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C11-75蒸気機関車を修復して、往年の雄姿を復活させたい

カテゴリー:まちづくり 

main_img 達成

寄付金額 9,509,600

118.8%

目標金額:8,000,000

達成率
118.8%
支援人数
351
終了まで
受付終了

鳥取県倉吉市(とっとりけん くらよしし)

寄付募集期間:2023年8月10日~2023年11月7日(90日間)

鳥取県倉吉市

プロジェクトオーナー

倉吉市明治町の「緑の彫刻プロムナード」横でC11-75蒸気機関車を静態展示していますが、長年の風雨や紫外線により、車両全体の塗装の剥がれや各部位の腐食が著しく、このままではさらに劣化を進行させてしまいます。
そのため、大規模な修繕を行い、往年の雄姿を取り戻すべく、ガバメントクラウドファンディングに挑戦します。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

C11 75蒸気機関車の雄姿を取り戻したい!

現在の展示の様子

倉吉市では、明治町の「緑の彫刻プロムナード」横でC11-75蒸気機関車(SL)を展示しています。この車両は、昭和10年3月28日に製造され、福知山線や境線で活躍し、昭和47年9月16日に廃車になったもので、走ったキロ数は、166万1279㎞です。(地球を41.5周したことになります。)

車両の大きさ:長さ12.65m、幅2.92m、高さ3.0m、重さ55.9t

戦前・戦中・戦後を通して地方ローカル線の鉄道輸送を支え続けてきたこの車両を、昭和48年に当時の日本国有鉄道から借り受け、産業資料・教養資料・観光資源として現在まで展示をしています。(現在、運転席への立入りは、腐食の影響により中止しています。)

定期的に塗装や補修を施してきましたが、現在では塗装の剥がれや運転席周辺等の腐食が進行し、劣化が目立ってきました。さらなるこれからの活用のためにも、修繕(再塗装、腐食部の修復・部品の取換え)が必要です。
しかしながら、塗装は専用の塗料が必要で、また、腐食部位の取り換えには特殊な技術が必要であったりと、どうしても多額の費用が掛かってしまい、修繕できずにいました。

このままでは朽ちていくだけだ! どうにかしなければ! 
この状況を打ち破るべく、ガバメントクラウドファンディングに挑戦します。往年の雄姿を取り戻し、再び“本物”の蒸気機関車を見ていただきたいと思っています。
どうか皆様のご支援賜りますようお願いいたします。

倉吉の地に、かつて、倉吉線が通っていました

山陰地方では、明治33年5月に米子-境港間(現境線)の鉄道の建設が着手され、鉄道の歴史が始まりました。倉吉市では、地元住民の熱心な運動があり、明治45年に上井駅(現倉吉駅)から打吹駅(旧倉吉駅)までが倉吉軽便線として開通しました。大正11年に倉吉線に改称し、昭和33年には山守駅(関金町堀)まで延長されました。
通勤・通学・関金温泉への観光や荷物の輸送に利用されてきましたが、並行するバスやマイカーの普及は敵わず、昭和56年に全区間の廃止が確定し、昭和60年3月31日山守駅22時7分発、倉吉行き最終列車を最後に72年の長きに亘った歴史に幕を下ろしました。
倉吉線では昭和49年まで蒸気機関車が運転されており、展示車両と同じC11型も走っていました。

これからのC11-75蒸気機関車の活用

現在、車両を展示している付近は、旧国鉄倉吉線「打吹駅」の跡地です。廃線跡は、緑の彫刻プロムナードとして整備され、倉吉線の線形を活かしながら、樹木を植え、日本を代表する彫刻家の作品を配置した散歩道となっています。また、近くには倉吉線鉄道記念館もあり、館内では、写真パネル、信号機等の資料ととともに貨車移動用ディーゼル機関も展示しています。
雄姿を取り戻したC11-75蒸気機関車を、この”鉄道スポット”におけるシンボルとして活かし、観光の方や地域の方が、在りし日の蒸気機関車や倉吉線に思いを馳せたり、プロムナードの散策や、近くの観光地を周遊されることを目指しています。

寄付金の使い道について

ご支援いただいた寄付金は、下記の事業に使用させていただきます。

・展示C11-75蒸気機関車の修繕(塗装、腐食部の部品作成・取付け、穴あき箇所修繕、天井木材貼替え等)

目標金額に達しなかった場合でも、上記事業の一部として使用させていただきます。
目標金額以上の寄付をいただいた場合も、修繕等、車両の保全に関する費用に活用させていただきます。

【スケジュール】
ガバメントクラウドファンディング      ~令和5年11月7日
C11-75蒸気機関車の修繕  令和5年11月中旬~令和6年3月中旬
銘板作成・設置      令和6年 1月中旬~令和6年3月中旬

このプロジェクトを応援しています

西日本鉄道OB会倉吉支部 様

写真

私たちは、西日本鉄道OB会倉吉支部の会員です。会員の中には、国鉄倉吉線に携わった者もおりますし、蒸気機関車の保存に関係した者もおります。
現在、旧国鉄倉吉線「打吹駅」付近に倉吉線鉄道記念館があり、そばに「C11蒸気機関車」が展示されています。そして、その「C11蒸気機関車」の保存修復の機会は滅多にあることではありません。そのため、今、倉吉市が取り組んでおられる「C11蒸気機関車」の修復に向けての取り組みは、とても大切なことと考えています。
「昔はな~」という言葉は、今は禁句になっているようですが、過去を振り返って今後を創造し生きることは大切ではないでしょうか。これからも豊かで住みやすい賑わいのある街づくりに「C11蒸気機関車」の保存修復は、必要なものと考え、今回の取組みを応援します。

倉吉市長からメッセージ

倉吉市長 広田 一恭

写真

C11-75蒸気機関車は、昭和48年に設置以来、多くの方に、“見て”・“触れて”いただく等、親しまれてきましたが、近年は老朽化がすすみ、対応が必要な状況となっています。

この機関車を設置している場所は、江戸末期から明治期の建造物が多く残る当市の主要観光地「赤瓦・白壁土蔵群」の近くです。白壁土蔵群は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、赤い石州瓦、白い漆喰壁の土蔵が並ぶ玉川沿いの商家と裏側にかかる一枚石の石橋が独特の景観を作り出しています。

輝きを取り戻したC11-75蒸気機関車がこのようなレトロな街並みの中に存在している風景をご覧いただければ、どこか懐かしい、時間がゆっくりと流れていく感覚を感じていただけるものと思います。

倉吉市の街並みをさらに魅力あるものとするため、今回のプロジェクトについて、全国の皆様の温かい支援をお願いいたします。

寄付の特典(銘板へご記名)

1万円以上ご寄付いただいたすべての方に、機関車(SL)近くに設置する「寄付者銘板」にお名前を記載させていただきます。
記載のお名前は申込時のアンケートにてご指定ください(記載しないことも可能です)。

お礼の品のご紹介

返礼品として、倉吉線廃線跡に因んだグッズ(手ぬぐい、Tシャツ等)を用意しました。
また、通常のふるさと納税の場合の品からもお選びいただけます。

※倉吉市民の方は、ふるさと納税のルールにより、返礼品をお渡しすることが出来ません。寄付だけのご協力となりますこと、ご了承ください。

  • 2024年04月24日 18:10

    C11蒸気機関車修復プロジェクト完成式を開催しました

    令和6年3月23日(土)に、寄付いただいた方、JR西日本の関係の方、地域の方や子供たちを招待し、完成式を開催しました。
    完成式では、広田市長、JR西日本の関係の方のあいさつの後、テープカット等を行い、式典後、参加者はきれいになった車両を写真に撮ったり、運転席に乗車するなどして楽しまれました。

    この度のC11蒸気機関車修復につきましては、多くの皆様からご寄付をいただき誠にありがとうございました。クラウドファンディングで機関車修復の財源を募ることは初めての経験で、目標の800万円もの額をご支援いただけるのかとても不安でしたが、皆様からの暖かいお力添えをいただき達成できましたこと、深く感謝しております。本当にありがとうございます。多くの方がこの機関車を気にかけていただいていることを改めて深く感じています。

    今後とも皆様に親しまれ、愛されるC11蒸気機関車を守っていきたいと思います。今回お越しになれなかった方も、機会があれば、ぜひC11蒸気機関車をご覧に足をお運びください。

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鳥取県倉吉市

倉吉市は、鳥取県の中央に位置する人口約4.5万人のまちです。古くは伯耆国の国府が置かれ、政治・経済・文化の中心地として栄えてきました。国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている打吹玉川地区は、江戸時代末期から明治期に建てられた家屋や土蔵が多く残っており、往時の面影を残す懐かしい佇まいをみせています。市の南部には約1300年前に開かれた山陰屈指の古湯として知られる関金温泉があり、その無色透明のお湯は、古くから「白金の湯」と呼ばれており、日本名湯100選にも選ばれています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 私のふるさと倉吉が、いつまでも元気な街でありますように

    2023年11月7日 23:14

  • サヨナラ列車が走ってあの日が走馬燈のように思い起こされる、C11が地域で文化財として保存されることに、共鳴します。整備され、まずは登録文化財として、指定文化財として保存されることを願います。また文化財保護のため屋根の設置もご検討下さい。

    2023年11月7日 21:17

  • なんとなく散歩していたら見かけた縁に乗じて、わずかながらも助けになればと...!

    2023年11月7日 9:59

  • C11-75蒸気機関車の修繕された姿を楽しみにしています。

    2023年11月7日 1:37

  • 5年以上前に訪問した際、すでに腐食がかなり見受けられ保存状態が気になっていました。この度、市として本格的な修繕に着手される決断をされたこと、一鉄道ファンとしてとても嬉しく、また心から敬意を表します。ささやかですが貢献したく寄附いたしますので、必ずや往年の雄姿を復活させてください!

    2023年11月6日 1:15

  • 既に目標は達成されているみたいですが、より良い形での保存が出来る様、参加させて頂きます。
    きれいに整備されたら、又、見に行きたいです。
    頑張って下さい。

    2023年11月1日 22:42

  • 現JR貨物職員です。先代から受け継ぐ誇り、綺麗にしてあげてください!

    2023年10月26日 13:46

  • 倉吉線の廃線跡ウォーキングに参加したときいただいたパンフレットでこのプロジェクトを知りました。倉吉はたびたび訪問させていただいており、このSLがある風景もおなじみです。鉄道車両の屋外保存はメインテナンスがたいへんであるという話をよく聞きます。この風景がいつまでも変わらないようにという願いをこめて(本来はもう1回、線路がつながればいいのでしょうが…)、微力ながら支援させていただきます。

    2023年10月13日 21:23

  • 倉吉のC1175号機が修復されると聞き、応援させていただきます。
    2002年に山陰線でSL山陰路号が走り倉吉を訪ねましたがその後は遠方ゆえ簡単には行けません。
    でも綺麗になったら見に行く機会を作り楽しみにしたいと思います。ぜひ山陰本線でもまたSL山陰路号をイベントでも誘致してください。

    2023年10月4日 23:17

  • 応援しています

    2023年9月30日 23:08

  • C11-75蒸気機関車修復プロジェクトを応援しています!

    2023年9月30日 19:22

  • 父がC11に乗務していました。いつまでもC11の雄姿を見ていたいものです。

    2023年9月29日 12:45

  • 3人の子どもたちが生まれたほっとする場所です。

    2023年9月26日 22:52

  • C11のお色直し楽しみにしています。
    廃線跡や鉄道遺産を積極的にPRして、
    地域振興に役立ててください。

    2023年9月26日 17:42

  • 鉄道文化を大切にと思いました。

    2023年9月26日 8:20

  • 全国でも数が少なくなってきているC11がきれいになると聞いて居ても立っても居られず今回応援させていただきました。来年きれいになったC11に会えることを楽しみにしています。

    2023年9月25日 10:43

  • 機関車を子供の頃見て育ちました。
    修復できると良いですね

    2023年9月24日 17:59

  • そちらから神戸市立王子動物園にリスをいただきました。
    元気にしています。

    2023年9月16日 11:07

  • 応援しています。

    2023年9月13日 22:28

  • 機関車の復活楽しみにしてます!

    2023年9月11日 14:22

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