小さな生命と共に生きるプロジェクト【TNR活動を通じた、望まれない生命の減少を目指して】

保護猫活動団体愛はひとつとは

「どんな生命も、例えばブリーダーで生まれた生命も、野良猫の生命も同じように大切な生命である」という考えに基づき、TNR活動の他、多頭飼育崩壊現場の指導・保護、地域猫への理解及び飼育指導、譲渡活動を行っています。

「TNR活動」により、猫の生命を守っています

「TNR活動」とは、「Trap…捕獲」、「Neuter…不妊手術」、「Return…元の場所に戻す」の頭文字を表しています。捕獲器により安全に捕獲し、不妊手術を受けた猫を元の場所に戻すことで繁殖を防止し、一代限りの命を全うさせます。
「TNR活動」は、不幸な生命を増やさないことだけでなく、野良猫に関する苦情や殺処分の減少に寄与する活動です。また、不妊手術を行うことで発情期の喧嘩の減少、雄・雌共にホルモン系の病気の予防にもつながるといわれています。

寄附金の使い道

これまで、埼玉県の補助金や賛同者からの支援金、自己資金を活用し、昨年度は50頭、この3年間で120頭以上の不妊手術を行ってまいりました。それでも、彼方此方で子猫が生まれる状況は変わっていません。
クラウドファンディングの活用により得られた寄附金は、捕獲器の購入のほか、市民の皆様から野良猫に関する情報の取得や活動にご協力いただける方を広く募集できるようホームページの作成、不妊手術の費用として利用させていただきたいと考えております。
多額の寄附でなくても構いません。多くの賛同の声をお待ちしています。ただし、事務経費の都合上2,000円未満のご寄附についてはお断りをさせていただきます。

鴻巣市長からのメッセージ

鴻巣市長の並木正年です。
地域に生息し、飼い主のいない猫、地域住民の理解を得たうえで、住民やボランティアグループなどが地域にすみついた野良猫に不妊・去勢手術を施して、これ以上増やさないようにし、その猫が命を全うするまで一代限りでその地域において適切に管理していく活動を地域猫活動といいます。
野良猫の増加は、猫を捨てる人がいること、飼い主のいない猫どうしが繁殖して子猫が生まれることが原因です。
地域の方の想いに支えられた「地域猫活動」により、少しでも野良猫を減らしていくことは、殺処分やロードキルなど、不幸な命を生み出さないことにつながるものと考えています。
動物は、私たちの生活を様々な形で豊かにしてくれる、かけがえのない存在です。市民の皆様をはじめ、本市にゆかりのある皆様、動物愛護に理解のある皆様には、運営団体への支援を通じて「応援の輪」に加わっていただきたいと思います。