2021/08/06 （金） 09:12

北海道 夏の風物詩といえば･･･

今年もこの景色が見られて幸せです！ 北海道ファンの間では、すっかりお馴染みのこの花畑･･･
今や夏の北海道を代表する景色となった中富良野町「ファーム富田」さんの “彩りの畑” です。

　ラベンダーと夏の花々のコラボレーション。
「彩りの畑」 がまるで虹のような見頃を迎えるのは、だいたい7月の中旬頃から下旬頃です。
お花の開花はその年の天候にもよりますが、早咲きのラベンダーは6月の中旬頃から少しずつ蕾が膨らみ始めます。最盛期は7月に入ってからですが、遅咲きのラベンダーであれば8月の上旬頃まで見ることができます。

　今回は、我が町が誇る美しい花畑「ファーム富田」さんをご紹介します。

＜ファーム富田＞
住　所　：　中富良野町基線北15号
電　話　：　0167 39 3939


　「彩りの畑」は、毎年お花を植え換えているので、その年によって色合いが異なります。
なので、ファーム富田さんのスタッフさんは、写真を見ればどの年に撮影されたものかすぐに分かるらしいです。
違う年の記念写真をアリバイ工作には使えませんので、お気をつけください！

花畑のお手入れ中･･･
暑い中、お疲れ様です。

　ファーム富田さんは、花畑を美しく手入れするだけではなく、周りを囲む景色との調和もとても大切にされています。時には、エゾマツやトドマツ、しらかば、ポプラなど、森の木々にも注目してあげてくださいね。
敷地内の木や木の根っこも簡単には切りません・・・

どうしても排水路が必要な場所もこの通り･･･

自販機も周りの景色に溶け込むように緑色に統一されています。
飲料メーカーさん、ご協力ありがとうございます！

「山の彩りの畑」のポピー
赤のグラデーションが美しい～

今度は紫のグラデーション
一言でラベンダーと言っても、いろいろな種類があるんです。

そういえば、ドラマ「北の国から」のロケ地になったラベンダー畑はここ「トラディショナルラベンダー畑」でした･･･
五郎さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。。。

国鉄（現在のJR）のカレンダーで紹介され、北海道ラベンダー観光のきっかけとなったラベンダー畑も、ここでした。
（ラベンダーの見頃は、その年の天候により多少前後しますが、７月上旬～8月上旬頃までとなっております。）

働くシャチョー発見！

ファーム富田さんは見所がたくさんありすぎて写真を撮り過ぎちゃったので、まとめてアルバムにしちゃいました～

亡くなった先代が書かれた文字の看板もあります。
実は･･･　先代は、私が子どもの頃に通っていた書道教室の先生のお一人でした。

希少な国産ラベンダーオイルの一つは、ここで作られています。

　先代は、香水の作り方を学ぶためにフランスのプロバンス地方と熱心に交流をもったことが縁で、南フランスのラベンダー生産者組織から、1990年10月13日、「ラベンダー修道騎士」(ラベンダーナイト) の称号を授与されました。
また、ラベンダーオイル品評会においても、ファーム富田の「ラベンダーオイルおかむらさき」は第1位を獲得しています。

　その後も南フランスとの交流は続いており、2019年には「ラベンダー修道騎士」の称号を改めて授与されました。
親子２代に渡っての授与です。
おめでとうございます！

倖の畑と十勝岳連峰

　花畑や小径、東屋、香水の名前などに使われている「倖（さきわい）」という言葉には、ファーム富田を訪れる方々の倖せ（しあわせ）を願う気持ちと、先代を支えられた奥様「幸子」さんへの感謝の気持ちが込められているそうです。

ご夫婦の遺志は、これからも末永く受け継がれていくことでしょう。。。

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