【令和6年能登半島地震】緊急支援

カテゴリー:災害 

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17.8%

目標金額:100,000,000

達成率
17.8%
支援人数
1,202
終了まで
受付終了

広島県神石高原町(ひろしまけん じんせきこうげんちょう)

寄付募集期間:2024年1月2日~2024年3月31日(90日間)

広島県神石高原町 × 特定非営利活動法人(認定NPO)ピースウィンズ・ジャパン

プロジェクトオーナー

※神石高原町内在住の方は、ふるさと納税を通じてのピースウィンズ・ジャパンへの寄附を申し込みできません。予めご了承ください。

令和6年1月1日に石川県能登半島で発生した地震を受け、広島県神石高原町に本部をおく空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”チームは、緊急支援チームを現地に派遣しました。
緊急支援チームは、医師・看護師・災害救助犬チームからなり、ヘリなどの機体も活かして、被災状況や支援ニーズの調査および捜索・救助支援、医療支援、緊急物資支援等を実施する予定です。

<新着情報>

2/1 活動報告:1ヶ月経った今、被災地から伝えたいこと

1/26 活動報告:台湾ありがとう「ここに残る」と決めた支援チーム

1/20 活動報告:自衛隊と届ける医療

1/13 活動報告:避難所医療支援

1/9 活動報告:医療チームが避難所へ 安心を届ける緊急診療と物資支援

1/8 活動報告:孤立集落へ

1/7 活動報告:地震発生から124時間、倒壊家屋に埋もれた90代女性を救出

1/5 活動報告:患者をヘリ搬送!

1/4 活動報告:決して諦めない、今できる支援を続ける

1/3 活動報告:誰がこんな試練を?

 

【令和6年石川県能登半島地震】緊急支援チームが現地に向けて出動!


ピースウィンズが運営する空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”は、大規模災害の被災地にいち早く駆けつけ、救助・救命活動を行う、医療を軸とした災害緊急支援プロジェクトです。
昨年2023年5月に発生した石川県能登半島の地震では、発災当日に出動を決定。
物資支援や避難所整備、メディカルチームによる高齢者宅全戸訪問などを実施しました。

皆様からいただいたご寄付は、被災地の人々を支援するために、大切に活用させていただきます。


・医療支援
・捜索・救助活動
・その他被災地のニーズに応じた支援
・支援に伴う事務局運営費


目標金額以上の寄付が集まった場合や目標金額に満たなかった場合においても、寄付金は、迅速な復旧・復興への対応に活用させていただきます。
皆様からの温かいご支援、心からお待ちしております。

現地の状況とヘリで支援に向かう緊急支援チーム
  • 2024年03月04日 10:00

    【令和6年能登半島地震_緊急支援】3月8日オンライン報告会を開催します

    空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"は、1月1日の「令和6年能登半島地震」発災当日に出動以降、珠洲市を拠点に現在も支援活動を続けています。発災から2ヵ月が過ぎる3月8日、発災直後から活動してきた稲葉医師らメンバーによるオンライン報告会を開催します。

    報告会当日は支援活動のご報告に加え、質疑応答セッションの時間を設ける予定です。
    日頃からご支援いただいている皆さま、能登半島地震をきっかけにARROWSを知っていただいた皆さま、どなたでもご参加いただけますので、ぜひお申し込みください。
    ------------------------------------------
    【日時】3/8(金)18:30〜19:30(個人様向け)
    【場所】zoom(オンライン)※事前申込が必要です。下部記載リンクの「参加申込フォーム」に記載いただいたメールアドレスに、開催当日午前中に配信URLをお送りいたします。
    【参加費】無料 
    【スケジュール】
    18:30 オープニング・挨拶
        団体の活動紹介
    18:40 緊急支援活動報告・近況報告
    19:10 質疑応答セッション
    19:30 クロージング
    ※当日の状況に応じてスケジュールは前後する場合・内容が変更となる場合がございます。
    【報告者】
    空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"
    プロジェクトリーダー 稲葉医師
    ロジスティクスマネージャー 田邊
    ロスター(登録隊員)藤本看護師

    ------------------------------------------
    皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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  • 2024年02月09日 11:00

    “生活の場をつくる”避難所支援とは?発災から1ヵ月。避難者の今とこれからの支援

    2024年1月1日、午後4時10分頃、“奥能登”を中心に甚大な被害をもたらした「令和6年能登半島地震」の発災から1ヵ月。これまで四半世紀に渡り災害支援に携わってきた、空飛ぶ捜索医療団を運営するピースウィンズ・ジャパン国内事業部次長の橋本笙子は、今回の震災を「最も困難な震災」だといいます。
    橋本は、避難所支援を中心に、多くの人と会話をしながら支援活動を続けています。「誰ひとり取り残さない支援」を理念に、政府、県、市と連携し、災害支援支援を指揮する橋本に、発災から1ヵ月経った被災地、石川県珠洲市の現在とこれからを聞きました。

    【被災者、支援者にとっても最も困難な震災】
    今回の地震による被害は広範囲にわたり2時間離れても被災地が続きます。支援者も被災地のなかで拠点を確保し、生活することも含めて支援活動を考えなければいけない困難さがあります。そして発災から1ヵ月が経った今でも多くの地域で断水が続いています。2月末から復旧すると発表されていますが、地域によってはさらに1ヵ月以上先になる可能性があります。これは、過去にはなかった状況です。
    また、能登地方にはこの3年、連続して震災が起きています。一昨年は珠洲市で震度6弱、昨年5月には震度6強、そして今回は震度7で、過去の震災をはるかに凌ぐ甚大な被害をもたらしています。大きな災害に遭うのは余りにも残酷で、被災者の方々を思うと、本当に言葉がないくらい苦しいです。
    発災から1ヵ月が経ち、本来は少しずつ支援の手を離していかなければいけない段階ですが、うまく運営されている避難所がある一方で、支援が十分に行き届いていない避難所もあります。発災から1ヵ月が経ちましたが、まだまだ支援が必要な状態が続いているのが現状です。

    【人とのつながりを示してあげること】
    災害では精神的なショックがこころに深く刻まれ、長い避難生活からうつやPTSD、また過度の飲酒など健康を害する方がいます。支援としては、こうした心のケアも必要になってきます。人との「つながり」を示してあげることは、すべての被災者に届けなければいけない、災害支援の核となる部分だと私は思っています。
    また、今回の震災は、高齢者が多い地域で起きたことも大きな特徴です。このコミュニティのなかで周りの人に守られながら生活できていた人たちが、震災によってそのつながりがなくなったがゆえに、生活が立ち行かなくなるという問題が出てきています。
    こうした離れかけているつながりを、どのように再構築させていくかも考えていかなければと思っています。

    【今こそしっかりと被災地を支えていく】
    ライフラインの復旧の目途がたたず、まったく先が見えない状態です。避難所にいるみなさんはもちろん、被災者だけど支援する側に立って働いている方々も、もう本当に頑張ってきて疲弊しています。ここでさらに頑張れというのは本当に酷すぎる。この絶望感のなかからもうちょっとやっていけると思えるぐらい引き上げてあげないと、この先長い避難生活を送れないと思っています。
    そうした被災者の方々を、この先も長く続く避難所生活に向けてどのように支えていくか。今こそしっかりと支えてあげることが、自分たちでこれからやっていく力を蓄えることにつながるのだと信じています。

    子どもたちも高齢者の方々も、ペットも含めたすべての被災者を救いたい。とても難しいことですが、ピースウィンズの理念として、誰ひとり取り残さず支援を届けることをあきらめずに、続けていきたいと思っています。

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    ケコ さん

    日本ではペット同行避難がまだ当たり前ではない中、被災した動物達への対応も迅速に動いて下さりありがとうございます。いつも応援しています。

    2024/2/9 11:29

    ケコ さん

    日本ではペット同行避難がまだ当たり前ではない中、被災した動物達への対応も迅速に動いて下さりありがとうございます。いつも応援しています。

    2024/2/9 11:29

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  • 2024年01月05日 16:00

    【令和6年能登半島地震】空飛ぶ捜索医療団・緊急支援チームが現地入り

    2024年1月1日16時10分ごろ、石川県能登半島において最大震度7の地震が発生。地震発生から一夜があけ、被害状況が明らかになってきました。
    昨晩、広島県神石高原町の本部を出発した空飛ぶ捜索医療団の緊急支援チームは、すでに現地入りし情報収集を開始。倒壊、土砂崩れが数多く確認されるなか、レスキュー、医療両面からの支援準備を進めました。
    早朝には、緊急支援チーム第2陣が、空飛ぶ捜索医療団の本部がある広島県神石高原町からヘリコプターで飛び立ち、石川県能登半島の被災地域に向かいました。

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    ゲスト さん

    身体に気をつけて下さい。よろしくお願い致します。

    2024/1/5 18:06

    ゲスト さん

    身体に気をつけて下さい。よろしくお願い致します。

    2024/1/5 18:06

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  • 2024年01月05日 16:00

    【令和6年能登半島地震】空飛ぶ捜索医療団・緊急支援チーム1日目活動報告

    「令和6年能登半島地震」発生から1日。総勢19名+救助犬2頭で構成された空飛ぶ捜索医療団・緊急支援チームは、現地にて情報収集を中心に、できる限りの救急・捜索活動、医療支援にあたりました。

    ●珠洲市の中学校に臨時診療所を開設
    今回の地震は、石川県能登半島沖を震源地にマグニチュード7.6、最大震度7の大きな揺れを観測。能登半島地方に甚大な被害をもたらしています。
    空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”では、地震発生直後に緊急支援チームを結成。第1陣が陸路で現地に向かい、翌早朝には第2陣としてヘリコプター2機も出動。現地にて情報収集をはじめ、救急・捜索活動、医療支援活動に従事しました。
    土砂崩れや倒壊のほか、多くの地域で断水、停電なども発生。深刻な被害が拡大するなか、緊急支援チームは被害の大きかった珠洲市を拠点に活動。医療チームは、一人でも多くの方を救うために、珠洲市総合病院と連携し、周囲の避難所にて診療にあたることになりました。
    避難所のひとつとなった石川県立飯田高等学校には、およそ700人が避難。ひとつの教室に20~30名が入りましたが、横になる十分なスペースが確保できず、机に伏して寝る方やペット連れの避難者も多く見られるなど、現場は困窮しています。
    そうした状況のなか、珠洲市立緑丘中学校に臨時診療所を急遽開設。いつも飲んでいたお薬が手元になくて不安な方への相談にのったり、避難生活のなかで体調不良を訴える方には必要な医薬品を提供したりするなど、被災者一人ひとりに寄り添いながら診療にあたりました。
    診療所を訪れた70代の女性は「血圧が高いけど薬がなくて不安で手が震える。家は完全に崩れてしまい、薬を取りに行くこともできない。今は何よりも飼っていた猫ちゃんがいなくなってしまったことが不安でしかたない」と漏らしていました。

    ●倒壊した家屋から女性を救助。災害救助犬も出動する
    一方、レスキューチームは、捜索活動を続けるなか、「瓦礫下に女性がいる」との救助要請を受け、倒壊した家屋の2階から女性1名を無事助け出し、病院に搬送。また、災害救助犬ロジャーも倒壊した家屋の瓦礫のなかから人の気配に反応し、レスキュー隊が救助にあたる(残念ながら発見時には息を引き取られていました)など、「一秒でも早く、一人でも多く」の被災者を救うために尽力しました。
    支援活動初日を通して、まだまだ状況が把握できないエリアも多く、水不足をはじめ物資は市の備蓄が底をつき始めているという厳しい状況です。医療チーム、レスキューチームが捜索・救急活動に尽力すると同時に、明日以降はじまる物資支援に備え、外部団体と連携しながら物資調達も進め、物流拠点の確保なども行いました。

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  • 2024年01月05日 16:00

    【令和6年能登半島地震】空飛ぶ捜索医療団・緊急支援2日目活動報告

    「令和6年能登半島地震」発生から2日目。最大震度5強をはじめ、能登半島では午前中から度々余震が発生。予断を許さない状況ですが、昨日に続き医療チームは避難所にて臨時診療所を開設。レスキューチームは災害救助犬とともに、捜索・救助活動にあたりました。

    ●道路が寸断。孤立する避難所も

    1月3日朝の時点で珠洲市が把握している避難者は6,795名。避難所は自主避難所も含め32か所が確認されましたが、どこも水をはじめとする物資が圧倒的に不足している状況です。
    また、市内各所で倒壊、土砂崩れのほか、隆起や地割れが発生し道路が寸断され、孤立している避難所もあるとの報告がありました。
    医療チームは、昨日に続き、出動した避難所にて継続的な情報収集を行うとともに、一部で臨時診療所を開設。珠洲市総合病院、各団体と連携しながら一人でも多くの方を救えるように体制を整え、診療にあたりました。
    普段服用している薬がなく不安を抱える方をはじめ傷病者が一気に訪れ、避難所は混沌としています。特に珠洲市は高齢者が多く、臨時診療所まで来れない方が存在することも確認されました。
    こうした状況を踏まえ、明日以降、医療チームは臨時診療所だけでなく、必要な人に必要な支援を届けるために、地域を巡回しながらできる限りの診療を行っていくことも検討しています。
    さらに避難所の環境は劣悪で、特にトイレの衛生面の問題が深刻化しています。医療スタッフは診療にあたると同時に、避難所の衛生管理も行うなど、求められる支援活動は広範囲にわたり、さらなる外部団体との有機的連携が今後の医療支援の重要な課題になりそうです。

    ●「決して諦めない、今できる支援を続ける」

    レスキューチームは、津波被害も出ている鵜飼地区で珠洲消防署や消防団と連携し、捜索活動を実施。周辺は、右も左も倒壊家屋が続く甚大な被害が出ており、津波に運ばれた土砂と瓦礫が一面を覆う凄惨な状況です。
    地元消防の情報を元に住民が取り残されている可能性のある家庭を周り、レスキュー隊は災害救助犬とともに行方不明者を捜索。残念ながら生存者の発見には至らなかったものの、事前情報からご遺体の位置を確認できた現場や、救助犬の反応を元に今後の捜索に繋げる情報を提供することができました。
    ハンドラーの大西は「救助犬ロジャーは、雨が降って滑りやすい屋根の上も臆さず進んで捜索してくれた。その頑張りを褒めてあげたい」と、救助犬の奮闘ぶりを報告。
    また、レスキュー隊員の竹内は「時間が経つにつれ生存者を発見することは難しくなってくるが、決して諦めない。どのような結果であれ、お身体を見つけることがご家族のためになる。時には思い出のアルバムを見つけることも、想いに寄り添う捜索活動なのだと思っている」と、振り返りました。

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    ゲスト さん

    お正月からの大きな災害に遠方から心配するだけで、心が痛みます。こうして活動してくださる方たちへの支援をできる機会があってありがたいなと思います。どうぞ安全に気を付けた活動をお願いいたします。

    2024/1/8 19:40

    ゲスト さん

    活動してくださる方たちは被災地の方と被災地の人を心配しているみんなの希望です。
    わずかですが、寄附と応援の気持ちを送ります。

    2024/1/16 18:04

    ゲスト さん

    お正月からの大きな災害に遠方から心配するだけで、心が痛みます。こうして活動してくださる方たちへの支援をできる機会があってありがたいなと思います。どうぞ安全に気を付けた活動をお願いいたします。

    2024/1/8 19:40

    ゲスト さん

    活動してくださる方たちは被災地の方と被災地の人を心配しているみんなの希望です。
    わずかですが、寄附と応援の気持ちを送ります。

    2024/1/16 18:04

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  • 2024年01月05日 16:00

    【令和6年能登半島地震】空飛ぶ捜索医療団・緊急支援3日目活動報告

    「令和6年能登半島地震」発生から4日。空飛ぶ捜索医療団の緊急支援チームが活動拠点としている珠洲市周辺は、家屋の倒壊や土砂崩れによる被害が大きく、各所で道路が寸断され、孤立する避難所や集落が確認されています。道路状況が悪く、渋滞も激しい状況で今後は物資支援をどのように届けるかが大きな課題となっています。
    現在、空飛ぶ捜索医療団・緊急支援チームはスタッフを増員し、総勢23名で支援に取り組んでいます。今後も外部団体と連携しながら体制強化をはかっていく方針です。

    ●避難所の衛生管理も重要な課題に
    珠洲市は、人口約14,000人のうち、1月4日朝の時点で確認されている避難者数は約7,688名。家屋の倒壊や津波・土砂災害も多発するなか避難所は、指定避難所のほかに自主避難所を含めると50か所。このほかにも車中泊で避難している方や、倒壊した家から畳や防寒着を引き出しビニールハウスの中でしのいでいる方もいるとの報告もあり、数字以上の方が困窮しています。
    珠洲市総合病院は、傷病者や体調不良を訴える方が殺到し、混乱を極めています。空飛ぶ捜索医療団の医療チームは病院の負荷を少しでも分散するために、一部避難所で開設した臨時診療所での医療支援のほか、配慮が必要な方のいる家に訪問診療も行いました。薬が不足しているなか寒さなども重なり、特に高齢者にとって厳しい状況です。
    こうした軽症の方や健康に不安がある方、薬だけ必要な方への医療ケアに加え、大きな課題となっているのがトイレの衛生問題です。現在、珠洲市の多くのエリアが断水状態で、水が圧倒的に不足しています。そのためトイレで用をたしても流すことができず、かなり不衛生な状況です。
    これに対し医療チームは、健康相談、診療を行う傍ら、昨日より汚物の除去作業および清掃なども実施。時期的に懸念されるインフルエンザの流行を防ぐために、指揮所にある備蓄から感染予防となる衛生用品を持ち込み設置するなど、できる限りの改善に取り組んでいます。こうした衛生管理も医療チームが担う、災害支援における重要な役割となります。
    また、珠洲市内に離着陸できる場所を確保し、ヘリコプター2機もフル稼働させて医療支援にあたっています。昨日救助され、「クラッシュシンドローム」(がれきなど重いものに長時間挟まれた後、圧迫から解放されたときに起こる病態)の疑いがあった高齢男性を急遽搬送するなど、一秒でも早く、一人でも多くの被災者を救うために活動しました。現場の交通状況は逼迫し陸路による搬送がままならない状況下で、ヘリコプターの存在は今後さらに重要度が増しそうです。

    ●海路からも物資支援を行う
    災害救助犬2頭を含むレスキューチームは自衛隊と連携し、早朝から捜索活動を開始。家屋の倒壊や土砂災害が激しい沿岸部のエリアを中心に、捜索活動にあたっています。
    医療・レスキューの各チームが人命救助にあたる一方で、今後は迅速な物資支援が求められます。現場は深刻な物資不足が大きな問題となっており、一刻も早く物資を届けることが急務となっています。
    しかし、地震による土砂災害や道路の隆起などにより、特に大型トラックが被災地に入ることが難しい状況です。そのため緊急支援チームは、海路からの輸送ルートを確保し支援物資を届けることを決定しました。
    1月2日夜、ピースウィンズが所有する船舶「豊島丸」は、停泊していた愛媛県今治市大三島を出航。関門海峡を経て日本海に出ると、途中、島根県沖の海土町にて給油と水をはじめとする食料や使い捨てカイロ、マスク、生理用品、おむつなど、現地でニーズの高い生活用品を最大量載せて珠洲市に向かっています。必要な人々に必要な支援を届けるために、できる限りの支援を続けています。


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    ゲスト さん

    皆さんのお力が被災されたかたにとって支えになります。困難な状況下の中で厳しいかと思います。
    どうぞ皆様もお身体にご自愛くださいませ。

    2024/1/5 17:02

    ゲスト さん

    皆さんのお力が被災されたかたにとって支えになります。困難な状況下の中で厳しいかと思います。
    どうぞ皆様もお身体にご自愛くださいませ。

    2024/1/5 17:02

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広島県神石高原町

神石高原町について

●「神石高原町(じんせきこうげんちょう)」をご存知ですか?
ほとんどの方は初めてお聞きになる町名かと思います。広島県にある世界遺産「宮島」や「平和公園」から約100㌔東の岡山県との県境に位置する豊かな自然に恵まれた町です。人口は約8,000人。標高約400~700mの中国山地の中にわずかな平地と里山,丘陵地で構成された中山間地域です。戦後から緩やかに続く近郊都市への人口の流出により,全国的にも早い時期から過疎高齢化社会を迎えてきた町ですが,自然だけでなく,都会では得られない「本当の豊かさ」が溢れる町,それが神石高原町の魅力です。

●神石高原町は豊かな自然に恵まれた,天然の遊び場の宝庫です!
夏は水遊び,冬は雪遊び・・・。都会では遠出しないと体験できないような自然と隣り合わせの環境がここにはあります!

●中山間地にも,いろんな仕事があります。新しいチャレンジを応援しています。
特産品のトマトや畜産にチャレンジする方,無農薬にこだわって農業に取組む方,地元の酒造メーカーや近隣都市に通勤する方まで,仕事も様々です。
テレワークでできる仕事も増えている昨今。IT系の仕事で移住された方も。ストレスのないインターネット環境を整備しています。

●子どもが少ないから待機児童もなく,登下校もスクールバスで安心・安全
保育所は待機児童なし!小学校も少人数なので,先生や友達と距離も近く,学年を越えて仲良く遊びます。スクールバスのため登下校時の事故リスクも少なく,ご近所の目も届きやすいから治安が良いのも特徴です。

●ゆとりの住空間と広い敷地。静かでゆったり流れる時間を満喫!
近年,多くの移住者が古民家を改装して住まわれています。庭だけでなく,畑や山まで付いている物件もあり,都会のようにとなり近所を気にすることなく,ゆったりと暮らせる贅沢な時間もこの町の醍醐味です。

●綺麗な水と空気,豊かな大地に恵まれ神石高原町は特産品も豊富!
「まる豊とまと」や「神石牛」などのブランド特産を筆頭に,「こんにゃく」や「ピオーネ」など多くの地元産品が生産されています。6次産業化も推進され加工品として流通するものも増えています。