働く人々のメンタルヘルス不調を予防・早期改善したい!!

カテゴリー:健康・福祉 

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寄付金額 288,000

9.6%

目標金額:3,000,000

達成率
9.6%
支援人数
12
終了まで
25
/ 90

東京都文京区 (とうきょうと ぶんきょうく)

寄付募集期間:2022年10月3日~2022年12月31日(90日間)

東京都文京区 × 株式会社BANSO-CO

プロジェクトオーナー

日本では、メンタルヘルスケアを受けることに対するネガティブなイメージや、カウンセリング時間・料金が一般の方にとっては利用しにくいものである場合が多く、適切な時期に必要な支援を届けることが難しい状況です。

この課題は、企業内での従業員に対するメンタルヘルスケアにおいても同様です。多くの企業では従業員のメンタルヘルスが重要な経営課題となっていますが、特に、メンタルヘルスケアに多くの人的・金銭的リソースを割くことが難しい中小企業においては、解決が難しい課題となっています。

そこで、文京区の中小企業に対し、オンラインによるメンタルヘルスケアを提供し、従業員のメンタルヘルス不調の「改善」だけでなく「予防」まで行うことで、従業員のメンタルヘルスを健康に保ち、いきいきと働ける環境の整備を行います。

多くの中小企業が集う文京区。本サービス提供によって、生産性の向上やメンタルヘルス不調に伴う休職・離職で会社が負うコストの軽減に貢献し、中小企業の経営体力向上、ひいては文京区の経済活性化につなげます!

東京都文京区

文京区は、東京区部(23区)の中心地に近く、皇居の北の方角に位置します。
明治期に大学など多くの教育機関が設立され、これとともに森鴎外や夏目漱石など著名な文人が済み、その作品の舞台になるなど「文教の府」として発展してきました。

(このプロジェクトは文京共創フィールドプロジェクト(B+)採択事業です)
文京共創フィールドプロジェクト(B+)とは、文京区をフィールドとし、企業や大学等が実施する先進的・画期的な技術等を活用した実証事業等を支援し、区と企業等が"共創"することで、地域課題や社会的課題の解決を目指すものです。文京共創フィールドプロジェクト(B+)の詳細は文京区ホームページをご覧ください。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

元気な心で、いきいきと働ける社会へ!

メンタルヘルス支援の現状

日本では、日常生活でストレスや悩みを感じても、適切な時期に適切なメンタルヘルスケアにつながらず、結果として、うつや適応障害などのメンタルヘルス不調に陥いる人が多いという社会的課題があります。
この課題の主な原因の一つとして、メンタルヘルスケア(医療機関でのカウンセリング等)を受けることにネガティブなイメージがあるほか、利用時間の制約や利用料金にハードルの高さを感じる人が多いことが挙げられます。

実際、仕事に関する強い不安やストレスを感じている人は2人に1人いますが、そのうちの9割以上の方は産業医や保健師などの専門家に相談していないことが報告されています(厚生労働省、令和2年度労働安全衛生調査)。また、精神疾患患者数は年間約400万人であり、うつ病だけで年間約4兆円の社会的コストが生じているとの報告からも、メンタルヘルスケアが喫緊の課題であることがわかります。

従業員のメンタルヘルス不調は、従業員本人のみならず、従業員の勤務先企業にとっても、作業効率低下や休職・退職によるコスト増につながるため、企業・従業員の双方にとって解決すべき課題です。そして、この課題は大企業の従業員であっても大きな問題ですが、中小企業やその従業員においてはさらに深刻な問題です。

BANSO-COについて

株式会社BANSO-COは、「誰もが日常の中で心のケアをすることが当たり前になる社会を実現したい!」という想いから、2021年7月、心のケアの専門家(心理士や精神科医など)と気軽に話せるオンラインサービスを立ち上げました。
BANSO-COの中心メンバーは、大学研究者である2名と弁護士1名の合計3名です。公衆衛生学・社会疫学・臨床心理学の分野で心の不調や子ども虐待の予防に関する現場の聞き取りや研究をしている中で、「必要な人に必要なメンタルヘルスケアが届いていない」という現状を改善したいと常々感じていた研究者2名と、かつての同級生で、自身がメンタルヘルス不調を抱える辛さを経験したことで、誰もメンタルヘルス不調を一人で抱え込まなくていい社会を実現したいと考えていた弁護士のメンバーが再会して想いを一つにし、創業を決意しました。

本プロジェクトでの取組

エビデンス構築への大きな第一歩を!
オンラインメンタルヘルスケアと身体的反応を活用した客観的評価システムによる検証

オンラインメンタルヘルスケアと新たに開発する身体的反応を活用した客観的評価システムにより、従業員のメンタルヘルス不調を「改善」するだけでなく「予防」まで行えるかを検証し、中小企業の従業員の方々がいきいきと働ける環境の整備につなげます。

本プロジェクトを通じ、中小企業の従業員の方々のメンタルヘルス不調を早期に把握し、改善・予防することができると示し、専門家によるメンタルヘルスケアが日本中の中小企業へと広まることを目指します!

今回のプロジェクトでは、以下の2つの取り組みを行います。

1.オンラインメンタルヘルスケアの提供

1.2022年10月〜2023年2月まで(予定)、文京区内の中小企業(3社程度)に、同社の従業員に対する福利厚生サービスとして、メンタルヘルスケアの専門家によるオンライン・カウンセリングを主軸とする当社のメンタルヘルスケアサービスを提供します。
このサービスには以下の特徴があり、サービス提供により従業員の方のメンタルヘルスが改善・向上したかどうかを、提供前後のアンケートを用いて検証します。

2.身体的反応を活用した客観的評価システムの開発

メンタルヘルス不調予備軍の早期発見を目的としたメンタルヘルスの客観的評価システムを開発するために、中小企業の従業員を対象としたパイロット調査を実施します。
2022年10月〜2023年2月頃に3回にわたって実施予定のパイロット調査では、被験者が意図的に操作できない身体的反応(表情、音声、目の動きなど)によって、自覚の有無に関わらず、メンタルヘルス不調を客観的に把握することができるかを検証します。

寄付金の使い道

ご支援いただいた寄付金は、プロジェクト実施費用(パイロット調査にかかるデータ解析費など)に充てさせていただきます。

すでにオンラインメンタルヘルスケアのサービスは提供を開始しておりますが、弊社が目指すメンタルヘルス不調の予防のカギであるメンタルヘルス状態の客観的な、かつ早期の把握のためには、これから開発を始める身体的反応を活用した客観的評価システムが必要です。皆様からのご支援で、この客観的評価システムを開発し、より多くの人に、その人に合ったメンタルヘルスケアを届けられるようにしたいと考えています。

※ 寄付金が目標金額に達しなかった場合、目標金額以上の寄付をいただいた場合、いずれの場合でも、いただいた寄付金を活用させていただき、プロジェクトを実施させていただきます。

中小企業のパワーを、文京区全体へ

メンタルヘルスの専門家によるオンライン・カウンセリングによって、文京区内の中小企業の従業員におけるメンタルヘルス不調が改善・予防されることは、従業員の方々がいきいきと働ける環境の整備につながります。

文京区の経済活性化を目指した、中小企業との取り組み

また、メンタルヘルスを健康に保って勤務できる環境が整備されることで、文京区内の中小企業の魅力がより高まり、これらの企業の人材確保の助けとなることが期待されます。

3〜4か月間の伴走支援とパイロット調査の実施を実施します

2022年9〜10月 協力が得られる中小企業とのマッチング
2022年10月中旬 各社でパイロット調査協力者を集い調査開始。専門家による伴走支援(月1回)を受ける前、受けてから2ヶ月後、支援終了後に身体的反応を計測(計3回)。
2023年2月末 伴走支援および3回目の計測を終了。
2023年3月 得られたデータの解析および成果報告のとりまとめ。

寄付者のみなさまへ

株式会社BANSO-CO

文京区内の企業の多くを占める中小企業。日本全体でみると、中小企業は国内企業数の99%以上、中小企業で働く方々は日本の労働者数の68%以上を占めます。中小企業で働く方々のメンタルヘルスの向上は、日本の経済を支える力です。
本プロジェクトは、​​中小企業の従業員の方々のメンタルヘルス不調を早期に把握し、改善・予防することができると示し、専門家によるメンタルヘルスケアが日本中の中小企業へと広まることを目指しています。

これまで、BANSO-COは、「誰もが日常の中で心のケアをすることが当たり前になる社会を実現したい!」という思いで、どのような方のお悩みや困りごとにも向き合ってきました。現在は、中小企業にとどまらず、大企業のほか、医療・教育・スポーツなど他分野領域にもサービス展開(準備中も含め)しております。

誰もが職場や家庭の環境にかかわらず、メンタルヘルスケアの専門家と日常的につながり、自分らしく生き生きとした毎日を送ることのできる社会への第一歩に、ぜひ皆様のお力を貸してください。

どうぞよろしくお願いいたします。

文京区長 成澤 廣修

皆さんこんにちは。文京区長の成澤 廣修です。

このプロジェクトは、スタートアップ企業等の実証の場として、「文京区」をその「フィールド」として活用していただき、民間企業等の新たな技術やサービスの普及に向けた支援を行うものです。

私たちを取り巻く社会・経済状況の変化の速度は日々増しており、多様化する行政課題やニーズに対して、様々な切り口からのスピード感をもったアプローチが必要です。そのために、民間企業等による新たな技術等の実証と文京区の行政課題の解決に向けた検証を一緒に行うことにより、本区としては、これまでの常識や既成概念にとらわれない新たな取組へとつなげることを目指しております。

事業名にある『共創』は、「民間企業等による実証事業」、「実証の場としての文京区」、「実証事業にご賛同いただけます寄付者の皆様の思い」により、従来のアプローチでは難しかった“新たな価値”を創出していきたいという思いを込めております。

文京区の取組が、様々な方の未来を変える“新たな価値”の創出へとつながることを願い、皆様の、温かなご支援と応援をよろしくお願いいたします。