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どんな犬も決して見捨てない。全国の「殺処分ゼロ」をめざして。現在受付中のプロジェクトはこちら

全国の「殺処分ゼロ」をこれからの10年で本気で実現するために-7600頭の命をつないだ

カテゴリー:動物 

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寄付金額 307,388,350

80.8%

目標金額:380,000,000

達成率
80.8%
支援人数
9,541
終了まで
受付終了

広島県神石高原町(ひろしまけん じんせきこうげんちょう)

寄付募集期間:2023年10月1日~2024年3月31日(183日間)

タグ:

広島県神石高原町×ピースウィンズ・ジャパン

プロジェクトオーナー

ピースワンコ・ジャパンは日本の犬の殺処分をなくしていくこと(※1)を目標に掲げています。これまでに保護した犬は7600頭を超え、本拠地がある広島県の殺処分機は2016年からこの7年間、一度も動いていません。
殺処分対象犬の多くは野犬ですが、私たちは「命の選別」をしません。現在、シェルターで暮らす犬は約2500頭。フード代、医療費、スタッフの人件費など、年間10億円以上の運営費のほとんどが、ふるさと納税などの寄付と会費に支えられています。
皆さまと一緒に日本全国から殺処分という制度がなくなるまで、どんな犬も決して見捨てることなく「命を守る」活動を続けていきたいと思います。

※1: ピースワンコ・ジャパンは、治癒見込みがない病気や譲渡に適さない等として愛護センターの判断で安楽死対象となった犬以外の殺処分をなくすことを指しています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

 

次の10年で可能なはずー日本の犬の殺処分ゼロを本気で目指し、継続させる

ピースワンコ・ジャパンは、殺処分対象となる犬を引き取り、獣医師と共に健康管理を行った後に、人慣れやお散歩などのトレーニングを経て、新たなご家庭にあたたかく迎えていただけるよう、保護活動および譲渡活動を行っています。

ピースワンコが活動を開始した2012年の頃は、犬猫合わせて年間約16万頭が人の手によって処分されていました。
これまでの全国各地域の行政や保護団体の努力により、現在では年間の犬の殺処分数は2739頭(環境省2021年度)。約10年前と比較すると約14分の1にまで減少しています。
ピースワンコではこれまでに救ってきた7600頭以上の保護活動の実績と、譲渡活動の循環モデルを以って、向こう10年で「全国の殺処分ゼロ」の実現を目指せると本気で考えています。

それでもまだ、広島県の愛護センターからの引き出しは続いています。保護する犬たちのほとんどが「野犬」です。凶暴、危険と判断されやすい「野犬」は行政では飼育や譲渡が難しく、行き場を失ってピースワンコへとやってきます。

また、全国で殺処分数がまだ多く目立っている県も、同じように地域での「野犬」の問題を抱えています。高齢化も進んでいる地域では、保護団体の担い手も先細り、継続して活動を行うことが難しくなっています。
ピースワンコは、これまでのトレーニングのノウハウや仕組みを活かして他県の地域や団体と連携し、広島の活動モデルを全国へ展開すべく、着実に一歩一歩進めていきます。そのためには、まだまだ日本の皆さんからの力強いご協力とご支援が必要です。

7600頭以上を救うことができた保護活動の裏側

「広島から日本の殺処分を無くす」と宣言してから急発進してきたこれまでの活動は、決して簡単な道のりではありませんでした。
当時、広島県が全国殺処分数ワースト1位であった状況の中で、少なくとも犬の殺処分を1000日以内に止めると目標を打ち出し、急ピッチで資金を集め、犬舎を建てて活動を開始しました。
2016年4月からは殺処分機の稼働を止めており、二度と動かさないためにそこからの3年ほどは予想をはるかに超える収容数が続き、現場は本当に大変でした。それでも命の選別はできないという想いで、体制を整えながら今に至っています。

現在では、200名近いスタッフと獣医師、施設清掃員、ボランティアの方々に支えられ、神石高原のシェルターと全国7箇所の譲渡センターを、継続して運営することができています。
様々なタイプの野犬の保護からトレーニング、譲渡マッチングまでの事例もだいぶ蓄積することが出来ました。また、気性難などで負担の大きい犬、寝たきりの高齢犬や、病気や障害を持った要介護犬は、譲渡に繋がらなくても寿命を迎える最期まで、担当のスタッフが愛情を込めて大切にお世話をしています。

定期的なワクチン接種や健康診断、避妊去勢手術費用、月齢や体調に合わせたフードや医療ケアの費用、そして日々の居住空間の環境維持には、膨大な費用が掛かります。
その運営費は飼育に関わるものだけで年間10億円以上、助成金などはなく運営費の全ては、皆さまからの会費とふるさと納税でのご寄付でまかなわれています。
10年以上の活動で築いてきた仕組みを今後も継続していくためには、皆さまからのご支援が必要です。

譲渡循環モデルを広げる、新たなステージへの挑戦

今年は関東圏に、全国8箇所目となる譲渡センターを新設中です。動物愛護法の改正により、スタッフの管理頭数や一頭あたりの敷地面積数などの管理規制が更に厳しくなりました。「殺処分ゼロ」の全国への展開も見据えて、今後も受け入れることができる保護数を増やしていくためには、譲渡を全力で進めていく必要があります。

「保護犬を家族に迎える選択肢」を広げていくためには、全国どこからでも希望のワンコとマッチング出来るような仕組みをつくること、既に迎えられた里親さんが「元野犬」との向き合い方で悩むことが無いようアフターフォローが出来る体制を設けていきたいと思っています。
また、譲渡の拠点となる譲渡センター設立を今後も他県にも広げていくとともに、地域の他団体とも連携して、動物保護の活動分野全体の活動が底上げされる、課題解決のプラットフォームをつくっていきたいと考えています。

まだまだ全国では、残念ながら「ドリームボックス」という殺処分機が使われている地域もあります。手を差し伸べることができないまま、なすすべもなく失われている命があります。この現実に対して、こみ上げてくるもどかしい思い、力が及ばない居たたまれなさを、私たちは毎日のように感じています。
しかし、ただ打ちひしがれるのではなく、真っ向から向き合い現実を受け止め、向こう10年で「日本全国の殺処分ゼロ」を本気で目指して変革していきたいと思っています。

一日でも早く、一頭でも多くの命を救うために、皆さんのお力をお貸しください。あなたのアクションが「ワンコと人が共生できる社会の実現」へと変えていきます。

 

お礼の品をご紹介

様々なお礼の品をお選びいただけます

神石高原町で育ったお米や、在来種(和玉)こんにゃく、神石牛を使ったレトルトカレーなど、生産さんのこだわりが詰まったお礼の品をお選びいただけます。

※一部、お礼の品には限りがあり、変更の可能性があります。
※写真はイメージです。内容物に変更の可能性がございます。
※発送までに2〜3ヵ月程度かかることがあります。また、お届けの日時指定は受け付けておりません。あらかじめご了承ください。

  • 2023年12月28日 10:00

    動物愛護センターからワンコたちを助け出しました(12月26日)

    2023年も残りわずかとなりましたが、12月26日も広島県から要請を受け、県内3ヵ所の動物愛護センターから行き場のないワンコを助け出しました。写真でご紹介しているのは一部のワンコたちです。

    高齢犬、盲目の犬、怖がりな野犬、捨て犬、疾病をもつ犬、くくり罠による外傷がある犬、、、行き場がないワンコたちがたくさんいました。
    繊細で純粋なワンコたち。
    みんな不安な表情をしています。
    行き場のない野犬の成犬3頭保護やプードルの女の子も保護しました。
    2024年からは本当の家族と一緒に、幸せな犬生がはじまるよう、これからは不安なことが起きないように、大切にお世話をしていきます。

    ◆SNSでのシェアも大きな力となります。
    保護活動を支えている資金の半分は、ふるさと納税からの皆様からのご寄付で成り立っています。今年のふるさと納税は12月31日で締め切られますが、目標金額の半分しか集まっておらず、重ねてのお願いになり、申し訳ございません。

    どうか、お知り合いへの紹介や、SNSでのシェアなどで、力をお貸しください。
    来年も、ワンコたちを助け出し幸せにしてあげられるよう、皆さま、可能な範囲でのご尽力をお願いいたします。

    ▼あなたからのピースワンコ・ジャパンの公式SNSアカウント投稿のシェアが、大きな力になります。

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    コメント 3件

    ゲスト さん

    一頭でも幸せなワンコが増えますように。応援しています。

    2023/12/30 00:13

    かず さん

    我が家の8歳になる愛犬もこちらのプロジェクトの3か所の県内愛護センター出身です。お顔も白い毛が混じり始め、寝ている時間がますます増えています。生涯を終えるまで安心して幸せな毎日を送らせてあげたいと日々思っています。愛犬からは私たち家族も無償の愛をもらっています。どの子にも幸せな犬生が訪れますように!

    2023/12/31 12:26

    がーぐー さん

    進捗状況を見るたび、わんこたちを家族に迎えたことの責任をあらためて感じます。微力ですが、これからも応援させていただきたいです。

    2024/1/13 11:18

    ゲスト さん

    一頭でも幸せなワンコが増えますように。応援しています。

    2023/12/30 00:13

    かず さん

    我が家の8歳になる愛犬もこちらのプロジェクトの3か所の県内愛護センター出身です。お顔も白い毛が混じり始め、寝ている時間がますます増えています。生涯を終えるまで安心して幸せな毎日を送らせてあげたいと日々思っています。愛犬からは私たち家族も無償の愛をもらっています。どの子にも幸せな犬生が訪れますように!

    2023/12/31 12:26

    がーぐー さん

    進捗状況を見るたび、わんこたちを家族に迎えたことの責任をあらためて感じます。微力ですが、これからも応援させていただきたいです。

    2024/1/13 11:18

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  • 2023年12月18日 17:26

    家族のもとへ繋いだ保護犬の譲渡・返還数が、2023年10月29日(日)、遂に4,000頭に達しました!

    ふるさと納税を通じて、ワンコたちのためにあたたかいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
    今回は嬉しいニュースがあり、皆さんにご報告いたします。

    私たちはこれまで10年以上に渡り殺処分対象の犬の命を救い続けてきました。家族のもとへ繋いだ保護犬の譲渡・返還数が、2023年10月29日(日)、遂に4,000頭に達しました!

    記念すべき卒業4,000頭目のワンコは、2023年3月14日に保護された「ごーちゃん」という子です。野犬として野山で生き抜いてきたものの、十分な栄養が摂れていなかったようで、やせ細っていて皮膚の状態が悪くボロボロ。そして、生まれてからこれまで人間と接することなく育ったため、人に対して警戒心が強い子でした。
    保護シェルターでの暮らしでは、栄養バランスの摂れた食事で体調を整え、スタッフとのお散歩練習など人馴れトレーニングを重ね、みるみると可愛いワンコへと変身していきました。

    そして10月29日、優しい里親さんのもとへと送り出すことが出来ました!
    ごーちゃんのように家族の一員として迎え入れられ、ピースワンコを卒業して“第二の犬生”を歩んでいるワンコたちが全国にたくさんいます。これまでの4,000頭の卒業実績を以って、「人と犬は共に幸せに暮らすことが出来る」ということを10年以上をかけて証明してきました。

    また、広島県では2016年以降、今日に至るまで殺処分機の稼働を止め続けることが出来ています。今年新設された動物愛護センターにも殺処分機はありません。大きな進歩だと思っています。

    そして、環境省が発表した最新の犬の殺処分数は、全国2739頭(環境省2021年度)と過去最少値を更新しました。保護・譲渡の循環を広島から全国へと広げ、全国の犬の「殺処分ゼロ」を1日でも早く達成出来るように全力で活動してまいります。
    引き続き、私たちの保護活動を応援してくださいますよう、お願いいたします。

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    ゲスト さん

    頑張ってください!

    2023/12/27 18:22

    ゲスト さん

    私の犬も保護犬です。がんばってください。本当に僅かで申し訳ないですが、少しずつ寄付を続けます。

    2023/12/28 23:02

    ゲスト さん

    頑張ってください。心から応援しています。

    2024/1/2 21:59

    ゲスト さん

    嬉しいです!

    2023/12/18 18:01

    mabu さん

    あなた方スタッフは神様です。
    毎年応援します。
    スタッフの皆様くれぐれもお体にはお気をつけてください。

    2023/12/18 18:04

    ゲスト さん

    保護したワンちゃん達が人に馴れるまでの訓練の大変さは並大抵では無いと拝察いたします。
    毎日、愛情もって接してくださるスタッフさん達のお陰様で成しえたことですね!
    おめでとうございます!!これからも微力ではありますが応援させていただきます。

    2023/12/19 06:05

    ゲスト さん

    ありがとうございました。

    2023/12/19 09:22

    ゲスト さん

    頑張っください。🐶

    2023/12/19 15:28

    ゲスト さん

    素晴らしい!
    頑張ってください

    2023/12/22 15:16

    1126 さん

    いつもわんこたちへたくさんの愛情ありがとうございます!!!応援しています!

    2023/12/22 16:34

    ゲスト さん

    野生化してしまっていたワンちゃんもいるんですね、そういった子も保護されてる事初めて知りました。
    警戒心剥き出しだった子が最後はあんなにすっぽり抱かれて(*´ω`*)
    人と犬は共に幸せになれる事改めてわかりました。今後の活動も応援しています。

    2023/12/23 10:25

    ゲスト さん

    頑張ってください!

    2023/12/26 14:06

    くりん さん

    ワンちゃんたちを助けてくれてありがとうございます。
    応援しています。

    2023/12/26 14:30

    ゲスト さん

    頑張ってください!

    2023/12/27 18:22

    ゲスト さん

    私の犬も保護犬です。がんばってください。本当に僅かで申し訳ないですが、少しずつ寄付を続けます。

    2023/12/28 23:02

    ゲスト さん

    頑張ってください。心から応援しています。

    2024/1/2 21:59

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広島県神石高原町

神石高原町について

●「神石高原町(じんせきこうげんちょう)」をご存知ですか?
ほとんどの方は初めてお聞きになる町名かと思います。広島県にある世界遺産「宮島」や「平和公園」から約100㌔東の岡山県との県境に位置する豊かな自然に恵まれた町です。人口は約8,000人。標高約400~700mの中国山地の中にわずかな平地と里山,丘陵地で構成された中山間地域です。戦後から緩やかに続く近郊都市への人口の流出により,全国的にも早い時期から過疎高齢化社会を迎えてきた町ですが,自然だけでなく,都会では得られない「本当の豊かさ」が溢れる町,それが神石高原町の魅力です。

●神石高原町は豊かな自然に恵まれた,天然の遊び場の宝庫です!
夏は水遊び,冬は雪遊び・・・。都会では遠出しないと体験できないような自然と隣り合わせの環境がここにはあります!

●中山間地にも,いろんな仕事があります。新しいチャレンジを応援しています。
特産品のトマトや畜産にチャレンジする方,無農薬にこだわって農業に取組む方,地元の酒造メーカーや近隣都市に通勤する方まで,仕事も様々です。
テレワークでできる仕事も増えている昨今。IT系の仕事で移住された方も。ストレスのないインターネット環境を整備しています。

●子どもが少ないから待機児童もなく,登下校もスクールバスで安心・安全
保育所は待機児童なし!小学校も少人数なので,先生や友達と距離も近く,学年を越えて仲良く遊びます。スクールバスのため登下校時の事故リスクも少なく,ご近所の目も届きやすいから治安が良いのも特徴です。

●ゆとりの住空間と広い敷地。静かでゆったり流れる時間を満喫!
近年,多くの移住者が古民家を改装して住まわれています。庭だけでなく,畑や山まで付いている物件もあり,都会のようにとなり近所を気にすることなく,ゆったりと暮らせる贅沢な時間もこの町の醍醐味です。

●綺麗な水と空気,豊かな大地に恵まれ神石高原町は特産品も豊富!
「まる豊とまと」や「神石牛」などのブランド特産を筆頭に,「こんにゃく」や「ピオーネ」など多くの地元産品が生産されています。6次産業化も推進され加工品として流通するものも増えています。