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【地域活性化】世界でも珍しい温泉を資源に

世界でも珍しいといわれる独特な泉質の温泉が湧く、北海道豊富町。この町では、ふるさと納税の寄附金も、この温泉に関する事業に多く使われています。また都市部の自治体とも連携し、移住者増加にもつながっています。

寄附金で温泉施設を改修。お礼の品で湯治客も期待

北海道の北部、稚内市の南側に隣接する豊富町には、世界でも珍しいといわれる独特な泉質の温泉が湧いています。約90年前に石油掘削中に湧出した温泉は、油分を含んだ泉質で、乾癬(かんせん)やアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患に効能が高いといわれています。

ふるさと納税の寄附金も、この温泉に関する事業に多く使われています。2016年には、寄附金をもとに、町営の温泉施設「ふれあいセンター」の改修を行いました。「理由は、全国から湯治にお越しになる方々の費用負担を軽減するため。一定の条件はありますが、医療費控除を受けられる『温泉利用型健康増進施設』の認定を受けるためです」(豊富町総務課/ 能登屋将宏さん)

改修のおかげで、2017年には温泉利用型健康増進施設に認定され、施設の利用料金や往復交通費について、医療費控除を受けられるようになりました。こうして、さらに多くの湯治客が訪れるようになっています。

また、町のお礼の品には「豊富温泉宿泊助成」というものがあります。1万円以上の寄附で3000円の助成など、寄附金額に応じて宿泊費用が助成されるもので、交通費の医療費控除と合わせて、湯治にかかる費用負担の軽減を図っています。

東京都内でのPRイベントで、豊富温泉の認知度がアップ!

2017年2月、豊富町は東京都港区と連携し、区内の5カ所の銭湯で「豊富温泉体験WEEK」を開催しました。豊富温泉の濃縮温泉水を使い、港区内の銭湯で体験してもらおうというもので、この運営費にも寄附金が活用されています。

イベントは新聞やラジオなどにも取り上げられ、整理券を出すほどの盛況ぶりでした。23区内でイベントを行うことによって、豊富温泉を広く知ってもらうことにつながりました。こうして寄附金の一部を現地での湯治客の受け入れや都市部でのPRイベントの開催などに活用するとともに、豊富町の地域資源を活用して、都心で減少している銭湯の魅力を高めながら、ふるさと納税で豊富町を支援している地域へ還元することにもつながっています。

そして、最終的に目指すのは、移住者の増加。湯治を目的に1年以上豊富町で暮らす人を対象として、住宅費の一部補助と入浴料の免除を受けられる「湯治留学支援制度」にも、寄附金の一部が活用されています。

実際にこれまで豊富温泉に湯治に訪れた人の中には、その後、豊富町に移住した人もいます。その大半は20~30代。豊富町はもともと人口約4,000人、うち30%以上が高齢者という、過疎化・高齢化が進む町ですが、専門的なスキルを持つ若い世代が移住し、新たな仕事を生み出し始めています。たとえば、温泉コンシェルジュデスクでの湯治客へのアドバイス、住民向けヨガ教室のインストラクター、WEBサイトの構築、カフェの経営など。移住してきたイラストレーターのデザインが町のPRに役立つなど、外に向けて豊富町や温泉の魅力を発信する力にもなっています。

そういった流れをさらに推し進めるため、寄附金を活用して温泉の活性化につなげ、最終的には町の活性化につなげていこうという試みです。

ふれあいセンターの館内には温泉施設のほか、コンシェルジュデスク、食堂などもあります。湯治療養の場合は1回の料金で1日に何度でも入浴が可能です。

寄附金を活用してふれあいセンターの浴槽を改修。油分を含む泉質で、アトピー性皮膚炎のため10年以上も湯治に通っている人もいるといいます。

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