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日本のロボット開発競争力向上のために、子どもによる子どものための「子どもが楽しいと思える」プログラミング教室を開催したい

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 2,394,000

47.8%

目標金額:5,000,000

達成率
47.8%
支援人数
49
終了まで
受付終了

兵庫県神戸市(ひょうごけん こうべし)

寄付募集期間:2019年12月2日~2020年2月29日(90日間)

兵庫県神戸市

プロジェクトオーナー

「子どもだから、子どもが楽しいと思えるプログラミングを教えられる」という考えのもと、自らプログラミングのテキストを製作し、部活や文化祭で子どもを対象としたプログラミング教室を開催している高校生が神戸市にいます。

彼の名前は、武藤熙麟(むとうひかる)君。神戸市東灘区の灘高等学校に通う、高校2年生です。

今回のクラウドファンディングは、武藤君のプログラミング教室をより多くの子どもたちに体験してもらうことで、神戸市のITエンジニア育成環境醸成への1歩とするとともに、SDGsの「教育/質の高い教育をみんなに」「イノベーション/産業と技術革新の基礎をつくろう」に取り組みます。

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このプロジェクトでは、プログラミング教室の参加権・テキスト等、お礼の品を準備しております。

お礼の品のお申込は12月中旬から受付開始予定です。ご希望の方は、お礼の品の申込が開始されてからお申込ください。

(はじめにご寄附のみお申込いただき、後からお礼の品を追加することはできません。)

神戸を、ロボット開発者が育ち集まる街に!

プログラミングを好きになり、職にできる街をつくる

神戸市は、神戸経済の持続的成長のために起業家を自然と生み出す仕組みの構築を目指し、ITを活用したスタートアップ支援に2015年から取り組んでいます。

スタートアップ支援をはじめた背景のひとつが、神戸市外への人口流出問題です。なかでも私たちが注目したのは、就職のために首都圏へ移住する若者たち。若い世代が「やりたい!」と思える仕事が神戸にないのだったら、それを創っていこう!そんな想いで、若者自身が自分のやりたい仕事を創造できるようになるための様々な支援プログラムをこれまで実施してきました。
 

支援事業に取り組むなかで分かってきたのは、成功しているスタートアップはエンジニア主導のタイプが多いということ。しかし、神戸にはエンジニアが少ないため、市外からの誘致や市内での育成が必要だと考えています。

今回のクラウドファンディングでは、「このままでは日本はプログラミングの世界からどんどん遅れてしまう!」という危機感を持ち、「子どもが子どもに教えるプログラミング教室」に取り組んでいる高校2年生の武藤君とともに、これからの神戸を創造するための第一歩を踏み出したいと考えています。

ロボットを組み立てて、動かしてみよう!

高校2年生が、さらに若い世代を育てる教室

今回のガバメントクラウドファンディングの目的は、子どもによる子どものための「子どもが楽しい!」と思えるプログラミング教室の開催と、子どもたちが持続的にプログラミングを学ぶきっかけづくりです。

プログラミング教室で講師を務めてくれるのは、神戸市東灘区にある灘高等学校に通う武藤熙麟(むとうひかる)君(2年生)。

2019年7月にオーストラリア・シドニーで開催された「ロボカップ2019 世界大会」のジュニア・レスキューシミュレーション部門でチーム優勝するなど、日本のエンジニアリングの未来を担う若者のひとりです。

武藤君は小学生の頃に学校で配布されたチラシをきっかけにロボットプログラミングをはじめ、中学校に進学。

しかし、入学先にロボットプログラミングをしている生徒がいなかったため、自らテキストを作りプログラミング教室を開催して仲間を集めてしまったそうです。これほどの情熱と行動力を持つ彼は、中学3年生の時に神戸市のスタートアップ支援事業のひとつ「シリコンバレー派遣交流プログラム」に歴代最年少で参加してくれました。

それまでにもプログラミング大会出場のために他のアジア国々へ足を運び、世界と日本のプログラミングに対する熱気の差を感じ「このままでは日本はプログラミングの世界から置いてきぼりにされてしまう!」という危機感を持っていた彼は、帰国後の報告会でなんと神戸市の久元喜造市長に「小中学校でプログラミング教室をもっと開催すべきです!」と直談判。その瞬間から今回の取り組みは始まっています。

■2020年5月頃の開講を目指します!

武藤君の想いの実現を、しっかりサポートします

【寄附金の使い道】
小学生が参加できる、無料の子ども向けプログラミング教室を、神戸市内で開催します武藤君はすでに文化祭などで、自らロボットプログラミンク教室を開催していますが、より多くの子どもたちにプログラミングの楽しさを体感してもらうためには、もっとたくさんのテキスト教材とロボット資材、さらにそれを作るための費用が必要です。そのため、みなさまからのご支援の多くは教材製作費として使用させていただき、残りは会場設備費等に使わせていただきます。

※目標金額に達しなかった場合でも、集まった寄附金額に応じて教室を開催します。目標金額以上に寄附いただいた場合は、よりたくさんの子どもたちが体験できるように、複数回の教室を開催します。

【事業実施のスケジュール】
・2020年ゴールデンウイーク頃に第1回ロボット・プログラミング教室開催を目指しています。

武藤君の想いの実現を、しっかりサポートします

はじめやすく、続けやすい環境をつくる!

金銭的ハードルを下げ、モチベーションは上げる

左:武藤君/右:一緒にとりくむ次期リーダーの中学生

武藤君は、プログラミング教室で使用するオリジナルのテキスト教材づくりが「ロボットを動かすのと同じくらい楽しい」と語ります。

その言葉の裏側にあるのは、将来的に講師がいなくてもテキスト教材を読むだけで誰でもロボットを動かせるようにし、ロボットプログラミングを体験するための初期コストをできるだけ下げ、より多くの子どもたちに体験機会を与えたいという武藤君の願い。

また、武藤君は「競うことが一番のモチベーションになる。負けたら悔しい、だから自然と改善しようとする。その繰り返しが大事で、それを繰り返せる人が優れたエンジニアになれる」とも言い、プログラミング教室の生徒同士が技術を競う大会を開催し、そこに出場するまでをプログラミング教室のパッケージにするつもりです。

きっと彼の脳裏には、プログラミングが身近にある街で優れたエンジニアが育ち、国際的競争力が自然と生まれる街の仕組みが、すでにプログラミングされていてるのだと思います。そこでいま必要なのが、私たち大人のサポートなのではないでしょうか?

みなさまからのご支援で、神戸の未来が動き出します。どうか武藤君のプログラミング教室開催実現に向け、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

事業に携わる方の思い

神戸市 ITイノベーション専門官 吉永 隆之

■学びの連鎖を生み出そうとしている武藤君に、ぜひご支援を。

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武藤君との出会いは、まさに「これから神戸をスタートアップが集まる街にしよう」と動き出した絶好のタイミングでした。

まだ高校2年生にも関わらず、日本のエンジニアリングの未来を考え、自分よりさらに若い世代を育てるための行動を起こしている彼の姿に、私同様多くの大人が心を動かされることを期待しています。

学びの連鎖を生み出す取り組みに、ぜひご支援ください。

graf 代表/クリエイティブディレクター 服部 滋樹

■返礼品は、10年後に届くかもしれません。

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神戸市はふるさと納税のあり方を見直し、返礼品ありきの現状から「市民の活動を支援する」ための仕組みとして運用していくことをいち早く決断されました。

私も、今回このプロジェクトの立ち上げにディレクターとして関わらせていただいています。

おじいちゃん・おばあちゃんが孫にするように、みんなで未来を創っていくための勇気ある実験だと感じています。

10年、20年後の神戸の姿が返礼品の代わりだと思って、ぜひご支援ください。

寄附者の皆様へ

武藤 熙麟君からのメッセージ

武藤熙麟君(左)

日本の次世代を良くするために、よりよい教材を作り、プログラミング教室を開催します。

子どもの視点から作った子どものためのプログラミング教材で、きっと僕たちより若い世代の未来を明るく豊かにできると信じていますので、ぜひ僕たちの取り組みにご支援ください。

僕たちは、全力で子どもたちのためにがんばります!

このプロジェクトのお礼の品の受付を開始しました(2019年12月18日)

【注意事項】

このプロジェクトでは、プログラミング教室の参加権・テキスト等、お礼の品をご用意しております。
ご希望の方は、申し込み時にお礼の品をご選択ください。
(後からお礼の品を追加することはできません。)

現在進捗情報はありません。

兵庫県神戸市

「子どもだから、子どもが楽しいと思えるプログラミングを教えられる」という考えのもと、自らプログラミングのテキストを製作し、部活や文化祭で子どもを対象としたプログラミング教室を開催している高校生が神戸市にいます。

彼の名前は、武藤熙麟(むとうひかる)君。神戸市東灘区にある灘高等学校に通う、高校2年生です。今回のクラウドファンディングは、武藤君と神戸市が協力して、彼のプログラミング教室をより多くの子どもたちに無料で体験してもらうことをめざしています。

プログラミング教室を通じて、神戸からITエンジニアや起業家が育つ風土を醸成する一歩とするとともに、SDGsの「教育/質の高い教育をみんなに」「イノベーション/産業と技術革新の基礎をつくろう」に取り組みます。