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【地域活性化】ふるさと納税で子育てしやすく住みやすい町づくり。13年ぶりの人口増へ

北海道の十勝平野にある、北海道上士幌町では、ふるさと納税で「子育て・少子化対策夢基金」を設立。子育てに力を入れることでで移住者を呼び込み、13年ぶりの人口増を実現しています。

都会より快適で暮らしやすい環境のよさが移住者に魅力

広い空に色とりどりの熱気球が浮かぶ、北海道でも屈指の人気イベント「北海道バルーンフェスティバル」の舞台にもなっている北海道上士幌町。大雪山国立公園の東山麓に位置する自然豊かな美しい町で、ぬかびら源泉郷やスキー場もあり、北海道遺産にも選定された旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群など、観光資源にも恵まれています。

東京23区にほぼ匹敵する面積に、約5000人の町民が暮らしている同町は、牧場で飼育されている牛の頭数が3万4000頭と、人の数より牛の数の方がはるかに多い酪農王国です。

雄大な緑の大地に、のんびりと時間が流れている上士幌町ですが、少子化が進み、1955年をピークに人口は減少。高齢化率も高く、人口の自然減少が年々進んでいました。しかし、ふるさと納税とその寄附金を活用した子育て支援策や積極的な人口増への取り組みにより、2016年に13年ぶりに人口増になりました。しかも2016年、2017年と2年連続で人口が増加しています。十勝エリア19の市町村の中でも人口増を達成できたのは上士幌町ただ一つです。

寄附金を積み立てて「子育て・少子化対策夢基金」を設立

上士幌町がふるさと納税のお礼の品を始めたのは、2008年。日本一広い公共牧場である「ナイタイ高原牧場」、北海道内で最大の牛乳生産量を誇る「ドリームヒル」など、個性的な牧場がたくさんあります。そんな牧場で搾りたての生乳から作るアイスクリーム、また高品質な牛肉などでもともと定評があった上士幌町のお礼の品は、ふるさと納税でも全国的に人気を呼びました。お礼の品の増産によって町の産業は活気づき、加工場も新設され、新たな雇用につながっています。

さらに町は寄せられた寄附金の一部を積み立てて、子育て支援・少子化対策に充てる「子育て・少子化対策夢基金」を設立しました。「地方に住みたいという若い夫婦にとって、安心して子育てができること、教育の環境が整っていることは何より大切。子どもたちが健やかに育っていく町、子どもの個性を伸ばしていく教育が受けられる町になれば、子育て中の家族が関心を持ってくれます」という竹中貢町長。

これまでにも限られた財源の中で数々の子育て支援策を実施してきましたが、ふるさと納税の寄附金を活用することになってからは、より思い切った施策が実施できるようになりました。中学卒業時までだった医療費無料は高校卒業時まで延長することになり、予防接種にかかる費用も給付するようになりました。

さらに上士幌町の寄附金活用で注目を浴びたのが、2015年4月施行の子ども・子育て支援新制度を受けて設立された、町立の認定こども園「ほろん」の10年間の無料化です。千葉から上士幌へ移住してきて子どもを保育園に預けている内田結花さんは、「先生のほかにも大人がたくさん関わっていて、見守る対応がしっかりしているなという印象があります。給食が無料なのもすごく助かっています」と語っています。

また、教育のソフト面についても、質の向上に取り組んでいます。幼児期から異文化コミュニケーションに親しむ機会を作るため、認定こども園にネイティブの外国語講師を招へい。小学校では少人数学級の実現に加えて、音楽や体育の専門教師を町が雇用しています。図書館や生涯学習センターなどの施設や、子どもたちの足であるスクールバスも整備しており、教育や文化面での充実は移住を検討している人たちにとっても、大きな魅力となっているようです。

大都市圏住民との交流やシニア世代の活躍の舞台も

加えて、上士幌町では人口を増やすため移住の促進も積極的に行っています。その施策の一つとして、大都市圏に住む人々との交流の場を作り、まずは町のことを知ってもらうことに力を入れています。

2014年には、町にふるさと納税をした寄附者を対象に「ふるさと納税大感謝祭」を東京で実施。当時、このような催しを自治体が単独で開催する事例はほかになく、大きな話題を集めました。それ以後も東京や大阪で、都市圏の人々に上士幌町を知ってもらうイベントを毎年継続して開催してきました。

2017年には東京・日本橋で「上士幌まるごと見本市」を開催。会場内の「しごと発見エリア」では求人情報の提供や起業の相談会を行い、農業ブースでは牛乳の試飲やバター作りを体験できるようにしました。そして「暮らし相談エリア」では住宅の紹介や先輩移住者の話を聞けるブースを用意。さらに子育てブースもあり、ふるさと納税を活用した子育て支援制度を
紹介し、どんな世代にも対応できる移住相談会といったイベントになりました。当日は前述の「ふるさと納税大感謝祭」も同時開催し、人気のお礼の品を用いた料理の提供や、上士幌の自然を体験できるワークショップなども催しました。

さらに「上士幌まるごと見本市ツアー」と題し、寄附者を上士幌町に招き、上士幌での生活を体験してもらう企画を実施しました。2017年9月から2018年3月にかけて行われた計3回のツアーで、全国各地から94名の寄附者が上士幌町を訪れました。ツアーでは、移住した後の上士幌での生活をイメージできるよう、町内の住宅や農業現場などを視察してもらったほか、住環境や雇用、福祉なども紹介。熱気球の体験搭乗や、夜空に浮かぶ熱気球をライトアップする「バルーングロー」も楽しんでもらったのは、熱気球の町ならではです。

この成果について、上士幌町企画財政課の梶達さんは「今回のまるごと見本市ツアーでは町内の見学のほかに、先輩移住者の方たちとの交流の機会も設けて、実際の移住に向けてのイメージをふくらませていただきました。そのかいあって、参加者の約8割が『移住や二地域居住を検討したい』と回答してくださって、今後の移住者増への手応えを感じています」と話します。

移住者を呼び込むために丁寧に動線を引く政策

より具体的に移住を検討している人に対しては、移住体験ができる「おためし住宅」という制度を用意しています。1週間~1カ月という短期利用から、1カ月~1年までの中長期というオプションもあり、実際に町での暮らしが体験できます。基本的な家具や電化製品から食器に至るまで、日常生活に必要なものはほぼ揃っているので、気軽にトライできるのがポイント。

「移住はしてみたいけど、実際に暮らしてみないとわからない」「移住先の住居を探すために長期滞在したい」といったニーズに応えるもので、全国から多くの人が「生活体験モニター」として訪れています。

さらに町は現在、元気でゆとりある老後を過ごせる「生涯活躍のまち」という目標を掲げ、シニア世代への町の魅力のアピールにも積極的です。今後のアクティブシニア層の増加を見据え、リタイア後の生活を楽しめる移住先として、また二地域居住の候補地として、魅力ある町づくりを目指しています。「まちなか生涯活躍のまち」と名付けて、町内の中心エリアに、クリニックや福祉施設、温泉、住民・異世代交流ができる拠点を整備。「食」「憩い」「楽しみ」「健康」「居場所」など、健康的で豊かな暮らしをサポートする目的で使用されています。また、現役時代の専門性を生かせる職業や、ボランティア活動などを通じて、地域で活躍してもらえる場の提供も行っています。

ふるさと納税をきっかけに、お礼の品の加工場が新設されて雇用が創出されただけでなく、その寄附金を原資として町の設備を整備。そうすることで町の活力を取り戻し、それらの情報をうまく全国に発信しました。 さらに、賃貸の集合住宅などを作り、都市部からの移住者を受け入れる準備を整えていっている上士幌町。「施策の打ち出し」と「実行」のよいサイクルが出来上がり、ますます人口の増加が加速していきそうです。

【移住者インタビュー】地域の人に囲まれてのびのび!

主人、小学校6年生と3年生の息子、年長の娘と私の家族5人で2018年の春、埼玉県から移住しました。「上士幌まるごと見本市」や移住相談会に何度も参加し、2017年春に「おためし住宅」で生活を体験。移住を決意しました。移住に伴う収入の減少は不安でしたが、子育て支援の手厚さや都心に比べて安い住宅費のおかげで、心配はありませんでした。

移住してよかったなと思うのが、地域の人の温かさです。隣近所をはじめ、たくさんの大人たちが子どもを見守ってくれているように感じています。子どもたちも外で遊ぶ機会が増え、のびのびと生活しています。
(2018年春に移住、小嶋亜紀さん)

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