喜界島の”今“を記録したサンゴ図鑑 【喜界島】海と陸の造礁サンゴ図鑑
喜界島は島の大半がサンゴ礁でできており、現在も年間約2mmずつ隆起をし続けている世界にも類を見ない「隆起性サンゴ礁」の島です。
そんな喜界島の‟今”を記録したサンゴの図鑑が完成しました!
喜界島のサンゴ図鑑は、サンゴ礁科学研究所に子どもたちから寄せられた
「喜界島には何種類のサンゴがいるのだろう?」という疑問から制作が始まりました。
図鑑には調査で見つかった150種類以上のサンゴを種類ごとに生時、骨格の写真と共に解説しています。
まさにサンゴの魅力がつまった図鑑です!
大人から子供まで幅広い年代が簡単に利用でき、サンゴに親しみが持てるように工夫を凝らして作成しました!
編著者:深見裕伸、佐々木圭一、磯村尚子、北野裕子、藤井琢磨
発行元:特定非営利活動法人 喜界島サンゴ礁科学研究所
▲喜界島 海と陸の造礁サンゴ図鑑▲
世界でも稀有な隆起サンゴ礁の島、「喜界島」を総合的に理解できる1冊です!
「喜界島」は、鹿児島県・奄美群島の北東部の洋上にある面積約56平方kmの島です。 島の大半がサンゴ礁でできており、現在も年間数mmずつ隆起をし続けている世界にも類を見ない「隆起性サンゴ礁」の島です。 島内には高い山や河川がなく、全体がなだらかな丘陵で構成されています。
喜界島の今を記録したサンゴの図鑑が完成!
喜界島のサンゴ図鑑はサンゴ礁科学研究所に子どもたちから寄せられた「喜界島には何種類のサンゴがいるのだろう?」
という疑問から制作が始まりました。喜界島がある海域は、亜熱帯と熱帯の境界線に位置しています。地球温暖化の影響で日本各地のサンゴの種類が変わり、多くのサンゴが北上していると言われている中で、今後喜界島のサンゴの種類も変わっていくかもしれません。
サンゴの図鑑制作によって喜界島の『今』を記録することにより、未来の研究につなげることができるとともに、研究の指標として残すことができます。
図鑑には、調査で見つかった150種以上のサンゴを種類ごとに生時、骨格の写真とともに解説しています。また喜界島はサンゴ礁が隆起して形成された島であり、陸上でも地層の中や石垣に化石のサンゴを観察することができます。
この図鑑では、喜界島で観察できる化石のサンゴの解説のほか、喜界島の成り立ちや、古くからサンゴを資源として活用してきた島民のサンゴ礁文化も紹介しております。まさにサンゴの島、喜界島のサンゴの魅力がつまった図鑑です。
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喜界町について
喜界島(きかいじま)は鹿児島県の奄美群島に属し、鹿児島から南へ約380km、奄美大島から約25kmの太平洋上に位置する隆起サンゴ礁の島です。
現在も年平均約2mmという世界トップクラスの速度で隆起し続け、海中には今も豊かなサンゴ礁が広がっています。
サンゴのミネラルを豊富に含んだ土壌での農業やサンゴの化石を利用した石垣など、島民の生活はサンゴと共に育まれてきました。
周囲48.6km、面積56.94k㎡の小さな島で、険しい山や河川はなく中央部には段丘が広がり一番高いところでも標高は211mしかなく、平坦な島といえます。主な産業はサトウキビを中心とした農業で中でも、白ゴマの生産量は国内一のシェアを誇ります。
【お知らせ】
2023年はたくさんの心温かいご寄附を賜り誠にありがとうございました。
皆様から頂いたご寄附は今後本町発展、活性化のため有効活用させていただきます。
本当にありがとうございました。
2024年も鹿児島県喜界町を応援よろしくお願いいたします。
鹿児島県 喜界町