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大雨災害によって神秘の鍾乳洞「銀水洞」に土砂が流入!本来の姿を取り戻し、島の観光産業を支えたい!

カテゴリー:災害 

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寄付金額 965,000

38.6%

目標金額:2,500,000

達成率
38.6%
支援人数
54
終了まで
受付終了

鹿児島県知名町(かごしまけん ちなちょう)

寄付募集期間:2023年9月4日~2023年12月3日(91日間)

鹿児島県知名町

プロジェクトオーナー

2023年6月の豪雨によって知名町のケイビング(鍾乳洞探検)の目玉スポットである「銀水洞」に泥水が流入しました。誕生してから災害の前日までは真っ白に輝く鍾乳石と濾過されて染み出した純水が流れる美しい大空間でした。

過去にない大雨の被害を受け、現在リムストーンプールには雨による泥水がたまった状態です。このままでは泥が鍾乳石に沈殿し、二度と以前の美しさは戻らないと考えています。
現在ケイビングガイドの皆さんがボランティアで懸命に泥水を除去しています。自然の神秘が生み出した鍾乳洞を守るため、全国の皆様からお力添えをいただきたく本プロジェクトを立ち上げました。

大雨災害によって神秘の鍾乳洞「銀水洞」に土砂が流入!本来の姿を取り戻し、島の観光産業を支えたい!

2023年6月 大雨によりかつてないほどの泥水が銀水洞に流れ込みました

人気のある自然洞窟の「銀水洞」、リムストーンプールと呼ばれる美しい水たまりが、土砂の流入により濁り輝きを失うなど、多大な被害を受けております。
この事態を受けガイドスタッフによる手作業で泥水を排水するなどの復旧作業を実施しているところです。
「銀水洞」は地下深くに存在するため、電源を確保する事が叶わず、ポンプ圧送による排水手段が難しいため、すべての作業を手作業で行う必要があり、復旧作業は非常に困難な状況下で行われています。

土砂流入前の銀水洞

サンゴ礁が隆起して誕生した沖永良部島(おきのえらぶじま)には、数多くの鍾乳洞が存在しています。そのなかでもとりわけ美しいと言われる「銀水洞」は、入口から1.5キロほど進んだ先に棚田のような形状のリムストーン(鍾乳石)プールのスポットがあります。
踏むとくだけてしまうほど繊細な鍾乳石からは地下水が染み出し、プールを満たしています。その中にライトを入れると色とりどりに輝くのです。自然の反射によって微妙に色の違いが生まれ、写真のような美しい姿を見ることができるのです。

人類誕生の歴史よりもはるかに昔から、絶え間なく流れ続けた水によって生み出された自然の造形空間は、他の観光スポットとは違った素晴らしい魅力を持っています。

土砂流入後の銀水洞(現状)

今回の大雨により、リムストーンプールの下を流れる川に泥水が混ざり、さらに出口の穴が流木などで塞がれてしまったことによって、本来であれば汚れることのない結晶のプールの上にまで泥水の水位が上昇してしまいました。
そして雨がやみ水位が元に戻っても、リムストーンプールの中には土砂交じりの濁り水が残ったままになってしまったのです。

ケイビングガイドの皆さんは、懸命に守りつづけてきた銀水洞の悲惨な姿を見て、最初はもうあきらめるしかないと感じたそうです。それでも、できる限りのことをしたいと泥水をかき出すことにしました。

しかしながら、入口から1.5キロほどの距離があるため電源を引くことは困難で、途中に何カ所か人がギリギリすり抜けられるほどの狭い壁を通るところがあるため、大型機材も入れることができません。また鍾乳石はもろく砕けやすいため、水をすくうにも足場もないような状況です。
そのため何度もガイドの皆さんがボランティアで足を運び、地道に手作業で泥水をすくって川へ流す作業を繰り返しています。

寄付金の使い道

集められた寄付金は、目標金額に達しなかった場合、また、達した場合でも銀水洞の復旧作業に従事するボランティアの皆さんへの手当や、必要な資材費に充てられます。

銀水洞は沖永良部島のケイビングにおける目玉スポットです。その価値は、人の手で作り出せるものではなく、まさに自然の力が生み出した神秘ともいえる美しさにあります。
災害によって損なわれてしまった島の宝である銀水洞を、なんとか取り戻したいと努力しているガイドの皆さんがおられます。
クラウドファンディングによりどうかご支援をお願いいたします。

寄付者の皆様へ

実際のところ、元の姿を取り戻せるのか、どのくらいの時間とお金がかかるのか分からないような状況です。しかしいま何もしなければ、銀水洞の美しさは二度と戻らないかもしれません。
島の人たち皆で力を合わせて銀水洞を守り、復旧できた時には、全国から皆様をお迎えしたいと考えています。

いつか沖永良部島知名町でお会いできることを願っています。

  • 2023年09月20日 14:00

    ガバメントクラウドファンディング3週目がスタートしました!

    9月4日からスタートした沖永良部島の鍾乳洞「銀水洞」の災害支援クラウドファンディングは3週目を迎えました。

    全国の皆様からご支援とご声援をいただき、誠に感謝申し上げます。

    災害前の写真では、真っ白のリムプールが澄んだブルーに輝いています。水が広がることにより棚田状のリムプールは水平直線と柔らかな曲線を描き、澄んだ水の中に球体のケイブパール(洞窟真珠)が見られました。

    写真では伝えきれない、大空間の中の絶景がこの沖永良部島の地下深くに眠っていたのです。

    南の温かい海でウミガメや熱帯魚などの生き物に出会えるダイビングも素晴らしいですが、ケイビングのきりっと冷えた地下の空間を進んだ先に出会える、洞窟体験も他にない魅力を持っています。それぞれ、人工的に作ったテーマパークにはない、自然の神秘とも言える美しさがあります。

    今回の大雨災害によりケイブパール(洞窟真珠)があった箇所も、泥に埋まっています。

    寄付者様の中には、かつて銀水洞でのケイビングを経験された方もおられ、あの素晴らしい輝きを再び取り戻せるように、との応援メッセージをいただきました。
    沖永良部島は決してアクセスの良い島ではなく、移動には時間も費用もかかります。それでも、この場所を訪れていただき、ありがとうございました。
    また、復旧後に銀水洞を訪ねてみたいというメッセージをくださった方もおられました。

    この度、復旧のご支援をいただいた全ての皆様に、お礼申し上げます。

    引き続き復旧に向けて励んで参ります。

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  • 2023年09月11日 14:03

    全国からの温かいご支援ありがとうございます!

    9月4日からスタートした銀水洞支援の寄付にご支援いただいた皆様に、心から感謝申し上げます。温かい応援メッセージもいただき、大変心強く感じております。引き続き復旧作業を行っていきます。

    6月に被災した時には、銀水洞のあの絶景はもう見れなくなってしまったと落胆しました。
    しかし“出来る事からやってみよう”と、時間が取れるガイドが率先し、手探りで作業を開始しました。夏の繁忙期で時間調整が難しい時期でしたが、汚れの除去は“時間が勝負”と無我夢中で作業をし、あの恐ろしいほどの黒く汚れた水は取り除く事ができました。
    銀水洞には一定の自然の浄化作用があるので、今後は状況を確認しながら、水の流れの悪いところや自然に泥が流れていかない部分の作業に取り掛かります。

    現在の銀水洞の状況をご報告いたします。
    リムプールの表層の泥水はある程度入れ替えが終了したものの、プール水底の泥は手も届きません。
    今まで真っ白だったリムストーンの縁は、今も泥による汚れが目立ちますが、流れてくる水が綺麗にしてくれるところは自然の力に任せています。

    写真②のケイブパールがあった場所は、まだ手つかずで、ここは水が多く流れ込む場所でないので、上流から水を引き込むなどして、泥の撤去・洗浄が必要です。まだまだ、かなりの時間と労力が必要になります。
    今後は定期的な、リムストーンプールの自浄作用の効果の観測と、手つかずのプールの泥除去、洗浄が課題となっています。

    ※依然として銀水洞のケイビングツアーは中止しています。

    <全国の支援者の皆様へ>
    銀水洞は、ケイビングガイドにとって単に仕事の場所というだけでなく、ガイドである僕たち自身“銀水洞”が大好きで、銀水洞にしかないあの輝きを一人でも多くの方と共有したいと感じています。
    いつかケイビングツアーの方々をお迎えできる日が来るまで、今後も作業を続けて行きたいと思っております。ご支援ご協力をよろしくお願い致します。

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鹿児島県知名町

沖永良部島(おきのえらぶじま)は奄美群島の真ん中にある島で、鹿児島本土と琉球の交流から生まれた独自の歴史・文化を持っています。年中暖かく、天気の良い日には与論島、沖縄本島ものぞめる南国の島です。
知名町では花の栽培をはじめ、夏には完熟マンゴーやパッションフルーツを始めとしたフルーツ、冬から春には美味しい「新じゃが」の栽培が盛んです。
美しい海に沈む夕日を背景にさとうきびから作られる黒糖焼酎のグラスを傾け、三線の島唄を聞けばそこはもう楽園。
知名町には、シマのたから、手つかずの大自然、魅力ある特産品がたくさんあります。

・ きらめく海と珊瑚礁。

・ 美しく香り高い花々や、南の島独特の動植物たち。

・ そして、日が落ちてからは満天の星空。

神秘の楽園があなたをお待ちしています。
ぜひ、沖永良部島・知名町へめんしょ~り(いらっしゃいませ)!