2024/07/12 (金) 16:54
全国でも希少な品種! 清水ファームの黄色いメロン

メロンの果肉は青肉と赤肉の2種類が一般的。
どちらの色も甲乙つけ難い美味しさですが、
果皮は基本的には緑ですよね。
しかし、実は果皮が黄色いものも存在するのです!
今回はそんな黄色いメロン、黄美香を育てている
「清水ファーム」をご紹介します!

清水ファームさんはご夫婦で運営されています。
清水さんは現在4代目。
初代は四国から移住してきた開拓民だったとのこと。
当初は今の圃場より山寄りの土地で営んでいましたが、
清水さんが継いだのを機に現在の圃場に移転。
自然豊かな土地での栽培が清水ファームの強み!
取材時も鳥の鳴き声が取材班を癒してくれていました。

基本的に種まきと収穫はご夫婦でされており、
苗の芽の先を摘んで側芽を発生させる作業(摘芯)など、
作業量が多く大変な時期にだけ
農業ヘルパーにお願いします。
作業の負担を軽減しています。
昨年中富良野町の補助金を利用して、
スマート農業を導入し、
ハウスの開閉作業を自動化。
温度管理を任せられるようになって
負担が軽減されたと笑顔を見せてくれました。

自信をもって「美味しい」を届けるために
農業は4代目ですが、メロン栽培は清水さんで2代目。
種子メーカーとの情報交換で知った品種を
試すこともあるなど、チャレンジ精神もお持ちです。
現在栽培しているメロンはみんな、清水さんが実食し、
美味しいと感じたものを厳選しているそうです。
ふるさと納税に出品してくださっている黄美香も
そんな品種の模索途中で出会ったと話してくれました。

メロン栽培で稼働しているビニールハウスは11棟。
赤肉と青肉どちらも栽培されています。
青肉は黄美香と他1種、
赤肉はルピアレッドとティアラです。
その他にも清水さんが「良い」と思った品種が
ビニールハウスの中で育っています。

市場でもめったに出回らない!?黄美香ってどんなメロン?
黄美香は果皮の割れが出やすいため、
全国的に市場に回ることが少ない希少品種です。
果皮は黄色く、表面に細かいネットが入るのが特徴で、
青肉系の果皮とのコントラストは
思わずうっとりとしてしまうほど。

黄美香の特徴は果皮が黄色いだけではありません。
糖度はなんと、18度!
しかし同時にそんな強い甘さを
しつこいと感じさせない爽やかさを持ち合わせています。
そのため、希少品種ながらも根強いファンがおり、
毎年清水ファームに直接足を運ぶお客様もいるそうです。
中には大量に購入したメロンを冷凍保存し、
1年ほどかけてゆっくり味わう方もいるのだとか。

たくさんのメロンを食味し、その中でも黄美香が一番だと
清水さんはおっしゃっていました。
そんな黄美香の収穫時期は7月~8月のお盆前まで。
市場ではなかなか手に入らない黄美香を、
今年はぜひ味わってみてはいかがでしょうか?
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