• TOP
  • 過去実績
  • 年間4059頭の犬が殺処分されています。日本の「殺処分ゼロ」をめざして
どんな犬も決して見捨てない。全国の「殺処分ゼロ」をめざして。現在受付中のプロジェクトはこちら

年間4059頭の犬が殺処分されています。日本の「殺処分ゼロ」をめざして

カテゴリー:動物 

main_img

寄付金額 433,399,171

73.4%

目標金額:590,000,000

達成率
73.4%
支援人数
16,733
終了まで
受付終了

広島県神石高原町(ひろしまけん じんせきこうげんちょう)

寄付募集期間:2022年4月1日~2023年3月31日(365日間)

タグ:

広島県神石高原町×ピースウィンズ・ジャパン

プロジェクトオーナー

※神石高原町内在住の方は、ふるさと納税を通じてのピースワンコ・ジャパンへの寄附を申し込みできません。予めご了承ください。

ピースワンコ・ジャパンは日本の犬の殺処分をなくしていくこと(※1)を目標に掲げています。これまでに保護した犬は7000頭を超え、本拠地がある広島県の殺処分機はこの6年間、一度も動いていません。
殺処分対象犬の多くは野犬ですが、私たちは「命の選別」をしません。現在、シェルターで暮らす犬は約2500頭。フード代、医療費、スタッフの人件費など、年間10億円以上の運営費のほとんどが、ふるさと納税などの寄付と会費に支えられています。
皆さまと一緒に日本全国から殺処分という制度がなくなるまで、どんな犬も決して見捨てることなく「命を守る」活動を続けていきたいと思います。

※1: ピースワンコ・ジャパンは,治癒見込みがない病気や譲渡に適さない等として愛護センターの判断で安楽死対象となった犬以外の殺処分をなくすことを指しています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

 

現在も窒息死による犬の殺処分は続いています

日本では悲しいことに、いまだに年間4300頭もの犬が人の手で「殺処分」されています(2020年度、環境省) 。1日あたり約10頭以上の犬たちが日本のどこかで人間の手によって殺されています。その方法は主にドリームボックスという殺処分機による窒息死です。 ボタンひとつで動く金属製の壁に押され、最後は狭い通路を通って「ドリームボックス」と呼ばれるガス室に追い込まれて、炭酸ガスで窒息させられるのです。
「処分」が終わると、ドリームボックスの床が開き、犬たちは下の焼却場で灰になります。ドリームボックスの壁には最後、苦しんでもがいた動物たちの引っ掻き傷や爪の跡が生々しく残っていました。「安楽死」とはほど遠く、苦しみながら殺されているのです。

 

ピースワンコ ・ジャパンはワースト1位だった広島で2016年に殺処分機の稼働をストップしました。

2011年、広島は殺処分数が全国ワースト一位でした。 私たちは殺処分の運命をたどる犬たちを見過ごすことができず、譲渡が難しい犬たちを引き出し、新しい里親さんを探す活動を始めました。毎月、殺処分対象となった犬を引き取り、人に慣れるためのトレーニングを行って、共に生きてくださる里親さんを探して送り出しています。それから10年以上、 全国8ヶ所に譲渡センターを開設しました。これまでに卒業した犬は3200頭以上。広島県の殺処分機は6年前から一度も稼働していません。日本では前例のない取り組みとなっています。
現在も殺処分対象犬の引き出しが続いています。皆さまのご支援が必要です。

 

殺処分対象になる犬の多くは野犬ですが愛情を注げば応えてくれます。

昨年の夏、動物愛護センターから引き出した1頭の母犬がいます。身体中に排泄物がこびりついて毛玉だらけ。ボロボロに汚れながら、2頭の乳飲み子を必死で守っていた母犬の様子は、獣医師も言葉につまるほど酷い状態でした。「うさぎ」と名付けられた母犬は、多くの人に支えていただきながら運命の出会いを待ち続け、今年1月、とうとう本当の家族のもとへ卒業していきました!
保護当初、警戒心が強く人間不信で、スタッフが近づいただけで唸ったり吠えたりしていた「うさぎ」ですが、スタッフが献身的に毎日お世話を続けていくうちに"ここは安全なんだ"と思ってくれ、人を信頼してくれるようになり、おなかを出して甘えるようになりました。
そしてとうとう、本当に安心できる運命の家族に巡り合い、とても優しいご家族の元へ卒業していきました。どの子も尊い命です。心から幸せだったと思える犬生を過ごしてもらえるように、私たちは命に寄り添い続けています。「うさぎ」の物語、ぜひ動画からご覧ください。

 

増える老犬、病気や障害の犬。私たちは最期まで看取ります。

私たちのシェルターでは現在、2600頭あまりの犬が暮らしています。新しい家族に巡り合える犬がいる一方で、高齢だったり、病気や障害があったりして、なかなか家族が見つからない犬もいます。そんな犬たちの痛みや不安をやわらげ、幸せに日々を過ごしてもらうためには、医療や介護など特別なケアが必要です。

彼らの毎日には、お薬や点滴などの処置、病気に合わせた療法食、体に負担のかからない環境の整備など、元気な保護犬たちに比べはるかに多くのお金がかかります。例えば手術1回に100万円ほどかかることもあり、ピースワンコの医療費は年間1億円を超えます。

 

これまで、皆様のご寄付によって7000頭以上のワンコが救われてきました。

現在、犬たちが暮らすシェルターは14棟以上あります。収容面積は7万平方メートル、すべて走り回ることが出来る共有ランと個別のドッグランがあり、犬舎施設のほか診療所、老犬用犬舎を完備しています。犬舎はエアコン、床暖房を設置して安全に管理出来るように工夫をこらしています。これまで、殺処分になるはずだった犬たち7000頭以上を救うことができました。

日本ではまだ多くの人が安易な考えで犬や猫を飼い、捨てて、ほぼ毎日殺処分機を動かし、毎年何万頭もの命を奪っています。私たちは、この異常な状態を変えたいと思っています。これまで長年変わらなかった意識を変えるのは、とても難しいことです。それでも、譲渡の仕組みづくりや啓発活動を含め、いろいろな方法を試行錯誤することにより、欧州の動物福祉先進国と同じように、やがて日本の犬や猫の殺処分をなくすことができるはずです。その希望を、支援者のみなさまと一緒に実現したいと思います。

 

みなさまのご寄付によって実現します。

①殺処分対象となった犬を受け入れ、人馴れトレーニングをおこない、譲渡へつなぎます。殺処分をなくす仕組みの土台を作り、全国へ広げていきます
②譲渡が難しい高齢犬、障害犬、病犬もシェルターで最後まで看取ります。
③保護犬の存在の認知を広げ、保護犬を飼う人を増やして殺処分をなくす取り組みを強化します!

 

年間の運営費用は10億円以上かかります。そのすべてを会費・ご寄付で運営しています。

このような大規模な保護活動を維持していくには、多額の運営費用がかかります。犬の飼育費用、ワクチンや狂犬病予防接種、避妊去勢費用など保険の適用されない医療費、お世話をするスタッフの人件費、設備維持費、修繕費などを合わせると10億円以上にのぼります。これらの運営費はすべて会費とふるさと納税でまかなわれています。

活動を維持していくことは多くの困難が伴いますが、「殺処分のない未来」が可能になるように、前例のない「挑戦」に挑んでいます。皆さまのご支援で支えてください。

 

お礼の品をご紹介

様々なお礼の品をお選びいただけます

神石高原町で育ったお米や、在来種(和玉)こんにゃく、神石牛を使ったレトルトカレーなど、生産さんのこだわりが詰まったお礼の品をお選びいただけます。

※一部、お礼の品には限りがあり、変更の可能性があります。
※写真はイメージです。内容物に変更の可能性がございます。
※発送までに2〜3ヵ月程度かかることがあります。また、お届けの日時指定は受け付けておりません。あらかじめご了承ください。

  • 2023年12月19日 15:00

    家族のもとへ繋いだ保護犬の譲渡・返還数が、2023年10月29日(日)、遂に4,000頭に達しました!

    ふるさと納税を通じて、ワンコたちのためにあたたかいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
    今回は嬉しいニュースがあり、皆さんにご報告いたします。

    私たちはこれまで10年以上に渡り殺処分対象の犬の命を救い続けてきました。家族のもとへ繋いだ保護犬の譲渡・返還数が、2023年10月29日(日)、遂に4,000頭に達しました!

    記念すべき卒業4,000頭目のワンコは、2023年3月14日に保護された「ごーちゃん」という子です。野犬として野山で生き抜いてきたものの、十分な栄養が摂れていなかったようで、やせ細っていて皮膚の状態が悪くボロボロ。そして、生まれてからこれまで人間と接することなく育ったため、人に対して警戒心が強い子でした。
    保護シェルターでの暮らしでは、栄養バランスの摂れた食事で体調を整え、スタッフとのお散歩練習など人馴れトレーニングを重ね、みるみると可愛いワンコへと変身していきました。

    そして10月29日、優しい里親さんのもとへと送り出すことが出来ました!
    ごーちゃんのように家族の一員として迎え入れられ、ピースワンコを卒業して“第二の犬生”を歩んでいるワンコたちが全国にたくさんいます。これまでの4,000頭の卒業実績を以って、「人と犬は共に幸せに暮らすことが出来る」ということを10年以上をかけて証明してきました。

    また、広島県では2016年以降、今日に至るまで殺処分機の稼働を止め続けることが出来ています。今年新設された動物愛護センターにも殺処分機はありません。大きな進歩だと思っています。

    そして、環境省が発表した最新の犬の殺処分数は、全国2739頭(環境省2021年度)と過去最少値を更新しました。保護・譲渡の循環を広島から全国へと広げ、全国の犬の「殺処分ゼロ」を1日でも早く達成出来るように全力で活動してまいります。
    引き続き、私たちの保護活動を応援してくださいますよう、お願いいたします。

    ◆12月31日まで開設しているふるさと納税のプロジェクトページでも、全国の「殺処分ゼロ」向けて、皆様からのご参加をお待ちしております。ぜひご確認ください。

    もっと見る

    この進捗情報を読んで「エールを送りたい」
    と感じたらぜひ拍手を

    拍手をありがとうございます。
    あなたのエールがプロジェクトの支えになります

    まだコメントはありません

    コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。

広島県神石高原町

神石高原町について

●「神石高原町(じんせきこうげんちょう)」をご存知ですか?
ほとんどの方は初めてお聞きになる町名かと思います。広島県にある世界遺産「宮島」や「平和公園」から約100㌔東の岡山県との県境に位置する豊かな自然に恵まれた町です。人口は約8,000人。標高約400~700mの中国山地の中にわずかな平地と里山,丘陵地で構成された中山間地域です。戦後から緩やかに続く近郊都市への人口の流出により,全国的にも早い時期から過疎高齢化社会を迎えてきた町ですが,自然だけでなく,都会では得られない「本当の豊かさ」が溢れる町,それが神石高原町の魅力です。

●神石高原町は豊かな自然に恵まれた,天然の遊び場の宝庫です!
夏は水遊び,冬は雪遊び・・・。都会では遠出しないと体験できないような自然と隣り合わせの環境がここにはあります!

●中山間地にも,いろんな仕事があります。新しいチャレンジを応援しています。
特産品のトマトや畜産にチャレンジする方,無農薬にこだわって農業に取組む方,地元の酒造メーカーや近隣都市に通勤する方まで,仕事も様々です。
テレワークでできる仕事も増えている昨今。IT系の仕事で移住された方も。ストレスのないインターネット環境を整備しています。

●子どもが少ないから待機児童もなく,登下校もスクールバスで安心・安全
保育所は待機児童なし!小学校も少人数なので,先生や友達と距離も近く,学年を越えて仲良く遊びます。スクールバスのため登下校時の事故リスクも少なく,ご近所の目も届きやすいから治安が良いのも特徴です。

●ゆとりの住空間と広い敷地。静かでゆったり流れる時間を満喫!
近年,多くの移住者が古民家を改装して住まわれています。庭だけでなく,畑や山まで付いている物件もあり,都会のようにとなり近所を気にすることなく,ゆったりと暮らせる贅沢な時間もこの町の醍醐味です。

●綺麗な水と空気,豊かな大地に恵まれ神石高原町は特産品も豊富!
「まる豊とまと」や「神石牛」などのブランド特産を筆頭に,「こんにゃく」や「ピオーネ」など多くの地元産品が生産されています。6次産業化も推進され加工品として流通するものも増えています。