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絶滅危惧種タンチョウの舞う釧路湿原で豊かな森を未来に残すために。「日本で最も美しい村」発、森林整備プロジェクト!

カテゴリー:自然・環境 

寄付金額 35,000

1.1%

目標金額:3,000,000

達成率
1.1%
支援人数
1
終了まで
221
/ 221

北海道鶴居村(ほっかいどう つるいむら)

寄付募集期間:2026年6月25日~2027年1月31日(221日間)

北海道鶴居村×YAMAP

プロジェクトオーナー

北海道鶴居村は、日本最大の湿原「釧路湿原」の玄関口に位置し、タンチョウをはじめとした多様な生き物たちの貴重な生息地です。しかし近年、この貴重な自然が少しずつその姿を変えつつあります。
かつて人の手が入ったことで荒れてしまった森林や、外来種の侵入による植生の変化、湿原周辺の森林環境の劣化が進行しています。このままでは、湿原に暮らす動植物や、そこから恩恵を受けてきた人々の暮らしにも影響が出かねません。
本プロジェクトでは、釧路湿原に隣接する森林の整備・再生を通じて、湿原本来の生態系を守り、次世代に健全な自然環境を引き継ぐことを目的としています。
みなさまからの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

日本で最も美しい村「鶴居村」とは

鶴居村は、北海道東部の釧路管内に位置する自然豊かな村で、「日本で最も美しい村」連合に2008年に加盟しました。特別天然記念物「タンチョウ(鶴)」が棲む場所として知られており、国際的にも貴重な自然環境を守りながら暮らす村として注目されています。
鶴居村の基幹産業は酪農であり、農業生産基盤の整備や酪農経営の近代化などに取り組みながら、北海道で国内の食料自給確保のため、地域を挙げて良質な生乳生産に努めています。
また、釧路湿原国立公園の上流域に位置する鶴居村では、兼ねてから自然環境に配慮した森林施策を行うなど、林業が盛んな村でもある他、その自然環境を活かした観光にも力を注いでいます。

太古から続く命のゆりかご。釧路湿原が教えてくれる「自然との距離感」

かつて、この広大な湿原は、「不毛の地」と呼ばれた時代がありました。しかし、その広大で冷涼な環境は、氷河期から生き残った動植物たちにとって最後の聖域となりました。
特に、一時は絶滅したと思われた特別天然記念物「タンチョウ」が再び命を輝かせたのは、この湿原の厳しい自然と、それを囲む豊かな森林が奇跡的に守り抜かれてきたからです。

しかし、釧路湿原を取り巻く環境は、静かに、そして深刻に変化しています。
かつて人間との共生の中で管理されてきた森の一部は、時代とともに手入れが滞り、鬱蒼(うっそう)と茂ることで、かつての湿原の境界線を侵食し始めています。
湿原はただそこにあるだけでは維持できません。湿原に流れ込む水のバランス、そして周囲の森林が適切に保たれて初めて、この「奇跡の風景」は維持されるのです。

今、鶴居村が行っているのは、単なる木の伐採ではありません。
歴史が育んできたこの広大な湿原を、次世代へバトンタッチするための「自然の調律」です。
太古からの歴史を受け継ぎ、タンチョウが舞うこの場所を、もう一度、人と自然が正しく寄り添えるフィールドへと戻す。

この挑戦は、鶴居村だけの歴史ではありません。この湿原を愛する、あなたとともに書き換える新しい歴史の始まりです。

紹介動画(釧路湿原国立公園)

鶴居村の林業について

鶴居村の林業は、他の地域とは少し違う風景の中で営まれています。
私たちの村の背後には、ユネスコエコパークにも登録されている「釧路湿原国立公園」という、世界でも類を見ない広大な湿原が広がっています。
ここで林業に携わるということは、木を育てることと同時に、この広大な湿原を守る「防人(さきもり)」としての役割を担うことでもあります。

一般的に、林業は「木材を生産し、経済を回すこと」が主目的です。
しかし、鶴居村の森は、釧路湿原に流れ込む水の浄化や、タンチョウの繁殖地として不可欠な「緩衝帯(バッファーゾーン)」としての機能を果たしています。

この森が健全でなければ、湿原へ流れ込む水の質は変わり、タンチョウの生活環境も脅かされてしまいます。
つまり、鶴居村の森の一本一本は、湿原という巨大な生命維持装置の「パーツ」なのです。

私たちは、木材としての生産性と環境保全という公益性のバランスを常に模索してきました。
急斜面や湿原に隣接するデリケートなエリアでの作業は、最新の技術と、長年この地に根付いた職人の知恵の両方を必要とします。

「たくさん伐って、たくさん売る」ことよりも、「森の健全さを保ち、湿原との境界を美しく守る」こと。
この姿勢こそが、鶴居村の林業のプライドです。木を切り出す音が、やがて森に新しい風を呼び込み、その風がタンチョウの羽ばたきを後押しする。
そんな循環の中に、鶴居村の林業の仕事はあります。

私たちは、単に木を扱っているのではなく、釧路湿原という「世界遺産級の景観」を、林業という確かな技術で次世代へとつないでいるのです。

「収穫」の林業から「調律」の林業へ

かつての林業は、木材を生産し、経済的な価値を最大化することが使命でした。
しかし、釧路湿原という特別な環境を抱える鶴居村において、林業の役割は大きく異なります。
鶴居村で行う森林整備は、いわば、森の「調律」です。
湿原を取り囲む森が過密になりすぎると、そこには滞った空気が生まれ、タンチョウが空から見下ろす視界は遮られ、湿原へ流れ込む水脈さえも変化してしまいます。
森が本来の健全な姿を失うことは、湿原の生態系そのものが緩やかに失われていくことを意味します。

「タンチョウ・ファースト」という独自の選木基準

鶴居村の林業従事者たちは、伐採の現場で常に「この木を伐ることで、タンチョウの飛来ルートはどう変わるか?」を自問しています。
・視界の確保: タンチョウが外敵を早期に発見し、安心して繁殖行動に集中できるよう、見通しの良い林床環境を整えます。
・多様な樹種の育成: 針葉樹に偏らず、湿原の湿気や風の通り道を考慮した広葉樹との混交林を目指すことで、年間を通じてタンチョウや多くの野生動物が身を隠せる多様な森を形成します。
・湿原への負荷低減: 重機に頼りすぎない丁寧な間伐や、伐採後の枝葉を活用した土壌流出防止など、湿原の繊細な土壌を傷つけない「低負荷な作業」を徹底しています。

「木を活かす」ことで、循環は完成する。
こうして整備で切り出された木材は、ただ廃棄されるのではありません。村内の公共施設やタンチョウの巣箱、あるいは地域を支える燃料として活用し、森の恵みを地域に還元する仕組みを整えています。
「森を整える」ことは、単なる自然保護のボランティアではありません。
これは、先人たちが守り続けてきた湿原の景色を、私たちが次の百年に手渡すための、責任ある「産業」としての挑戦です。
私たちの手の中にあるチェンソーは、木を切り倒すための道具ではなく、湿原の未来を切り拓くための「鍵」なのです。

あなたの想いが、鶴居村の未来を変える

釧路湿原の霧の向こうで、今日もタンチョウは力強く羽ばたいています。
その姿は、この湿原が何万年もの間、多くの命を育み続けてきたことの証明です。
しかし、その「奇跡」は、決して当たり前にあるものではありません。
豊かな森林と広大な湿原が手を取り合い、人の手による丁寧なケアが重なって初めて維持される、非常に繊細なバランスの上に成り立っています。
鶴居村が進める「保全林業」は、過去から受け継いだ景色を、そのまま次の世代へ引き継ぐための誓いです。
木を伐るという営みが、森に光を呼び込み、タンチョウの住まいを整え、湿原の水を浄化する。鶴居村の森では、今、林業と環境保全がひとつの循環として回り始めています。

あなたがこのプロジェクトを通して寄せてくださるご支援は、単なる資金ではありません。
「タンチョウが舞う湿原を、未来に残したい」という、あなたの想いそのものです。
あなたのその想いが、鶴居村の森を動かし、やがて空を舞うタンチョウの羽ばたきとなって、この釧路湿原の歴史に刻まれます。
どうか、私たちと一緒に、鶴居村の未来を創り上げてください。

寄附金の使い道

いただいた寄付金は、釧路湿原をはじめとする鶴居村森林整備プロジェクトに充てさせていただきます。
・森林整備(間伐・植林・案内板補修整備など)
・安全対策(倒木処理・斜面の補強)
・サスティナブルな観光推進(自然資源の保全と利活用)
・釧路湿原国立公園に関する、宮島岬やキラコタン岬の整備

※目標金額に達しなかった場合でも、目標金額以上の寄附をいただいた場合でも、森林整備プロジェクトにかかる費用に使わせていただきます。

現在進捗情報はありません。

北海道鶴居村

ひがし北海道に位置する鶴居村は、人口約2,500人の小さな村で、村名の由来ともなる特別天然記念物タンチョウ(鶴)をはじめ、希少な動植物を育み多様な生態系を維持する日本最大の湿地「釧路湿原国立公園」を有する自然環境豊かな村です。村の最大の魅力は、その「美しさ」です。雄大な自然に囲まれ、牧草・森林地帯が広がるのどかな村で、「日本で最も美しい村」連合にも加盟しています。