印傳の山本「合切袋 ”黒” 大」

400年来の伝統技術と、
現代的なセンスを融合
印傳の山本 山本 裕輔さん

合切袋 “黒” 大 山梨県甲府市

注文は三か月待ち。鹿革に漆で柄をつける甲州印伝の技術を受け継ぐ山梨の会社が注目を集めています。確かな技術をベースに現代のライフスタイルを取り入れ、伝統のアップデートに挑戦する「印傳の山本」。三代目・山本裕輔さんに、アイコンとも言えるオールブラックの「合切袋」誕生までのお話しを伺いました。

【印傳の山本】藤巻百貨店別注 合切袋(黒・富士山) チョイス限定

山梨県甲府市

【印傳の山本】藤巻百貨店別注 合切袋(黒・富士山)

73,000円

在庫: あり

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【印傳の山本】藤巻百貨店別注 合切袋(黒・とんぼ) チョイス限定

山梨県甲府市

【印傳の山本】藤巻百貨店別注 合切袋(黒・とんぼ)

73,000円

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漆のツヤを引き立たせる
艶やかな黒

西暦400年代に高麗から伝わったとされる「鹿革」の加工技術。応仁の乱以降、軽くて丈夫な鹿革は武人に重宝され、武田信玄も愛用した素材です。「初代である祖父は甲州印伝の伝統技術を守りながらも、それまでなかったビビッドカラーを取り入れるなどチャレンジ精神旺盛でした」と三代目で代表の山本裕輔さん。元は女性の持ち物だった合切袋(がっさいぶくろ)の優しげなイメージを一新するようなオールブラックの別注モデルからは、色気すら漂います。「合切袋のコキ(ひも通し)は明るいベージュが主流ですが、オールブラックで仕上げることで漆の柄、ツヤがより引き立つ仕上がりとなりました」。既成概念にとらわれないものづくりは、同社の精神と言えます。

伝統工芸士の技術力で
ニーズを具現化

馬具や武具に描いていたことから、縁起柄が好まれる印伝。ブラックにはモダンな富士山と武田家の家紋、吉祥文様「七宝」を組み合わせたモノグラム、グレーには勝ち虫と言われる「とんぼ」の紋様が踊ります。「トンボのボディは黒漆を浮かび上がらせたダークグレー。印伝の世界では非常にめずらしい色です」と代表の山本さん。他にはない絶妙なカラーは、日本で唯一「甲州印伝の伝統工芸士(総合部門)」を持つ山本さんの技術があってこそ実現できたもの。洗練された印象で、和装からビジネススタイル、カジュアルルックまで様々なシーンにはまります。「僕たちの仕事はアーティストではなく、お客様のニーズを具現化するもの。時代のトレンド、需要は常に意識しています」。

30年後も愛用できる鹿革素材

「いっさいがっさい」持ち歩けることからその名前がついた合切袋(がっさいぶくろ)。スマートフォン、長財布、タブレット端末…その名の通り、必需品をスマートに持ち歩けます。愛用するほど革は手に馴染み、口元の部分の色柄が剥がれて生まれる「深み」も印伝の楽しみ。「何十年も売っていますが、『破けた』という声は聞きません。鹿の革なので耐久性が高く、衝撃にも強い作りです」と山本さん。手に提げるだけでなくバッグインバッグや、長めの紐に付け替えショルダーバッグとして使うなど、アレンジできるのも魅力だと教えてくれました。かつて武将達が好んだ縁起柄は、現代では仕事の成功を祈って購入される方も多いそう。ビジネスシーンでの贈り物にもおすすめです。

【印傳の山本】藤巻百貨店別注 合切袋(黒・富士山) チョイス限定

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画像提供元:株式会社caramo 藤巻百貨店

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「“日本のものづくり”を誰よりも愛し、その素晴らしさを地方から日本全国へ、 さらには世界へ広めていきたい」 カリスマバイヤー・藤巻幸大氏の“もの”に対する思いを根幹に据え、 2012年に創業された厳選セレクトショップです。 氏の逝去後もなお、“藤巻幸大イズム”を継承する目利きバイヤーが選りすぐった “日本の逸品”のみを取り扱っています。