”空飛ぶ医師団”始動 被災地で命の危機にさらされている人々を救うために
カテゴリー:災害
寄付金額 4,603,159円
目標金額:3,000,000円
- 達成率
- 153.4%
- 支援人数
- 110人
- 終了まで
- 受付終了
佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)
寄付募集期間:2017年9月5日~2018年1月31日(149日間)
佐賀県NPO支援 × A-PADジャパン

A-PADジャパンは8月に「空飛ぶ医師団」を発足しました。これまで災害時の緊急支援に携わってきたレスキューチームに、佐賀大学医学部付属病院の医師や看護師、救命士などの医療関係者が加わり、被災地や紛争後の地域で救 命活動を行う日本発のプロフェッショナルチームです。ヘリコプターや佐賀空港に配備している航空機等で、現地のパートナーとともに、一刻も早くひとりでも多くの命を救うため全力で支援を続けます。
「出動を繰り返せば、救命例は必ず増える」
「救急医療は砂浜で宝石を探すような仕事。24時間365日いつでも出動できる体制を整え、患者の命を救うのは既存の仕組みだけでは難しい。だからこそ、医療従事者を現場へ迅速に投入する本事業は極めて重要」。
こう話すのは、「空飛ぶ医師団」の医療チーム率いる佐賀大学医学部付属病院高度救命救急センターの阪本雄一郎センター長。年間約7000件の救急患者と、年間500件のドクターヘリの要請を受け入れる佐賀大学の救急医療を牽引し、ドクターヘリについて描いたドラマ『コードブルー』のモデルとしても知られています。
「空飛ぶ医師団への参加を通じて、常時の救急医療に加え災害時の医療現場に出向く準備を整えます。出動を繰り返せば、必ず劇的な救命例が増えると確信しています」(阪本センター長)

日本初!レスキューチームと医師団が佐賀空港から一緒に被災地へ!
「空飛ぶ医師団」は、阪本センター長を始めとする医療従事者と、長年国内外の緊急支援に携わってきたメンバーによって構成されます。
前身のA-PAD緊急支援チームは、2017年7月の九州北部豪雨などの際、ヘリでいち早く被災地に向かい、救助犬とともに行方不明者を捜索。被災者のニーズに基づいた支援物資の配布や、土砂・流木の撤去に必要な資機材。軽トラックの貸し出なども続けています。

”空飛ぶ医師団”は、災害発生後、ただちにヘリコプターや航空機で駆けつけます。レスキューチームに、医師や看護師、救命士などの医療従事者が加わり、国内外の被災地や紛争後の地域で救命・救助活動を行う日本初のプロフェッショナルチームです。
一刻も早く、一人でも多くの命を救うために、皆さまのからのご支援をお願いいたします。
いつもアジアパシフィックアライアンス・ジャパン(A-PADジャパン)の活動にご関心をお寄せ頂きありがとうございます。
「空飛ぶ医師団」事業を成功させるため、引き続き皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。
なぜ空から向かうのか
災害時の人命救助における「72時間の壁」に挑むため、救助に向かう移動時間を少しでも短縮するのが一つの課題でした。
災害発災後、悪路や通行止めが発生することが多く、陸路で被災地へ向かうと時間のロスが生じます。本当に緊急で救助や支援を求めている方にたどり着くには空からのアプローチが効果的なのです。
「72時間の壁」とは

最優先すべき人命救助のためには、災害発生から72時間(3日間)が最も大事な時間と言われています。
救出時の生存率は72時間を境に急激に下がり、24時間以内が約90%、48時間以内が約50%、72時間以内が 20~30%、72 時間を過ぎて96時間になると約5%と言われています。
生存率が激減する理由は 脱水症状、感覚遮断、クラッシュ症候群による障害が大きく、72時間以内に救出し適切な処置を行うことは一人でも多くの命を救うことに直結するのです。
「72時間」で救出しその場で必要な処置を行う

サーチ&レスキューチーム(SAR)と医療チームを同時に被災地へ送ることにより、被災地到着後速やかに活動が始められます。
がれきの中からなんとか人を助け出しても、その場で適切な医療処置が施されなければ亡くなってしまう命もあります。また、感染症が蔓延している地域には専門の日本の医療スタッフを現地に派遣し、現地の医療者と連携して素早い治療や処置を行います。
レスキューチームと共に医師たちが一刻も早く災害現場に到着することにより、人命救助の可能性が更に高まります。国内外の災害で一人でもたくさんの命を救えるよう、さらに多くの志ある皆さんと幅広くつながり、協力体制を整えていきます。
災害対応を行うチーム
実際に各地で活動を行うチームを紹介します。
◆サーチ&レスキューチーム(SAR)

SARチームは姉妹団体との専属隊員で構成され、広島県・神石高原町などで日々訓練を行っています。
九州北部豪雨(2017年7月)の捜索活動以前にも、熊本地震(2016年4月)、広島土砂災害(2014年8月)、中国雲南省地震(2014年8月)、フィリピン台風(2013年11月)などへの出動経験があり、現在は日本人、外国人を含む12名でチームが構成されています。
海外の災害レスキューチームとの合同訓練や救援能力を競う国内外の大会に参加し、常にレベルアップに努めています。
◆佐賀大学医学部附属病院 高度救命救急センター
緊急時に即座に対応できる専門家チームです。発動指令から短時間で医療従事者がレスキューチームに合流し、被災地へ派遣されます。日本の高い医療知識や技術を、一刻を争う緊急事態に最大限に生かすしくみです。
佐賀県を拠点にアジア各地での災害支援活動も行います
A-PADジャパンは、A-PADバングラデシュの緊急支援活動をサポートしています。ミャンマーで迫害を受けた少数民族「ロヒンギャ」の人々50万人以上が難民となってバングラデシュの国境に押し寄せ、その数は毎日5000人規模で増え続けています。
劣悪な環境の難民キャンプでは、衛生状況が悪く、食糧や日薬品などが不足。乳幼児も命の危機にさらされています。A-PADは、現地の病院とともに難民キャンプに病院を立ち上げ、子供や妊産婦への栄養剤の投与、食糧の配布や救命処置・診療などの活動を続けています。
A-PADジャパンは、ここ佐賀県からの医療従事者派遣に向けた準備も進めています。この人道危機を乗り越えるために、皆様の応援をよろしくお願いします。

アジア地域での災害発生時にも支援に向かいます。支援が決定されれば即座に出動し、支援チームがヘリコプターや航空機で被災地へ向かいます。
より早く、より多くの命を救うため、効率的な支援を目指しています。
活動実績
◇ 2017年7月 九州北部豪雨被災者緊急支援
◇ 2016年4月 熊本地震支援(2016年10月末まで避難場所としてユニット村を運営。
その後は他NPO団体との協働で支援活動)
◇ 2015年 ネパール地震被災者支援
◇ 2014年 フィリピン台風ハグピートに対する緊急支援
◇ 2013年 フィリピン台風ハイエンに対する緊急支援
◇ 2013年 インドネシア・ジャカルタにおける洪水支援
◇ 2013年 インドネシア洪水支援
皆様に支援いただく寄附金の使い道
緊急時のレスキュー隊や医療チームの派遣費用、医療資機材の準備、日々の訓練、航空機のメンテナンスなど、緊急支援活動には多岐にわたる費用が必要です。迅速に被災地へ向かい一人でも多くの命を救うために、皆様からの寄付金は効果的・効率的に活用します。
皆様のご支援をよろしくお願い致します
佐賀県庁とA-PADジャパンは国内外の災害時において行政や企業、NPO、医療機関と連携して支援にあたります。一刻も早く、一人でも多くの命を救うため、ご支援宜しくお願い申し上げます。
お礼の品をご紹介
現在進捗情報はありません。
佐賀県NPO支援
佐賀県のふるさと納税は、皆さまが支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄附することができます。お返しの品は指定されたNPO等が自らの創意工夫で送ることで、県の事務経費を抑え、できる限り多くの額を指定されたNPO等にお渡しし、“自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。
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