年間8,000頭以上が殺されています~日本で殺処分される犬を”ゼロ”に~
カテゴリー:動物
寄付金額 409,667,840円
目標金額:600,000,000円
- 達成率
- 68.2%
- 支援人数
- 17,525人
- 終了まで
- 受付終了
広島県神石高原町(ひろしまけん じんせきこうげんちょう)
寄付募集期間:2018年1月19日~2019年3月10日(416日間)
広島県神石高原町
ピースワンコ・ジャパンの活動をご支援いただき、ありがとうございます。私たちは、犬猫の殺処分数ワーストを記録した広島県で、殺処分対象になった犬の「全頭引き取り」という前例のない挑戦を2016年4月に始めました。それから2年半以上にわたって県内の「殺処分ゼロ」を維持し、さらにその流れを全国に広げていこうと活動しています。
たくさんのご支援のおかげで、これまでに新しい飼い主さんに譲渡できた犬は1000頭を超えました。しかし、引き取らなければならない犬の数は依然として多く、保護活動の現場ではスタッフの苦闘が続いています。
これからも犬たちの命を守り続けるために、ピースワンコは今、あなたのご支援を必要としています。残酷な殺処分を二度と再開させないよう、活動へのご協力をお願いいたします。
ピースワンコ・ジャパンの活動をご支援いただき、ありがとうございます。私たちは、犬猫の殺処分数ワーストを記録した広島県で、殺処分対象になった犬の「全頭引き取り」という前例のない挑戦を2016年4月に始めました。それから2年半以上にわたって県内の「殺処分ゼロ」を維持し、さらにその流れを全国に広げていこうと活動しています。
たくさんのご支援のおかげで、これまでに新しい飼い主さんに譲渡できた犬は1000頭を超えました。しかし、引き取らなければならない犬の数は依然として多く、保護活動の現場ではスタッフの苦闘が続いています。
これからも犬たちの命を守り続けるために、ピースワンコは今、あなたのご支援を必要としています。残酷な殺処分を二度と再開させないよう、活動へのご協力をお願いいたします。
目標額を変更させていただきました
昨年一年間ふるさとチョイスを通して約5億2千万円のご寄付をいただき、殺処分ゼロのための活動を継続することができました。
しかしこの一年間で私たちが保護施設でお世話をする犬は600頭以上増え、昨年以上の費用が必要です。このため、当プロジェクトの目標金額をアップいたしました。引き続きご協力をお願いいたします。
爪あとが残る殺処分機「ドリームボックス」
ピースワンコの原点
「殺処分ゼロ」に挑むピースワンコの原点は、2010年11月、広島県動物愛護センターで1頭の雑種の子犬に出会ったことでした。
暗くガランとした収容室で、その子は錆びたケージに入れられ、コンクリートの冷たい床にポツンと置かれていました。
その日私たちが譲り受けなければ、その子は生後約3カ月の小さな命を絶たれるはずでした。
ボタンひとつで動く金属製の壁に押され、最後は狭い通路を通って
「ドリームボックス」と呼ばれるガス室に追い込まれて、炭酸ガスで窒息させられるのです。
「処分」が終わると、ドリームボックスの床が開き、犬たちは下の焼却場で灰になります。
彼も死んでいく仲間たちの最後の叫びを、震えながら聞いていたに違いありません。
ドリームボックスには、もがき苦しんだ犬や猫たちが残した爪あとが無数にありました。
それを見て、「殺処分機をもう二度と稼働させてはいけない」と私たちは心に誓いました。
命を輝かすことができる!殺処分寸前から災害救助犬に成長した夢之丞
私たちはこの子犬を引き取り、ドリームボックスから生還した彼を「夢之丞」と名付け、災害救助犬候補として訓練をはじめました。
そして、引き取られて3年後、彼は災害救助犬として広島土砂災害現場で一人の行方不明者を発見しました。その後もネパール地震、熊本地震、そして2018年の西日本豪雨、北海道地震に出動しています。
人に捨てられた犬が人を救うことができるー
夢之丞は消されるはずだった命を輝かすことができたのです。
夢之丞も、死んでいく仲間たちの最後の叫びを、震えながら聞いていたに違いありません。ドリームボックスには、もがき苦しんだ犬や猫たちが残した爪あとが無数にありました。
それを見て、「殺処分機をもう二度と稼働させてはいけない」と私たちは心に誓いました。
2016年「全頭引き取り開始」広島県内の殺処分ゼロを達成。ここ2年が活動の正念場です。
ピースワンコ・ジャパンは殺処分数日本でワースト1位(2011年)だった広島県で、2016年、「全頭引き取り」を始めました。
今月末には、広島県での犬の「殺処分ゼロ」の継続が1000日に達します。
これまで、ピースワンコが保護した頭数は想定をはるかに超え、2016年度が1395頭、17年度は1816頭にのぼりました。
しかもその大半が、人に馴らすのに非常に時間がかかる野犬です。
私たちは、その1頭1頭に名前をつけ、カルテをつくり、鑑札番号や犬の特徴などのデータをパソコンで管理して日々更新しています。
また、施設のつくりを工夫したり、衛生管理や感染症対策を徹底したりして、犬たちが健康で快適に過ごせるように努めています。
それでも、犬舎によっては過密化が進んでしまっているところもあり、スタッフが散歩や人馴れなどのトレーニングをする時間も決して十分とはいえません。
そんな現状を知って、「引き取り数を制限し、殺処分を容認するべきだ」などと言う人もいます。
しかし、その瞬間に殺処分機が再び動き出し、毎月数十頭から100頭もの犬の命が奪われることになります。
私たちは、それを黙って見過ごすことはできません。
私たちが引き取りを拒めば、犬たちの行く先はドリームボックスです。
殺処分もやむなしと考えてあきらめるか、すべての命を救うためにベストを尽くすのか――。
その答えは、私たちには明らかです。門を閉ざすことなく、「誰も取り残さない」というポリシーを守る決意です。
犬たちにも人のぬくもりを伝えたい
保護犬サミーは「吠える」「咬む」などの理由で飼育放棄されました。
最初はスタッフもその“洗礼”を受けます。
しかし、犬が吠えたり、咬んだりするのには理由があります。
イヤなことをされるから、人にそれを伝えるための手段として使うのです。
その犬にとっての「楽しい」「うれしい」「おいしい」を理解して接していれば、そういった行動はなくなります。
人を信じて、甘えてくるようにもなります。そうして人馴れトレーニングした犬が、新しい飼い主さんのもとへ巣立っていくのです。
2012年に神石高原町と協力して犬の保護活動を始めてから、今年11月までに私たちが引き取った犬は
計4675頭を数えます。このうち1196頭を里親さんに譲渡、または元の飼い主に返還できました。
「殺処分ゼロ」継続へ、今こそ、あなたの力が必要です
「殺処分ゼロ」を維持する活動は、これまで、ふるさと納税や継続的なサポーター制度など、さまざまな形で多くの方々にご支援いただいていますが、収支のバランスは厳しく、借入金でなんとかまかなっているのが実情です。
活動を継続するために必要な経費
ピースワンコは今、あなたのもう一押しのご支援を必要としています。
犬たちに二度とガス室の苦しみを味わわせることがないよう、私たちの活動に力を貸してください。
日本の殺処分の現状を変えるために
日本ではまだ多くの人が安易な考えで犬や猫を飼い、捨てて、ほぼ毎日殺処分機を動かし、毎年何万頭もの命を奪っています。
私たちは、この異常な状態を変えたいと思っています。
これまで長年変わらなかった意識を変えるのは、とても難しいことです。
それでも、譲渡の仕組みづくりや啓発活動を含め、いろいろな方法を試行錯誤することにより、欧州の動物福祉先進国と同じように、やがて日本の犬や猫の殺処分をなくすことができるはずです。
その希望を、支援者のみなさまと一緒に実現したいと思います。
「殺処分機を二度と稼働させない」という誓いを守るため、みなさまのご支援を重ねてお願い申し上げます。
私たちの活動
●保護犬事業
愛護センターから殺処分予定の犬を引き取り、適切な健康管理、しつけを行う。
●譲渡活動
保護犬に新しい家族を見つける譲渡活動を促進するため、現在国内に譲渡センターを運営
●災害救助犬、セラピー犬育成事業
災害現場への緊急出動と捜索
福祉施設への派遣
●教育・啓発
教育機関や行政での講演や救助犬デモンストレーション、イベント開催。企業や一般ボランティアの受け入れなど。
●「殺処分ゼロ」を全国へ広げる活動
ふるさと納税とは?
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄附ができる制度のことです。手続きをすると、所得税や住民税の還付・控除が受けられ、「実質の負担が2,000円」になります。
多くの自治体では地域の名産品などのお礼の品も用意! 寄附金の「使い道」が指定でき、お礼の品もいただける魅力的な仕組みです。
私はいくらふるさと納税できる?
※上のシミュレータでは子どもがいない家庭の参考値を表示しています
※正確な金額は今年の収入・所得・控除から算出されます
※上限額についてのお問い合わせにはお答え出来ないので税理士や税務署にお問合せください
※「本人の給与収入が1120万円超の方」、「配偶者の給与収入が103万円超~201万円以下の方」
に1つでも該当する方は現在のシミュレーションですと平成30年施行の改正の影響で 計算結果
が実際の控除上限金額と異なる可能性がございます。
その他の支援も募集中!
SNSで応援
Facebookなどで「ピースワンコ・ジャパン」SNSアカウントをフォローして、流れてくる投稿への「いいね」や「RT・シェア」でご協力下さい。ブログ記事を書いて頂くことも歓迎です。
譲渡会・イベント情報
【注意事項】
※ 私たちは、県や市の愛護センターからの犬の引き取り、訓練、譲渡、飼い主の意識啓発、他の活動団体への助成等に取り組んでいます。動物保護活動には様々な考え方がありますので、譲渡や繁殖制限などを含む私たちの活動方針についてもぜひご一読いただき、ご理解のうえご支援をいただけますと幸いです。
※ PWJでは、ご寄付額の最大15%を日本国内における費用(事務所の管理運営費、調査・提言活動のための費用など)に活用させていただいています。ご了承ください。
お礼の品をご紹介
様々なお礼の品をお選びいただけます
神石高原米の新米や素材にこだわったデザート類、地元の食材を使い手作りで調理されたレトルトカレーセットなど、神石高原町ならではのお礼の品をお選びいただけます。
※一部、お礼の品には限りがあり、変更の可能性があります。
※写真はイメージです。内容物に変更の可能性がございます。
※発送までに2〜3ヵ月程度かかることがあります。あらかじめご了承ください。
※5,000円以上のご寄附をいただいた方にはお礼状とシールをお送り致します
おススメのお礼の品
◆【NEW!】手づくり夢之丞人形
佐賀県武雄市で明治よりつくられている弓野人形。今回、ふるさと納税返礼品として特別に夢之丞をモデルに製作しました。素焼きの人形にひとつひとつ絵付けを施しています。素朴さが魅力です。
1万円:手づくり夢之丞人形(*50体限定)
◆ピースワンコ活動を近くで見られる!”ピースワンコツアー”
支援者の皆さまにピースワンコの活動をより深く知っていただくため、スタッフによる説明やボランティア体験などを組み込んだ1泊2日の「ピースワンコツアー」をご用意しました。犬の保護活動の現場を間近で見て、体験することができるツアーです。ぜひご参加ください。
(10万円以上のご寄附の方対象、第3者へ譲渡可)
支援者の皆さまにピースワンコの活動をより深く知っていただくため、スタッフによる説明やボランティア体験などを組み込んだ1泊2日の「ピースワンコツアー」をご用意しました。犬の保護活動の現場を間近で見て、体験することができるツアーです。ぜひご参加ください。
・ 日 付: 2019年5月から毎月第3週末に実施予定(土・日/
・ 場 所: ピースワンコ・ジャパン保護シェルター(
・ 宿 泊: 神石高原ティアガルテンログコテージ https://jinsekikogen.com/stay
・ 送 迎: 広島空港またはJR福山駅(
※主な活動
<1日目>
ピースワンコ活動についてスタッフより説明
犬舎見学
<2日目>
ボランティア活動
里親体験(散歩、ドッグラン等)
譲渡センター見学
* この体験ツアーは、神石高原町に本部を置く株式会社フェアトラベルジャパン(FTJ)が実施します。お申し込みをいただいた方に、詳しいツアーの内容をFTJからご案内します。
(10万円以上のご寄附の方対象、第3者へ譲渡可)
◆ピースウィンズ・ジャパンの活動を綴った書籍
5,000円以上の寄附していただいた方で、希望される方にはお礼の品とは別に書籍を贈呈させていただきます。
プロジェクトの運営母体であるNPO法人ピースウィンズ・ジャパンの20年余の歩みを代表理事の大西健丞が振り返る
『世界が、それを許さない。』
ぜひ手に取ってご覧いただければ幸いです
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神石高原町ゆかりの島 弓削の鯛塩ラーメンセット(2箱)
30,000 円
神石高原町とゆかりのある瀬戸内海の18島からなる愛媛県越智郡上島町。その中の弓削島では、古墳時代から海藻を使った「藻塩作り」が行われ、平安時代末期には「塩の荘園」として京都・東寺に納められていました。その手法を現代に生かして上島町のNPO法人弓削の荘が作っている「あまも塩」と、同島近海で捕れた天然鯛を使った、ミネラル豊富な「弓削の鯛塩ラーメン」です。瀬戸内の海の恵みをぜひご賞味ください。お好みでレモンスライスをお加えいただくと、味や香りの変化も楽しめます。(写真はトッピング例です。商品には麺とスープがついてきます。)
現在進捗情報はありません。
広島県神石高原町
神石高原町は、犬の殺処分ゼロの町です。 神石高原町は広島県の東部に位置し、森林面積が81%の中山間地域で、清流では毎年至るところでホタルを見ることができる自然豊かな町です。 夏期には昼夜の温度差が大きく、比較的に湿度の少ない爽やかな気候のため、高い糖度で品質の良い高原野菜などの生産や質の良い肉用牛の育成が行われています。
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