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【地域活性化】宿1軒の町に新生ゲストハウスが誕生

町に宿泊施設が1軒しかなかった高知県越知町では、オーナーと町と寄付者が協力。ふるさと納税を活用して、田舎の魅力を掘り起こす宿が完成しました。

人口5,600人余、高知県中西部に位置し、日本一の水質を誇る仁淀川が流れる越知町。東京で働いていた金原隆生(きんばらたかお)さんが、地域おこし協力隊として同町に移住したのは、2013年のことです。越知町は、仁淀川や日本最古の地質からなる横倉山など、その自然環境の豊かさを生かした観光事業に力を入れています。しかし、肝心の宿泊施設はたったの1軒。そこで、金原さんは新たなゲストハウス作りを計画します。

標高400mの集落に位置する築70年の古民家を金原さんや親族、地域おこし協力隊のメンバーで改修。「田舎だからこそ、田舎らしさで勝負したら面白い」と、「古きよき日本」をテーマに五右衛門風呂や囲炉裏、天然麻の蚊帳なども設けました。この改修費用に充てたのが、ガバメントクラウドファンディング(GCF)で集めた寄付金です。全国から賛同者約300人が集まり、目標額300万円を達成。「寄付者の想いが詰まったお金だから、より丁寧に使わせていただきました」と金原さんは話します。寄付金の使途が明確だからこそ通常のふるさと納税よりも寄付者から共感が得やすく、「応援」の側面が強いのもGCFの特徴といえます。

町の観光に明るい兆し

こうして2016年に完成させた「ゲストハウス縁—en—」。県外からの宿泊客が8割を占めますが、「応援の気持ちからか、町民の方もよく来てくれます。優しさから来てくれているのかな、と勝手に思っています(笑)」と金原さん。地域おこし協力隊時代に培った、観光の知識と地元の人たちとのつながりを生かし、宿泊客の要望に沿ったスポットやイベントなどを提案しており、「おかげで越知町を楽しめました!」との声も多く聞こえます。

また、フリーアコモデーション(宿泊施設の仕事をして無料で宿泊する)形態のヘルパーを随時募集しており、気軽に「お試し移住」の形を取ることも可能。「縁」ができたことで、越知町の課題でもある人口減少と宿泊施設不足が改善され、観光に明るい兆しが差し込んでいます。

天井の修復や竹垣の制作など可能な限り金原さんが自身で改修。徐々に完成していくゲストハウスを目の当たりにして「自分たちの力でもできるんだ」と町役場の職員も力をもらったと言います。

その透明度と青さから「仁淀ブルー」と称えられる仁淀川は流れが比較的穏やかなため、ラフティングやカヌーに最適。「縁」では3歳から体験可能なので、家族連れも多いそうです。

高知県越知町のふるさと納税について

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