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【地域活性化】国際的な知名度を誇る葛飾北斎に特化した美術館を支援

2016年11月、日本が誇る江戸時代の絵師・葛飾北斎の生誕地である墨田区に「すみだ北斎美術館」がオープンしました。墨田区が「ふるさとチョイス」のガバメントクラウドファンディング(GCF)で募った寄付金を、施設整備や管理などの費用に充て、運営している公立美術館です。 墨田区では、同美術館に関するGCFを計14回実施し、寄付金総額は6億4000万円に(2018年7月現在)。第1弾の開館前の施設整備のためのプロジェクトに始まり、企画展など開館後も継続的な取り組みを精力的に続けています。

お礼の品には、江戸切子のグラスや裁ちバサミなど地元の伝統工芸・工業製品をモダンにアレンジした「すみだブランド」を用意し、好評を呼んでいます。ふるさと納税を通して全国に知ってもらうことで、職人の仕事の意欲もさらに上がっているそうです。

北斎の知名度から外国人観光客も多く訪れる

すみだ北斎美術館は、世界的に評価されている『富嶽三十六景』をはじめとする葛飾北斎の作品約2000点を所蔵・展示するとともに、90年に及ぶ生涯のほとんどを墨田区内で過ごした北斎と「すみだ」の関わりなども紹介。すでにオープンから50万人以上が訪れています。

特筆すべきは、北斎が西洋美術に与えた影響の大きさからか、外国人観光客が多いこと。美術館には英語を話せるスタッフが常駐し、各国語のパンフレットを用意。常設展示室に配されたタッチパネル式情報端末も多言語に対応しています。こういった設備などの充実が外国人観光客増加につながっていますが、これも寄付金という財源があってこそ。寄付者が美術館のサポーターという役割を果たしているのです。

同美術館の最寄り駅である両国駅周辺は、両国国技館やちゃんこ鍋店などもあり、江戸から続く文化が色濃く残るエリア。
そこにインバウンドの観光拠点となる同美術館が誕生したことで街全体の活性化へとつながっています。街の魅力をしっかりと把握し、目標を見据えて戦略的にふるさと納税を運用しています。

中国語(簡・繁体字)、韓国語、英語、フランス語と多言語に対応したパンフレット。外国人客でとりわけ多いのがフランス人。

東京都墨田区のふるさと納税について

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