊び、山で採って来てくれたぜんまいなど、時折懐かしく思い出されます。勝山市の発展をお祈りします。

    2018年5月20日 18:51

  • 出産,子育て,教育の環境がますます充実していきますように。

    2018年5月10日 22:02

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