EF64形式電気機関車 18号機の車体を現役時代の姿に甦らせたい
カテゴリー:観光・PR
寄付金額 4,243,254円
目標金額:3,000,000円
- 達成率
- 141.4%
- 支援人数
- 352人
- 終了まで
- 受付終了
山梨県甲州市(やまなしけん こうしゅうし)
寄付募集期間:2021年8月20日~2021年11月17日(90日間)
山梨県甲州市
勝沼ぶどう郷駅前公園にモニュメントとして設置した「EF64型電気機関車18号機」が、設置から15年が経過し経年劣化による色褪せや錆等が目立ってきています。
そのため、設置した当時の現役時代の色への塗り直しを行い、静態展示の保存状態の向上を図ると共に、人気のEF64形式の基本形の現存数残り2台となってしまった貴重な車両を、モニュメントとして再度存在を広くPRしたい。
【御礼】みなさまのおかげで、甲州市GCFの目標額を達成することが出来ました。
甲州市ふるさと納税ガバメントクラウドファンディングに、
多くの皆様よりご協力をいただき、ありがとうございました。
9月20日をもちまして、目標額300万円に到達しました。
改めまして、感謝申し上げます。
EF64-18に関してのご寄附は、塗り替えだけでなく静態展示に係る事業として、
活用させていただくよう、引き続きご寄附の受付を継続いたします。
※令和3年11月17日をもちまして、本クラウドファンディングの募集は終了いたしました。
令和4年3月 塗り替え完了しました
ご寄附をいただきました多くのみなさまのおかげで、
無事塗り替えを行うことが出来ました。
改めて感謝いたします。
今後、ご寄附をいただいた皆様を対象に「お披露目会」を3月26日・27日に実施しいたします!
地元、山梨日日新聞にも完成報告が掲載されています
令和4年3月実施「お披露目会」
令和4年3月27~28日に実施されたEF64 18の塗りなおし「完成お披露目会」について、
コロナにより参加できなかった方々もおりますので、簡単ではありますが報告をいたします。
1日目はあいにくの雨模様でしたが、全国から応援をいただいた皆様が訪れていただき、
スタッフ一同感動いたしました。
多くの方に愛されているEF6418を引き続き大切にしてきたいと思います。
参加できなかった方のため、期間限定で中の様子もご覧ください。
令和3年12月に実施した「ケレン作業プチ体験会」
塗装前に塗装面の古い塗装や錆を落とす作業をケレン作業といいます。
通常は、電気工具等を使い行いますが、
その作業工程の途中を見学し、さらにサンドペーパーにより研磨作業を体験していただくことを
GCFにご寄附をいただいた方限定でご協力を呼び掛けたところ、
100名以上のご参加をいただき改めまして感謝いたします。
コロナ対策のため、2日間、完全予約制の時短で作業でしたが、
多くの方の愛のこもった作業により、EF6418は復活に向けて準備が進みました。
※※以下は、募集時の情報となり、事業は終了しております※※
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
劣化が進むEF64形式電気機関車18号機
現役時代の姿に甦えらせたい
EF64形式電気機関車の基本形(0番台)と呼ばれる車両で現存しているのは、いまだ現役の37号機と、この18号機の2両のみとなってしまいました。
この18号機は、昭和41年に製造され主に貨物列車を牽引し中央本線などを走り、南武線、青梅線、篠ノ井線などで活躍し平成17年に現役を引退した車両です。
基本形(0番台)は昭和59年までに79両が製造されましたが、平成15年から順次廃車され、現存している車両は、最後の現役機37号機と静態保存されているこの18号機の2両となっています。
平成18年に公園の整備に合わせて設置された18号機は、桜の名所である勝沼ぶどう郷駅に新たなシンボルとして15年が経過し、設置の際に現役時代の国鉄色に塗装を行いましたが、風雨の影響により劣化が目立ってきてしまいました。
中央本線において活躍した現役時代の国鉄色に下地処理から塗り替えを実施し、現役時代の雄姿に近い状態で今後もこの公園のシンボルとして保存、活用していきます。
このEF64形式電機機関車18号機を、近代化の歴史と共に大切に保存していくため皆さまからのご支援をお願いします。
EF6418の今。
近代化産業遺産~甲州市のワイン醸造を支えたインフラ群~
山梨県甲州市は、ぶどうや桃の果物と勝沼のワインが有名なまちです。特にワインについては、日本のワイン製造の歴史と深くかかわりがあります。
江戸時代、すでに食用ブドウの産地であった勝沼周辺(現・山梨県甲州市勝沼町)は、明治時代に二人の青年をフランス留学させ、本場のワイン製造技術を導入しました。
ワイン製造業の発展に合わせて、1896年から1903年にかけた中央本線八王子~甲府間の建設と1913年の勝沼駅開業により、物量面が大幅に改善するとともに、その煉瓦による鉄道トンネル技術によりワイン貯蔵庫の建設技術が向上し、龍憲セラーなどの煉瓦造ワイン貯蔵庫が建設されました。
1930年には祝橋が竣工し各醸造所と勝沼駅との自動車輸送が強化されました。
このように、近代的なワイン製造に向けた取り組みが継続・推進され、勝沼の町を中心に我が国を代表するワイン産地としての基礎が築かれたことから、「官民の努力により結実した関東甲信越地域などにおけるワイン製造業の歩みを物語る近代化産業遺産群」として認定されております。
中央本線電化。昭和の時代、東京とつなぐ電気機関車
ぶどうとワインを東京に運ぶことで発展していく中で、昭和の時代、大きな変化が訪れました。
昭和6年(1931)3月に八王子~甲府間が電気機関車で牽引されることとなりました。架線や電力の送電・変電所施設が新たに整備されました。
近代産業遺産の大日影トンネル内には当時の面影をそのままに伝える架線が一部残されています。機関車には東海道線のED50を勾配用に改造したED17などが投入されました。
今回、ガバメントクラウドファンディングの対象となっているEF64-18は、昭和41年(1966)に製造された機関車で、中央本線や青梅線などを走った実物となります。
近代産業遺産の核となるEF64-18をよみがえらせることで
甲州市の発展を支えた鉄道の歴史に興味を持っていただき
未来へつながる甲州市の発展を応援してもらいたい。
寄附金の使い道
ご支援いただいた寄附金は、下記の事業のために大切に活用させていただきます。
・EF64-18本体の腐食個所の板金
・EF64-18本体の塗装(現在の塗装をはがすケレン作業の際には、寄附者にも参加していただくイベントを計画中)
・EF64-18塗り替え披露イベント
・EF64-18の静態展示に係る事業
※目標金額に満たなかった場合、または目標金額以上の寄附をいただいた場合でも、上記の事業のために活用させていただきます。
EF-6418のファンの方からの応援動画です
地元、山梨日日新聞にも活動が掲載されています
鉄道ファンへ今回のGCFの募集を掲載しました。
甲州市、EF64 18 の塗り直しを目的としたクラウドファンディングを実施
お礼の品をご紹介
このプロジェクトへご寄附をいただいた方には、ご寄附にご協力いただいた記念となる返礼品をご用意しております。
※甲州市内にお住いの方には、こちらの返礼品をご用意することができません。寄附だけのご協力となります。
ご寄附をいただいた皆様、全員へ
寄附記名版への記名
EF64-18塗り替えイベント参加 乗車券(2枚)
EF64-18特製IDカード入れ
5,000円以上のご寄附をいただいた方
10,000円以上のご寄附をいただいた方
20,000円以上の寄附をいただいた方
30,000円以上の寄附をいただいた方
50,000円以上の寄附をいただいた方
【返礼品なし寄附のみ】【甲州市民(返礼品なし寄附のみ)】の方
返礼品が不要で、寄附のみの方
甲州市民の方で、当事業に賛同いただき寄附をご希望の方は、下記のボタンよりご寄附をお願いいたします。
※甲州市民の方は、ふるさと納税のルールに基づき、返礼品をご用意することができませんので、ご了承ください。
はじめてふるさと納税をする方へ向けて
甲州市ふるさと納税ガバメントクラウドファンディングに関心を持っていただきありがとうございます。
「楽しそう」「これは必要だ」「協力したい」と思っていただいても、初めての寄附だから、「ふるさと納税の仕組みがわからない」「寄附の仕方が分からない」という方は、ふるさとチョイスの次のページを参考にしてください。
※一般的なふるさと納税の仕組みを説明したページです。
多数のご寄附をいただき、ありがとうございました
皆様からの応援メッセージを一部紹介いたします
〇EF64がまた美しい姿を取り戻すことを夢見て応援します。
〇鉄道好きの自分が中央線で東京とを数え切れず往復した際、力強く貨物列車を牽引するEF64を見ることが楽しみでした。そして息子夫婦、孫がその甲州市に移住することになりました。自然豊かな甲州市を応援しています。
〇綺麗なEF64-0番台を取り戻していただけることを楽しみにしております。応援しております。貴重な鉄道遺産を後世へ残し、甲州市が更に発展しますように。
〇甚六桜とともにいつまでも勝沼の大地を見守ってください!ロクヨンを腐らせないようにお願いします!
〇誠に些少ですが、本プロジェクトの一助になれば誠に幸甚です。どうかお納めくださいませ。
〇今後は保存に向けて長期的検討もお願いします。屋外に配置したままですと、機関車も再び朽ち果て、やがて時間の経過とともに、難しくなる局面も出てくると思うからです。地域の声、そのほか支援者の声に耳を傾けつつ、自治体として貴重な財産である機関車の将来のあり方について、ぜひご検討して頂きたいと思います。個人的にこの機関車は大大大好きですが、鉄製機関車の長期保存の難しさも思っています。どのように、まちづくりの貴重な財団としてこの機関車を本当に生かすか。地域の方々への理解と、保存に向けた人々のご協力、外部意見の調整など含めて大変だと思いますが、将来の青写真をご検討願います。これからのより良いまちづくりとなりますよう祈念しております。
〇EF64を末永く保存してほしい。屋根の設置もクラウドファンディングなどで検討してほしい。
〇ぜひ山男EF64が蘇る姿を桜の季節に見たい。期待しています!
〇列車から見えるたびに車体がボロボロになっていて気になっていました。奇麗になるロクヨンを応援しています。
〇綺麗に甦ることを楽しみにしています。頑張って下さい!
〇みんなで力を合わせてEF64 18を美しい姿に戻しましょう!
〇EF64が素敵な姿で復活するのを応援します!EF64は、私にとっても特別思い入れのある機関車です。ふるさと納税による色直しの実現と、再び綺麗になったEF64-18を号機を見れることを楽しみにしております!一日でも早い復活を願います。
-
2021年10月13日 08:42
【目標額達成】多くの皆様よりご寄附をいただき感謝いたします【受付継続】
この度は、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディングに対して、数多くの皆様にご支援いただき深く感謝申し上げます。
この車両は、勾配区間の貨物専用として開発され、中央本線をはじめとして活躍していたEF64形式の残像数が少なくなる中で、勝沼ぶどう郷駅前公園の整備の際にモニュメントとして、平成18年に設置したものであります。
設置から15年程経過しており、地元の方々の愛着や車両の希少価値が上昇していく一方で、経年劣化が進んでいたため、修繕を要望する声が市内外から高まってきておりました。
こうした中、この取り組みを行ったところ、開始1か月余りで目標額を達成できましたこと、誠に感謝申し上げます。
目標額は達成いたしましたが、このEF64形式電気機関車18号機の保存展示及び活用環境の向上のため、期間内はご支援の募集を継続させて頂きますので引き続き、よろしくお願いいたします。
令和3年9月30日 山梨県甲州市長 鈴木幹夫もっと見るまだコメントはありません
コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。
山梨県甲州市
山梨県甲州市は、東京から約1時間30分で、甲府盆地の東側に位置し、日本百名山の大菩薩嶺などの自然に囲まれ、歴史に彩られた建造物や文化遺産などに恵まれており、もも、ぶどうなどの日本有数のフルーツの産地で、ぶどう棚をはじめとした果樹園の織りなす風景は日本遺産に登録されています。
また、ワイン醸造の歴史も古く、日本のワインの第一歩として、140年の時を重ねたワインの歴史を今に引き継いでおり、ワイナリー数は約40社あり日本一を誇ります。
とくにぶどうとワインが有名で、今回、塗り替えを予定している公園の最寄り駅は「JR勝沼ぶどう郷駅」と銘打たれております。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。