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こどもたちの「生きる力」を育む、第4の存在「延岡こども未来創造機構」を応援してほしい!

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 363,000

18.1%

目標金額:2,000,000

達成率
18.1%
支援人数
126
終了まで
受付終了

宮崎県延岡市(みやざきけん のべおかし)

寄付募集期間:2023年10月2日~2023年12月31日(91日間)

宮崎県延岡市

プロジェクトオーナー

教育の担い手と言えば「学校」「家庭」「地域」の三者が挙げられますが、学校においては学校ばかりに学びを求められ、家庭においては共働きやひとり親家庭が増えて忙しく、地域においては担い手不足やつながりの希薄化など、複雑化・多様化する子育て・教育の課題がなかなか解決できない現状にあります。

そこで、宮崎県延岡市では、全国で唯一、新たに第4の存在として「これからの未来を生きる子どもたちが本来持っている創造性やワクワする感覚を輝かし、自分らしく生きられる社会の実現」を理念に掲げ「延岡こども未来創造機構」を設立し、昨年度から延岡ならではの環境を活かした学びのプログラムを本格的にスタートしました。

延岡市は製造業が集積する「ものづくりのまち」です。また、ノーベル賞を受賞された吉野彰博士が実験を重ねたまちであるとともに、多くのオリンピックメダリストを輩出したスポーツのまちでもあります。さらに、ユネスコエコパークに登録された大崩山、8年連続水質日本一の五ヶ瀬川、水質九州一の下阿蘇海岸、全国トップクラスを誇る漁獲量など、豊かな自然に恵まれたまちでもあります。

このような日本の素晴らしさがギュッと詰まった豊かな環境の中で、延岡市は「延岡こども未来創造機構」のさまざまなプログラムを通じて、子どもたちが答えのない状況を楽しみながら、自分らしく生き、他人とともに協調する豊かな「人間力」を育んでいきます。

令和5年度の新たなプログラムを紹介します!

数々の高等学校で革新的な取組みを進められており、英語教育や海外進学に明るい現役の校長先生を講師にお招きして「ミライの学校の創り方~世界に羽ばたく勇者になるためには~」と称し、講演会とワークショップを開催しました。これを受けて、8月には「英語モチベーションアッププログラム」を3日間の日程で開催しました。

どうして「延岡こども未来創造機構」が必要なの?

現在の我が国は、便利になった一方で、不便さや困難の中で生まれる「なぜ?」に気づき、アイディアを出し合って解決する体験が減ってきています。
一方で、想定外の出来事が相次ぐ中、子ども達が本来持つ創造性や突出した能力に気づき、 SOS の声を見逃すことなく、未来への意欲を育む環境が必要です。
 
つまり、以下の3つの課題を解決する「新たな仕組み」が必要です。

1.「生きる力」を育む多様な学びと一人でも多くの子どもたちがつながる仕組み。
2.こどもの成長を家庭や学校が抱え込まず、社会全体で支える仕組み。
3.多様な学びを学校、家庭、地域が単独で創ることに限界があり、学びを共創していく関係づくりの仕組み。

そこで、延岡市では、学校、家庭、地域に加え、新たに第4の存在として、「延岡こども未来創造機構」を設立し、関係機関と連携しながら「子ども達の生きる力を育む多様な学びの機会の創出」に取り組んでいます。

子どもたちが学ぶプログラムのご紹介

MISSION1「 遊びと学び 」

 個別の子どものニーズやテンポに寄り添い、自分の興味のあること、ワクワクすることに挑戦できる学びの場を創出します。

【STEAMワークショップ】
 東京学芸大学と連携した「STEAM教育」。プログラミングと図画工作を合わせたようなワークショップでこどもたちの主体性を育みます。

参加者の声(抜粋)
◆「組み立て、どうやったらうまく飛ぶか、どうしたら自分が思ったように飛ぶのかを考えるのが楽しかったしがんばった」(こどもコメント)
◆「こどもは集中して取り組んでいました。普段、自分から聞くことが出来ないのに、先生に聞きに行けた事にも驚きました。親子とも有意義な時間を過ごさせてもらいました。」

【高校生向け「論理コミュニケーション」】
 慶應義塾大学SFC研究所が開発した、論理的な記述力(論述力)を含むコミュニケーション論の方法。多数派の意見などに依存せず、社会に受け入れられる方法で自分の考えを発信できる力を身につけていきます。

参加者の声(抜粋)

◆「どのようにして論理的に書くかを話し合ったりした。自分と違う経験をしている人がほとんどで、豊富な事例が聞けて勉強になった。」
◆「論理コミュニケーションに参加する前より文章が書きやすくなりました。夏休みの宿題であった作文も、昨年と比べると文章を書くスピードが早くなりましたし、内容も設計図を使うことで 1 つの意見に絞ってしっかりと自分の意見を書くことができました。」

【夢の教室】
日本サッカー協会と連携し、さまざまな競技の現役/OB/OGの選手を「夢先生」として各学校に招き、夢を持つことや諦めずに続けることの大切さなどを、体験談を通じて伝えます。

MISSION2「共育」

大人も子どもも学び合い、「他者と関わりながら学ぶ協働性」や「子どもたちの自己肯定感」などを育みます。

【東京学芸大学学生インターンシップ】
東京学芸大学の学生が延岡市内の学校でボランティア活動を行い、学生がワークショップを企画・実施することで、互いに学びあえる場を創出します。

参加者の声(抜粋)

◆「自分の将来について考えるきっかけになった」

MISSION3「体験」

他のまちではできない、延岡ならではの魅力や環境を活かした体験の機会を地域と共創します。
多様で豊かな自然環境やそこから生まれた歴史文化。数々のアスリートを輩出してきたスポーツのまち。たゆまぬ努力によって世界一の技術を生み出してきたものづくり。
このような、延岡ならではの環境を活かした様々な体験の機会を地域と共創します。
また、その体験を通じて地域愛・地球愛を育むとともに、探求的な学習にも取り組むことで、自分の「こうありたい」という姿を描く意欲や、より良く課題を解決する意欲を育みます。

【自然体験ワークショップ】
市街地から30分圏内に一級品の海・山・川がそろった延岡市の自然環境の中、様々なアウトドア活動を体験し、感動したり他者と共感したりする中で、「生きる力」や地域愛・地球愛を育みます。

参加者の声(抜粋)

◆「けっこう有名な延岡の海なだけあって、とてもきれいな海で、色々な魚をたくさん見ることができたので、とてもよい体験でした。」
◆「コラージュ体験(切り貼り絵で見たものなどを表現した)では自分の思うがままに出来たのでよかったです。」

【イングリッシュキャンプ】
 外国青年と様々な活動を一緒に行い、そのコミュニケ―ションの中で生きた英語を学びます。

参加者の声(抜粋)

◆「外国のお友だちと一緒に遊んだり、火をおこしたりマシュマロを食べたりするのが、とても楽しかったです。あと、一緒にはなしたりするのも、楽しかったです。」
◆「私は、人見知りで最初は恥ずかしかったけど、2日目は、お友達もできてとても楽しかったです。」

寄附金の使い道

いただいたご寄附は、上記の延岡こども未来創造機構の事業に使わせていただきます。

※目標金額に達しなかった場合でも、事業は実施します。
※目標金額以上にご寄附をいただいた場合は、今年度の事業を増やし、または来年度以降の事業に活用させていただきます。

市長からのメッセージ

延岡市長 読谷山 洋司(延岡こども未来創造機構 代表理事)

写真

少子化の中、子育て支援の強化は当然必要ですが、延岡市は、子育て支援とは、乳幼児期の育児だけではなく、思い切った教育の充実・強化も行うべきものと考えています。
この場合の「教育」とは、薄っぺらい「お受験」の勉強などでは全くなく、子どもたち一人ひとりが本来持つ創造性やワクワクする感覚を輝かし、将来どの分野に進んでも自分らしく活躍できる「生きる力」を育むための教育こそが何よりも重要だと考えています。

そこで、延岡市では、東京学芸大学や慶応義塾大学をはじめ我が国を代表する官民のエキスパートの方々のご助言をいただきながら、全国に先駆け、「もう一つの学校」とも言える社団法人「延岡こども未来創造機構」を設立し、学校や家庭だけでは取り組むことができない様々なプログラムの実施を通じて、「私は私で良いんだ」という自己肯定感を育み、また、答えのない状況を楽しみ、のびのびとトライ&エラーを繰り返しながらチャレンジする心を育んでいます。
具体的には、主体性を育む「STEAMワークショップ」、あきらめずに粘り強く目標をめざすことの大切さをトップアスリートのナマの話から学ぶ「夢の教室」、海外の大学への進学も含め実績を上げておられる名物先生による「英語モチベーションアッププログラム」、自分の考えを相手にわかるように伝える力を育む「論理コミュニケーション」、さらには豊かな自然の中でダイビングやカヌーなどを楽しむ自然体験プログラムなどを実施し、一人ひとりの「心」を育み、社会人基礎力にもつながる学びを提供しています。

この新たな挑戦は、全国で唯一の取組みではありますが、今はまだ一地方都市の小さな動きにすぎません。
しかし、共感・共鳴して下さる全国の方々とつながり、一緒に力を合わせることで、我が国全体の教育改革の大きなうねりにできると思います。そこで、昨年に引き続きガバメントクラウドファンディングを行うことにしました。
日本のお家芸である製造業が集積し、また、柔道や陸上などの多くのオリンピックメダリストやノーベル賞受賞者を輩出し、さらに超一級品の海・山・川に恵まれた延岡市は「日本の素晴らしさがギュッと詰まったまち」。だからこそ、延岡市の成果は全国に広がるはずです。
皆さん、一緒に教育を変えましょう!

お礼の品のご紹介

以下に、「延岡こども未来創造機構」のプログラムや延岡の自然の豊かさ等を体験していただけるもの、障がい者や認知症の方々が力を合わせてつくったもの等を集めてみました。
これらのお礼の品は、延岡市外在住者の寄附者の方のみがご選択いただけます。
延岡市在住者の方は、「延岡こども未来創造機構 応援コース」のみご選択いただけます。

  • 2023年12月13日 15:00

    プロジェクト終了まで残りわずかとなりました!

    10月2日に開始した本プロジェクトも終了まで残りわずかとなりました。
    12月13日時点で、52名の方から165,000円のご支援をいただき、目標の8.1%を達成しております。
    皆様の温かいご支援、本当にありがとうございます。

    延岡こども未来創造機構のHPや公式Instagramでは、機構が実施するワークショップの紹介や活動内容を随時更新しています。
    より多くの方々に延岡こども未来創造機構のことを知っていただけるように、SNS等での延岡こども未来創造機構に関する情報や本プロジェクトの拡散にご協力をお願いいたします。

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宮崎県延岡市

宮崎県延岡市は、東九州に位置し、九州山地を背に、清流五ヶ瀬川が貫流し、太平洋日向灘に面した、産業と歴史と文化とスポーツが息づく「市民力・地域力・都市力が躍動するまち」として、一市三町の合併を経て、九州では二番目に広い面積を有し、人口約12万、商工農林漁業の各産業が均衡するまちです。

大正12年に現在の旭化成株式会社の前身、日本窒素肥料株式会社延岡工場の建設により、旭化成株式会社発祥の地として、東九州屈指の工業都市となる第一歩を踏み出しました。昭和8年には市制が施行され、「延岡市」が誕生。今日現在まで、東九州の中核都市として発展してきました。平成11年には九州保健福祉大学が開学し、薬学部や生命医科学部が開設されています。

また、平成29年に登録された宮崎、大分両県にまたがる「祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク」など、県境を越えた様々な施策についても積極的に展開しています。平成30年には、中心市街地の賑わい創出を目的とした延岡市駅前複合施設「エンクロス」がオープンし、さらに延岡駅周辺の再開発の核となる「延岡駅西口街区ビル」が令和4年3月に開業しました。

さらには、旭化成株式会社のご寄附も活用し建設された「野口遵記念館」や「延岡城・内藤記念博物館」が開館するなど、延岡市の歴史・文化の拠点として、本市の特色を活かしたまちづくりを進めるとともに、地域経済の活性化を図るべく各種施策の展開に取り組んでいます。