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城下町唯一の刀鍛冶が仕上げる包丁

城下町杵築市でたった一人刃物を作り続ける刀鍛冶がいます。文化庁に登録された刀鍛冶(刀匠)河野忠喜さん。河野さんの作る包丁は青鋼(別名:青紙)と呼ばれる高級鋼で作られており、河野さんは使う人の用途に合った鋼を扱う職人です。出刃や柳刃、三徳、さばき、野菜切といった河野打刃物の包丁は料理人や漁師などその道のプロがこだわりをもった仕事をするために、無くてはならない逸品ばかりです。

若き日に「100年、200年残るものをつくりたい」という思いから刀の世界に飛び込んだ河野さん。刀鍛冶の下で5年以上の修業を経て昭和63年に刀鍛冶の試験である文化庁の美術刀剣刀匠技術保存研修を修了し、刀匠として文化庁に登録されました。これだけの職人が「自分はまだまだ下手だ」「死ぬまで修行だ」と語る姿からは刀鍛冶職人としての真の探究心が垣間見えます。

仕上げと呼ばれる、包丁を研ぐ作業。刃の厚さや輝きを調節する職人の技量が試される工程。

青紙一号や青紙二号という鋼から作られた包丁の数々。一般に流通している包丁に使われる鋼より硬く、切れ味が鋭い上、磨耗しにくく、砥ぐことで切れ味が甦り丈夫で長持ちします。

出刃包丁

柳刃包丁

ふぐ切り包丁

はも切り包丁

三徳包丁

野菜切包丁

さばき包丁

小包丁

草刈り鎌

鉈(なた)

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今後の「新しい」住みよい、安心なきつきのために

【ふるさと杵築応援寄附金の活用方法】
1.ふるさと「きつき」を担う人材の育成・確保
2.ふるさと「きつき」の環境・景観の保全、文化の継承
3.安全・安心して暮らせる、ふるさと「きつき」づくり

<令和4年度活用実績>
●きめ細やかな教育環境を整備する事業
(小中学校のタブレット端末配布、特別支援教育支援員の配置 等)
●子育てしやすい環境を整備する事業
(中学生までの医療費無償化、幼稚園預かり保育の実施 等)
●農林水産業の活性化を推進する事業
(新規就農促進事業、園芸産地整備事業、おおいた和牛生産向上事業 等)
●観光振興や文化財の保存・活用するための事業
(史跡杵築城跡保存活用事業、伝統的建造物群保存地区保存整備事業 等)
●安心・安全な生活環境を整備する事業
(急傾斜地崩壊対策事業、自然災害による農業用施設等復旧支援事業 等)
●大田地域唯一のガソリンスタンド存続事業
(合同会社おおた夢楽が運営する大田SSの地下タンクの改修等の支援事業)

皆様のご寄附を上記の事業に活用させていただいております。
心よりお礼申し上げます。
今後とも皆様の温かいご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

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