【第５弾】犬・猫の避妊・去勢手術支援で、人と動物が安全に暮らせるまちを目指して！

犬・猫の命を救いたい

動物のために私たちができることを

鹿嶋市が属する茨城県では、平成１７年から平成２４年において犬猫の殺処分頭数は全国ワースト１位を記録しておりました。

しかし、平成２８年に茨城県犬猫殺処分ゼロを目指す条例が定められてからは年々減少を辿り、令和元年には譲渡適性のあると判断された犬猫の殺処分ゼロを達成することができました。令和４年度におきましても殺処分ゼロの実績を維持しております。

鹿嶋市では継続した取り組みにより犬猫の命を救いたいという思いから、今年度におきましても避妊・去勢手術支援の取り組みを実施いたします。

本プロジェクトは、令和元年度に募集を実施して以降毎年募集させていただいており、今年度は第５弾となります。

皆様の引き続きのご協力をお願いします。

犬・猫が幸せに暮らせるための取組み

手術費用に対して一定額を補助

鹿嶋市では、犬・猫の避妊・去勢手術を支援する「鹿嶋市犬ねこの避妊又は去勢手術補助金」事業を実施しています。

■支援の対象

鹿嶋市民の方が飼育する犬と猫
※犬について狂犬病予防注射の接種を受けていること等の条件があります。
※猫については市内において手術の目的で捕獲された猫を含みます。

■補助金額

避妊・去勢手術に要した費用の2分の1の額　ただし、下記の限度額があります。
・犬については、1頭につき5,000円
・猫については、1匹につき3,000円

2022年度の補助実績：641件

・犬：避妊 59件、去勢 67件
・猫：避妊 276件、去勢 239件
補助金額の総計は、2,136,400円となりました。

また、2023年度については、11月末の時点で以下のような状況となっています。
・犬：避妊 35件、去勢 27件
・猫：避妊 128件、去勢 102件

猫のTNR活動の推進

罪なき命を守るために

飼い主のいない猫によるフン害や、ゴミや花壇等を荒らされる等の生活面でのトラブルが原因で、殺処分される猫が後を絶ちません。

不幸な猫を減らし、地域の環境問題を解決するための取組みとして、鹿嶋市では「茨城県猫の適正飼養ガイドライン」に基づき、猫のTNR活動※を推進するため、飼い主のいない猫についても、避妊・去勢手術を目的に捕獲された猫であれば、補助の対象としています。

※TNR活動…捕獲し（Trap）、避妊・去勢手術を施し（Neuter）、元のテリトリーに戻す（Return）

ご覧のみなさまへ

鹿嶋市からのメッセージ

鹿嶋市では、人と動物の共生目指して命を大切にするまちづくりを進めてまいります。

そのためにも、飼育に関わる皆様のご理解・ご協力はもちろんのこと、県や市町村など自治体による継続した支援が必要です。

本プロジェクトは今回第５弾となりますが、これまでご支援いただいた方々につきまして、誠に感謝申し上げます。
動物と人の共生を目指し、本取り組みを継続して実施していきたいと考えておりますので、皆様のご支援をいただければ幸いです。