【ネクストゴール200万円に挑戦中！】人々の往来と交易によって「在郷町」として賑わった北条旧市街地を盛り上げたい

歴史ある町並みと「在郷町」として栄えた文化を途絶えさせたくない！

「在郷町」としての歴史を紡ぐ

1300年程前に建てられた住吉神社・酒見寺の門前町、市場町を起源に栄えたきた北条は、古くから山陽と山陰を結ぶ交通の要衝でもあり、北播磨地域の中心的存在でした。江戸時代から在郷町（ざいごうまち）として発展し、人々の往来と交易によって賑わった町並みは、今尚その歴史的景観を残しています。

2023年8月26日に加西市実証実験として北条まちバルを開催しました。北条まちバルでは多くの方にご来場いただき、出展者の方々からも来場者数が多く驚いたという声が挙げられ、北条旧市街地のポテンシャルを再認識することができました。

しかし、イベント外では少子高齢化や担い手不足により歴史的な街並みの保全や商業としての賑わいが難しくなってきています。現状、旧市街地における空き家の数・空き店舗の数は約50ほどとなっています。

同時にこの街のポテンシャルや魅力を再発見してかつてのような賑わいを取り戻したいという声も多くなってきています。

江戸時代に栄えた「在郷町」という文化を継承し、「モノ」や「ヒト」が交わる拠点として新たな価値を生み出すことで昔ながらの街並みを残すことが可能です。

「在郷町」として栄えた街の伝統や文化を守ることで過疎化に対抗し、商業の未来を発展させるために皆様のご支援が必要です。

北条旧市街地内にあるチャレンジショップを拠点とし、「ヒト」「モノ」の交流をつくる

新たな交流拠点の流れを創る。

北条旧市街地内にある「O　Cha　no Ma」は元々酒まんじゅう屋さんの空き店舗を新しくソーシャルキッチン・カフェ (※)にリノベーションした物件です。人通りの多い角地にあるため、町と一体となった様々な使い方ができるように計画しました。
※ソーシャルキッチン・カフェとは・・どなたでも、自分のお店として利用できるキッチン・カフェのこと

今回のご支援は北条旧市街地にある「O　Cha　no Ma」を使用して、加西市の特産品を活用した料理イベントの開催とリアルイベントを盛り上げるSNSでの料理コンテストの運営費用に充てさせていただきます。リアルイベントの展開としては官民連携で北条旧市街地を盛り上げるバルを開催します。その一区間のチャレンジショップ内で都内有名店のシェフが調理を行い、お客様は入店料として加西市の特産品を持参し、その後その特産品を使用した料理が楽しめる企画となっています。特産品は当日イベント内でも購入することができます。普段のレシピでは考えつかないような料理をシェフが創作し楽しむことができるイベントとなっています。また、SNS上で投稿していただいた優良なレシピも当日に楽しむことができるイベントとなっています。

SNSを使用した料理コンテストではイベント当日までに加西市の特産品を使用した料理をインスタグラム上で投稿していただき、いいね数・コメント数を考慮しながら順位をつけるコンテストとなっています。上位5名様までには北条旧市街地を楽しむことのできる宿泊券をプレゼントします。最終的に地元飲食店の目に止まれば、北条旧市街地内にある飲食店でメニュー化することも考えられます。

一過性のイベントに留まらないように長期的に北条旧市街地に「ヒト」「モノ」が交わる仕組みを展開していき、「在郷町」としての賑わいを取り戻したいと考えています。新たなアイデアが生まれ、教育現場のプログラムとしての仕掛けに繋げていきます。

エリアのブランドを創り上げ、憧れを抱くまちへ

交流が新たな交流を生む

北条まちバルでは多くの方に「あれ程の方々が集まるとは思わなかった」という声をいただきました。今回の提案で加西市のモノ・ヒトは魅力的であると住民の方々に感じていただき、北条旧市街地はポテンシャルの高い地域であると再認識いただけるようにしたいです。

また、「ヒト」「モノ」が交わる拠点となることで自信を持った住民が北条旧市街地の歴史や文化を説明し、「この土地で住みたい」「この土地で働きたい」という方を一人でも多く増やしていくことが可能であると考えています。

また、この企画をきっかけとして北条旧市街地では世代間交流、市民間交流を生み出します。外から来る人そして市で生まれ育った人たちとの新たな出会いの拠点ともなると考えております。目指すは空き家利活用件数 年間３件を目標としています。

地方の街並みや歴史は残すことが難しいと思われがちですが、１つのブランド形成を行うことで地域の新たな発展の方法が見つかるかもしれません。「在郷町」としてのブランドを持つことで「ヒト」と「モノ」が交わり、住民が自信をもって歴史や文化を残していく、そういった街づくりをしていきたいと考えています。

北条旧市街地で活躍するプレイヤーの方々

北条旧市街地のまちなか再生にむけて

加西市からのメッセージ

若者・女性に選ばれる加西市を目指して

コロナを契機に地方（ふるさと）の仕事のありようは大きく変容しました。
また、リモートワークの普及でどこでもしごとができるようになったことで、「都会でしかできなかったしごと」が地方でもできるようになりました。
加西市は元々、製造業も盛んであるほか、穏やかな気候と豊かな土壌から農業も盛んな地域です。一方で、20 歳代の継続的な市外流出が課題となっています。
特に、近年は20～30歳代女性の市外流出が増加している状況です。
このプロジェクトを通じて、若い世代が活躍できる場を作り出していき、地域の活性化につなげていきたいと考えております。
みなさまの共感と寄付に、心より御礼申し上げます。

お礼の品の紹介