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取り戻したい あの日のサーフ天国 ウミガメの楽園(パラダイス)

カテゴリー:自然・環境 

main_img 達成

寄付金額 4,224,000

140.8%

目標金額:3,000,000

達成率
140.8%
支援人数
368
終了まで
受付終了

鹿児島県徳之島町(かごしまけん とくのしまちょう)

寄付募集期間:2023年12月12日~2024年3月10日(90日間)

鹿児島県徳之島町

プロジェクトオーナー

鹿児島県徳之島の花徳(けどく)浜では、数年前から波の影響により海底の砂がビーチに押し上げられ、波打ち際にその砂が堆積して急斜面の地形となってしまいました。
この影響で、ウミガメの産卵地として有名だった花徳浜では、急斜面で上陸出来ないウミガメや、積もった河口に落ちて動けなくなるウミガメなど、様々な影響が出ています。
今回のプロジェクトでは、蓄積した砂を海に戻し、ウミガメの楽園(パラダイス)として復活させることを目標としています。
また、この花徳浜は徳之島のサーファーにとっても大切な場所で、ボランティアでビーチクリーンを行うなど、島民からも愛されている場所です。
“ウミガメにも、人にもやさしい浜”にするために、全国の皆さまからの応援をいただければ幸いです。

※こちらのイラストは今回のプロジェクトをイメージして、地元サーファーである下茂さんがデザインしました。砂を海に戻し、ウミガメたちの楽園(パラダイス)に再びなることを願ったデザインです。

鹿児島県奄美群島の中心に位置する徳之島は、2021年に世界自然遺産に登録されました。
共に世界自然遺産に登録された「奄美大島」「沖縄島北部」「西表島」4陸域の世界自然遺産地域は日本の国土のわずか0.5%に満たないながら、地球上で徳之島と奄美大島にしか生息していないアマミノクロウサギや、徳之島にしか生息していないオビトカゲモドキ、トクノシマトゲネズミに代表される希少種を含む多様な生物が生息しており、世界の生物多様性ホットスポットとして生物多様性が突出して高い地域です。

サンゴ礁のリーフに囲まれた徳之島町の海は太平洋に面しており、比較的穏やかな遠浅になっていて、干潮時には大小のタイドプール(潮だまり)が出現します。
多種多様なサンゴが作り出したタイドプールには原色豊かな熱帯魚がきらめいています。
豊かな生態系を持つ徳之島の海には、冬になるとザトウクジラが現れます。
北の寒い海から南下してきたザトウクジラは温かい徳之島の海で出産、子育てをします。

白い砂浜が続く花徳(けどく)浜

徳之島町の海岸線は太平洋に面しており、多くはサンゴ礁に囲まれていますが、町北部にある里久浜、花徳浜、山ビーチは砂浜のビーチがあります。
その中でも花徳浜は美しい白砂のビーチが1キロ以上続いていて、闘牛のトレーニングとして訪れる人も多く、町どんどん祭りのビーチバレー会場、サーフィン大会の会場としても活用されています。

産卵にも適したウミガメの楽園(パラダイス)

徳之島町の海はサンゴ礁のリーフで囲まれているところが多く、干満の影響で産卵後のウミガメがリーフ内に取り残される事故も発生することがあります。
しかし花徳浜は、1キロほど続く白砂のビーチで、ウミガメにとっては潮の干満に影響されない絶好の産卵場所です。
また、ウミガメの上陸や産卵などの状況について、地元のボランティアによる監視、調査などが行われています。
地元の小学生に環境教育としてウミガメの上陸・産卵等の学習も行っています。

地元サーファーにも愛される花徳浜。

大自然に囲まれた、白く美しい砂浜のビーチブレイクは大変サーフィンに適しており、徳之島のサーファーが愛するメインポイントです。

数年かけて砂が押し上げられ、波打ち際の傾斜が急傾斜に。

長年に渡っての台風や強風によって波打ち際の海底の砂がビーチに押し上げられ堆積し、急斜面となったことで、地形の変化が認められています。
なぜこのように徐々に砂が押し上げられてしまうのかはっきりとした原因は分かっていません

急傾斜で上陸が難しく、ウミガメにとっても産卵が難しい浜に。

徳之島におけるウミガメの産卵の状況は、環境省や地元ボランティアによる監視活動を通して集計され、過去15年の調査結果から平成25年の141回が最多で、その後は漸減しており、令和4年は30回でした。
花徳浜に砂が堆積したことで波打ち際の傾斜が急になり、上陸が困難になってきたことも産卵回数が減っている一つの要因と考えられます。
実際に堆積した砂山からウミガメが河口に転落し、集落住民に救出されたこともあります。

砂の蓄積で河川もふさがり、地形も変化。

砂が堆積し、河口がせき止められたことで大雨などで川の流れが激しくなると防潮堤に急流がぶつかることになり、その結果防潮堤の一部が崩れるなど、防災面でも問題が生じています。

海から押し上げられた砂を、本来あるべき海の中に戻したい。

花徳浜は、かつては潮が引くと水平線まで続いているのでは?と思うくらいに遠浅の海でした。
押し上げられて堆積した砂をまた海の中へと戻し、緩やかな海岸線を取り戻せば、この花徳浜での産卵をあきらめてしまったウミガメたちにまた会えることを期待しています。
「自分たちが生まれたこの海で産卵できる!」と、かつてこの花徳浜から大海原に旅立ったウミガメたちが帰ってきてくれたら、それは私たちにとってかけがえのない喜びです。
そして、この花徳浜に帰ってきたウミガメを、地元の子どもたちと一緒に見守り、太平洋へと旅立っていく姿を一緒に見届けたいと思います。
堆積した砂を押し戻し、河口の流れを緩やかにするためには地元の力だけでは限りがあり、全国の皆さまと一緒に、あの日の花徳浜を取り戻す一歩を踏み出させて下さい。

全国の皆さまから応援いただいた寄附金は、砂浜に打ち上げられた砂を海の中に押し戻し、ウミガメが再び産卵地として帰って来ることのできる環境を取り戻す作業に活用いたします。
※目標金額を超えた場合。目標金額を越えた寄附金は本町のウミガメ保護の取り組みに大切に活用させていただきます。
※目標金額に達成しなかった場合。掲載している事業については実施いたします。※一部事業内容の見直しを含む

鹿児島県徳之島町役場 おもてなし観光課 吉田 広和 より

徳之島町で生まれ育った私にとって、海は非常に身近な場所です。
花徳浜の変化も身近な事としてとらえ、かつての姿に戻すにはどうしたらよいのだろうと常に考えてきました。
この花徳浜に以前のように多くのウミガメが産卵に戻ってくる姿をまたこの目で見たい、という思いから今回のクラウドファンディングにたどり着きました。
ひとりの100歩より100人の一歩。
私たちの思いに共感してくださる皆さんのお力を待っています。
ご協力よろしくお願いします。

徳之島の地元サーファー 下茂さん

毎年のように海底の砂が押し上げられ、波打ち際は急斜面となり、ウミガメが上陸しにくい環境になっています。
また、どん深となった地形は私たちサーファーにとっても影響が有ります。

気持ちは一つ、
取り戻したい! 
あの日のウミガメの楽園(パラダイス)
サーフ天国

世界自然遺産登録されたこの島の大自然を後世に残す為に皆さんのご協力をよろしくお願いします。

鹿児島県徳之島町のSNSでも活動の状況を発信いたします!!

鹿児島県徳之島町ふるさと納税facebook

鹿児島県徳之島町ふるさと納税 X (旧Twitter)

鹿児島県徳之島町ふるさと納税 instagram

応援下さった皆さまには、徳之島の素敵な特産品(返礼品)をたくさんご用意しています!!

  • 2024年01月12日 10:05

    たくさんのあたたかい“想い”をおぼらだれん。

    みなさん、きゅ~うがめら(こんにちは)!
    鹿児島県徳之島町ふるさと納税です。

    全国各地のみなさまからあたたかい“想い”をいただき、おかげさまで目標金額を達成する事が出来ました。
    おぼらだれん!(ありがとうございます)

    徳之島町では台風などの影響で、砂浜が急斜面となり、ウミガメの産卵数も減少している花徳浜(けどくばま)を、かつてのウミガメにも人にもやさしいビーチとするためにプロジェクトを立ち上げました。
    今後は自然環境にも最大限配慮し、地域に愛される昔の花徳浜を取り戻すためにプロジェクトを進めてまいります。

    あたたたかい応援をいただき誠にありがとうございました。
    そして、これからのプロジェクトの進行状況についても、本町ふるさと納税のSNSでも随時発信していきますので、ぜひご覧下さい!!

    鹿児島県徳之島町ふるさと納税担当一同

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  • 2023年12月14日 11:26

    全国の皆様からの応援を募集しております!!

    みなさん、きゅ~うがめら(こんにちは)!!

    アマミノクロウサギふるさと納税(徳之島町ふるさと納税)です。

    鹿児島県徳之島町では12月12日より、GCF事業「取り戻したい あの日のサーフ天国 ウミガメの楽園(パラダイス)」を開始させていただきました。

    タイトルに込められた想いとして、昔のようにウミガメが安心して産卵できるビーチを取り戻すことはもちろん、このビーチは徳之島のサーファーにも愛されているビーチです。

    地元のサーフィン大会や、ビーチバレーの大会なども開かれ、多くの島民がボランティアで清掃活動を行うなど、島民の憩いのビーチでもあります。

    全国の皆様からの応援もいただきながら、昔のようにウミガメさんにも人にもやさしいビーチを目指していきたいと思います。

    鹿児島県徳之島町

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鹿児島県徳之島町

徳之島町は、鹿児島から南南西約490キロ、奄美群島のほぼ中心に浮かぶ徳之島の東部に位置し、人口およそ1万人が暮らす自然豊かな町です。
手付かずの大自然や透き通るコバルトブルーの海が広がる徳之島は、2021年7月26日に世界自然遺産登録が決定し世界から注目を浴びています。
また、アマミノクロウサギをはじめとする多くの固有種や種の多様性に富むサンゴ礁、地域特有の伝統芸能や闘牛大会などの歴史・文化が今なお色濃く残っており、都会の暮らしとは違ったスローライフが魅力の町です。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 一度、徳之島へ行ってみたいと思っています。
    素敵な街づくりを期待しています。

    2024年2月25日 9:52

  • 年間2回寄付させていただいております。寄付金は有効に地域環境等に使ってください。今後も続けて応援します。

    2024年2月24日 10:46

  • 平日着指定でお願い致します。

    2024年2月17日 12:01

  • 毎年アマミノクロウサギプロジェクトを応援していますが、今回ウミガメのプロジェクトを見つけて参加しました。徳之島の豊かな自然が守られることを願っています。

    2023年12月31日 14:52

  • 海亀の保護に是非ご活用下さい。
    よろしくお願いします。

    2023年12月31日 13:00

  • 世界自然遺産登録されたということでこれからも自然を守り続けてください。

    2023年12月30日 23:37

  • 海を守ってください。

    2023年12月30日 14:41

  • 旅行してダイスキになりました。皆様には大変親切にしていただいて、ありがとうございました

    2023年12月30日 11:12

  • 応援しています。

    2023年12月29日 22:59

  • アマミノクロウサギとの共存への寄付返礼品でタンカンをいただき、その美味しさにビックリ!
    今回はタンカン欲しさに寄付致します。
    大変だと思いますが、他の生物と共存しても豊かな実りは得られるのだという事を示して下さると有難いです。今後も応援しています。

    2023年12月29日 21:36

  • 豊かな自然が維持できます様に

    2023年12月29日 14:40

  • 徳之島へ行きたいです!

    2023年12月29日 1:16

  • 美しい海を永遠に!

    2023年12月26日 22:27

  • さとうきびの繋がりで一度訪れたことがあり、ご縁を感じています。島の魅力がもっともっと発信されることを期待しています!

    2023年12月26日 20:25

  • リタイアしたら訪れてみたい。

    2023年12月24日 20:03

  • 安全にウミガメが繁殖できる海岸に微力ながらお手伝いできればと思います

    2023年12月24日 17:43

  • キレイな海が魅力的な街になりますように。
    ウミガメが住みやすい海岸になりますように。

    2023年12月23日 15:46

  • 世界自然遺産の島として、花徳浜だけでなくできる限り自然な状態の浜を多く未来に残せるよう尽力されること、応援しております!

    2023年12月19日 22:53

  • 徳之島の自然が守って行けますように応援しています!

    2023年12月17日 13:33

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