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第100回石巻川開き祭りを盛大に開催したい!

カテゴリー:まちづくり 

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寄付金額 1,360,000

13.6%

目標金額:10,000,000

達成率
13.6%
支援人数
120
終了まで
受付終了

宮城県石巻市(みやぎけん いしのまきし)

寄付募集期間:2023年5月15日~2023年8月3日(81日間)

宮城県石巻市

プロジェクトオーナー

宮城県北東部にある街・石巻市は、東北最大の河川・北上川の河口部に位置していることから、人と川とが密接に関わり合って暮らしが育まれてきました。
特に、江戸時代に「川村孫兵衛重吉」という人物が川の改修を実施したおかげで港町として発展し、現在では海産物の宝庫として知られています。
この、石巻発展の基礎を築いた川村孫兵衛に対し、地元では報恩感謝の意を伝えるため、1916(大正5)年から「石巻川開き祭り」を開催してきました。

祭りでは花火大会のほか、夏祭りならではのアツいパフォーマンスが盛りだくさん。
また、川村孫兵衛の慰霊や水難事故・震災の犠牲者を供養する祭儀も執り行われるなど、様々な一面を持つ祭りです。
令和の時代まで繋がれてきたこの100回を迎える祭りを盛大に祝し、実行委員会では規模拡大を検討しています。

しかしながら、コロナ禍や産業構造の変化等により資金が集まらず、企画の見通しが立ちません。
そこで、石巻市民のアイデンティティでもある「石巻川開き祭り」の節目を盛り上げるため、皆様のお力をお借りしたいと思っています!

震災の際は全国からボランティア・有志の皆様に有形無形のご支援をいただき、多様な縁ができました。
今回も全国の皆様と一緒に一つの目標に向かって進み、イベントを成功させたいと思っています。
ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます!!!

第100回石巻川開き祭りをガツンと盛り上げたい!

石巻川開き祭り 花火大会
石巻川開き祭り 花火大会

ページをご覧いただきありがとうございます。宮城県石巻市です。
皆さんは「石巻川開き祭り」をご存じですか? この祭りは石巻最大の祭典で、地元では夏の風物詩として無くてはならない存在のイベントです。

石巻川開き祭りは、今年で開催100回目を迎えます!この伝統と由緒ある祭りを更に盛り上げ、アツい夏にするべく皆様のご協力をお願いします!

そもそも石巻市(いしのまきし)とは?

日和山から望む北上川と中瀬公園
日和山から望む北上川と中瀬公園
川辺を中心に多様なイベントが展開

石巻市は、宮城県北東部にある街で、東北最大の河川である北上川(きたかみがわ)の河口部に位置しています。江戸時代に「川村孫兵衛重吉」(かわむら まごべえ しげよし)という人物が治水工事を実施したおかげで、港町として発展をしてきました。

太平洋に面しており、沖合の金華山沖漁場は「世界三大漁場」と呼ばれるほど多様な魚種を誇り、他地域に負けない美味しい海産物が特産です。また、内陸部は北上川が育んだ肥沃な土壌を活かした農業が盛んで、海のものも陸のものもバランスよく生産される食の宝庫です。
石巻で採れた食材はきっと皆様の食卓にも届いていることと思います。

東日本大震災では自治体として全国最大の人的被害を受けましたが、全国の方々の多大なご支援のもと、市民の生活や街の産業が復興することができました。また、現在では中心地の「かわまちエリア」に、いしのまき元気いちばや石ノ森萬画館を中心とした街歩き地域が整備された他、震災支援等がきっかけでReborn-Art Festivalやツール・ド・東北などの大規模イベントが開催され、街なかにはコワーキングスペースや劇場、地ビール醸造所、民泊施設等の整備など新たなチャレンジも生まれ、活気があふれています。

美味!海鮮丼
牡蠣やせりなども特産品! 海の幸も山の幸も豊富
海のパイナップル!? 特産品の珍味・ホヤ!

石巻が「川湊(かわみなと)」として飛躍したワケ

川とともに発展した石巻市街地 内陸には農地も広がる
川とともに発展した石巻市街地 内陸には農地も広がる

石巻が属する仙台平野北部は、北上川のほかに江合川(えあいがわ)や迫川(はさまがわ)といった川も集まり、大雨が降るたび洪水が発生していたため、米作りに難儀する土地柄でした。そこで、初代仙台藩主・伊達政宗の命で川村孫兵衛が河川の改修工事を行い、北上川から石巻港に至る運河整備や河川の水害対策を施しました。これにより、各河川の水流が安定し新田開発が急速に進みました。

一方で、川村孫兵衛は河川工事と同時に石巻の築港工事も行い水上交通の整備に努めたため、石巻圏域では河川を使った人や物資の往来が盛んになりました。収穫された米が石巻港に集められ、江戸に送られるスキームが構築されたことから、当時、仙台藩で作られた米は、江戸で消費された米の3分の2を占めたとも言われます。

日和山公園にたつ川村孫兵衛像

石巻人のアイデンティティ「石巻川開き祭り」!!!

石巻川開き祭り 大漁踊り(いしのまき観光大使・美有姫さん)

石巻発展の基礎を築いた川村孫兵衛に対し、地元では報恩感謝の意を伝えるため「石巻川開き祭り」を開催。街の経済振興を求める機運の高まりと併せ、1916(大正5)年に祭典がスタートしました。以後、社会情勢等で度々中断や規模縮小を余儀なくされましたが、2023(令和5)年には遂に第100回の節目を迎えます。


現在の祭りでは、北上川を大輪の花が彩る花火大会のほか、伝統の「石巻大漁踊り」や多くの団体の演目で賑わう陸上パレード、川村孫兵衛にちなんだボート競技「孫兵衛船競漕」など、夏祭りならではのエネルギッシュなイベントが盛りだくさんの内容となっています。また、各種イベントに先立ち、川村孫兵衛の慰霊や水難事故の犠牲者、東日本大震災の犠牲者・行方不明者を弔う供養祭など、祭りの本分としての祭儀も厳粛に執り行われています。

石巻川開き祭り 陸上パレード(桃生はねこ踊り)
石巻川開き祭り 孫兵衛船競漕
石巻川開き祭り 灯篭流し

100回の祭りを受け継ぎ、未来へつなぐために

石巻川開き祭り 陸上パレード(いしのまき観光大使・萌江さん)

100回という機会は1度きりしかありません。

川開き祭りは、石巻の先人たちが川村孫兵衛に感謝の意を捧げるとともに川で亡くなった方々を弔い、一方で街を盛り上げるために活気あるイベントを数多く実施し、令和の時代まで受け継がれてきました。この記念すべき節目の年を盛大に盛り上げるため、実行委員会では祭りの規模拡大を検討しています。

しかしながら、コロナ禍や産業構造の変化等により、企業や一般の方からの協賛金が減少しているため、どのレベルの企画がどのくらいの数で実行できるものなのか見通しが立たない状況となっています。

そこで、このページをご覧の皆様にお願いがあります。

ぜひとも「石巻川開き祭り」の趣旨にご賛同いただき、祭り開催資金のご協力をいただけませんでしょうか。簡単ではありますが、石巻の特産品を中心にお礼の品をご用意しております。

石巻のアイデンティティでもある「石巻川開き祭り」。100回の記念祭典を皆さんで作り上げていきましょう!

寄付金の使い道

予算の使用想定項目

・花火代、打ち上げ施設設置に関わる経費
・陸上パレード出演者・団体の調整に関わる経費
・灯篭流し備品や台船設置、従事船手配などに関わる経費
・写真コンクール開催に関わる経費
・イベントの広報・広告に関わる経費
・夜間照明・警備等の手配に関わる経費
など

予算の使用想定項目

石巻市長からのメッセージ

石巻市長 齋藤 正美

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最後までクラウドファンディングページをご覧くださりありがとうございます。石巻市長の齋藤正美です。

1916(大正5)年に始まった石巻川開き祭りは、治水工事により石巻発展の基礎を築いた川村孫兵衛重吉翁に対する報恩感謝の祭りとして、また、川の恵みに感謝するとともに川で亡くなられた方を供養する祭りとして、たくさんの方に大切にされてきました。わたしたち石巻市民にとって年に1度のイベントにとどまらず、「石巻市民らしさ」を実感することのできるお祭りとして心の拠り所になっています。

戦争や地震などの自然災害、新型コロナウイルス感染症の流行等によって、中断や規模縮小を余儀なくされた時もありましたが、遂に今年、開催100回目の節目を迎えます。ここまで人々から愛される祭典として受け継がれてきましたのも、石巻市民が熱意を持って祭りの継続に向けて努力してきたことはもちろんのこと、市外・県外の皆様からの多くのご支援のおかげと深く感謝申し上げます。

石巻市では、東日本大震災からの復旧・復興に際して、国内外の多くの方々から様々な形での手厚いご支援をいただき、それによるつながりを結ぶことができました。そうした全国の皆様とのご縁を大切にしながら、石巻市としても市内最大の祭典である川開き祭りを盛り上げていきたいという気持ちを強く持っております。この100回という節目にふさわしい祭りとするべく、今一度、皆様のお力をお借りできませんでしょうか。

クラウドファンディングで集まったお金については第100回記念事業等に使用させていただきます。皆様の想いを胸に、祭りを大きく開催したいと思いますので、ご支援ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
そして、開催の折にはぜひ石巻にお越しいただき、一緒に川開き祭りを楽しみましょう。

最後までお読みいただきまいして、ありがとうございました。

気になるお礼の品は…?

石巻の人気の特産品!食べてみてけさいん!

石巻と言えば海産物! 水産加工品などを中心に美味しい海の幸をご用意いたしました。どれも人気の特産品ですので、ぜひお召し上がりください!

現在進捗情報はありません。

宮城県石巻市

石巻市は、北上川の河口に位置し、宮城県北東部地域を代表する風光明媚な都市です。
伊達藩の統治下には、水運交通の拠点に位置する「奥州最大の米の集積港」として、全国的に知られた交易都市でした。

明治時代からは、金華山沖漁場を背景に漁業のまちとして栄え、現在も、金華山沖は世界三大漁場の一つとして、かつお・いわし・さばなどの水産資源の宝庫となっています。また、昭和39年に新産業都市の指定を受けてからは、石巻工業港が開港するなど、工業都市としても発展を遂げてきました。

さらに、平成元年に石巻専修大学が開学するとともに、三陸縦貫自動車道の石巻までの延伸、石巻トゥモロービジネスタウン分譲開始、石巻港の整備がそれぞれ進み、平成13年7月23日には、本市が進める石巻マンガランド構想の中核施設となる「石ノ森萬画館」が完成しました。
平成17年4月1日には石巻地域1市6町が合併し、新・石巻市として新たなスタートを切りました。

しかし、平成23年3月11日14時46分、東北地方太平洋沖地震発生。国内観測史上最大となるマグニチュード9.0を記録し、震度6強の激しい揺れと沿岸域全域に襲来した巨大津波は防潮堤を破壊し多くの人命を奪い、市民の住まいや働く場、道路、港湾、漁港など多くの財産が失われました。

死者3,178名、行方不明者422名(平成27年5月末)にのぼる未曾有の大災害となり、石巻に深い傷跡と悲しみの記憶を残すこととなった大震災ですが、国・県をはじめ、全国の企業や自治体、ボランティアの方々などによる多くの心温まる支援により、改めて「生きる力」となるコミュニティの大切さを学び、市民が一丸となった復旧・再生・発展へ歩みだしました。